*《&ruby(はどうせい){覇道星};シュラ/Shura the Combat Star》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星12/闇属性/戦士族/攻   0/守   0
 「覇勝星イダテン」+レベル5以上の戦士族モンスター
 (1):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
 相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力は0になる。
 (2):モンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
 その戦闘を行うお互いのモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
 それぞれのレベル×200アップする。
 (3):融合召喚したこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
 「覇勝星イダテン」1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。

 [[COLLECTORS PACK 2018]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[バトルフェイズ]]に[[相手]][[モンスター]]全ての[[攻撃力]]を0にする[[誘発即時効果]]、[[戦闘]]を行う[[モンスター]]同士をそれぞれの[[レベル]]に比例した分だけ[[強化]]する[[誘発即時効果]]、[[融合召喚]]した状態で[[破壊された]]場合に[[《覇勝星イダテン》]]1体を[[融合召喚]]扱いで[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[融合モンスター]]の[[《覇勝星イダテン》]]が[[融合素材]]に指定されているが、[[融合素材代用モンスター]]で肩代わりできるためかなり出しやすい。~
 [[融合素材]]に[[《覇勝星イダテン》]]を直接指定しているため、[[融合素材代用モンスター]]で肩代わりできるためかなり出しやすい。~
 特に[[《パラサイト・フュージョナー》]]とは相性がよく、[[レベル]]5以上の[[戦士族]][[モンスター]]を立てて[[相手]][[バトルフェイズ]]中にこの[[カード]]を[[融合召喚]]することで(1)の[[効果]]に繋ぐことも可能。~
 適当な[[モンスター]]に[[《融合識別》]]を用いて代用するのも手である。~
 いずれにせよ、(3)の[[効果]]の関係もあるので、[[《覇勝星イダテン》]]を用いずに[[融合召喚]]を狙えるような構築を検討してもいいだろう。~
//そう?
//別に無理してでも代用で、とは言ってないし

 [[《融合呪印生物−闇》]]と[[レベル]]5以上の[[戦士族]]を並べ、[[《融合呪印生物−闇》]]の[[起動効果]]で[[特殊召喚]]する方法もある。~
 ただし、[[融合召喚]]ではないため(3)の[[効果]]は使えない点は注意。~

// [[レベル]]5以上の[[戦士族]]は[[《ギラギランサー》]]や[[《超量士レッドレイヤー》]]など[[特殊召喚]]が容易なものも多いので揃えるのも難しくはない。~
// 中でも[[《覇勝星イダテン》]]で[[サーチ]]でき、[[融合召喚]][[効果]]も備える[[《天融星カイキ》]]は、この[[カード]]の[[融合素材]]に適していると言えるだろう。~
 [[融合素材]]となる[[レベル]]5以上の[[戦士族]]に[[《超量士レッドレイヤー》]]などの[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい[[モンスター]]を使用することで、[[融合召喚]]による消費を軽減できる。~
 [[《天融星カイキ》]]は、[[《覇勝星イダテン》]]で[[サーチ]]でき[[融合召喚]][[効果]]も備えるため、この[[カード]]の[[融合素材]]に特に適していると言える。~
 [[《簡易融合》]]で[[《炎の剣士》]]などの[[戦士族]]を[[特殊召喚]]するのも良いだろう。~

 (1)は[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にする[[効果]]。~
 [[攻撃力]]を上書きして0にするため対抗手段が少なく、ほとんどの[[モンスター]]を[[戦闘]]において無力にできる。~
 [[相手]]の[[バトルフェイズ]]でも[[発動]]でき、タイミングもある程度融通が利くので、[[効果]]を[[無効]]にされなければ隙は生まれにくい。~
 [[自分]]の[[モンスター]]に影響はないため、十分な手数があれば[[フィニッシャー]]となり得る。~

 (2)は[[戦闘]]を行う[[モンスター]]同士を互いに[[強化]]させる[[効果]]。~
 自身の[[レベル]]×200だけ強化されるため、[[元々の攻撃力]]が0で[[レベル]]12のこの[[カード]]の[[攻撃力]]は最低でも2400となる。~
//2桁以上の数字は半角
 (1)の[[効果]]の影響下において、この[[カード]]は事実上[[レベル]]の大小によって[[戦闘]]結果が決まることになるが、[[レベル]]12であるため基本的に負ける心配はない。~
//が、[[相手]][[モンスター]]も[[攻撃力]]が上昇するため単純に使うと相打ちとなる。~
 他の[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃]]時にも[[発動]]するため、高[[レベル]][[モンスター]]を並べておけばその[[攻撃力]]はさらに跳ね上がる。~
 [[レベル]]を持つ[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]も上がるが、(1)の[[効果]]の存在から[[自分]]の[[モンスター]]で勝てる場合がほとんどだろう。~

 [[捕食カウンター]]を併用するのも手で、[[レベル]]を持つ[[相手]][[モンスター]]は[[レベル]]1となり、この[[効果]]による[[強化]]は200に抑えられる。~
 [[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]はこの恩恵を受けられず、(1)を併用した場合[[攻撃力]]は0のままとなる。~

