*《&ruby(パティシエル){聖菓使};クーベル/Patissciel Couverture》 [#top]
 融合・ペンデュラム・効果モンスター
 星5/闇属性/天使族/攻1700/守 700
 【Pスケール:青1/赤1】
 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
 自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
 【モンスター効果】
 Pモンスター×2
 (1):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
 このカードを自分のPゾーンに置く。

 [[WORLD PREMIERE PACK 2022]]で登場した[[闇属性]]・[[天使族]]の[[融合>融合モンスター]]・[[ペンデュラムモンスター]]。~
 もう一方の[[ペンデュラムゾーン]]に[[エクストラデッキ]]の[[表側表示]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[置く]][[ペンデュラム効果]]、[[モンスターゾーン]]で[[破壊された]]この[[カード]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[置く]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]は[[ペンデュラムモンスター]]2体であり、[[【ペンデュラム召喚】]]かつ[[融合召喚]]のギミックを採用する[[デッキ]]なら無理なく[[融合召喚]]できる。~
 [[《ペンデュラム・フュージョン》]]なら[[ペンデュラムモンスター]]を[[エクストラデッキ]]に送りつつ[[融合召喚]]が可能。~
 [[闇属性]]のため[[《捕食植物ブフォリキュラ》]]と[[《捕食植物トリアンティス》]]の[[ペンデュラム効果]]を活用でき、その2枚で[[融合召喚]]可能。~

 また[[レベル]]5であるため[[《簡易融合》]]でも[[融合召喚]]でき、[[自壊]]も(1)の[[モンスター効果]]に繋がる。~
 [[効果]]は無視して、[[《簡易融合》]]から供給できる[[闇属性]]・[[天使族]]・[[融合>融合モンスター]]・[[ペンデュラムモンスター]]という点を活かすのも良い。~
 [[《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》]]の[[リンク素材]]、[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]の[[融合素材]]、[[《ペンデュラム・エボリューション》]]の追加[[ペンデュラム召喚]]の条件を満たすための[[モンスター]]等に適する。~

 [[ペンデュラム効果]]は[[エクストラデッキ]]の[[表側表示]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[置く]][[効果]]。~
 [[置く]][[カード]]に[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で存在する以外の制限はないため、本来は再利用が難しい[[カード]]の[[ペンデュラム効果]]の再利用が可能。~
 自身が[[ペンデュラムスケール]]1であるため、適当な高[[ペンデュラムスケール]]を[[置く]]ことで[[ペンデュラム召喚]]の下準備にもなる。~

 [[モンスター効果]]は[[破壊された]]場合に[[ペンデュラムゾーン]]に[[置く]][[効果]]。~
 他に[[モンスター効果]]は持たず、この[[カード]]の本領は[[ペンデュラム効果]]であるため、能動的な[[破壊]]手段を用意しておきたい。~
 上述の通り[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]すれば[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]により[[発動]]できるが、それでは[[ペンデュラム効果]]を利用するのが次の[[自分]]の[[ターン]]になってしまう点は注意。~
 [[破壊]]しつつ[[ペンデュラムモンスター]]を[[サーチ]]する[[《天空の虹彩》]]などとは相性が良い。~

 [[エクストラデッキ]]の[[表側表示]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[置く]]だけなら[[《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》]]の(2)の[[効果]]や[[《ペンデュラム・パラドックス》]]で[[手札]]に加えて[[発動]]するといった手段もある。~
 こちらは[[《簡易融合》]]で出した後即座に[[破壊]]するなどの方法が取れる他、[[表側表示]]で加わっている[[デュエル開始時にエクストラデッキに入るペンデュラムモンスター>ペンデュラムモンスター#list_extra]]を[[ペンデュラムゾーン]]に置き再利用できる[[メリット]]はある。~
 あるいはいずれも使い、展開パターンを増やすために使うのも手だろう。~

 [[《Concours de Cuisine〜菓冷なる料理対決〜》]]を[[発動]]する場合、現状ではこの[[カード]]が必須となる。~
 なお、[[相手]][[フィールド]]で[[破壊された]]場合でも[[モンスター効果]]で[[ペンデュラムゾーン]]に[[置く]]事ができるのは元々の[[持ち主]]の[[自分]]である。~
 ただし、[[【ヌーベルズ】]]は[[儀式モンスター]]の[[効果]]で[[リリース]]処理を行う事が多く、[[破壊]]される機会が少ないため[[バニラ]]に近い形となる。~
 それでも、[[先攻]]1[[ターン]]目でも[[ヌーベルズ]]の[[リリース]]の的を能動的に用意できるだけでも価値はある。~

-[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる初の[[ペンデュラムモンスター]]。~

-元々は、[[TCG]]版[[Dimension Force]]で追加された12種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

--[[TCG]]でこの[[カード]]が登場したのは[[OCG]]で[[ヌーベルズ]]が登場する10か月も前の事であり、デザインされた段階であちらとの繋がりが想定されていたとは考えにくい。~

-「パティシエル(Patissciel)」については[[聖菓使]]を参照。~
「クーベル」は[[英語名]]にもある通り「Couverture(クーベルチュール)」を指しているようである。~
フランス語で「覆い・カバー」を意味するが、[[イラスト]]から「Chocolat de couverture(ショコラ・ド・クーベルチュール)」を指していると推測される。~
カカオバターの比率が高いため、溶かして扱いやすい製菓用のチョコレートであり、日本では「クーベルチュール・チョコレート」の名前で知られている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[聖菓使]]

-[[デュエル開始時にエクストラデッキに入るペンデュラムモンスター>ペンデュラムモンスター#list_extra]]

―《聖菓使クーベル》の姿が見られる[[カード]]
-[[《Concours de Cuisine〜菓冷なる料理対決〜》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ヌーベルズ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[WORLD PREMIERE PACK 2022]] WPP3-JP038 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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