*《&ruby(ビートルーパー){重騎甲虫};マイティ・ネプチューン/Heavy Beetrooper Mighty Neptune》 [#top]
 特殊召喚・効果モンスター
 星8/地属性/昆虫族/攻3000/守3000
 このカードは通常召喚できない。
 除外されている自分の昆虫族モンスター3体をデッキに戻した場合に特殊召喚できる。
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):エンドフェイズに、このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力は1000アップする。
 (2):自分・相手のメインフェイズに、
 フィールドのこのカードが相手の効果で、破壊された場合または除外された場合に発動できる。
 このカードを特殊召喚する。

 [[WORLD PREMIERE PACK 2022]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[除外]]ゾーンの[[昆虫族]]3体を[[デッキに戻し>デッキに戻す]]て[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[お互い]]の[[エンドフェイズ]]に自身以外の[[昆虫族]]の[[攻撃力]]を1000[[強化]]できる[[誘発効果]]、[[お互い]]の[[メインフェイズ]]に[[相手]]の[[効果]]で[[破壊]]・[[除外]]された場合に[[蘇生]]・[[帰還]]できる[[誘発効果]]を持つ。~
 [[除外]]ゾーンの[[昆虫族]]3体を[[デッキに戻し>デッキに戻す]]て[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[お互い]]の[[エンドフェイズ]]に自身以外の[[昆虫族]]の[[攻撃力]]を1000[[強化]]できる[[誘発効果]]、自身が[[お互い]]の[[メインフェイズ]]に[[相手]]の[[効果]]で[[破壊]]・[[除外]]された場合に自身を[[特殊召喚]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]の[[条件>召喚条件]]は[[除外]]されている[[昆虫族]]3体を[[デッキに戻す]]こと。~
 [[昆虫族]]で[[除外]]ゾーンを肥やす手段としては、[[《樹冠の甲帝ベアグラム》]]・[[《デビルドーザー》]]・[[《ジャイアントワーム》]]等の[[召喚条件]]で[[除外]]するのが最も容易いだろう。~
 [[《騎甲虫アームド・ホーン》]]の[[自己再生]][[コスト]]に用いる事でも[[除外]]でき、[[シンクロ召喚]]を扱う[[デッキ]]では[[《B・F−決戦のビッグ・バリスタ》]]の[[効果]]を用いる事でも一気に[[昆虫族]]を[[除外]]できる。~
 他にも能動的に活かす事は難しいが[[《応戦するG》]]の無差別[[除外]]に巻き込んだ[[昆虫族]]や、自身を[[除外]]して[[効果]]を[[発動]]する[[《黒光りするG》]]を利用するといった手段も考えられる。~
 [[昆虫族]]は元々[[除外]]された[[モンスター]]の再利用手段に乏しく、[[除外]]する事に[[メリット]]がある[[カード]]も[[《共振虫》]]程度しか存在しなかったため、[[除外]]を[[メリット]]に転換でき、さらに[[デッキ]][[バウンス]]による再利用も可能なこの[[カード]]の有用性は高い。~

 (1)の[[効果]]は[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する[[昆虫族]]の[[単体強化]]。~
 [[ノーコスト]]かつ永続的な[[強化]]であり、上昇値も大きいが、[[発動]]が[[エンドフェイズ]]と遅いため即効性はない。~
 また、[[強化]][[対象]]は自身以外であり、[[効果]]を活かそうとすると隣に別の[[昆虫族]]を並べる必要がある。~
 その代わり[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時にも[[発動]]できるため、この[[カード]]を維持しておくだけで[[自分]][[フィールド]]の[[昆虫族]]の[[攻撃力]]を凄まじい速度で上げていく事ができる。~

 (2)の[[効果]]は[[メインフェイズ]]限定の[[蘇生]]・[[帰還]]。~
 (2)の[[効果]]は[[メインフェイズ]]限定の[[自己再生]]・自己[[帰還]]。~
 実質的に[[1ターンに1度]]の[[破壊]]・[[除外]][[耐性]]として機能し、特に[[除外]]に対して強い[[昆虫族]]はこの[[カード]]が初めてと言ってよいほど。~
 [[【昆虫族】]]は[[除外]]に非常に弱い[[デッキ]]で、[[召喚条件]]も含めて弱点である[[除外]]に対して強く出られる点は大きい。~
 とはいえ[[バウンス]]や[[墓地へ送る]][[効果]]には無力だったり、[[バトルフェイズ]]や[[フリーチェーン]]の[[カード]]による[[スタンバイフェイズ]]・[[エンドフェイズ]]での[[除去]]など抜け穴自体は多いため、過信し過ぎないように注意したい。~

