*《&ruby(ヒスイテイ){氷水帝};エジル・ラーン/Icejade Ran Aegirine》 [#top]
チューナー・効果モンスター
星７/水属性/水族/攻1500/守2500
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札からこのカード以外の、「氷水」カード１枚または水属性モンスター１体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「氷水トークン」（水族・水・星３・攻／守０）１体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分は水属性モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(2)：このカードは装備カードを装備している限り、カード名を「氷水底イニオン・クレイドル」として扱う。
[[CYBERSTORM ACCESS]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[最上級モンスター]]の[[チューナー]]。~
[[氷水]]または[[水属性]]を[[捨てる]]ことで[[手札]]から[[特殊召喚]]して[[氷水トークン]]を生成できる[[起動効果]]、[[装備カード]]を[[装備]]している限り[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]として扱う[[永続効果]]を持つ。~
(1)は自己[[特殊召喚]]と[[氷水トークン]]の生成。~
[[手札コスト]]が必要になるが、[[氷水]][[カード]]または[[水属性]]全般と範囲は広く、[[海皇]]を[[コスト]]にすれば[[コンボ]]もできる。~
[[レベル]]７[[チューナー]]と[[レベル]]３の非[[チューナー]]が並ぶため、[[水属性]]限定ながら[[レベル]]10の[[シンクロ召喚]]や[[リンク]]２の[[リンク召喚]]が可能。~
この[[カード]]と[[氷水トークン]]で[[シンクロ召喚]]できるのは現状[[《氷水啼エジル・ギュミル》]]と[[《相剣大公−承影》]]、[[《氷霊山の龍祖 ランセア》]]の３体のみ。~
前者２つは[[汎用性]]の高い[[効果]]を持つため、この[[効果]]のみでも[[【水属性】]]全体で採用でき、[[《氷霊山の龍祖 ランセア》]]も[[【氷結界】]]で[[シンクロ召喚]]するために採用できるだろう。~
なお、[[氷水トークン]]の生成自体は任意であり、生成しなければ制約等も発生しない。~
[[相手]]に[[《増殖するＧ》]]を[[発動]]された場合や展開ルートによってはあえて生成しない選択肢も取れ、小回りが利きやすいのも利点。~
(2)は[[装備カード]]を[[装備]]している場合に[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]として扱う[[効果]]。~
これによりあちらを条件とする[[カードの効果]]の[[適用]]を狙える。~
[[装備]]する[[カード]]としては自身で[[装備カード]]になれる[[氷水]]を用いることになるだろう。~
[[《氷水艇エーギロカシス》]]とは[[レベル]]が一致するため、あちらの分離後は[[ランク]]７の[[エクシーズ召喚]]が可能。~
[[氷水]]に属する[[レベル]]７[[チューナー]]という点では[[《氷水艇エーギロカシス》]]と競合し、それについての運用法はあちらを参照。~
比較すると、[[サーチ]]ならば即座に展開できるこちら優先、[[墓地送り>墓地へ送る]]ならば[[墓地]]からでも意味を成すあちら優先といった具合だろう。~
-[[カード名]]を変更する[[効果]]を持つ[[カード]]の内、[[永続効果]]で[[適用]]条件があるのはこの[[カード]]が初。~
また、変更先の[[カードの種類]]が異なるのも非常に珍しい。
//また、変更先の[[カードの種類]]が異なるのも非常に珍しく、この[[カード]]が初となる。
//《ブレイズ・キャノン・マガジン》が既に存在。
-「ラーン」とは、北欧神話に登場する霜の巨人（ヨトゥン）の１人で、海神[[エーギル>《氷水のエジル》]]の妻。~
網を投げて人間を捕まえてしまうとされ、夫のエーギル共々海の恐ろしさを象徴した存在であると考えられている。
-[[カード名]]と(1)の[[効果]]で即座に[[《氷水啼エジル・ギュミル》]]の[[シンクロ召喚]]を狙えることから察するに、[[《氷水帝コスモクロア》]]の遺志を継いで新たな「氷水帝」となった[[《氷水啼エジル・ギュミル》]]の非戦闘時の姿だと思われる。~
--[[イラスト]]では、無表情の《氷水帝エジル・ラーン》がボロボロになった[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]の台座に座っている。~
[[イラスト]]奥には凍りついた[[《深淵の相剣龍》]]が、[[イラスト]]手前には砕け散った[[氷水]]たちの残骸やシャボン玉用のストローが置かれている。
---[[イラスト]]の構図は先代の「氷水帝」である[[《氷水帝コスモクロア》]]と対になっている。
---この[[カード]]の(1)の[[効果]]は、[[《相剣軍師−龍淵》]]の(1)とよく似ている。~
[[《相剣軍師−龍淵》]]は[[氷水]]にとって因縁の相手であり、恐らくは意図的なものだろう。
---[[氷水]]は[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]から生まれ、死んだ時は[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]に還るという背景設定を持つ。~
これを踏まえると、(1)(2)の[[効果]]共に、新しく「氷水帝」となった彼女が壊滅的な被害に遭った[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]と[[氷水]]を再興させることを示唆した[[効果]]であると思われる。~
--(1)から[[シンクロ召喚]]できる[[《相剣大公−承影》]]は、最期まで[[氷水]]の為に尽力し、死して尚[[《氷剣竜ミラジェイド》]]の誕生に貢献している。~
あちらを[[シンクロ召喚]]できるのはこのストーリー背景も踏まえた上での配慮だと思われる。~
//-原作・アニメにおいて―~
//-コナミのゲーム作品において―~
**関連カード [#card]
-[[氷水]]
-[[氷水トークン]]
-[[《氷水底イニオン・クレイドル》]]
―[[カード名]]・設定関連
-[[《氷水のエジル》]]
-[[《氷水啼エジル・ギュミル》]]
―[[イラスト]]関連
-[[《深淵の相剣龍》]]
―《氷水帝エジル・ラーン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《億年の氷墓》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[CYBERSTORM ACCESS]] CYAC-JP010 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};
-[[COMPLETE FILE −白の物語−]] CF01-JPXXX &size(10){[[Ultra]]};
//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Ｑ：~
//Ａ：
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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