*《&ruby(せんじゅつへいき){閃術兵器};−&ruby(スペクトラ){Ｓ.Ｐ.Ｅ.Ｃ.Ｔ.Ｒ.Ａ.};》 [#top]
 リンク・効果モンスター
 リンク４/闇属性/機械族/攻3000
 【リンクマーカー：上/左/右/下】
 Ｌモンスターを含むモンスター２体以上
 このカード名はルール上「閃刀姫」カードとしても扱う。
 このカードはＬ召喚でしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
 このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
 (1)：チェーン２以降に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
 自分の手札・墓地から魔法カード２枚を除外して発動できる。
 その効果を無効にする。
 その後、相手フィールドのカード１枚を破壊できる。
 (2)：自分の墓地に魔法カードが存在しない場合、このカードの攻撃力は３０００ダウンする。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[Ｖジャンプ(2024年1月号)　付属カード>書籍付属カード#VJ2024]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[リンクモンスター]]。~
　[[閃刀姫]]として扱う[[効果外テキスト]]、[[リンク召喚]]以外では[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できない[[召喚制限]]、[[手札]]・[[墓地]]の[[魔法カード]]を２枚[[除外]]し、[[チェーン]]２以降に[[相手]]が[[発動]]した[[効果]]を[[無効]]にし、[[相手]][[フィールドのカード]]１枚を[[破壊]]できる[[誘発即時効果]]、[[墓地]]に[[魔法カード]]が存在しない場合に3000[[弱体化]]する[[永続効果]]を持つ。~

　[[召喚制限]]は[[リンク]]２[[閃刀姫]]と基本的に同じであり[[《閃刀起動−リンケージ》]]・[[《閃刀姫−レイ》]]などの[[効果]]では[[特殊召喚]]できない。~
　ただし、この[[カード]]は[[リンク]]２[[閃刀姫]]と異なり、[[１ターンに１度]]の制限を持たない。~
　また[[エクストラデッキ]]以外の[[特殊召喚]]に制限はないため[[蘇生]]・[[帰還]]が可能。~

　[[リンク素材]]は[[リンクモンスター]]を含みさえすればよいため、[[【閃刀姫】]]に限らず[[【リンク召喚】]]全般で狙える。~
　(1)は[[墓地]]に[[魔法カード]]が複数枚存在すれば使用できるため、[[【閃刀姫】]]以外で採用してしまってもよいだろう。~
　[[【閃刀姫】]]の場合、[[《未来の柱−キアノス》]]は容易に[[リンク]]３まで繋がるため、そこに何か別の[[モンスター]]を組み合わせれば[[リンク召喚]]でき、あちらの[[機械族]]しか出せない制限にもかからない。~
　[[リンクモンスター]]１体を含めば残りは[[モンスタートークン]]でも良いため、[[トークン]]４体から[[《リンク・スパイダー》]]等を経由することで[[リンク素材]]を揃えられる。~
　[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]なら(1)の[[コスト]]となる[[装備魔法]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]ながら展開できる。~

　(1)は[[チェーン]]２以降の[[効果の発動]]に対する[[パーミッション]]と[[相手]][[フィールドのカード]]１枚の[[破壊]]。~
　コストとして[[魔法カード]]を２枚[[除外]]する必要があり、[[アドバンテージ]]を考えれば基本的に[[墓地]]から[[除外]]することになるだろう。~
　[[《フェニックス・ギア・ブレード》]]・[[《六世壊他化自在天》]]など[[除外]]された[[トリガー]]を持つ[[魔法カード]]を[[コスト]]にすれば[[ディスアドバンテージ]]を抑えられる。~
　[[【閃刀姫】]]は[[墓地]]に[[魔法カード]]を溜め込むのが得意であるため、[[コスト]]の捻出自体は難しくないが枯渇すれば[[【閃刀姫】]]の動きができなくなる点は注意。~
　[[効果]]は[[チェーン]]２以降ではあるもののあらゆる[[効果の発動]]に対応でき、[[自分]]の[[効果の発動]]に対する妨害などを防ぐことができる。~
　更に追加で[[相手]][[フィールドのカード]]を[[対象をとらずに>対象をとらない効果]][[除去]]できるため、[[アドバンテージ]]も稼げる。~

　(2)は自己[[弱体化]]。~
　[[デメリット]][[効果]]であり[[墓地]]に[[魔法カード]]が存在しなければ[[攻撃力]]が０になる。~
　基本的には(1)次第で引き起こされることになるが、[[耐性]]もなく[[デュエル]]が長引くような[[カード]]でもないため、最低限の枚数さえ確保すれば問題にはなりにくいだろう。~
　まして、継続的に[[魔法カード]]を使い続ける[[デッキ]]である[[【閃刀姫】]]ではそうそう起こらないだろう。~
　また、あえてこの[[弱体化]]が[[適用]]されている状態にした上で、[[相手]]の[[攻撃]]に合わせて適当な[[速攻魔法]]を使う事で[[弱体化]]を打ち消し、[[コンバットトリック]]の様に使う運用もできる。~

-[[閃刀姫]]に属しているが、[[墓地]]に[[魔法カード]]を溜めるのが基本戦術である[[【閃刀姫】]]では(1)を[[発動]]しやすい反面[[アンチシナジー>シナジー]]でもある。~
漫画での立ち位置を踏まえると意図的に付けられた[[効果]]とも考えられるが、そのせいでやや使いにくくなってしまっている。~

--総じて[[【閃刀姫】]]において、[[《アクセスコード・トーカー》]]を差し置いて採用できるほどの[[カード]]パワーは無く、基本的に[[ファンデッキ]]向けの[[モンスター]]と言える。~

-[[効果外テキスト]]により「[[閃刀]]として扱う」[[カード]]は存在していたが、「[[閃刀姫]]として扱う」[[カード]]は初の事例。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストーリーズの「[[閃刀姫]]」編で登場する兵器。~
作中では[[アザレア>《閃刀姫−アザレア》]]が乗り込み、[[レイ>《閃刀姫−レイ》]]と[[ロゼ>《閃刀姫−ロゼ》]]を迎え撃つ為に使用された。~

--「スペクトラ」は[[アザレア>《閃刀姫−アザレア》]]が所属している国（組織）の名前であり、[[レイ>《閃刀姫−レイ》]]が所属する「カーマ」とは敵対している。~

--[[閃刀姫]]として扱い[[リンク]]４であるのは作中において[[アザレア>《閃刀姫−アザレア》]]と[[カメリア>《閃刀姫−カメリア》]]を動力源としていたことに由来するものと考えられる。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[閃刀]]
-[[閃刀姫]]

-[[《閃術兵器−Ｈ.Ａ.Ｍ.Ｐ.》]]

//―《閃術兵器−Ｓ.Ｐ.Ｅ.Ｃ.Ｔ.Ｒ.Ａ.》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Ｖジャンプ(2024年1月号)　付属カード>書籍付属カード#VJ2024]] VJMP-JP248 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《閃術兵器−Ｓ.Ｐ.Ｅ.Ｃ.Ｔ.Ｒ.Ａ.》,モンスター,リンクモンスター,効果モンスター,リンク4/闇属性/機械族/攻3000,閃刀,閃刀姫,正規の方法以外でエクストラデッキから特殊召喚不可);