*《&ruby(せきとり){席取};−&ruby(むそうまる){六双丸};/Musical Sumo Dice Games》 [#top]
エクシーズ・効果モンスター
ランク６/炎属性/機械族/攻 600/守3000
レベル６モンスター×２
(1)：相手バトルフェイズ開始時に発動する。
サイコロを１回振る。
お互いのメインモンスターゾーンをこのカードから見て時計回りに１つ先から１〜６とし、
メインモンスターゾーンのこのカードを出た目のゾーンに移動する。
移動先にモンスターが存在する場合、それをこの下に重ねてＸ素材とする（Ｘ素材を持つモンスターの場合にはそれらも全て重ねる）。
このＸ素材が６つを超えた時、自分はデュエルに勝利する。
移動できない場合、または移動先のモンスターをＸ素材にできない場合、このカードを墓地へ送る。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
[[DIMENSION FORCE]]で登場した[[炎属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
[[相手]]の[[スタートステップ]]に[[サイコロ]]を振り、その目の数に応じて自身の[[位置>カードの位置]]を移動させ、移動先の[[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]にする[[効果]]、更にこれにより自身の[[エクシーズ素材]]が６つを超えた時に[[特殊勝利]]する[[誘発効果]]を持つ。~
//番号の後ろに書かれているが既存カードの特殊勝利に関係する部分は全て効果外テキストなので
//↑公式DBに効果分類は「誘発効果」と明記されている。
//追記：下記の質問で効果の一部と判明
[[相手]][[フィールド]]まで移動すれば[[除去]]としても使えるものの、その[[位置>カードの位置]]に[[モンスター]]がいても[[１：１交換]]にしかならず、いない場合はただ[[モンスター]]を渡すだけになる。~
そのため、基本的には[[エクシーズ素材]]を集め[[特殊勝利]]を目指すべきだろう。~
この[[効果]]を何度も[[発動]]できる機会が訪れるとは考えにくいため、１度の[[発動]]で[[特殊勝利]]したい。~
現状最も[[確率]]が高いのは[[《出たら目》]]を[[発動]]し、左隣に[[エクシーズ素材]]を大量に持っている[[エクシーズモンスター]]を並べて置くことだろう。~
１を出し、「この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]＋左隣の[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]＋左隣の[[エクシーズモンスター]]自身」が７以上となれば[[特殊勝利]]できる。~
//↑公式ＤＢのＱ＆Ａより、「この効果の処理によって、このカードのエクシーズ素材の数が６つ以下から７つ以上になった時、自分はデュエルに勝利」
[[エクシーズ素材]]を２つ持った状態でスタートする場合、[[吸収]]する[[エクシーズモンスター]]が[[エクシーズ素材]]を４つ以上持っていれば即座に[[特殊勝利]]を達成できる。~
[[《出たら目》]]があれば[[サイコロ]]自体は約67%という比較的高い[[確率]]で成功できるが、[[カード]]を揃える時点で不安定性が生じるのは否めない。~
６の目が出た場合に移動する位置にも条件を満たす数の[[エクシーズ素材]]を持った[[モンスター]]がいれば100%になるものの、左隣が自陣なら６の目で移動するのは[[相手]][[フィールド]]になり安定しない。~
加えて[[相手]]にはやりたいことが知れているため[[除去]]の的になりやすく、決めるのは至難の業である。~
[[カード]]を揃えても[[相手]]が警戒して[[バトルフェイズ]]を放棄して[[ターン]]を終了する可能性もある。~
[[ランク]]６のこの[[カード]]を出すための[[カード]]、[[サイコロ]]の目を操作する[[カード]]に加え、[[バトルフェイズ]]を強制する[[カード]]まで[[デッキ]]に組み込み揃えるのは難しいだろう。~
[[相手]]の[[メインフェイズ１>メインフェイズ#M1]]を[[スキップ]]する[[カード]]を使うことで[[除去]]を封じつつ[[バトルフェイズ]]に入らせることは狙える。~
[[《スプリガンズ・メリーメイカー》]]に[[《ＲＵＭ−アストラル・フォース》]]を使うことで上に重ねられる。~
[[スプリガンズ]][[モンスター]]は共通[[効果]]で[[墓地]]から[[エクシーズ素材]]にできるため、[[《スプリガンズ・メリーメイカー》]]の[[エクシーズ素材]]を増やすことも容易。~
あちらの[[エクシーズ素材]]を５つにしてこの[[カード]]を重ねることで[[エクシーズ素材]]６つの状態にでき、[[効果]]を使えば勝てる状態に持ち込める。~
-[[効果]]について。~
--「[[バトルフェイズ]]開始時」とは「[[バトルフェイズ]]の[[スタートステップ]]中」を指すものであり、「[[メインフェイズ]]の開始時」等とは意味合いが異なる。~
[[スタートステップ]]の開始時に[[発動]]する必要は無く、一旦[[優先権]]を放棄して[[相手]]に[[優先権]]を譲る事もできる。~
