*《&ruby(サンアバロン・ドリュアトランティエ){聖天樹の大母神};/Sunavalon Dryatrentiay》 [#top]
 リンク・効果モンスター
 リンク4/地属性/植物族/攻   0
 【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
 リンクモンスター2体以上
 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
 デッキから「サンアバロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
 (2):このカードは相手の効果では破壊されず、攻撃対象にされない
 (この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
 (3):1ターンに1度、このカードのリンク先の自分のリンクモンスター1体をリリースして発動できる。
 そのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。

 [[SELECTION 10]]で登場した[[地属性]]・[[植物族]]の[[リンクモンスター]]。~
 [[リンク召喚に成功した]]場合に[[サンアバロン]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]する[[誘発効果]]、[[相手]]に[[効果破壊]]されず、[[攻撃対象]]にされない[[永続効果]]、[[リンク先]]の[[リンクモンスター]]を[[リリース]]してその[[リンクマーカー]]の数まで[[相手]][[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 他の[[サンアバロン]]と異なり[[リンク素材]]に[[植物族]]の[[縛り]]が無いため汎用[[リンクモンスター]]も素材に利用可能。~
 [[《聖蔓の剣士》]]で奪った[[相手]][[リンクモンスター]]を[[植物族]]を経由せずにそのまま利用できる。~

 (1)の[[効果]]は[[サンアバロン]][[魔法・罠カード]]の[[サーチ]]。~
 現在[[サーチ]]先は[[《聖天樹の開花》]]のみである。~
 あちらの(1)の[[効果]]の条件もこの[[カード]]で満たせるため、[[セット]]しておけば次の[[ターン]]の[[フリーチェーン]]で[[フィールド]]の[[モンスター]]すべての[[効果]]を[[無効]]にすることができる。~

 (2)の[[効果]]は他の[[サンアバロン]]が持つ共通[[効果]]に加え、こちらは[[効果破壊]][[耐性]]も持つ。~
 [[破壊]]以外の[[除去]]は依然として弱点だが、幾分か場持ちはよくなっている。~

 (3)の[[効果]]は[[相手]][[フィールドのカード]]の[[破壊]]。~
 [[対象をとらない>対象をとらない効果]]複数[[除去]]であり、高[[リンクモンスター]]を[[コスト]]にできれば一気に盤面を崩せる。~
 ただし高[[リンクモンスター]]を[[コスト]]にする場合、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等で[[無効]]にされると大きな[[ディスアドバンテージ]]になる。~
 [[《聖蔓の乙女》]]など防御[[カード]]も揃えた上で[[発動]]したい。~
 状況によっては複数の[[除去]]を無理に狙わず、他の[[サンアバロン]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[リンク]]1[[モンスター]]を[[コスト]]にするだけでも十分な仕事になるだろう。~

 他の[[サンアバロン]]と異なり、[[ダメージ]]を[[トリガー]]とした[[回復]]及び[[特殊召喚]][[効果]]を持たない点は意識すべきである。~
 この[[モンスター]]のみが存在しても何ら意味を為さず、一方的に[[直接攻撃]]を受け続けるだけになる。~
 あくまでも他の[[モンスター]]と併用して初めて意味を為す[[カード]]であり、[[リンク召喚]]可能な状況でも出すべきか否かを見極めて使用したい。~

-[[サンアバロン]]及び[[サンヴァイン]]の中で唯一[[リンク素材]]に[[植物族]]の[[縛り]]が無い。~
なお、後述の通りアニメでは他と同じく[[植物族]]の[[縛り]]があった。~

