*《&ruby(こおり){氷};の&ruby(じょおう){女王};/Ice Queen》 [#top]
 効果モンスター
 星8/水属性/魔法使い族/攻2900/守2100
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
 自分フィールド上に表側表示で存在する
 このカードが破壊され墓地へ送られた時、
 自分の墓地の魔法使い族モンスターが3体以上の場合、
 自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
//テキストはトーナメントパック2012 vol.2より

 [[LIMITED EDITION 14>LIMITED EDITION#LE14]]で登場した[[水属性]]・[[魔法使い族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[蘇生]]できない[[召喚条件]]、[[自分]][[フィールド]]で[[表側表示]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[魔法カード]]を[[サルベージ]]できる[[誘発効果]]を持つ。

 [[効果]]の[[発動条件]]を考えると、主に[[【魔法使い族】]]で使う事になる。~
 [[蘇生]]こそ不可能だが、[[手札]]・[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]や[[帰還]]は可能。~
 [[《ディメンション・マジック》]]・[[《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》]]の他、[[《異次元海溝》]]・[[《D・D・R》]]なら[[除去]]手段と共に投入することで[[帰還]]も容易になる。~

 [[サルベージ]][[効果]]の[[発動]]には[[墓地を肥やす]]必要があり、特に[[リリース]]要員も兼任できる[[《墓守の偵察者》]]や[[《見習い魔術師》]]とは相性が良い。~
 後者は[[《水晶の占い師》]]や[[《魔導書士 バテル》]]とも併用でき、この[[カード]]と[[属性]]サポートを共有しやすくなる。~
 また、[[《創世の預言者》]]はこの[[カード]]を[[サルベージ]]でき、そのまま[[《ディメンション・マジック》]]の[[リリース]]にも使えるので高い[[シナジー]]を誇る。~
 さらに、[[墓地]]が肥えていれば[[《ディメンション・マジック》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]したこの[[カード]]をそのまま[[破壊]]することで、即[[効果の発動]]も可能。~
 この場合、[[《ディメンション・マジック》]]が[[フィールド]]上の[[モンスター]]と[[手札]]のこの[[カード]]を[[コスト]]とする[[《魔法石の採掘》]]になる。~
 [[ディスアドバンテージ]]は[[《魔法石の採掘》]]と変わらず実用的な使い方ではないが、[[《黄泉ガエル》]]などを用いれば損失を補うこともでき、状況にあわせて活用していきたい。~

-[[墓地]]の[[魔法使い族]]が3体以上、[[自分]][[フィールド]]の[[《醒めない悪夢》]]・[[《エンシェント・クリムゾン・エイプ》]]、[[相手]][[フィールド]]の[[《ヤジロベーダー》]]が存在する時に、この[[カード]]と[[《異次元海溝》]]で[[無限ループ]]となる。~
[[《王立魔法図書館》]]、[[《ビッグバンガール》]]・[[《極氷獣アイスバーグ・ナーワル》]]等があれば[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~

-その[[種族]]と[[効果]]から、[[エラッタ]]前の[[《混沌の黒魔術師》]]を調整した[[モンスター]]という印象を受ける。~
[[攻撃力]]ではこちらが勝り、[[《ディメンション・マジック》]]で[[特殊召喚]]できる[[魔法使い族]]では[[《コスモクイーン》]]・[[《時花の魔女−フルール・ド・ソルシエール》]]などと並び、[[《轟の王 ハール》]]が登場するまでは最高の数値を誇っていた。~
また、上記の通り[[《ディメンション・マジック》]]の[[破壊]][[効果]]を自身に使うことで[[効果]]を即座に使用できたり、後に登場した[[サポートカード]]等により運用上の相違点は増しており、単純な[[下位互換]]とは言いがたい。~

-[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない[[デメリット]]は、[[エラッタ]]前の[[《混沌の黒魔術師》]]に見られた無限回収を阻止するためだろう。~
この[[デメリット]]がなければ、[[効果]]で[[《死者蘇生》]]などを回収することで妨害されない限り永久に[[蘇生]]できてしまう。~
//[[墓地]]からの[[魔法カード]]回収は[[《聖なる魔術師》]]→[[《混沌の黒魔術師》]]→《氷の女王》と登場順に厳しくなっており、この[[カード]]・[[《神聖魔導王 エンディミオン》]]・[[《魔法石の採掘》]]・[[《魔法再生》]]に至っては他の[[カード]]を必要としている。~

-海外版では[[イラスト]]修正されている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「明日香vsマッケンジー」戦で明日香が使用。~
《コールド・タイガー》と、[[魔法カード]]《魂をふきこむ彫刻家》によって《コールド・タイガー》と[[同名カード]]扱いで[[特殊召喚]]された[[トークン]]を[[生け贄]]に[[召喚]]された。~
[[戦闘]]する[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を500ダウンさせる[[装備魔法]]《絶対君主の冠》を[[装備]]し、[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]による自身の[[弱体化]]を帳消しにして[[戦闘破壊]]を狙った。~
しかし、マッケンジーは[[魔法カード]]《主からの光》で[[《The splendid VENUS》]]を[[強化]]し、明日香が[[カウンター]]しようと[[発動]]した[[速攻魔法]]《瞬間氷結》も[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]に阻まれたため[[不発]]となったことで結果的に迎撃され[[戦闘破壊]]されてしまった。~
[[攻撃]]名は「コールド・ブリザード」。~

--漫画では「[[相手]][[フィールド]]上に[[水属性]]の[[モンスター]]がいる時、[[LP]]を500ポイント払うことで1[[ターン]]のみ[[自分]][[フィールド]]上に移すことができる」という、[[水属性]]限定の[[《洗脳−ブレインコントロール》]]のような[[効果]]を持っていた。~
ただし、マッケンジーは[[水属性]][[モンスター]]を使用していないため、劇中で[[効果]]は使われていない。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《混沌の黒魔術師》]]

-[[《E・HERO フラッシュ》]]

//―《氷の女王》の姿の見られるカード

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 14>LIMITED EDITION#LE14]] LE14-JP003 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2012 Vol.2]] TP22-JP001 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[墓地]]の[[魔法カード]]を[[対象にとりますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
A:はい、[[対象にとります>対象をとる(指定する)効果]]。(08/12/30)

Q:[[発動条件]]の「[[魔法使い族]][[モンスター]]が3体以上」はこの[[カード]]を含めますか?~
A:はい、含めます。(08/12/28)

Q:[[戦闘]]によって[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(12/03/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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