*《&ruby(じんぞうにんげん){人造人間};−サイコ・ショッカー/Jinzo》 [#top]
 効果モンスター
 星6/闇属性/機械族/攻2400/守1500
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 お互いにフィールドの罠カードの効果を発動できず、
 フィールドの罠カードの効果は無効化される。

 [[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[お互い]]の[[罠カード]]の[[発動]]を封じ、[[効果]]を[[無効]]にする[[永続効果]]を持つ。~

 この[[カード]]が[[フィールド]]に存在する限り、[[お互い]]の[[プレイヤー]]はほぼ全ての[[罠カード]]を封殺されるので、その影響力は非常に大きい。~
 [[攻撃]]反応型[[罠カード]]だけでなく、[[《奈落の落とし穴》]]等の「[[召喚に成功した]]」時に[[発動]]する[[罠カード]]も封殺でき、[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]も封じられる。~
 ただし[[自分]]も[[罠カード]]でこの[[カード]]を守れず、[[ステータス]]は[[上級モンスター]]相応であることもあり、[[モンスター効果]]や[[戦闘破壊]]で対処されやすい。~

 [[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[蘇生]][[罠カード]]とは相性が良い。~
 [[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[特殊召喚]]すれば、その[[罠カード]]を[[不発]]にすることができる。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]でこの[[カード]]を[[蘇生]]している間に、[[《サイクロン》]]等で[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[破壊]]されても、[[自壊]][[効果]]は[[無効]]になるので、[[完全蘇生]]と同意義となる。~

 類似する[[効果]]を持つ[[《王宮のお触れ》]]と比較すると、[[罠カード]]と[[モンスター]]という種類の差からそれぞれの特徴が存在する。~
 [[《王宮のお触れ》]]は好きなタイミングで[[発動]]できる[[フリーチェーン]][[カード]]であり、[[相手]]の[[罠カード]]を不発にし消耗させることに長けている。~
 逆にこの[[カード]]の[[召喚]]時は、[[《昇天の角笛》]]等で「[[召喚]]自体を[[無効]]にする」しか、この[[カード]]の[[罠カード]]封印[[効果]]を止めつつそのまま[[破壊]]することはできない。~
 類似する[[効果]]を持つものの特徴が異なるので、使用する[[デッキ]]によってどちらを採用するか、もしくは両方とも採用するかが決まるだろう。~

 後述の通り、現在では多数の[[サポートカード]]に恵まれているため、それらを採用して専用[[デッキ]]を組むこともできる。~
 それぞれの[[カード]]の使用法やその場合のこの[[カード]]の活かし方については[[【サイコ・ショッカー】]]または各[[サポートカード]]のページを参照。~

-[[《スキルドレイン》]]との関係については、先に[[表側表示]]で[[効果]]が[[適用]]されている方が優先される。~
ただ、あちらが先出しされていてもこの[[カード]]に[[《禁じられた聖槍》]]等を使用して一時的な[[耐性]]を持たせれば、以後ずっと[[無効]]化し続けることができる。~

-[[《闇次元の解放》]]・[[《リビングデッドの呼び声》]]等、[[不完全蘇生>完全蘇生]][[カード]]との関係について(07/04/28)~
[[帰還]]した《人造人間−サイコ・ショッカー》を[[破壊]]されると、[[《闇次元の解放》]]は[[破壊]]される。~
《人造人間−サイコ・ショッカー》が[[破壊]]された時点で「[[永続効果]]」が消滅し、その後で[[《闇次元の解放》]]の[[自壊]]処理が行われるからである。~
後で[[バウンス]]して再利用することもできないので、しっかり覚えておきたい。~

--[[《闇次元の解放》]]は、途中で[[無効]]化されていたとしても「[[無効]]でなくなった後は関係が復活し、その後で処理がある場合は発生する」ということである。~
ただし、[[無効]]化中にどちらかが[[フィールド]]を[[離れる]]・[[裏側表示]]になる等のケースは除く。~
[[《リビングデッドの呼び声》のFAQ>《リビングデッドの呼び声》#faq]]にある[[《王宮のお触れ》]]に関するケースも参照すること。~

