*《&ruby(てんきゅうはりゅう){天穹覇龍};ドラゴアセンション/Ascension Sky Dragon》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星10/光属性/ドラゴン族/攻   ?/守3000
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。
 フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
 このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が
 自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。
 このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
 その一組を特殊召喚できる。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
 「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック16 付属カード>書籍付属カード#VB16]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[シンクロ召喚に成功した]]時に[[手札]]枚数に応じて[[自己強化]]する[[誘発効果]]、[[相手]]によって[[破壊された]]時に[[シンクロ素材]]一組を[[蘇生]]させる[[誘発効果]]を持つ。~

 高[[レベル]]ながら[[シンクロ素材]]には[[縛り]]がない事から[[最上級モンスター]]も[[シンクロ素材]]に使用できるため、[[コントロール奪取]]とも合わせやすい。~

 1つ目の[[効果]]により、[[シンクロ召喚]]時の[[手札]]の枚数に比例して[[攻撃力]]が上昇する。~
 [[シンクロ召喚に成功した]]時に[[発動]]する[[効果]]であるため、[[蘇生]]等の他の[[特殊召喚]]では[[攻撃力]]は0となり、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等で一度[[無効]]にされれば、[[攻撃力]]は二度と元には戻らない。~
 [[強化]]値は[[手札]]1枚につき800であり、4枚以上確保できないのであれば素直に[[元々の攻撃力]]が高い[[《神樹の守護獣−牙王》]]・[[《ブラッド・ローズ・ドラゴン》]]・[[《フルール・ド・バロネス》]]を使った方がより高い[[攻撃力]]を得られる。~
 [[レベル]]の高さから[[シンクロ召喚]]には[[カード]]を多く消費しやすいが、高い[[攻撃力]]を望む場合は[[手札]]の枚数に余裕がある状態で、かつ少ない[[カード]]消費で[[シンクロ召喚]]する事が求められる。~
 [[《ヴァイロン・キューブ》]]や後述の[[《チューニング・サポーター》]]などの[[シンクロ素材]]にすることで[[手札]]を増やせる[[カード]]とは相性が良く、[[ディスアドバンテージ]]を回復しつつ高い[[攻撃力]]を得やすい。~

 [[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《カメンレオン》]]から[[レベル]]6の[[モンスター]]を[[蘇生]]させたり、[[《ドラゴラド》]]から[[《ラブラドライドラゴン》]]を[[蘇生]]させる等すれば、[[手札]]1枚の消費からこの[[カード]]を展開することができる。~
 また、[[《ロード・ウォリアー》]]で[[レベル]]2[[チューナー]]を[[リクルート]]しても[[シンクロ召喚]]が可能。~

 [[《深海のディーヴァ》]]で[[《海皇子 ネプトアビス》]]を[[リクルート]]し、[[レベル]]7の[[《海皇龍 ポセイドラ》]]を[[サーチ]]し、[[《たつのこ》]]を[[シンクロ召喚]]しても、[[手札]]1枚で出せる。~
 この際、[[《海皇子 ネプトアビス》]]の[[コスト]]として[[墓地]]に[[《海皇の竜騎隊》]]を置けば[[サーチ]][[効果]]で[[手札]]消費は実質0になる。~
 [[《海皇龍 ポセイドラ》]]以外を[[サーチ]]した場合でも、[[《海皇の竜騎隊》]]の[[効果]]で[[レベル]]7[[海竜族]]を[[サーチ]]し、[[《たつのこ》]]を[[シンクロ召喚]]して[[シンクロ素材]]にすることで、[[手札]]を減らさずにこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
 [[《水精鱗−ディニクアビス》]]が[[手札]]にある場合、[[《海皇子 ネプトアビス》]]でもう1枚の[[《海皇の竜騎隊》]]を[[サーチ]]、[[コスト]]にして[[特殊召喚]]すれば[[手札]]を1枚増やして[[シンクロ召喚]]出来る。~
 [[手札]]に[[《深海のディーヴァ》]]がなく、[[《水精鱗−ディニクアビス》]]と[[《海皇の竜騎隊》]]がある場合も[[《海皇の竜騎隊》]]を[[コスト]]にして[[《深海のディーヴァ》]]を[[サーチ]]し同じ動きが可能。~

 2つ目の[[効果]]は、[[相手]]に[[破壊された]]時に[[墓地]]の[[シンクロ素材]]1組を[[蘇生]]するというもの。~
 [[最上級モンスター]]を[[シンクロ素材]]に使用した場合はその高い[[ステータス]]を活かすことができ、[[下級モンスター]]を[[シンクロ素材]]に使用した場合は大量展開されるので、後続でより幅広い[[シンクロ召喚]]を狙える。~
 [[自爆特攻]]でも条件は満たせるので、[[効果]]を[[無効]]にされ[[攻撃力]]が0になってしまった場合など、状況によっては能動的な[[発動]]を狙うのも良いだろう。~
 ただし、[[蘇生]]可能な一組がすべて[[自分]]の[[墓地]]に揃っている必要があり、1体でもこの条件から外れる場合は全ての[[シンクロ素材]][[モンスター]]を[[蘇生]]できなくなる。~
 もちろん、[[バウンス]]等の[[破壊]]以外の[[除去]]にも無力である点には注意が必要である。~

