*《&ruby(じんらい){迅雷};の&ruby(きし){騎士};ガイアドラグーン/Gaia Dragon, the Thunder Charger》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
 レベル7モンスター×2
 このカードは自分フィールドのランク5・6のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 [[GALACTIC OVERLORD]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[ランク]]5・6[[エクシーズモンスター]]を経由して[[エクシーズ召喚]]できる[[効果外テキスト]]、[[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]を持つ。~

 [[ランク]]7には同[[攻撃力]]で[[コントロール奪取]][[効果]]を持つ[[《No.11 ビッグ・アイ》]]や[[破壊]][[効果]]を持つ[[《幻獣機ドラゴサック》]]が存在するため、[[ランク]]5・6の[[エクシーズモンスター]]に重ねる[[効果]]で[[エクシーズ召喚]]したい。~
 [[効果]]使用[[ターン]]に[[攻撃]]制限のかかる[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]や[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]に重ねて、[[直接攻撃]]に繋げれば有用である。~
 打点が不安な[[《甲虫装機 エクサスタッグ》]]・[[《甲虫装機 エクサビートル》]]を[[除去]][[効果]][[使用]]後に素材にするのも有効である。~
 また、[[《精神操作》]]等で[[コントロール奪取]]した[[相手]]の[[ランク]]5・6[[エクシーズモンスター]]に重ねることで、[[エンドフェイズ]]に[[コントロール]]が戻ることを避けられる。~

 [[効果]]のために[[エクシーズ素材]]を維持する必要がないため、[[《エクシーズエナジー》]]や[[《皇の波動》]]等の[[エクシーズ素材]]を消費する[[魔法・罠カード]]とは相性が良い。~
 中でも[[貫通]][[効果]]を維持したまま[[2回攻撃]]が可能となる[[《鬼神の連撃》]]との相性は抜群である。~
 一方、能動的に[[エクシーズ素材]]を[[墓地へ送る]]ことができず、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]にタイムラグが生じる点には注意したい。~

 ただ、どのような用途でも[[元々の攻撃力]]が高く、他の[[効果]]も持つ[[《FA−ダーク・ナイト・ランサー》]]の存在は意識したい。~
 単に[[攻撃力]]が欲しいならばあちらでよく、[[貫通]]も活かせる機会は少なめ。~
 明確に勝っている点は[[1ターンに1度]]の制限が無いくらいであり、複数体の[[ランク]]5・6を並べられる[[デッキ]]で活路を見出したい。~

-[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]に続く2例目の「特定の[[エクシーズモンスター]]の上に重ねて[[エクシーズ召喚]]できる[[エクシーズモンスター]]」だが、あちらよりも非常に条件が緩い。~
この[[カード]]の存在により、実質的に[[ランク]]5・6の[[エクシーズモンスター]]は全て[[攻撃力]]2600の[[貫通]][[効果]]持ち[[アタッカー]]及び[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]になる上、[[効果]]を[[発動]]する[[ターン]][[攻撃]]できないという[[制限>誓約効果]]が実質無意味となる。~
また、[[《セイクリッド・トレミスM7》]]を経由することで、全ての[[セイクリッド]][[エクシーズモンスター]]からこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]できる。~
このように、[[汎用性]]が高く制約も特にないため、[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]や[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]との[[コンボ]]で[[1ターンキル]]が多発する要因にもなった。~
--これを反省してか、これ以降に登場した同系の[[エクシーズモンスター]]は、重ねられる[[エクシーズモンスター]]の範囲が狭かったり[[メインフェイズ]]2に限定されたりと、何らかの制約が付けられていた。~
--これを反省してか、これ以降に登場した同系の[[エクシーズモンスター]]は、重ねられる[[エクシーズモンスター]]の範囲が狭かったり[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]に限定されたりと、何らかの制約が付けられていた。~
だが、長い時を経て全体がインフレした事もあってか、2023年には同じ条件で出せる[[《FA−ダーク・ナイト・ランサー》]]が登場しており、時代の変化を感じさせる。~

-原作における遊戯のエース[[モンスター]]の1体である[[《暗黒騎士ガイア》]]から続く、「ガイア」と名の付く騎士型[[モンスター]]。~
中でも[[《竜騎士ガイア》]]は、[[属性]]・[[種族]]・[[ステータス]]・星の数などに共通点が多く見られる。~
[[イラスト]]は、竜と騎士が一体の機械となっている[[《大地の騎士ガイアナイト》]]に似た形状となっている。~
[[貫通]][[効果]]を有するという点も、[[《暗黒騎士ガイア》]]系統の[[サポートカード]][[《螺旋槍殺》]]と共通している。~

--[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]の「疾風」とこの[[カード]]の「迅雷」を合わせると、「疾風迅雷」という四字熟語になる。~
「迅雷」については[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]を参照。~

-[[環境]]で活躍した[[デッキ]]にも何度か採用された実績を持つ汎用[[カード]]なのだが、初の再録は登場11年後の[[トーナメントパック2023 Vol.1]]とかなりの時間を要した。~
初登場時の[[レアリティ]]が[[スーパーレア>Super]]であったこともあり、過去には市場価格が高騰していた時期も見られた。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「鉄男&小鳥vsデュエルロボ」戦では[[エクシーズ召喚]]候補の[[エクシーズモンスター]]の一枚として表示されている。~
アニメZEXALの「鉄男&小鳥vsデュエルロボ」戦では[[エクシーズ召喚]]候補の[[エクシーズモンスター]]の1枚として表示されている。~


//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《竜騎士ガイア》]]

-[[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]

―《迅雷の騎士ガイアドラグーン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《エクシーズ熱戦!!》]]
-[[《三位一択》]]
-[[《D・D・D》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【聖刻】]]
-[[【甲虫装機】]]
-[[【セイクリッド】]]
-[[【ゼンマイ】]]
//-[[【征竜】]]
-[[【電子光虫】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[GALACTIC OVERLORD]] GAOV-JP046 &size(10){[[Super]]};
-[[トーナメントパック2023 Vol.1]] 23TP-JP110

**FAQ [#faq]
Q:[[ランク]]5・6の[[エクシーズモンスター]]1体の上に重ねて[[エクシーズ召喚]]するのですか?~
  それとも、2体の[[エクシーズモンスター]]を重ねた上に重ねるのですか?~
A:1体の上に重ねます。(12/02/18)

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