-「[[罠カード]]の[[効果]]を[[発動]]できず」とあるので、[[カードの発動]]だけでなく、[[フィールド]]に既に[[表側表示]]で存在する[[罠カード]]の[[効果の発動]]も不可能になる。~

-「[[フィールド]]の[[罠カード]]」とあるが、[[《スキルドレイン》]]と異なり[[フィールド]]で[[発動]]して[[効果処理時]]に[[フィールド]]から離れている[[罠カード]]も[[無効]]になる。~

-[[フィールド]]の[[罠カード]]しか[[無効]]にできないため、[[《ブレイクスルー・スキル》]]・[[《呪われた棺》]]などの[[墓地]]で[[発動]]する[[罠カード]]は[[無効]]にできない。~
また、[[《王家の財宝》]]に関しても、[[フィールド]]を介さず[[手札]]から直接[[墓地へ送る]]形での[[発動]]になるため、封じることはできない。~
//ブレイクスルースキルのほうが、このカードに対して使われたときに致命的なのでは
一方で本来[[手札]]から[[発動]]できる[[《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》]]等は、[[発動]]するために一度[[フィールド]]を介する必要がある故に、[[手札]]から使用する際にも[[発動]]自体ができない。~
//発動に成功した[[《王家の財宝》]]等例外はあるが。
//--また、[[効果処理時]]に[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しない[[罠カード]]も[[無効]]にできない。~
//例えば、[[チェーン]]1:[[《激流葬》]]、[[チェーン]]2:この[[カード]]を対象に[[《リビングデッドの呼び声》]]と組んだ場合、[[チェーン]]2でこの[[カード]]が[[特殊召喚]]されたことで[[チェーン]]1の[[《激流葬》]]は[[無効]]になる。~
//だが、[[チェーン]]3で[[《激流葬》]]を[[対象]]に[[《サイクロン》]]を[[発動]]した場合、[[《激流葬》]]は[[効果処理時]]には[[《サイクロン》]]の[[効果]]で[[墓地]]へ送られ「[[フィールド]]の[[罠カード]]」ではなくなっているため、[[無効]]にならない。~
//王宮のお触れ、サイレントソードマンLV7の裁定と食い違うためコメントアウト。

-[[環境]]において―~
--2000年9月に[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場し、すぐに[[00/11/01>禁止・制限カード/2000年11月1日]]で[[制限カード]]指定を受ける。~
当時の[[上級モンスター]]としては高い[[ステータス]]と、その影響力の高い[[モンスター効果]]が注目を集めた結果である。~
少し後に登場する[[帝]]や、[[貫通]][[効果]]を持つ[[上級モンスター]]と共に、「[[上級モンスター]]の[[攻撃力]]は2400」というラインを作り出す。~
そのため、[[《魂を喰らう者 バズー》]]・[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]等の、これらを一方的に倒せる[[攻撃力]]は、それだけで一定の評価を得ていた。~
また、[[攻撃力]]にばかり目が行きがちだが、[[《黒き森のウィッチ》]]で[[サーチ]]でき、[[《月読命》]]には対処されない絶妙な[[守備力]]も評価を受けていた。~
特に、後者は[[帝]]にもない利点である。~

--長い年月の後、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]で、[[準制限カード]]に[[制限緩和]]される。~
[[上級モンスター]]に限らず[[効果モンスター]]の[[モンスター効果]]が多様化し、[[攻撃力]]の高さよりもその[[汎用性]]が求められるようになる。~
同時期には[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]も登場しており、この[[カード]]も含めた[[機械族]]の投入率は低くなっていた。~

--そして、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]で、遂に[[制限解除]]される。~
[[シンクロモンスター]]を初め、様々な[[特殊召喚モンスター]]が登場し、かつて作り上げた[[攻撃力]]のラインもほとんど意味を成さないものとなってしまった。~
//一時期は[[《大嵐》]]が[[禁止カード]]となり、[[罠カード]]の投入が増加気味な[[環境]]にシフトしていったためにこの「罠封じ」の[[効果]]が注目されてきていたが、[[《大嵐》]]が[[制限カード]]に復帰した現在は、再び注目度は下がってきている。~
//ただし海外では現在[[《大嵐》]]が[[禁止カード]]に指定されているため「罠封じ」の影響は今なお大きいところがある。~
//[[《大嵐》]]の規制に評価を左右される[[カード]]の代表格の一つとも言えよう。~