 [[昆虫族]]で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる高打点[[モンスター]]としては[[《樹冠の甲帝ベアグラム》]]や[[《デビルドーザー》]]が存在する。~
 [[特殊召喚]]の容易さではそれらに軍配が上がるが、上記の通りそれらの[[召喚条件]]で[[除外]]した[[昆虫族]]をこちらに利用できるため、競合相手と言うよりは寧ろ併用が望ましい。~
 なお、それらと異なりこの[[カード]]は[[蘇生制限]]を満たせば他の[[カード]]による[[蘇生]]・[[帰還]]も可能である。~
 [[《樹冠の甲帝ベアグラム》]]は[[コスト]]の数が3体なので、全て[[昆虫族]]で賄った場合は即座にこの[[カード]]の[[召喚条件]]も整う。~
 [[相手]][[ライフ]]が3000以下の場合、あちらの[[全体除去]]で[[相手]][[モンスター]]を一掃した後にこちらの[[直接攻撃]]を通す事で勝利できる。~
 [[《デビルドーザー》]]の場合、他にもう1体[[昆虫族]]が[[除外]]されている必要があるが、この2体で[[ランク]]8の[[エクシーズ召喚]]に繋げる事もできる。~
 いずれも合計[[攻撃力]]が十分な数値となるので、[[相手]][[フィールド]]ががら空きの場合は一気に[[ライフ]]を削れるだろう。~
 この[[カード]]は[[《共振虫》]]から容易に[[サーチ]]が可能であり、これも[[《樹冠の甲帝ベアグラム》]]・[[《デビルドーザー》]]と共有できるため無理なく採用できる。~
 [[《寄生虫パラノイド》]]を採用していれば、この[[カード]]が[[手札]]で[[腐った>腐る]]際にはあちらの[[効果]]で[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]できる点は覚えておいてもよい。~
 ただし他の[[カード]]に頼らずとも容易に[[特殊召喚]]でき、[[除外]]された[[カード]]の再利用ができるこの[[カード]]の[[メリット]]が殺されてしまうため、積極的に狙う必要性は薄い。~

 その他、[[効果]]を[[発動]]すると[[墓地リソース]]を失うため迂闊に扱いづらかった[[《B・F−決戦のビッグ・バリスタ》]]のフォローが可能。~
 (1)の[[効果]]は[[ノーコスト]]で[[エンドフェイズ]]毎に[[発動]]できるため、[[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]を並べればわざとこの[[効果]]を[[無効]]にし、あちらの[[蘇生]][[効果]]の[[トリガー]]にする事もできる。~
 [[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]はこの[[カード]]を[[蘇生]]する事も可能なため、並べる手段さえ用意できれば相性は悪くない。~

-''[[召喚条件]]である[[除外]]された[[昆虫族]]を[[デッキに戻す]]行為は、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻す]]事はできない''。~
[[墓地]]に[[エクストラデッキ]]に入る[[モンスター]]しかいない時の[[《究極封印神エクゾディオス》]]や[[融合モンスター]]を[[戻す]][[《E・HERO マリン・ネオス》]]とは異なるので間違えないようにしたい。~
[[メインデッキ]]に戻せる[[昆虫族]]が3体[[除外]]されていないと[[特殊召喚]]できないため、この[[カード]]を併用する場合は[[《騎甲虫アームド・ホーン》]]などで[[墓地]]から[[除外]]する[[昆虫族]]の選択は意識しておきたい。~

-元々は、[[TCG]]版[[Burst of Destiny]]で追加された12種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

-モチーフは「[[ネプチューンオオカブト>《ポセイドン・オオカブト》]]」だろう。

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストラクチャーズの「ストロング十九vsサイキック天道」戦で十九が使用。~
[[《騎甲虫クルーエル・サターン》]]の(1)で[[サーチ]]された後、[[除外]]状態の[[《B・F−必中のピン》]](1体目)・[[《騎甲虫スカウト・バギー》]]・[[《共振虫》]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]される(下記参照)。~
自身の(1)で[[《騎甲虫クルーエル・サターン》]]を[[強化]]しつつ高[[攻撃力]]で圧をかけたものの、返しの[[ターン]]に[[コントロール奪取]]された[[《大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス》]]に[[攻撃]]され[[相打ち]]にされた。~
その後[[《騎甲虫クルーエル・サターン》]]の(1)で2体目が[[サーチ]]され、[[除外]]状態の[[《B・F−必中のピン》]](2体目)・[[《ゴキポール》]]・[[《増殖するG》]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]し、[[《超雷龍−サンダー・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]した。~

--Vジャンプ掲載時は、[[特殊召喚]][[コスト]]に[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]を含めていたが、上記の通り本来は[[エクストラデッキ]]に加わる[[モンスター]]を使えないので誤りである。~
そのため、単行本では[[《B・F−必中のピン》]](1体目)に修正されている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ビートルーパー]]

//―《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【昆虫族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[WORLD PREMIERE PACK 2022]] WPP3-JP006 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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