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 通常罠
 (1):フィールドにレベル6以上のモンスターが召喚・特殊召喚された時、
 自分フィールドのレベル10の「地縛」モンスター1体をリリースして発動できる。
 相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
 破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを相手に与える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[ANIMATION CHRONICLE 2023]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[レベル]]6以上の[[モンスター]]が[[召喚]]・[[特殊召喚]]された時、[[レベル]]10[[地縛]]を[[リリース]][[コスト]]に[[相手]][[モンスター]]を[[全体除去]]してその[[元々の攻撃力]]の合計分の[[バーン]]を行う[[効果]]を持つ。~

 [[レベル]]10[[地縛]][[モンスター]]の[[リリース]]という[[重い]][[コスト]]を持つが[[全体除去]]と[[バーン]]が可能。~
 [[コスト]]となる[[《地縛戒隷 ジオグラシャ=ラボラス》]]や[[地縛神]]は[[戦闘]]で大きな[[ダメージ]]を与えやすいため、そちらと合わせた[[バーン]]での勝利を狙うことになるか。~
 [[発動]]や[[効果]]を[[無効]]にされれば大きな[[ディスアドバンテージ]]になるため、細心の注意を払いたい。~
 [[《トランザクション・ロールバック》]]・[[《ジャンク・コレクター》]]等であれば[[コスト]]不要になるため、[[地縛]][[モンスター]]を用意する必要がなくなる。~

 [[トリガー]]は[[レベル]]6以上の[[モンスター]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]であり、[[【ランク4】]]や[[【リンク召喚】]]等、[[相手]]によっては[[発動]]機会が存在しないこともある。~
 [[自分]]の[[モンスター]]でもよいため、[[コスト]]となる[[地縛]][[モンスター]]や[[壊獣]]等で満たすのが良いだろう。~
 [[《地縛囚人 ライン・ウォーカー》]]なら[[特殊召喚]]させることが可能であり、[[トリガー]]にできる可能性もある。~
 [[相手]]が十分展開していれば[[1ターンキル]]級の[[バーン]]も望めるが、[[無効]]化のリスクが高まりやすいのが悩みどころ。~

 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]とは非常に相性がよく、[[トリガー]]にしつつ[[ナイトメア・デーモン・トークン]]3体を[[破壊]]することで合計6000の[[バーン]]になる。~
 更に[[ナイトメア・デーモン・トークン]]の[[効果]]で2400[[バーン]]が発生するため、合計8400の[[バーン]]で[[1ターンキル]]を達成できる。~
 どちらも[[通常罠]]のため、[[悪魔嬢]]・[[ラビュリンス]]・[[《トラップトリック》]]等で[[サーチ]]を共有できるのも利点。~
 ただし、こちらだけを[[無効]]にされた時に大幅な[[ディスアドバンテージ]]を背負う点には注意。

-[[ANIMATION CHRONICLE 2023]]の新規収録[[カード]]で、この[[カード]]のみ発売前に公式から情報公開されなかった。~
数枚の[[カード]]が事前告知されない事はよくあるが、1枚だけ告知されないケースはかなり珍しい。~
なお、最後の事前告知は発売4日前の[[《篝火》]]であり、この[[カード]]を告知する時間がなかったわけでもない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvsカーリー」戦においてカーリーが使用。~
ジャックが[[通常罠]]《ショック・ウェーブ》([[《破壊輪》]]参照)を[[発動]]しようとしたタイミングで、[[《地縛神 Aslla piscu》]]を[[リリース]]して先んじて[[発動]]された。~
だが、[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]](アニメ[[効果]])は自身の[[効果]]によって[[破壊]]されず、更に[[強制効果]]により自身の[[攻撃力]]分の[[バーン]]を与えた事でジャックが勝利。~
結果的に、[[発動]]した側に敗北をもたらす[[エンドカード]]となった。~

--アニメでの[[効果]]は[[トリガー]]は[[相手]][[フィールド]]に限定され、[[コスト]]は[[地縛神]]のみ、[[バーン]]は[[フィールド]]の数値を参照にした。~
[[バーン]]の数値は一長一短だが、[[発動条件]]や[[コスト]]が緩くなった事で使い勝手は良くなっている。~

--ジャックは《ショック・ウェーブ》で[[引き分け]]に持ち込み共に消滅するつもりだったのだが、それを察したカーリーがあえて[[発動]]する事で意図的に敗北した形である。~
なお、[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]]はこの[[デュエル]]で初登場した[[カード]]であり、カーリーがその[[効果]]を正確に把握していたのかは不明。~

---この時のカーリーは[[地縛神]]に意識と肉体を乗っ取られていた状態であったが、描写を見る限りこの瞬間のみカーリーが肉体の支配権を取り戻したのだろうか。~
あるいは、一見するとこの[[カードの発動]]はジャック(シグナー)に勝利する行為に思えるので、カーリーの真の狙いに気づかず、[[地縛神]]側が[[発動]]を許可した可能性もある。~

---ルールに従えば、[[《セイヴァー・デモン・ドラゴン》]]の[[強制効果]]に[[チェーン]]する形で《ショック・ウェーブ》を[[発動]]すれば、ジャックは当初の目論見通り[[引き分け]]に持ち込む事は可能であった。~
この[[カード]]の[[発動]]時にジャックは「まさかお前、自分から…」と述べており、おそらくカーリーの思いを察し、彼女の気持ちを汲んで留まったものと思われる。~
あるいは、予想外のこの[[カード]]の[[発動]]にジャックが驚いていた間に[[発動]]タイミングを逃してしまった可能性もある。~

--この[[カード]]を発動する直前のシーンで、カーリーの本当の願いを示す[[カード]]として登場したのが[[《みんなのキング》]]である。~
この[[カード]]の発売の14日後に[[《みんなのキング》]]を収録した[[ストラクチャーデッキ−王者の鼓動−]]が発売されるため、これに合わせてこの[[カード]]の[[OCG]]化が行われたのだろう。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[地縛]]

―[[イラスト]]関連
-[[《地縛神 Ccapac Apu》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANIMATION CHRONICLE 2023]] AC03-JP012 &size(10){[[N-Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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