*《&ruby(たじげんかいじゅう){多次元壊獣};ラディアン/Radian, the Multidimensional Kaiju》 [#top]
効果モンスター
星７/闇属性/悪魔族/攻2800/守2500
(1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。
(4)：１ターンに１度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを２つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「ラディアントークン」（悪魔族・闇・星７・攻２８００／守０）１体を特殊召喚する。
このトークンはＳ素材にできない。
[[EXTRA PACK 2016]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
[[壊獣]]共通の３つの[[分類されない効果]]、[[壊獣カウンター]]を２つ取り除いて[[ラディアントークン]]１体を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~
(1)〜(3)の[[壊獣]]共通の[[効果]]については[[壊獣]]を参照。~
(4)の固有[[効果]]は[[ラディアントークン]]の[[特殊召喚]]。~
[[トークン>モンスタートークン]]としては破格の[[攻撃力]]を持ち、[[攻撃]]に関する制約がないので、気兼ねなく[[アタッカー]]として使う事ができる。~
[[壊獣]][[モンスター]]はすべて１体しか存在できない[[デメリット]]があるので、[[【壊獣】]]においては[[モンスター]]の数を増やせる[[効果]]はたいへん貴重である。~
[[ラディアントークン]]は[[シンクロ素材]]にはできないが、「[[トークン]]生成後にこの[[カード]]を[[シンクロ素材]]にする」動きが可能なので、むしろこの[[カード]]と[[シンクロ召喚]]との相性は良い。~
この[[カード]]が[[シンクロ素材]]となって[[フィールド]]を[[離れれば>離れる]]、「[[壊獣]]は１体しか存在できない」制限が解除されて２体目の[[壊獣]]の[[特殊召喚]]が可能となり、[[ラディアントークン]]・[[シンクロモンスター]]・[[壊獣]]の３体で攻められる。~
同様に[[トークン]]生成後に[[エクシーズ素材]]や[[ウイルス]]の[[コスト]]にしたり、[[《壊獣の出現記録》]]で他の[[壊獣]]と入れ替えるのも有効である。~
「[[送りつけ]]が可能で、固有[[効果]]が[[起動効果]]の[[壊獣]]」としては最も[[攻撃力]]が低いため、[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[送りつけ]]るのにも適している。~
これ以下の[[攻撃力]]の[[壊獣]]はいずれも[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できる[[効果]]を持つが、この[[カード]]なら[[送りつけ]]てもその[[ターン]]中は[[効果]]を[[発動]]してくる可能性がなく、安全に処理できる。~
[[相手]]に[[送りつけ]]る[[除去]]役としての運用が主となるが、[[自分]]の[[フィールド]]にこの[[カード]]と[[ラディアントークン]]、そして[[攻撃力]]2600以上の[[モンスター]]を並べ、[[相手]]に[[送りつけ]]た[[壊獣]]を処理する手段を用意できれば[[１ターンキル]]を可能とする爆発力も秘めている。~
-[[シンクロモンスター]]の中では[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》]]との相性がよく、[[通常モンスター]]である[[ラディアントークン]]を生存させつつ、[[送りつけ]]た[[壊獣]]を含む[[相手]][[効果モンスター]]を一掃できる。~
-[[攻撃力]]3300の[[《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》]]又は[[《壊星壊獣ジズキエル》]]を[[送りつけ]]、この[[カード]]と[[ラディアントークン]]を並べてから[[《シャイニング・アブソーブ》]]を[[発動]]。~
この[[カード]]と[[ラディアントークン]]は[[攻撃力]]6100となり、[[相手]][[壊獣]]を[[戦闘破壊]]してもう１体が[[直接攻撃]]できれば、8900[[ダメージ]]で[[１ターンキル]]となる。~
-[[【壊獣】]]以外では、[[送りつけ]]られる[[闇属性]]・[[悪魔族]]という点を活かしたい。~
[[《闇霊使いダルク》]]や[[《デーモン・テイマー》]]・[[《傀儡虫》]]で[[コントロール奪取]]した後に[[効果]]が[[発動]]できれば、大きな[[ダメージ]]を狙う事もできる。~