 (3)はこの[[カード]]が[[融合召喚]]されている状態で[[相手]]によって[[破壊された]]場合に、[[《覇勝星イダテン》]]を[[融合召喚]]扱いで[[特殊召喚]]する[[効果]]。~
 [[戦闘破壊]]されにくいため[[発動]]機会は限られるが、この[[カード]]同様[[戦闘]]に強い後続を確保でき、[[《覇勝星イダテン》]]の(1)の[[効果]]で[[《天融星カイキ》]]を[[サーチ]]すれば、2枚目のこの[[カード]]の[[融合召喚]]も狙える。~
// (1[[《天融星カイキ》]])の[[効果]]が[[適用]]後であれば[[《覇勝星イダテン》]]で[[攻撃]]することで3000の[[ダメージ]]を与えられる。~
 [[特殊召喚]]は[[エクストラデッキ]]からのみなので、この[[効果]]を活かすのであれば[[《覇勝星イダテン》]]を多めに投入するか、[[《貪欲な壺》]]等の戻す手段も考慮しておきたい。~

 [[元々の攻撃力]]が0であることから[[《スキルドレイン》]]などによる[[効果]][[無効]]に非常に弱いので要注意である。~
 特に[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]は天敵で、(1)で0にした[[攻撃力]]を5000に上書きされ、(2)及び(3)も[[発動]]できず[[戦闘破壊]]される。~
 [[効果]]で[[戦闘]]には強いが[[耐性]]は一切存在しないので[[《覇勝星イダテン》]]と共に[[耐性]]を与えられる[[《神縛りの塚》]]を併用することも考えられる。~

-2018年5月23日に、公式twitterにおいてこの[[モンスター]]を軸とした[[デッキ]]レシピが公開された。~
同パックで登場した[[戦士族]]と[[U.A.]]を中心としており、[[エクストラデッキ]]まで[[戦士族]]で統一することにより[[《一族の結束》]]の[[適用]]を可能としている。~
なお、[[カテゴリ]]名などで括るのが難しかったためか[[デッキ]]名は【戦士族・レベル5モンスター】とかなり大雑把なものであった。~

-[[カード名]]の「シュラ」は「&ruby(しゅら){修羅};」のことだと思われる。~
修羅は[[阿修羅>《阿修羅》]]の別名であり、この[[モンスター]]の[[イラスト]]にも阿修羅の要素が見られる。~

//--「覇道星」という[[カード名]]を見るに、仏教における六道の1つである「修羅道」もこの[[カード]]のモチーフになっていると思われる。~
//六道とは人間が生存中の善悪の業因によって[[輪廻転生>《輪廻転生》]]する六つの世界の事で、「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」の6つを指す。~
//修羅道には阿修羅が住んでおり、常に争いや怒りの絶えない世界であるという。

--また「覇道」には武力による支配という意味合いがあり、アニメでの使用者である勝鬨の所属する梁山泊塾や彼自身の思想もまた力を重んじるものであった。~
このことから、覇道の概念もモチーフに含まれていると思われる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs勝鬨」(2戦目)において勝鬨が使用。~
[[《天融星カイキ》]]と[[《覇勝星イダテン》]]を[[融合素材]]として[[融合召喚]]された。~
自身の[[効果]]と[[レベル]]の高さを活かして遊矢の[[モンスター]]、特に[[レベル]]を持たない[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]に対して一方的に優位に立つ算段であった。~
だが[[《相克の魔術師》]]と[[《相生の魔術師》]]の(アニメ版)[[ペンデュラム効果]]により[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]に[[レベル]]を持たれたり、この[[カード]]の[[レベル]]を下げられたり等、予想外の妨害を幾度も受けたため勝負を決めきれなかった。~
最終的には[[永続罠]]《封魔閃光》による[[強化]]で[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]の[[戦闘破壊]]には成功したものの、代償として《封魔閃光》によりこの[[カード]]も[[破壊された]]。~

--アニメでは(3)の[[効果]]は存在せず、また(1)の[[効果]]は[[誘発即時効果]]ではなく[[永続効果]]であり[[自分]]の[[モンスター]]にも[[効果]]が及んだ。~
(1)の[[効果]]は[[発動]]後に[[特殊召喚]]されたり[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]らで無視されたりと抜け穴も増えたが、全体的に見れば[[OCG]]化で大幅に強化されていると言っていいだろう。

--「遊矢vs勝鬨」(1戦目)で勝鬨は[[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]である[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]に[[《覇勝星イダテン》]]を[[戦闘破壊]]され敗れている。~
この[[カード]]の(2)の[[効果]]は[[レベル]]を持たない[[モンスター]]に対して効果的であるので、恐らくは上記の敗北を踏まえた[[メタ]][[効果]]なのだろう。~
劇中でも遊矢を挑発して[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]を呼び出させようと誘導する等、言動からその節がうかがえる。~
---勝鬨はこの[[効果]]を「[[レベル]]を持たないということは[[レベル]]0ということだ!」と述べている。~
勝鬨も前回の敗北から「[[レベル]]を持たない=[[レベル]]0」でない事は既に把握しているため、上記の台詞は前回の[[デュエル]]での自身の発言を意識したものだろう([[《覇勝星イダテン》]]参照)。~
また、[[レベル]]を持たない[[モンスター]]はこの[[カード]]によって[[攻撃力]]が0になるという意味を強調するための発言であるとも解釈できる。~

--[[融合召喚]]時の口上は「[[天にとけし者よ>《天融星カイキ》]]、[[悠久の覇者よ>《覇勝星イダテン》]]、重ねし力で天下を取らん![[融合召喚]]!来い、[[レベル]]12!《覇道星シュラ》!」~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《天昇星テンマ》]]
-[[《天融星カイキ》]]
-[[《地翔星ハヤテ》]]
-[[《地葬星カイザ》]]
-[[《地雷星トドロキ》]]

-[[《天雷星センコウ》]]

-[[《覇勝星イダテン》]]
-[[《覇雷星ライジン》]]

//―[[イラスト]]関連

//―《覇道星シュラ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【覇勝星イダテン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2018]] CP18-JP040 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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