 [[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]や[[《フォーミュラ・シンクロン》]]等の、[[シンクロ素材]]と[[ドローエンジン]]を兼ねる[[カード]]との相性は特に良好であり、この[[カード]]の後続としても十分な役割が期待できる。~
 また、[[《チューニング・サポーター》]]を[[《機械複製術》]]で増やしてから[[シンクロ素材]]にすれば、大量[[ドロー]]による[[ディスアドバンテージ]]の回復と[[攻撃力]]の[[強化]]を同時に行うことができる。~
 2つ目の[[効果]]で[[蘇生]]させた後は、別の[[シンクロ召喚]]に使うことで更なる[[ドロー]]が見込める。~

-[[《おジャマ・カントリー》]]が[[適用]]されている場合、[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]が入れ替わってから[[攻撃力]]が増加するため、3000+[[手札]]×800というかなりの[[攻撃力]]を得る事ができる。~
[[《おジャマジック》]]・[[《おジャマ・ブルー》]]で[[手札]]を稼ぎやすい点も含めて、[[【おジャマ】]]とは相性が良い[[カード]]である。~
低[[レベル]]主体の[[【おジャマ】]]でも、[[《デブリ・ドラゴン》]]+[[《トライワイトゾーン》]]を使えば[[レベル]]10の[[シンクロ召喚]]をしつつ[[おジャマ]]を残して[[《おジャマ・カントリー》]]の条件を満たせる。~

-非[[チューナー]]1体で[[シンクロ召喚]]できる[[シンクロ素材]]に指定のない初の[[レベル]]10[[シンクロモンスター]]。~
[[《ブラッド・ローズ・ドラゴン》]]・[[《神樹の守護獣−牙王》]]・[[《フルール・ド・バロネス》]]と比べて[[攻撃力]]が不安定だが、[[手札]]次第では高い[[攻撃力]]となり、擬似的な[[破壊]][[耐性]]を持っているので、[[デッキ]]によってはこちらを採用することがあるだろう。~

-Yu-Gi-Oh! World Championship 2015世界大会でのレギュレーションでは、[[制限カード]]に指定されている。~

-「天穹」は「大空」を意味する。~
「ドラゴアセンション」は「ドラゴン」+「アセンション」か。~
「アセンション(Ascension)」には、「上昇」「昇天する」という意味がある。~
//後述の原作[[効果]]も含め、[[《オシリスの天空竜》]]を意識しているのだろうか。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画版5D'sにおいてレクス・ゴドウィンが使用する「&ruby(デュエル・ドラゴン){決闘竜};」の1体。~
初登場は「ジャックvsレクス・ゴドウィン」戦で、[[《天輪の双星道士》]]とその[[効果]]で[[蘇生]]した《天輪の魔導士》3体・《天輪の調律士》の合計5体を[[シンクロ素材]]に[[シンクロ召喚]]される。~
[[破壊された]]時に[[ドロー]]できる《天輪の魔導士》と[[シンクロ召喚に成功した]]場合に[[ドロー]]する[[永続魔法]]《天輪鐘楼》の[[効果]]で[[手札]]を増やすことで[[攻撃力]]を5000まで上げ、[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]を[[戦闘破壊]]した。~
次の[[ターン]]に再び[[特殊召喚]]された[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されそうになったが、自身の[[効果]]によって[[シンクロ素材]]を全て[[蘇生]]させつつ[[エクストラデッキ]]に戻ることで回避し、次のゴドウィンの[[ターン]]に再び[[シンクロ召喚]]される。~
その後、[[罠カード]]《終幕の墓標》で[[手札]]を0にされ[[攻撃力]]も0になるが、[[罠カード]]《天輪増札》による12枚[[ドロー]]で[[攻撃力]]を12000まで跳ね上げるも、[[罠カード]]《王者の&ruby(かぜ){疾風};》で[[戦闘ダメージ]]を[[お互い]]に受ける事で決着した。~
「遊星vsレクス・ゴドウィン」戦では、[[《究極神 アルティマヤ・ツィオルキン》>《アルティマヤ・ツィオルキン》]]の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]された。~
[[攻撃]]名は「&ruby(アルティメット・アセンディング・ウェーブ){超次元昇天葬};」、[[蘇生]][[効果]]名は「&ruby(ヘブン・リンカーネーション){天翔輪廻};」。~

--初回の[[シンクロ召喚]]時の口上は「天よ!!運命よ!!事象の理よ!!巡る天輪に乗せ此処に結実せよ!!我が決闘竜よ!!五千年の沈黙を破り、光と共に降臨せよ!![[シンクロ召喚]]!!《天穹覇龍ドラゴアセンション》!!」。~
2回目の[[シンクロ召喚]]以降は「我が決闘竜〜」以下の台詞が省略されている。~