変わったところでは[[《デュエル・アカデミア》]]の[[強化]]の条件にもなり、同条件の[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]や[[《壊星壊獣ジズキエル》]]よりも[[攻撃力]]が低く、[[強化]]された[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]でも[[戦闘破壊]]できる。~
--また、[[【破械】]]では「[[対象]]を取らない[[除去]]」として採用候補となる。~
あちらは展開の都合で[[悪魔族]]しか出せなくなることが多いため、他の[[壊獣]]では都合が悪い。~
[[破械]]自体が[[悪魔族]]全体をサポートする[[効果]]を持っていることが多いことも噛み合いが良い。~
-[[英語名]]の「Radian」は、角度の単位の一つ。~
一般的には「ラジアン」とカタカナ表記される。~
位相の単位でもあり、フィクションにおける異次元の説明で関連することもある。~
-「多次元」という名前や[[効果]]、[[《壊獣捕獲大作戦》]]の[[イラスト]]を見る限り、[[別次元の同じ怪獣>ラディアントークン]]を呼び出すという事なのだろう。~
-他の[[壊獣]][[モンスター]]と異なり人型に近い。~
具体的なモチーフは断定できないが、『ウルトラマン』に登場する宇宙人タイプの怪獣をイメージしていると思われる。~
[[守備力]]以外の同じ[[ステータス]]の[[トークン]]を作り出す[[効果]]を踏まえると、ウルトラシリーズに何度か登場した「バルタン星人」や「ガッツ星人」などの分身能力をモチーフにしていると思われる。~
また全身黒一色に赤い目と言った容姿は「ダークルギエル」「ウルトラマンベリアル」といった悪のウルトラマンを彷彿とさせる。~
//-他の[[壊獣]][[モンスター]]と異なり人型に近い。~
//具体的なモチーフは断定できないが、特徴的な頭部のデザインは東映製作の特撮ヒーロー作品『鳥人戦隊ジェットマン』に登場した悪の組織「次元戦団バイラム」に登場する「魔神ロボベロニカ」が比較的類似している。~
//同作にはそこに搭乗していた敵幹部として裏次元伯爵ラディゲの異名を持つ「凶獣ラディガン」という怪物も登場しており、[[カード名]]はこれをもじったものだろうか。~
//また自身とほぼ同じ[[ステータス]]の[[トークン]]を作り出す[[効果]]はウルトラシリーズに何度か登場した「バルタン星人」や「ガッツ星人」などの分身能力をもつ異星人も彷彿とさせるが、目の形など外見的特徴に一致した点があるのはむしろ現在分身能力があるかは不明な「メフィラス星人」である。~
//わざわざ具体例消してまでこんなふわっとしたこと書くよりかは頭部のシルエットが酷似してる魔神ロボベロニカの方がよっぽど説得力あるかと
//頭部の形状や目からメフィラス星人の可能性もあるよね？ラディアンの方も上である通り角度を示す一般単語だし、ここを根拠にするのも妙だと思う
//ラディガン＝ラディゲの場合裏次元伯爵なんて二つ名もあるし偶然の一致で終わらせて全部消す方がよほど無理筋だと思うが
//上で書いてある様に次元とかでなら関連する単語のラジアンとかから名前ひねってくる可能性は高いし、偶然ではなく同じモチーフからの派生と考えられるね
//結局は可能性の話なのになんでそんなラディゲに関しては自信もって消したがるのよ、バルタンやガッツよりは見た目的に一番似てるメフィラスの部分まで消してるし
//そこまでラディゲなんて古くて誰も知らないのに執着するのが意味不明 消しておきますね
-元々は、[[TCG]]版[[Dimension of Chaos]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の１枚である。~
-原作・アニメにおいて―~
漫画ストラクチャーズの「尚磨vsストロング十九」（２戦目）にて尚磨が使用。~
(1)によって[[《霞の谷の巨神鳥》]]を[[リリース]]し、十九の[[フィールド]]へ[[特殊召喚]]された。~
さらに[[《聖なる篝火》]]の[[特殊召喚]][[効果]]を[[適用]]させる[[コンボ]]にも繋げている。~
最終的に[[《聖夜に煌めく竜》]]の(1)の[[効果]]で[[破壊]]された。~
//-コナミのゲーム作品において―~
**関連カード [#card]
-[[壊獣]]
-[[ラディアントークン]]
―《多次元壊獣ラディアン》が描かれている[[カード]]~
-[[《壊獣捕獲大作戦》]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【壊獣】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2016]] EP16-JP023
-[[ストラクチャーデッキ−混沌の三幻魔−]] SD38-JP013
-[[ストラクチャーデッキ−ALBA STRIKE−]] SD43-JP010
//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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