*《&ruby(ちょうみらいゆうごう){超未来融合};−オーバーフューチャー・フュージョン》 [#top]
 永続魔法
 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる
 (このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
 ●EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
 そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
 このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できず、
 そのモンスター効果を発動できない。
 ●自分の墓地のモンスターを融合素材として除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[Vジャンプ(2023年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]で登場した[[永続魔法]]。~
 「[[エクストラデッキ]]から[[公開]]した[[融合モンスター]]に[[カード名が記された>カード名が記されたカード]][[融合素材]]1体を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]」または「[[機械族]]・[[闇属性]]を[[墓地融合]]する[[効果]]」のいずれかを選択して[[発動]]する[[効果]]を持つ。~

 [[同名カード]]の制約は同一[[ターン]]に同じ[[効果]]を選択できないのみにかかっており、''同一[[ターン]]に2つの[[効果]]を1度ずつ[[発動]]することができる''。~
 [[墓地]]に他の[[融合素材]]が有れば1枚で[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]から[[墓地融合]]の動きまでスムーズに移行できる。~

 1つ目の[[効果]]は、[[サーチ]]ではなく[[墓地送り>墓地へ送る]]となった[[《融合徴兵》]]のようなものである。~
 [[墓地へ送られた]][[モンスター]](及びその[[同名カード]])はこの[[ターン]]は[[特殊召喚]]も[[効果の発動]]も封じられるので、活用手段は限られる。~
 [[墓地融合]]の[[融合素材]]や[[墓地コスト]]に用いるのが真っ当な手段だろう。~
 [[【ジェムナイト】]]であれば[[《ジェムナイト・フュージョン》]]の[[サルベージ]][[コスト]]や[[《ジェムナイト・ファントムルーツ》]]での[[融合素材]]を継続的に確保できる。~
 やや回りくどいが、[[召喚]]は制限されていないので、[[サルベージ]]と[[コンボ]]すれば実質[[サーチ]]となる。~
 返しの[[ターン]]以降は制約も解けるため、[[相手]][[ターン]]で使用可能な[[墓地]][[効果]]を持つものを選ぶのも良い。~

 「[[カード名が記された>カード名が記されたカード]][[融合素材]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]」点では[[《E・HERO プリズマー》]]が競合相手となる。~
 あちらはサポートの多い[[モンスター]]且つ[[コスト]]で[[墓地へ送る]]点が優位点だが、一方で[[召喚権]]を必要とする点や[[召喚]]反応型[[罠カード]]にも弱いので、一長一短と言える。~

 2つ目に関しては[[《オーバーロード・フュージョン》]]を参照。~
 この[[効果]]だけで見ると、[[永続魔法]]故に[[除去]]に弱い、[[サーチ]]手段が少ない、[[発動]]回数制限がある、[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にできない等、あちらに劣る部分が多い。~
 とは言え、1つ目の[[効果]]で[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行った後にこの[[効果]]にスムーズに移れるのはこちらの大きな利点である。~

-1つ目の[[効果]]は[[カード名が記された>カード名が記されたカード]][[融合素材]]のみが対象であるため、[[《冑の忍者−櫓丸》]]のように[[カテゴリ]]で指定している場合などは対応しない。~

-2つ目の[[効果]]で[[墓地融合]]可能な[[モンスター]]は[[こちら>《オーバーロード・フュージョン》#list]]を参照。~
ただし、[[融合素材]]の関係上[[《鉄駆竜スプリンド》]]は([[《チェーン・マテリアル》]]・[[《サイバネティック・フュージョン・サポート》]]等を使用しない限り)[[融合召喚]]できない。~

-Vジャンプ(2023年7月号)には「かつての[[環境]][[トップデッキ>主流デッキ]]で活躍した2枚の[[キーカード]]が融合」と紹介されている。~
第5期に活躍した[[【未来オーバー】]]における[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]を指しているのだろうと推測されていたが、8月号の綴じ込み冊子で上記2枚が元であると明言された。~
--1つ目の[[効果]]は前者、2つ目の[[効果]]は後者を意識しており、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]から[[墓地融合]]に移行する往年の[[【未来オーバー】]]の動きを疑似的に再現している。~
もっとも、前者はその[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]性能故に[[禁止カード]]になったことを踏まえてか、[[墓地送り>墓地へ送る]]は[[カード名が記された>カード名が記されたカード]]1体のみに制限され、更に[[墓地へ送られた]][[モンスター]]の使用に制約が設けられている。~
代わりに[[エラッタ]]後の様にタイムラグは生じず、[[発動]][[ターン]]に[[墓地へ送る]]ことができるようにはなっている。~

--また、「[[カード名が記された>カード名が記されたカード]][[融合素材]]1体」という指定により、「[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を指定して大量の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行う」という[[【未来オーバー】]]の要であった戦術は使用できなくなっている。~

--当時は類似する[[デッキ]]として[[【未来龍】]]という[[デッキ]]もあったのだが、[[効果]]の関係上この[[カード]]は使いにくくなっている。
--当時は類似する[[デッキ]]として[[【未来龍】>https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%C9%A5%E9%A5%B4%A5%F3%C2%B2%A1%DB#FutureFusion]]という[[デッキ]]もあったのだが、[[効果]]の関係上この[[カード]]は使いにくい。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[融合]]
-[[フュージョン]]

-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]
-[[《オーバーロード・フュージョン》]]

-[[融合モンスターにカード名の記された融合素材モンスター>融合素材#material]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2023年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]] VJMP-JP237 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
Q:1つ目の[[効果]]を使用した同じ[[ターン]]に同じ《超未来融合−オーバーフューチャー・フュージョン》の2つ目の[[効果]]を使用できますか?~
A:同じ[[ターン]]に使用できます。(23/06/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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