--その後の[[OCG]][[環境]]では、[[相手]][[ターン]]でも[[効果]]を[[発動]]できたり種々の[[耐性]]を持つ[[効果モンスター]]が増えたことに加え、[[デュエル]]の速度上昇により遅い[[罠カード]]の投入枚数が減りやすい傾向にある。~
一方で[[《虚無空間》]]などの[[特殊召喚]]制限や、この[[カード]]と相性の良い[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[無効]]にしたい[[自分]]の[[罠カード]]も増えている。~
また、[[人造人間]]の[[カテゴリ]]化や専用[[サポートカード]]の登場もあり、かつてとは異なる新たな使い方で輝く[[モンスター]]となっている。~
---第9期では[[ペンデュラム召喚]]の普及や[[【推理ゲート】]]のギミックが普及したことで[[特殊召喚]]しやすくなり、[[罠カード]]に弱い[[【インフェルノイド】]]や[[【ペンデュラム召喚】]]などに採用されたこともある。~

-[[ANNIVERSARY PACK]]・[[GOLD SERIES]]・[[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]]など記念パックに収録されることが多い[[カード]]である。~
原作でも[[OCG]]でも人気と実力を兼ね備えていた[[カード]]であることの証明といえる。~

-[[英語名]]は「Jinzo」。~
一見すると安直な名称だが、英語で「サイコ(Psycho)」は精神疾患を表すスラングを含む語なので、それによる海外での規制を回避するためだろう。~
だが、そのシンプル且つ覚えやすい名前ゆえ、日本でも愛称として使用されることもある。~

-Vジャンプによるレジェンド[[モンスター]]総選挙の投票結果では、全20体中18位だった。~

-2019年7月26日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第2期投票では第6位にランクインした。~
//https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1158290291809497089

-原作での元々の使い手の「サイキック・パワー[[デッキ]](エスパー[[デッキ]])」における切り札であったことから、「[[OCG]]化がもっと遅ければ(または[[サイキック族]]が初期から存在していれば)[[サイキック族]]になっていたかもしれない」と言われる[[カード]]の1枚である。~
一方で[[機械族]]を[[強化]]する[[効果]]を持つ[[《百機夜工》]]の[[イラスト]]に登場するなど「[[機械族]]代表」としての存在感も強い。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」においてエスパー絽場が使用する、「サイキック・パワー[[デッキ]](エスパー[[デッキ]])」における切り札にして彼の[[アンティカード>賭けカード]]。~
「竜崎vsエスパー絽場」戦で[[フィニッシャー]]として初登場し、続く「城之内vsエスパー絽場」戦でも使用。~
[[《精神操作》]]と[[《洗脳−ブレインコントロール》]]で[[コントロール奪取]]した[[《ワイバーンの戦士》]]と[[《ランドスターの剣士》]]を[[生け贄]]として[[召喚]]された。~
(アニメでは後述の通り[[レベル]]6なので[[《ランドスターの剣士》]]のみを[[生け贄]]にしている。)~
[[《落とし穴》]]を[[破壊]]して[[直接攻撃]]を決め(アニメでは[[《串刺しの落とし穴》]]を[[破壊]]した後、[[《電脳増幅器》]]の[[強化]]で[[《ワイバーンの戦士》]]を[[戦闘破壊]]し)、城之内を一気に追い詰めた。~
だが、城之内の[[《ルーレット・スパイダー》]]で[[攻撃対象]]を[[ランダム]]に変更されてしまい、[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]と[[相打ち]]になって[[破壊された]]。~
(原作では続く[[《ベビードラゴン》]]の[[直接攻撃]]が決め手だが、アニメではこの時の[[戦闘ダメージ]]により敗北している。)~
その後、アンティ・ルールにより城之内に引き継がれ、以降は彼の切り札として大いに活躍した。~
[[攻撃]]名は「[[&ruby(サイバー){電脳};エナジーショック>《電脳エナジーショック》]]」(原作での「城之内vsリシド」戦では、「電脳」の部分が「でんのう」とルビが振られていた)、または「[[サイキック・ウェーブ>《サイキック・ウェーブ》]]」、[[効果]]名は「トラップ・サーチ」(アニメでの初登場時のみ「トラップ・クラッシュ」)。~
[[攻撃]]名は「[[&ruby(サイバー){電脳};エナジーショック>《電脳エナジーショック》]]」(原作での「城之内vsリシド」戦では、「電脳」の部分が「でんのう」とルビが振られていた)、または「[[サイキック・ウェーブ>《サイキック・ウェーブ》]]」、[[効果]]名は「トラップサーチ」(アニメでは「トラップ・クラッシュ」と呼ばれることもあった)。~