-[[カード名]]は[[ドリュアス>《ドリアード》]]と、ギリシャ神話に登場するドリアードの一種である「アトランティエ」を合わせたものだろう。~
「大母神」は「[[地母神>《地母神アイリス》]]」と同義である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメVRAINSの「遊作/Playmaker vsスペクター」戦でスペクターが使用した彼の切り札。~
[[《聖蔓の剣士》]]と[[《聖天樹の大精霊》]]を[[リンク素材]]として[[リンク召喚]]される。~
[[リンク先]]の[[《聖天樹の月桂精》]]を[[リリース]]して[[効果]]を[[発動]]し、[[永続魔法]]《リンク・プロセッシング・フェイルアー》と[[永続罠]]《オーバーロード・アンカー》を[[破壊]]した。~
更に[[リンク先]]の[[《聖蔓の剣士》]]の存在と[[《聖天樹の開花》]]の[[効果]]により[[攻撃力]]4000となり、[[《エクスコード・トーカー》]]を[[攻撃]]して勝負を決めようとした。~
しかし、[[通常罠]]《リンク・サージ・カウンター》によって[[相打ち]]に持ち込まれてしまい、[[サンアバロン]]が存在しなくなったことでスペクターの[[フィールド]]が壊滅。~
直後の[[メインフェイズ]]2に[[永続魔法]]《&ruby(サンアバロン・カースド・リボーン){聖天樹の呪精};》により[[効果]][[無効]]ながらも[[攻撃力]]4000の状態で[[蘇生]]された。~
直後の[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]に[[永続魔法]]《&ruby(サンアバロン・カースド・リボーン){聖天樹の呪精};》により[[効果]][[無効]]ながらも[[攻撃力]]4000の状態で[[蘇生]]された。~
だが、返しの[[ターン]]に[[通常魔法]]《リンク・アトロシティ》によって[[攻撃力]]0となり、復活した[[《エクスコード・トーカー》]]に[[戦闘破壊]]された事で敗北した。~
--Playmakerは[[攻撃対象]]にならないこの[[モンスター]]を倒すために、スペクターを言葉巧みに挑発してこの[[モンスター]]の方から[[攻撃]]させるように誘導し、結果[[相打ち]]に持ち込んでいる。~

--アニメ版では、[[リンク素材]]の[[縛り]]は「[[植物族]][[リンクモンスター]]2体以上」であり、(1)の[[サーチ]][[効果]]はなかった。~
(2)([[OCG]]での(3))は[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]で、[[コスト]]が[[植物族]][[リンクモンスター]]、[[破壊]][[対象]]は[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]に限定されていた。~
更に[[発動]][[ターン]]は[[メインモンスターゾーン]]の[[モンスター]]は[[攻撃]]できない[[デメリット]]も存在した。~
---[[サンアバロン]]共通の[[回復]]及び[[特殊召喚]][[効果]]も無く、肝心の[[除去]][[効果]]も扱いづらかったりと、彼の切り札的立ち位置の[[モンスター]]にしては[[カード]]パワー不足が目立つ。~
[[OCG]]化に伴いそれを配慮されたのか、他の[[サンアバロン]]と比べても[[効果]]が大きく[[強化]]されている。~

--[[サンアバロン]]はスペクターが強い愛着を抱く[[カテゴリ]]だが([[サンアバロン]]参照)、最終形態のこの[[カード]]は特にその傾向が強く、ほぼ母親と同一視されている。~
そのため、上記[[デュエル]]で[[戦闘破壊]]された際には、「よくも我が母なる聖天樹をっ!」と普段の慇懃無礼な姿勢からは考えられないほどに激昂している。~
また、敗北後には燃え盛るこの[[モンスター]]を見て「お母…さん…」と呟きながら涙を流していた。~
---スペクターがこの[[カード]]を母親扱いしていたため、Aiからは「おっかさん」と呼ばれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[サンアバロン]]
-[[サンヴァイン]]

-[[《ゼロ・デイ・ブラスター》]]

―《聖天樹の大母神》の姿が見られる[[カード]]
-[[《聖蔓の播種》]]

-[[《聖天樹の開花》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サンアバロン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SELECTION 10]] SLT1-JP034 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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