ここで[[相手]]も[[優先権]]を放棄した場合は、他に[[発動]]可能な[[効果]]が無ければ[[強制効果]]のこの[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]しなければならない。~
また、[[バトルフェイズ開始時>スタートステップ]]に[[発動]]する[[誘発効果]]が複数あっても、同一[[チェーン]]上で[[発動]]するのではなく、１つずつ[[発動]]と処理を行う。~
---[[１ターンに１度]]の指定は無いが、特定の[[フェイズ]]・ステップに[[発動]]する[[誘発効果]]は一度しか[[発動]]しないので、移動先が[[自分]][[フィールド]]でもその[[ターン]]は再び[[効果]]が[[発動]]する事はない。~
--「時計回り」とは、時計の針が進む方向と同じ方向、すなわち上→右→下→左の順に回転することである。~
図示すると以下の矢印の方向となる。~
|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):→|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):→|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):→|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):→|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):↓|
||CENTER:BGCOLOR(#DF8FFF):[[EM>エクストラモンスターゾーン]]||CENTER:BGCOLOR(#DF8FFF):[[EM>エクストラモンスターゾーン]]||
|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):↑|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):←|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):←|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):←|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):←|
例えば、この[[カード]]が中央の[[自分]]の[[メインモンスターゾーン]]に存在する場合は、１〜６を以下のように割り当てる。~
|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):３|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):４|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):５|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):６|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):[[メ>メインモンスターゾーン]]|
||CENTER:BGCOLOR(#DF8FFF):[[EM>エクストラモンスターゾーン]]||CENTER:BGCOLOR(#DF8FFF):[[EM>エクストラモンスターゾーン]]||
|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):２|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):１|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):席|CENTER:BGCOLOR(#FAAC58):[[メ>メインモンスターゾーン]]|CENTER:BGCOLOR(#F3E2A9):[[メ>メインモンスターゾーン]]|
---[[サイコロ]]を振る時点で存在している[[メインモンスターゾーン]]から、出た目の[[位置>カードの位置]]の[[メインモンスターゾーン]]に直接移動する。~
出た目の数だけ複数回移動する処理ではない。~
--「このＸ素材が６つを超えた時」とは、「''この[[効果]]の処理によって、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]が６つ以下から７つ以上になった時''」という意味である。~
この[[効果]]のみで７つ以上の[[エクシーズ素材]]を集めるという意味ではない。~
他の[[効果]]などによって７つ以上の[[エクシーズ素材]]を得てしまうと[[特殊勝利]]できなくなる。~
---[[コントロール]]が[[相手]]に移った上で[[エクシーズ素材]]が７つ以上になっても、その時[[効果]]を発動したのが[[自分]]なら[[特殊勝利]]できる。~
ただし、[[相手]][[フィールド]]に移動してから[[相手]]が[[効果]]を使用し、[[エクシーズ素材]]が７つ以上になると[[相手]]が[[特殊勝利]]してしまう。~
--「移動できない場合、または移動先のモンスターをＸ素材にできない場合」とは、主に[[《地盤沈下》]]などで[[メインモンスターゾーン]]が封鎖されている場合と、移動先にいるのが[[トークン]]やこの[[効果を受けない]][[モンスター]]である場合を指している。~