--原作では[[星]]7だったので[[生け贄召喚]]に必要な[[生け贄]]は2体だったが、「[[相手]]の[[罠カード]]のみを表裏問わず全て[[破壊]]」と、準[[ピーピング]]能力をも含んだ凶悪な[[効果]]だった。~
アニメでは[[OCG]]に準じて[[レベル]]6になったが、[[効果]]は回によって原作準拠だったり[[OCG]]準拠だったり統一されていなかった。~
アニメでの[[レアリティ]]は[[OCG]]に存在しない[[レア>Rare]]である(ただし、[[シークレットレア>Secret]]の表現の問題の可能性もある)~

---また、アニメでは「[[特殊合金で作られている>《不朽の特殊合金》]]ため[[《時の魔術師》]]の[[効果]]で錆びつかない」という設定が追加されていた。~

--アニメオリジナルの「乃亜編」では、ビッグ5の1人、ビッグ5こと海馬瀬人の元側近大門小五郎の仮の姿、及びそのデッキマスターとして登場した。~
原作[[効果]]がデッキマスター能力となっており、「vs海馬」戦では[[《王宮の勅命》]]と合わせて一方的に[[魔法・罠カード]]を封じる戦術をとった。~
バトルシティ後に公園で[[デュエル]]する子供、「KCグランプリ編」のデュエルコンピューターも使用した。~
デュエルコンピューターが使用した[[デュエル]]では、何故か[[自分]][[フィールド]]の[[《追い剥ぎゴブリン》]]がこの[[効果]]で[[破壊]]されている。~

--遊戯王Rの「城之内vsメンド・シーノ」戦においても、原作準拠の能力で登場。~
[[罠カード]]《強制回収》を[[破壊]]し、返しの[[ターン]]に[[攻撃力]]を[[自己強化]]した[[《デスサイズ・キラー》]]の[[攻撃]]を受けたが、[[《右手に盾を左手に剣を》]]と[[《時の機械−タイム・マシーン》]]の[[コンボ]]により返り討ちにした。~
更に次の[[ターン]]には[[《ガード・マンティス》]]を[[戦闘破壊]]して[[フィニッシャー]]となった。~

--アニメGXではこの[[カード]]の精霊が登場し、自身を切り札とする[[デッキ]]で十代と[[デュエル]]している。~
[[《怨念のキラードール》]]と[[《エクトプラズマー》]]や、自身と[[《リビングデッドの呼び声》]]などの[[コンボ]]を多用した戦術を見せた。~
また、ジェネックスの予選においては丸藤翔と対戦したレッド寮の生徒が使用し、翔を窮地に陥れている。~
更に、「サイバー流」への対抗勢力の「サイコ流」なる[[デッキ]]使い・猪爪誠が登場し、「サイコ流の申し子」であるこの[[カード]]を使用している。~

---このキャラクターの声優を務めた鶴岡聡氏は、前作DMでビッグ2こと大瀧 修三(初代)等を、同作でドクター・コレクターの声を担当している。~

--アニメ5D's第5期OPの冒頭部分で、この[[カード]]が登場している。~

--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};第92話では、学園祭の出し物「MonseterCafe」の中にある絵として登場した。~

