*《&ruby(まじゅつし){魔術師};の&ruby(みぎて){右手};/Magician's Right Hand》 [#top]
永続魔法
(1)：１ターンに１度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
相手が発動した魔法カードの効果を無効にし破壊する。
[[マキシマム・クライシス]]で登場した[[永続魔法]]。~
[[魔法使い族]]が存在する場合に[[１ターンに１度]]だけ[[魔法カード]]の[[効果]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
[[カードの効果]]を[[チェーンブロック]]を作らずに[[無効]]にして[[破壊]]するという珍しい[[効果]]を持つ。~
類似[[カード]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]するものと処理が異なる点も多いので使用には注意が必要。~
また、[[１ターンに１度]]最初に処理が行われる[[相手]]の[[魔法カード]]のみを[[無効]]にする[[強制効果]]であることにも注意したい。~
この[[カード]]が特に優れている点としては、[[《神の宣告》]]などを[[チェーン]]できない[[《超融合》]]をも[[無効]]にして[[破壊]]できることが挙げられる。~
[[魔法使い族]]を必要とする[[魔法カード]][[メタ]]としては[[《魔法族の里》]]も存在する。~
こちらは[[相手]][[フィールド]]の状況に影響されず、[[魔法使い族]]がいなくとも特に[[デメリット]]はない。~
ただし、あちらと違って[[発動]]そのものは防げず、[[１ターンに１度]]しか妨害できない点などの短所もあるため一長一短である。~
とはいえプレイングに気を付ければ併用しても問題はないので、[[【魔法族の里】]]では両方投入しても良いだろう。~
それぞれ[[《テラ・フォーミング》]]と[[《魔術師の再演》]]で[[サーチ]]可能なので、特化すればどちらかは早めに[[手札]]に引き込める。~
-[[効果]]について。~
--[[《神の宣告》]]等で[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にした場合、この[[カード]]の[[効果]]は[[適用]]されず、その後[[発動]]された[[魔法カード]]を[[無効]]にする。~
--[[ペンデュラムモンスター]]を[[魔法カード]]として[[発動]]する時にも対応できる。~
その場合、[[発動]]を[[無効]]にするわけではないので、[[破壊された]][[ペンデュラムモンスター]]は[[エクストラデッキ]]に加わる。~
--[[墓地]]で[[発動]]する[[魔法カード]]の[[効果]]にも対応できる。~
--[[相手]]の[[魔法カード]]の[[効果]]を解決する時に[[魔法使い族]]が[[フィールド]]を離れている場合、対応できない。~
--[[永続カード]]の[[効果処理時]]にその[[カード]]が[[フィールド]]を[[離れている>離れる]]場合でも、この[[カード]]の[[効果]]を[[適用]]する。~
--《魔術師の右手》の「[[カードの発動]]」に[[チェーン]]して[[発動]]された[[相手]]の[[速攻魔法]]には対応できない。~
---一方で、「[[チェーン]]１：《魔術師の右手》の[[カードの発動]]」「[[チェーン]]２：[[相手]]の[[速攻魔法]]」となった際に「[[チェーン]]３：[[《ＥＭスカイ・マジシャン》]]の(2)の[[効果]]」としたならば、[[チェーン]]３で《魔術師の右手》を出すことにより[[チェーン]]２の[[速攻魔法]]に対応できる。~
（この時、[[チェーン]]１の《魔術師の右手》を[[手札]]に戻しそれをそのまま[[発動]]する事も可能）~
これは、[[チェーン]]２を解決する時に[[チェーン]]３の処理によって《魔術師の右手》が既に[[適用]]されている状態となるからである。~
--[[《真竜戦士イグニスＨ》]]の[[効果]]で[[永続魔法]]を置く際には、対応できない。
--《魔術師の右手》が２枚[[適用]]されている状態で[[相手]]が「[[チェーン]]１：[[通常魔法]]」「[[チェーン]]２：[[速攻魔法]]」と[[発動]]したとする。~
この場合、[[強制効果]]であるがゆえに《魔術師の右手》の[[無効]]化[[効果]]は２枚とも必ず[[速攻魔法]]の方に[[適用]]されてしまう。(21/10/28)~
そのため[[チェーン]]１の[[通常魔法]]を対処する事は不可能となっている。
-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊勝vsユーリ」戦で遊勝が使用。~
[[発動]]すると同時に敢えて[[相手]]に[[効果]]を説明し、ユーリの切り札である[[魔法カード]]を予言した上で封じると[[宣言]]。~
ただし、実際の狙いは[[相手]]の言動から情報を得ることで[[相手]]の[[伏せカード]]の特定を狙っていた。~
その後、[[永続罠]]《&ruby(ダークシードプランター){夜爆花};》の[[発動]]に[[チェーン]]された[[《ＥＭスカイ・マジシャン》]]の[[効果]]で[[手札]]に戻る。~
次の[[ターン]]に[[永続魔法]]《種砲連射》の[[発動]]に[[チェーン]]された[[《ＥＭスカイ・マジシャン》]]の[[効果]]で[[手札]]から[[発動]]され、《種砲連射》の[[発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]した。~
最終的には[[《魔術師の左手》]]共々、ユーリの[[永続魔法]]《破滅の実》と《破滅の花》 の[[コスト]]として[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]。~
--アニメでは''[[カードの発動]]''を[[任意効果]]で[[無効]]にして[[破壊]]する[[効果]]であり、[[チェーンブロック]]を作る処理であるため[[《超越融合》]]を[[無効]]にできなかった。~
なお、[[OCG]]ではこのような[[効果]]の場合、アニメで行ったように[[相手]]の[[魔法カード]]に[[《ＥＭスカイ・マジシャン》]]の[[効果]]を[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]しても[[無効]]にできないため[[効果]]処理が変更されている。~
（詳しくは[[チェーンブロック]]の項目も参照）~
同様の変更は[[《魔術師の左手》]]にも施されている。~
//-コナミのゲーム作品において―~
**関連カード [#card]
-[[魔術師]]
-[[《魔轟神獣ユニコール》]]
//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[マキシマム・クライシス]] MACR-JP049
-[[SECRET SHINY BOX]] SESH-JP037 &size(10){[[N-Parallel]]};
**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
Ｑ：[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいない状態で[[相手]]が[[魔法カード]]を[[発動]]し、[[自分]]はそれに[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]し[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]しました。~
[[相手]]の[[魔法カード]]が[[発動]]した時点では[[自分]][[フィールド]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]が存在しませんでしたが、この場合この[[カード]]の[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：はい、[[相手]]が[[発動]]した[[魔法カード]]の[[効果]]の[[効果処理時]]に[[自分]][[フィールド]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]が存在していればこの[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されます。(17/02/03)~
Ｑ：[[相手]]が[[発動]]した[[魔法カード]]を[[《マジシャンズ・コンビネーション》]]で[[発動]]を[[無効]]にしました。~
この時《魔術師の右手》の[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：はい。[[適用]]されその[[魔法カード]]を[[破壊]]します。(20/08/18)~
//ルール質問版より
//http://yowiki.yugioh-portal.net/rule/read.cgi?no=8799
Ｑ：[[相手]]が[[発動]]した[[魔法カード]]を[[《神の宣告》]]で[[発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]しました。~
この時《魔術師の右手》の[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：いいえ。[[適用]]されずその後[[発動]]された[[魔法カード]]を[[無効]]にし[[破壊]]します。(21/10/28)~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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