*《&ruby(せいはりゅう){征覇竜};−ブレイズ》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
 レベル7モンスター×2
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を破壊する。
 (2):ドラゴン族か炎属性モンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる。
 このカードを墓地から特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合にEXデッキに戻る。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[Vジャンプ(2023年11月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]で登場した[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[自分]]の[[手札]]・[[フィールドのカード]]と[[相手]][[フィールドのカード]]を1枚ずつ[[破壊]]する[[起動効果]]、[[手札]]・[[墓地]]から[[ドラゴン族]]または[[炎属性]]を2体[[除外]]し[[自己再生]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は[[自分]][[フィールド]]・[[手札]]の[[カード]]と[[相手]][[フィールドのカード]]の[[破壊]]。~
 [[ランク]]7の[[除去]]としては[[1:1交換]]の[[効果破壊]]と一見平凡であり、同[[ランク]]帯には競合先も多い。~
 それらに対するこの[[カード]]の優位点は、[[対象を取らない>対象をとらない効果]]点と[[自分]]の[[カード]]を[[効果破壊]]できる点である。~
 特に[[手札]]の[[カード]]を能動的に[[破壊]]できる[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]は貴重であり、性質上[[先攻]]1ターン目での[[発動]]が難しい点を除けば[[コンボ]]の始動役としても優秀であると言えるだろう。~
 また[[エクシーズ素材]]に指定のない[[ランク]]7の[[除去]][[効果]]には全体的に[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]]ものが多く、[[【ランク7】]]で[[対象]][[耐性]]を持つものを仮想敵に据える場合も優先度が上がる。~
 [[除去]]後にはそのまま[[アタッカー]]として運用でき、やはり同[[ランク]]帯では比較的高めの[[攻撃力]]を有するため持て余すことも少ないだろう。~

 (2)は[[炎属性]]または[[ドラゴン族]]合計2体を[[コスト]]にした[[自己再生]]。~
 [[手札]]からも[[除外]]できるが、できれば[[墓地]]から[[除外]]して消費を抑えたい。~
 [[除外]]された場合の[[効果]]を持つ[[モンスター]]を[[コスト]]に使ったり、[[帰還]]手段を備えていれば尚良い。~
 逆に、狙った[[自分]]の[[手札]]・[[墓地]]の[[炎属性]]または[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[除外]]する為にも利用できる。~
 [[リンク召喚]]などの素材にするほか、(1)で自身を[[破壊]]することでも能動的にこれを[[フィールド]]から[[墓地へ送る]]ことが可能。~
 [[エクシーズ素材]]が無いため、[[自己再生]]した後の活用法は単純な[[アタッカー]]や素材利用に留まるが、[[フィールド]]を[[離れる]]と[[エクストラデッキ]]に[[戻る>戻す]]点には注意。~
 [[《天霆號アーゼウス》]]・[[《厄災の星ティ・フォン》]]等を重ねられれば[[バウンス]]を阻止できるが、前者は肝心の[[リセット]][[効果]]がそのままでは使えず、後者は重ねる条件が[[相手]]に依存するうえ[[自分]][[フィールド]]の他の[[モンスター]]との兼ね合いもある。~
 無理に踏み倒そうとせず、何度でも[[エクシーズ召喚]]が可能になる[[効果]]とだけみなして運用するのもひとつの手だろう。~

-(2)で[[特殊召喚]]した場合[[エクストラデッキ]]に戻る事が確定しているため、この[[カード]]を[[除外]]して[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する事はできない。~

-2023年のVジャンプの[[付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]が[[リメイク]]を続けていた事を踏まえると、おそらく[[征竜]]を意識した[[カード]]だろう。~
直接のモチーフは、全ての[[ステータス]]が一致し[[カード名]]も類似する[[《焔征竜−ブラスター》]]か。~
(1)はあちらの固有[[効果]]である[[除去]][[効果]]を、(2)はあちらの共通[[効果]]である[[特殊召喚]][[効果]]及び[[バウンス]][[効果]]が意識されている。~

-[[炎属性]]で[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]できる点は、発売時期の近い[[ストラクチャーデッキR−炎王の急襲−]]との連動が意識されたのだろうか。~
ただし[[【炎属性】]]は[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]を得意としておらず、[[ランク]]7を[[【炎王】]]・[[【フレムベル】]]・[[【ラヴァル】]]らに採用するのは難しいため偶然の可能性もある。~
--後に[[シンクロ召喚]]に特化した[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]の[[【天盃龍】]]が登場している。~

-[[イラスト]]では火山を踏みつけるほど巨大なドラゴンとして描かれており、背景で飛んでいる翼竜らしき影と比較しても異常なほど大きな[[モンスター]]である模様。~
仮にイラストの場所が[[《焔征竜−ブラスター》]]と同一の地点だとすると、せいぜい火山と同サイズかそれよりも小さいあちらが文字通り足元にも及ばないほどのサイズ差があると思われる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《焔征竜−ブラスター》]]

-[[自分と相手のカードを1枚ずつ破壊するカード>《スクラップ・ドラゴン》#card]]

//―《征覇竜−ブレイズ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2023年11月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]] VJMP-JP243 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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