--アニメARC-Vの第126話において、赤馬零王がリアルソリッドビジョンに関する話をしている際の回想シーンで、その姿が登場している。~

--アニメVRAINSの「スペクターvsライトニング」戦にて、ライトニングが使用した[[通常魔法]]《&ruby(ジャッジメント・ソード){裁きの剣};》の[[イラスト]]に描かれている。~

--漫画OCGストラクチャーズにおける「出須vsライト月子」戦ではライト月子が使用。~
[[《人造人間−サイコ・レイヤー》]]の[[エクシーズ素材]]として使われている他、各種[[サポートカード]]との連携で[[デッキ]]の[[キーカード]]として活躍している。~
最終的には[[《人造人間−サイコ・ジャッカー》]]の[[特殊召喚]]に対して[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]する[[コンボ]]で大量展開し、[[《リミッター解除》]]で[[全体強化]]することで[[フィニッシャー]]となった。~

--澤井啓夫氏の漫画『真説ボボボーボ・ボーボボ』では、ところ天の助が変身した姿としてこの[[モンスター]]が登場している。~
なお、同作者による前作『ボボボーボ・ボーボボ』では[[《オシリスの天空竜》]]と[[《光の護封剣》]]が登場している。~

--『週刊少年ジャンプ』の漫画『守れ!しゅごまる』第18話において、鋼鼠が「([[ドラゴン>ドラゴン族]]が法廷を潰したら)加重逃走罪」と言ったことに対し、守護丸がこの[[カード]]で[[無効]]にすると発言したが、「加重逃走罪は[[罠カード]]じゃない!!」と否定されていた。~

--『恋するワンピース』136話において、嘘風の開発した本の中に入れる機械を見た菜美がこの[[モンスター]]の製造機かとツッコんでおり、[[《電脳増幅器》]]そっくりの形をしていた。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[OCG]]より早くDM3で初登場。~
この時は[[レベル]]6の[[機械族]]として登場し、結果[[OCG]]化される時も[[レベル]]6の[[機械族]]となった。~
DM3・DM4では[[通常モンスター]]であり、[[テキスト>フレイバー・テキスト]]には「超能力を身に付けるため人間を捨てて生まれ変わった」とある。~
DM7・DM8では、原作と同じく「相手の場の[[罠カード]]を全て[[破壊]]する」という[[効果]]を得た。~
DM7では[[起動効果]]なので基本的に1度だけしか使用できないが、DM8では[[永続効果]]であり、場に出せば[[自分]]・[[相手]][[ターン]]を問わず、[[相手]]の[[罠カード]]を[[破壊]]してくれる。~
[[《激流葬》]]を3枚積みする決闘者が多い後半ではなかなか役に立つ[[カード]]。~

--フォルスバウンドキングダムでは、絽場の初期[[モンスター]]として登場する。~
しかし、体力中心の低成長型のために攻守の上がりが悪く、[[OCG]]とはうってかわって戦闘面にはあまり期待できない。~
主に魔法を使ったサポートや、スペシャル攻撃「&ruby(サイバー){電脳};エナジーショック」で相手全体を混乱させることに使われる。~

--[[遊戯王オンライン]]では、2006年10月適用の禁止・制限で[[禁止カード]]に指定されていた。~
これによって、[[遊戯王オンライン]]では[[【ロックバーン】]]が流行し、[[ビートダウン]]志向の[[プレイヤー]]を苦しめた。~

--TAG FORCEシリーズでは、1〜3で上記アニメGXの精霊がパートナーキャラクターとして登場。~
アニメで使用した[[《エクトプラズマー》]]を中心にした[[【闇属性】]]や、[[【サイコ・ショッカー】]]、[[禁止カード]]入り[[デッキ]]では[[【お触れホルス】]]、[[【サイキック族】]]と使用[[デッキ]]は多岐にわたる。~
また、彼が[[機械族]]であることを反映してか、ドローパンの味の好みが特別なものを除き全て大嫌いという特殊な設定がなされている。

--デュエルリンクスでもエスパー絽場が使用し、専用ボイスとムービーも存在する。~
絽場以外にも城之内(DM)や城之内(DSOD)でこの[[カード]]を[[召喚]]した際にも同様のムービーが流れる。~
また絽場はこの[[カード]]に関連するスキル「サイコデッキ猛攻」「トラップサーチ能力」を使用できる。~
獏良(DSOD)にも専用ボイスが用意されている。

