*《&ruby(クリストロン){水晶機巧};−グリオンガンド/Crystron Quariongandrax》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星９/水属性/機械族/攻3000/守3000
 チューナー２体以上＋チューナー以外のモンスター１体
 (1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、
 そのＳ素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
 そのモンスターを除外する。
 (2)：Ｓ召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
 このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター１体を対象として発動できる。
 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

　[[レイジング・テンペスト]]で登場した[[水属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[シンクロ召喚に成功した]]場合に[[相手]][[フィールド]]・[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]する[[誘発効果]]、[[シンクロ召喚]]した状態で[[破壊された]]場合に[[モンスター]]を[[帰還]]する[[誘発効果]]を持つ。~

　[[シンクロ召喚]]に複数の[[チューナー]]を求めるため、[[シンクロ召喚]]にはやや工夫が必要になる。~
　[[【クリストロン】]]で出すならば、[[《水晶機巧−サルファフナー》]]や[[《異次元海溝》]]を[[クリストロン]]の[[下級]]非[[チューナー]]で[[破壊]]することで[[モンスター]]３体を並べるのが良いか。~
　２体の[[チューナー]]を[[特殊召喚]]する[[《クリストロン・エントリー》]]も効果的である。~
　[[相手]][[ターン]]で出すことを狙うのならば[[下級モンスター]]を複数[[フィールド]]に並べて置き、[[《水晶機巧−クオンダム》]]や[[《アクセル・シンクロン》]]を使って出したい。~
　[[【ジャンクドッペル】]]なら[[《ジャンク・シンクロン》]]＋[[《ドッペル・ウォリアー》]]と[[手札コスト]]１枚あれば[[相手]][[ターン]]での[[シンクロ召喚]]を狙える。~
　２体で[[《アクセル・シンクロン》]]を出したあと、その[[効果]]で[[《ジェット・シンクロン》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[蘇生]]させ、[[ドッペル・トークン]]とで[[《フォーミュラ・シンクロン》]]をだせば準備が整う。~

　(1)の[[効果]]は[[モンスター]]の[[除外]]。~
　[[シンクロモンスター]]では貴重な[[フィールド]]・[[墓地]]の[[カード]]を複数[[除外]]できる[[カード]]。~
　[[ボード・アドバンテージ]]と[[墓地アドバンテージ]]のどちらも削れるため[[シンクロ召喚]]できれば一定の活躍はできる。~
　同[[レベル]]の[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]と比較すると[[フィールド]]から[[除外]]できる枚数が多い代わりに[[対象]]を取る点や[[手札]]・[[魔法・罠カード]]を狙えない点で差があるのでうまく使い分けたい。~

　(2)の[[効果]]は[[モンスター]]の[[帰還]]。~
　[[除去]]への保険にはなるが、[[相手]]がこの[[カード]]を[[破壊]]してくれるかは怪しいため、場合によっては[[クリストロン]]の[[下級]]非[[チューナー]]などで能動的に[[破壊]]しても良い。~
　[[相手]]の[[モンスター]]も[[対象]]に取れるため、(1)の[[効果]]で[[除外]]した大型[[モンスター]]を上手く奪えれば儲けものだろう。~

-[[《王者の調和》]]で[[特殊召喚]]した場合、[[特殊召喚]]は[[シンクロ召喚]]ではあるが[[除外]]した[[モンスター]]は[[シンクロ素材]]扱いではないため(1)の[[効果]]は使えない。

-(2)の[[効果]]は、[[シンクロ召喚に成功した]]この[[モンスター]]が「[[《月の書》]]で[[裏側守備表示]]になった後[[破壊]]された」「[[《亜空間物質転送装置》]]で一度[[除外]]され戻った後[[破壊]]された」場合でも条件を満たせる。(16/10/20)

-[[チューナー]]の数が２体で固定されている[[シンクロモンスター]]はすでに何体か存在していたが、「[[チューナー]]２体''以上''」という[[シンクロ素材]]の指定は初である。~
ただし、指定の方法は異なるが事実上３体以上の[[チューナー]]が使用可能な[[シンクロモンスター]]としては[[《ＸＸ−セイバー ガトムズ》]]が既に存在する。~

-同[[レベル]]の[[クリストロン]][[シンクロモンスター]]には[[シンクロ素材]]を[[シンクロモンスター]]に限定している[[《水晶機巧−フェニキシオン》]]が存在する。~
//こちらは[[チューナー]]２体の「ダブルチューニング」を必要とする点を考えると、恐らくはアニメ5D'sの[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]と[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]の様な対になる関係を意図されたものだろう。~
[[効果]]はこちらが[[モンスター除去]]と[[帰還]][[効果]]に対し、あちらは[[魔法・罠除去]]と[[蘇生]][[効果]]という対になっている。~
//妄想も甚だしいので
//これ妄想か？普通に妥当な意見だと思うんだが
//5D's云々はどこからどう見ても妄想です

-竜のような姿を踏まえると、[[カード名]]は「[[ヨルムンガンド>《ヨルムンガルド》]]」を意識していると思われる。~
「グリオン」は[[クオン>《水晶機巧−クオン》]]と[[リオン>《水晶機巧−リオン》]]を合わせたものか。~
また、[[レベル]]や[[イラスト]]の特徴を考えると、上の２体と[[《水晶機巧−サルファフナー》]]を[[シンクロ素材]]とした[[モンスター]]だと思われる。~
また、四神の上位存在である四霊のうち、「応龍」もモチーフと思われる。~
応龍は地上で受けた穢れが原因で天に帰れなかったという逸話があり、邪悪な血脈故に疎まれたヨルムンガンドが選ばれたのだろう。~


//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[クリストロン]]

―複数の[[チューナー]]を[[シンクロ素材]]として要求する[[シンクロモンスター]]は[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》>《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》#card]]を参照。~


//-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]
//対象をとる効果だし、手札から除外できないしあまり似ていない

―《水晶機巧−グリオンガンド》の姿が見られる[[カード]]
-[[《真竜機兵ダースメタトロン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【クリストロン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[レイジング・テンペスト]] RATE-JP046 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：

***(2)の効果について [#faq2]
Ｑ：この[[カード]]の(2)の[[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[相手]]が[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]し、[[自分]]の[[モンスターゾーン]]に空きがなくなった場合、[[効果]]処理はどうなりますか？~
Ａ：[[対象]]に選択した[[モンスター]]は[[特殊召喚]]できないため、[[墓地]]に戻します。(16/12/04)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《水晶機巧−グリオンガンド》,モンスター,シンクロモンスター,効果モンスター,星9/水属性/機械族/攻3000/守3000,クリストロン);