*《&ruby(とくいてん){特異点};の&ruby(あくま){悪魔};》 [#top]
 効果モンスター
 星1/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手がモンスターを特殊召喚した時、
 手札からこのカードと魔法カード1枚を捨てて発動できる。
 そのモンスターを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1913

 [[ANIMATION CHRONICLE 2024]]で登場する[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[相手]]が[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した時に自身と[[魔法カード]]1枚を[[手札コスト]]にその[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 一度に複数体が[[特殊召喚]]された場合以外は[[2:1交換>1:1交換]]となるものの、[[特殊召喚]]された[[モンスター]]を[[対象をとらず>対象をとらない効果]]に[[破壊]]できる。~
 しかし、追加[[コスト]]1枚が必要な上に[[魔法カード]]に限られているため、肝心な点で使えない可能性があり、[[モンスター]]を[[捨てる]]場合と比べ損失も回避しづらい。~
 しかし、追加[[コスト]]1枚が必要な上に[[魔法カード]]に限られているため、肝心な場面で使えない可能性があり、[[モンスター]]を[[捨てる]]場合と比べ損失も回避しづらい。~
 [[特殊召喚]]された[[モンスター]]は即座に[[効果]]を[[発動]]することも多く、その場合は単体で使える[[《幽鬼うさぎ》]]に劣りやすいこともネックとなる。~

 こちらの利点としては[[起動効果]]等を[[発動]]させる前に[[除去]]できる点、[[ペンデュラム召喚]]等を[[トリガー]]にできれば複数体の[[除去]]が可能な点だろう。~
 [[《マクロコスモス》]]などの全体[[除外]]に影響されないことでも差別化できる。~

 相性の良い[[デッキ]]としては、下記が挙げられる。
+[[白き森]][[魔法カード]]を[[手札コスト]]にすることで実質[[魔法カード]]の消費をなくせる【白き森】~
+条件さえ満たせば毎[[ターン]]の[[サルベージ]]が可能な[[《合成獣融合》]]を擁し、状況に応じてこの[[カード]]を[[融合素材]]として利用可能な[[【有翼幻獣キマイラ】]]~

 他にも[[罪宝]][[魔法カード]]を擁する[[【罪宝スネークアイ】>【スネークアイ】]]、[[魔法カード]]の回収に長ける[[【ウィッチクラフト】]]、[[《おジャマジック》]]のある[[【おジャマ】]]等で使うのも面白い。~
 また、その[[ステータス]]から[[《ソウル・リゾネーター》]]や[[《ナイトメア・スローン》]]で[[サーチ]]できる点を活かし、[[【レッド・デーモン】]]や[[【ユベル】]]等に投入するのもいいだろう。~
 ただし[[時の任意効果>「時」と「場合」]]であり、[[チェーン]]2以降で[[特殊召喚]]された[[モンスター]]には対処できない点は注意。~

-「特異点」については[[《進化の特異点》]]を参照。~
--この[[カード]]で直接のモチーフとなったのは、特異点の中でも「重力の特異点」だろう。~
物理学者・アインシュタインが提唱した一般相対性理論は、重力を説明する際に非常に優れた理論であったが、天文物理学者シュヴァルツシルトは巨大な重力(質量の重い星)の中心から一定の距離([[シュワルツシルト半径>《限界竜シュヴァルツシルト》]])で理論が成立しないことを示した。~
これが「重力の特異点」とされ、長い議論を経て後に否定されたものの、この議論が[[ブラックホール>《ブラック・ホール》]]の存在提唱に繋がり、現在ではブラックホールの中心は「重力の特異点」にあたることがわかっている。~

--「悪魔」というフレーズは「ラプラスの悪魔」を意識したものだろう(ラプラスの悪魔については[[《DDD運命王ゼロ・ラプラス》]]を参照)。~
アインシュタインは「神は[[サイコロ]]を振らない」と述べ、「ラプラスの悪魔」の主旨である「全ての未来の状態は偶然性を含まず、現在の物質の状態から完全に規定される」ことを支持したことで知られる。~

---ちなみに、後述の通りアニメでこの[[カード]]を使用したのはアインシュタインをモデルとしたキャラクターであるツバインシュタインである。~
同じ[[デュエル]]で[[《ブラック・ホール》]]や《魔界算術士ラプラス》を使用したり、「神は[[サイコロ]]を振らない」の台詞と共に[[ドロー]]の偶然性を抑える[[カード]]を使ったりといった関連性も見られる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsツバインシュタイン」戦において、ツバインシュタインが使用。~
十代が[[《融合》]]によって[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[融合召喚]]したのを[[トリガー]]に[[効果]]を[[発動]]し、自身と[[《鳳凰神の羽根》]]を[[捨てる]]ことでそちらを[[無効]]にして[[破壊]]した。~

--アニメでは[[1ターンに1度]]の制限は無く、「[[特殊召喚]]を[[無効]]にして[[破壊]]する」[[効果]]であり、[[OCG]]化の際に[[無効]]にする[[効果]]が無くなり弱体化している。~
ただし、アニメの[[効果]]のまま[[OCG]]のルールに当てはめると[[発動したカードの効果による特殊召喚]]を行う[[《融合》]]等には[[発動]]できないため、劇中の展開を再現するための調整とも考えられる。~

--ツバインシュタインは十代が「[[融合召喚]]を得意とするデュエリスト」であることを熟知しており、観戦していた三沢は「[[手札融合]]に対してこの[[カード]]を[[発動]]すれば、大きな[[ディスアドバンテージ]]を与えられる」と考えた上でこの[[効果]]を使用したと考察した。~
これは、単なる[[融合]][[メタ]]の他に、十代の強い[[ドロー]]力に頼った[[デュエル]]を正す為に、初っ端から十代の出端を挫く意味合いもあった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

//**関連カード [#card]

//―《特異点の悪魔》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANIMATION CHRONICLE 2024]] AC04-JP0XX

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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