---期間限定イベントでのCPU専用スキルとして、この[[カード]]を[[フィールド]]に出現させる「トラップサーチ」・「力を借りるぜ!」が存在する。~
前者は「決闘年代記 バトル・シティ開幕!!」でのエスパー絽場Lv.40が、後者は「タッグデュエルトーナメント」のHARDでプレイヤーと[[タッグ>タッグデュエル]]となる城之内が使用する。~

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では、[[デッキ]]に1枚しか投入できない[[レジェンドカード>rushwiki:レジェンドカード]]として登場。~
通常の[[上級モンスター]]の[[攻撃力]]が原則2100止まりの[[ラッシュデュエル]]でこの[[攻撃力]]は破格であり、更に[[速攻魔法]]や[[モンスター]]の[[誘発効果]]・[[誘発即時効果]]もないため、ほぼ確実に[[攻撃]]を通す事が可能な強力[[カード]]である。~
一方でこの[[カード]]を[[速攻魔法]]等で守ることもできず、また[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]が行いやすいルールのため、返しの[[ターン]]で倒されてしまう事も多く場持ちが悪い。~
[[RUSH:《人造人間−サイコ・ショッカー》>https://yugioh-wiki.net/rush/index.php?%E3%80%8A%E4%BA%BA%E9%80%A0%E4%BA%BA%E9%96%93%EF%BC%8D%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%8B]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[人造人間]]

-[[《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》]]
//直接的なリメイクなので表記

-[[《人造人間−サイコ・レイヤー》]]

―類似[[効果]]
-[[《天魔神 インヴィシル》]]
-[[《マジック・キャンセラー》]]

-[[《黒の魔法神官》]]

-[[《王宮のお触れ》]]
-[[《罠封印の呪符》]]

―《人造人間−サイコ・ショッカー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《サイキック・ウェーブ》]]
-[[《電脳エナジーショック》]]
-[[《電脳増幅器》]]
-[[《百機夜工》]]
-[[《不朽の特殊合金》]]

-[[《サイコ・ショックウェーブ》]]

***《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[カード名]]が[[テキスト]]に[[記されたカード>カード名が記されたカード]] [#list]
 ※は「《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[カード名]]が[[テキスト]]に[[記されたカード>カード名が記されたカード]]」に関係する[[効果]]を持つ[[カード]]~
-[[モンスターカード]]
--[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]
--[[《人造人間−サイコ・ジャッカー》]]
--※[[《魔鏡導士サイコ・バウンダー》]]

--[[《サイコ・ギガサイバー》]]

--[[《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》]]
--[[《人造人間−サイコ・ロード》]]

-[[魔法カード]]
--[[《宇宙との交信》]]
--※[[《宇宙の法則》]]
--[[《サイキック・ウェーブ》]]
--[[《電脳エナジーショック》]]
--[[《電脳増幅器》]]
--[[《不朽の特殊合金》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイコ・ショッカー】]]
-[[【お触れビート】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-00 &size(10){[[Secret]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-06
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-090 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-009
-[[天空の聖域]] 308-057 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP067 &size(10){[[Ultra]]};
-[[GOLD SERIES]] GS01-JP004 &size(10){[[Normal]],[[Gold]]};
-[[ANNIVERSARY PACK]] YAP1-JP008 &size(10){[[Ultra]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP062 &size(10){[[Ultra]]};
-[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP004 &size(10){[[Gold]]};
-[[デッキカスタムパック01]] DC01-JP014 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Parallel]]};
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP16-JP026 &size(10){[[Super]]};
-[[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]] 20AP-JP016 &size(10){[[N-Parallel]]}; 
-[[デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−]] DP24-JP038

**FAQ [#faq]
Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[召喚]]に対し、[[《落とし穴》]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[召喚に成功した]]時点で[[永続効果]]が[[適用]]されるので、[[《落とし穴》]]は使えません。~
  [[《激流葬》]]等、他の[[召喚]]反応型[[通常罠]]も同様です。

Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[召喚]]に対し、[[《神の宣告》]][[《神の警告》]]は[[発動]]できますか?~
A:[[召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]は、[[召喚]]自体をなかった事とするため、[[《神の宣告》]][[《神の警告》]]は使えます。~
  [[召喚に成功>召喚に成功した]]しなければ、この[[カード]]の[[永続効果]]は[[適用]]されません。~

Q:[[相手]]が[[《闇次元の解放》]]で、《人造人間−サイコ・ショッカー》を[[対象]]に指定しました。~
  [[《闇次元の解放》]]の[[発動]]に対し、[[《砂塵の大竜巻》]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[《闇次元の解放》]]を[[発動]]した時点では、まだ《人造人間−サイコ・ショッカー》は[[フィールド]]に[[特殊召喚]]されていません。~
  よって、[[永続効果]]は[[適用]]されず、[[《砂塵の大竜巻》]]は[[発動]]でき、[[《闇次元の解放》]]は[[不発]]となります。

Q:[[《スキルドレイン》]]の[[発動]]に[[チェーン]]して、この[[カード]]を[[蘇生]]した場合、どうなりますか?~
A:《人造人間−サイコ・ショッカー》が先に[[フィールド]]へと存在する扱いになるため、[[《スキルドレイン》]]は[[無効]]化されます。

Q:この[[カード]]に、[[《天罰》]]で対応できますか?~
A:いいえ、できません。~
  《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[効果]]は[[永続効果]]であり、[[《天罰》]]は[[永続効果]]に対して[[発動]]できません。

Q:[[《闇次元の解放》]]で《人造人間−サイコ・ショッカー》を[[帰還]]させた後に、[[《風帝ライザー》]]で[[《闇次元の解放》]]を[[バウンス]]しました。~
  《人造人間−サイコ・ショッカー》は[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、されません。(09/01/31)

Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する時、すでに[[表側表示]]で存在する[[《血の代償》]]・[[《強制終了》]]等の[[効果の発動]]をする事ができますか?~
A:[[発動]]できません。(09/11/12)

Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が[[装備カード]]になっている時、[[罠カード]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(10/05/07)

Q:《人造人間−サイコ・ショッカー》が[[裏側守備表示]]で存在するときに[[《カオス・インフィニティ》]]を[[発動]]しました。~
  《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[永続効果]]の[[適用]]タイミングや[[《カオス・インフィニティ》]]の[[効果]]処理はどのようになりますか?~
A:この場合、[[《カオス・インフィニティ》]]の[[効果]]処理を終えた後に、《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[効果]]が[[適用]]されます。(13/02/20)

Q:[[《リミッター・ブレイク》]]の[[墓地]]で[[発動]]する[[罠カード]]を[[無効]]にできますか?~
A:いいえ、[[発動]]も[[効果]]も[[無効]]化する事ができません。(13/03/30)

Q:この[[モンスター]]が存在する時、[[《真竜拳士ダイナマイトK》]]の[[効果]]はどうなりますか?~
A:[[デッキ]]から[[永続罠]]を[[発動]]することができないため、必ず[[手札]]に[[加える]]ことになります。(18/12/13)

Q:この[[モンスター]]が存在する時、[[《幻煌龍の浸渦》]]を[[手札]]から[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が[[フィールド]]に存在する場合、[[《幻煌龍の浸渦》]]を[[手札]]から[[発動]]することはできません。(18/12/13)

Q:[[《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》]]を自身の(1)の[[効果]]により[[特殊召喚]]し、それを[[トリガー]]に[[相手]]は[[《激流葬》]]を[[発動]]しました。~
  それに[[《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》]]の(2)の[[効果]]を[[チェーン]]し、《人造人間−サイコ・ショッカー》を[[特殊召喚]]して[[《激流葬》]]を[[破壊した]]場合、この[[フィールド]]から離れている[[《激流葬》]]は《人造人間−サイコ・ショッカー》によって[[無効]]になりますか?~
A:[[フィールド]]にて[[発動]]した[[罠カード]]の[[効果]]となりますので、《人造人間−サイコ・ショッカー》の[[効果]]により[[無効]]になります。(20/06/07)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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