--漫画では[[攻撃力]]の上昇値は[[手札]]×1000で、[[《オシリスの天空竜》]]のように[[手札]]枚数によって常に[[攻撃力]]が変動していた。~
また[[シンクロ素材]]の[[蘇生]][[効果]]は、自身の[[破壊]]を[[無効]]にしつつ自身を[[エクストラデッキ]]に戻し、その上で[[墓地]]の[[シンクロ素材]]を[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]するというものだった。~
加えて、[[シンクロ素材]]の[[モンスター効果]]は[[無効]]化されなかった。~

---[[OCG]]化にあたり、[[ステータス]]の上昇幅が減り、自身を[[エクストラデッキ]]に[[戻す]][[効果]]は失われたため、原作に比して大きく弱体化している。~
そもそもこのままで[[OCG]]化されていた場合、[[シンクロ素材]]を[[効果]]を[[無効]]されないままの[[蘇生]]に加え、何らかの手段で[[破壊]]する[[カード]]を用いれば[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]との組み合わせで[[無限ループ]]が容易にできてしまうため、この[[弱体化]]は当然と言える。~

--2組が入れ替わるように交互に復活を繰り返す[[効果]]は、アニメ5D'sにおいてレクスが使用した[[《太陽龍インティ》]]と[[《月影龍クイラ》]]を意識していると思われる。~

--[[《究極神 アルティマヤ・ツィオルキン》>《アルティマヤ・ツィオルキン》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された決闘竜には、[[《究極神 アルティマヤ・ツィオルキン》>《アルティマヤ・ツィオルキン》]]の目の部分と同じ模様が刻まれていたが、この[[カード]]のみ刻まれていない。~
元々レクス・ゴドウィンの[[カード]]であったためだろう。~

--漫画版5D'sにてレクスが使用した[[速攻魔法]]《決闘竜の飛翔》に描かれている。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[&ruby(デュエル・ドラゴン){決闘竜};>決闘竜トークン#duel_dragon]]

-[[シンクロ素材一組を蘇生できる効果を持つカード>《シンクロキャンセル》#list]]

-[[手札枚数に比例して自己強化するカード>《ムカムカ》#card]]

//―《天穹覇龍ドラゴアセンション》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【おジャマ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック16 付属カード>書籍付属カード#VB16]] VB16-JP002 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[攻撃力]]がアップする[[効果]]と[[シンクロ素材]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]の種別は何になりますか?~
A:それぞれ[[誘発効果]]になります。(13/08/21)

Q:[[ダメージステップ]]中の[[シンクロ素材]]一組を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/08/21)

Q:[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[墓地]]の[[シンクロ素材]]一組を[[対象]]にとりますか?~
A:いいえ、[[対象]]をとりません。(13/08/21)

Q:[[特殊召喚]]する[[効果処理時]]に[[墓地]]の[[シンクロ素材]]一組の内1体が[[墓地]]から存在しなくなった場合は、残りの[[モンスター]]は[[特殊召喚]]されなくなりますか?~
A:はい、[[シンクロ素材]]一組[[特殊召喚]]できなくなりますので[[特殊召喚]]されません。(13/08/21)

Q:一度[[シンクロ召喚]]したこの[[カード]]が[[《亜空間物質転送装置》]]で一時的に[[除外]]され[[フィールド]]に戻った後、[[相手]]に[[破壊]]されて[[墓地へ送られた]]時に[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/08/21)

Q:一度[[シンクロ召喚]]したこの[[カード]]が[[《月の書》]]で[[裏側表示]]にされた後、[[裏側表示]]の状態やその後[[表側表示]]になった状態の時に[[相手]]に[[破壊]]されて[[墓地へ送られた]]時に[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]でき、[[シンクロ素材]][[モンスター]]一組は[[特殊召喚]]されます。(13/09/12)~
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12905&keyword=&tag=-1
//「発動可能か」と「効果処理を行えるか」は全く別の問題

Q:[[フィールド]]に[[《おジャマ・カントリー》]]が存在するとき、[[シンクロ召喚に成功した]]この[[カード]]の[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:その場合、まず[[《おジャマ・カントリー》]]の[[効果]]により《天穹覇龍ドラゴアセンション》の[[攻撃力]]は3000となり、更に自身の[[効果]]によって[[手札]]の枚数×800ポイント分[[攻撃力]]が上昇します。(13/08/21)

Q:上記の状況で[[自分]]の[[手札]]が3枚の時にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]し、その後[[《おジャマ・カントリー》]]が[[破壊された]]場合この[[カード]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]はそれぞれいくつになりますか?~
A:[[《おジャマ・カントリー》]]の[[効果]]が[[適用]]されなくなった時点で、この[[カード]]の[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]は元に戻りますが、『自分の手札の数×800ポイントアップする』[[効果]]は[[適用]]される為、この[[カード]]の[[攻撃力]]は2400、[[守備力]]は3000になります。(13/09/04)

Q:一度[[シンクロ召喚]]したこの[[カード]]の[[シンクロ素材]]一組の内1体が別の[[カード]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]され、再び[[墓地]]に置かれた後で、この[[カード]]が[[相手]]に[[破壊]]されて[[墓地へ送られた]]時に[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/12/23)


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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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