[[モンスター]]がいない[[メインモンスターゾーン]]に移動しても[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]ことはない。~
//発売後にも参考情報として
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=17158
---そもそも動き出すことができない場合も[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]ことはない。~
例えば、この[[効果]]は[[強制効果]]なので[[エクストラモンスターゾーン]]に存在する場合でも[[発動]]するが、時計回りに動けないので[[サイコロ]]を振ることなく処理を終了する。~
他に、[[サイコロ]]を振った後[[《Ｎｏ.６７ パラダイスマッシャー》]]で出目を７にすると、移動先は「時計回りに１つ先から１〜６」なので該当箇所がなく、そのまま処理を終了する。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=17158
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=23527
-[[《洗脳解除》]]を[[発動]]しておけば、[[相手]][[フィールド]]に移動してしまっても即座に呼び戻せる。~
この時、[[自分]][[メインモンスターゾーン]]の任意の[[位置>カードの位置]]に[[置く]]事ができる。~
-[[特殊勝利]]が[[効果外テキスト]]ではなく[[効果]]処理である初の[[モンスター]]。~
故に、[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]でこの[[カードの効果]]を[[コピー]]した場合、[[特殊勝利]]の部分まで得る事ができ、条件を満たせば勝利できる。~
-[[OCG]]において「時計回り」という表現が[[テキスト]]に使われた初の[[カード]]。~
なお、[[イラスト]]の[[モンスター]]らは真逆の反時計回りに回っているので注意。~
-[[カード名]]は関取と「席を取る」を掛けており、後半は&ruby(すごろく){双六};と「無双」が掛かっている。~
--関取とは力士の階級６つの階級の内、上から２つの「十両」と「幕内」の階級の力士を指す。~
個室が与えられたり付け人がつくなど待遇が大きく変わる。~
--「無双」はこの世で並ぶものがないほど優れている事を意味し、また相撲の決まり手には「内無双」「外無双」と言うものがある。
--[[サイコロ]]の出目の数だけ自身の[[位置>カードの位置]]を移動したり、移動先の[[モンスター]]を取り込みながら[[特殊勝利]]を目指す[[効果]]は、双六ゲームになぞらえたものとなっている。~
--[[イラスト]]では、重ねられた座布団の周りを３人の関取が周回している。~
これは(1)が「椅子取りゲーム」を意識しているためと思われる。~
//移動先の[[モンスター]]を椅子に見立て、椅子に座れたかどうかを[[エクシーズ素材]]の補充で判断しているのだろう。~
//モンスターがいない場所に移動しても自壊することはないため、補充で判断はしていないだろう
タイミングが[[相手]][[バトルフェイズ]]開始時固定なのも、椅子取りゲームで音楽が停止し椅子に座るタイミングを知らせる様子を表したものか。~
---[[効果]]は時計回りだが、[[イラスト]]では反時計回りに周回している。~
//-原作・アニメにおいて―~
-コナミのゲーム作品において―~
マスターデュエルでは他の[[特殊勝利]]条件同様達成時に演出が入るが、こちらは座布団が積み重なっていく専用のムービーが挿入される。~
**関連カード [#card]
-[[サイコロ]]
-[[特殊勝利]]
//―《席取−六双丸》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[DIMENSION FORCE]] DIFO-JP047 &size(10){[[N-Rare]]};
**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
Ｑ：《席取−六双丸》を[[対象]]に[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]の[[効果]]を[[発動]]し、その[[カード名]]と[[モンスター効果]]を[[コピー]]しました。~
[[相手]][[バトルフェイズ開始時>スタートステップ]]に得た[[効果]]を[[発動]]し、[[エクシーズ素材]]を７つにした場合、「[[モンスター効果]]」を[[コピー]]する[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]で[[特殊勝利]]は可能ですか？ ~
Ａ：ご質問の場合でも、[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]の[[効果]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]が[[特殊勝利]]します。(22/01/19)~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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