*《&ruby(ねむ){眠};れる&ruby(きょじん){巨人};ズシン/Zushin the Sleeping Giant》 [#top]
 特殊召喚・効果モンスター
 星10/地属性/戦士族/攻   0/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 ズシンカウンターが10個置かれた自分のモンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
 (1):1ターンに1度、手札のこのカードをターン終了時まで相手に見せ、
 自分フィールドのレベル1通常モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターにズシンカウンターを1つ置く。
 (2):このカードは他のカードの効果を受けない。
 (3):このカードがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
 このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ、そのモンスターの攻撃力+1000の数値になる。

 [[コレクターズパック−閃光の決闘者編−]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[ズシンカウンター]]が10個置かれた[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]した場合のみ[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[手札]]の自身を[[公開]]して[[レベル]]1の[[通常モンスター]]に[[ズシンカウンター]]を[[置く]][[起動効果]]、自身以外の[[カード]]の[[効果を受けない]][[永続効果]]、[[ダメージ計算時]]に[[攻撃力]]を[[強化]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[レベル]]1[[通常モンスター]]に[[ズシンカウンター]]を10個乗せるという、非常に困難な[[召喚条件]]を持つ。~
 [[レベル]]1[[通常モンスター]]では[[守備力]]が高くとも何[[ターン]]も耐えるには心許なく、高[[ステータス]]の[[レベル]]1[[トークン]]では手間や安定性に問題がある。~
 [[ズシンカウンター]]についても、1[[ターン]]に1つずつ乗せていては、[[特殊勝利]]できる[[《終焉のカウントダウン》]]に近い19[[ターン]]もかかるので到底現実的ではない。~
 正規の[[特殊召喚]]をするのであれば、[[相手]]の行動のほぼ全てを封じ込める程の[[ロック]]で何[[ターン]]も守りきるか、この[[カード]]を何度も[[墓地]]や[[デッキ]]に置いては[[手札]]に回収する[[コンボ]]を用いて、1[[ターン]]で10個の[[ズシンカウンター]]を乗せきる手段を用意する必要がある。~
 問題は強固な[[ロック]]か大掛かりな[[コンボ]]を決めなければ[[召喚条件]]を満たせないにもかかわらず、この[[カード]]自体は必ずしも[[フィニッシャー]]とはなり得ない事。~
 この[[カード]]はその性質上[[直接攻撃]]で[[ダメージ]]を与えられず、[[守備力]]が[[攻撃力]]よりも1000以上高い[[守備表示]][[モンスター]]も[[戦闘破壊]]できないので、この[[カード]]以外にも勝利を決める手段を別に用意する必要がある。~
 しかしながら、大量の防御[[カード]]や[[コンボ]]パーツの採用を強いられる都合上、他の[[アタッカー]]や[[除去]][[カード]]もあまり用意できず、「負けないが、勝てない」という状況に陥りがち。~
 そもそもこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できるほどの[[ロック]]や[[コンボ]]を決められるのであれば、[[バーン]]や[[《封印されしエクゾディア》]]、前述の[[《終焉のカウントダウン》]]などで勝ちを狙った方が早いという問題がある。~
 無理に正規の[[特殊召喚]]を狙うより[[《青天の霹靂》]]で[[召喚条件]]を無視した後、[[デッキ]][[バウンス]]を回避する[[コンボ]]を狙った方がまだ現実的だろう。~
 一応、この[[カード]]自体は[[《クリッター》]]や[[《魔装戦士 ドラゴディウス》]]での[[サーチ]]に対応し、[[《戦士の生還》]]や[[《新鋭の女戦士》]]・[[《花と野原の春化精》]]などでの[[サルベージ]]も可能なので、[[手札]]に[[加える]]事自体は容易である。~

 (1)の[[効果]]は[[同名カード]]を[[手札]]に確保する事で1[[ターン]]に複数個の[[カウンター]]を乗せる事が可能であり、3枚の《眠れる巨人ズシン》があれば、往復7[[ターン]]で10個の[[ズシンカウンター]]が乗る。~
 だが、それでも[[召喚条件]]は[[《グレート・モス》]]並と過酷であり、[[手札]]に複数の《眠れる巨人ズシン》を溜め込もうとすると、肝心の[[レベル]]1[[通常モンスター]]の防御に[[カード]]を回す余裕が無くなる危険がある。~
 また、[[ズシンカウンター]]が置かれるのはこの[[カード]]の[[起動効果]]の[[効果処理時]]で、その[[効果処理時]]や[[ズシンカウンター]]が置かれた後に見せているこの[[カード]]が[[手札]]に存在しなくなっても[[ズシンカウンター]]は置かれたままになる。~
 これにより、[[《死者転生》]]や[[《創世の預言者》]]などで1枚の《眠れる巨人ズシン》を使いまわす事が可能となっている。~

 (2)の[[効果]]により、あらゆる[[カード]]の[[効果を受けない]]。~
 [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]や[[壊獣]][[モンスター]]のような[[召喚条件]]による[[リリース]]と、[[《アポクリフォート・キラー》]]等の[[プレイヤー]]に[[除去]]を強いる[[効果]]以外は一切通用しないと考えて良い。~
 なお、[[《神の通告》]]などの[[カウンター罠]]には[[特殊召喚]]そのものを[[無効]]にされてしまう上、[[ズシンカウンター]]を乗せる[[効果]]も[[無効]]にされてしまう。~

 (3)の[[効果]]は[[ダメージ計算時]]に[[相手]]の[[攻撃力]]を上回る[[効果]]。~
 [[チェーンブロック]]を作る[[効果]]なので[[《合神竜ティマイオス》]]と似た[[効果]]である。~
 ただしこちらは[[強制効果]]であるため、[[《合神竜ティマイオス》]]とは[[同時に複数のカードが発動した場合]]の[[チェーンブロック]]の組み方が異なる。~

 [[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]と[[戦闘]]を行う場合、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]の[[効果]]でこの[[カード]]の[[効果]]を封じられてしまうため、一方的に[[戦闘破壊]]されてしまう。~

 [[墓地]]に置き、[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]などで[[効果]]をコピーする手もなくはない。~

 真面目に正規手順を狙うなら[[《ダックドロッパー》]]を使うのも手。~
 [[通常モンスター]]として扱われている間に[[ズシンカウンター]]を載せた後、[[《スーペルヴィス》]]で[[再度召喚]]した状態にすれば[[耐性]]と[[直接攻撃]]に変更する[[効果]]で維持しやすい。~
 [[《氷結界の虎王 ドゥローレン》]]を併用することで[[《スーペルヴィス》]]を[[バウンス]]して再び[[通常モンスター]]に戻し、[[ズシンカウンター]]をまた乗せることが可能。~

//-[[《ハウスダストン》]]は[[ズシンカウンター]]を乗せられる[[《ホワイト・ダストン》]]を用意しつつ、[[相手]][[フィールド]]を[[デメリット]]持ち[[ダストン]]で埋められるため相性が良い。~
//[[《宇宙の収縮》]]も併用すればより強固な[[ロック]]を完成させられる。~

-この[[カード]]を[[戦闘破壊]]する場合、[[《月鏡の盾》]]等の[[ダメージ計算時]]に[[攻撃力]]をアップさせる[[強制効果]]を持つ[[カード]]で[[攻撃]]する必要がある。~
こういった[[カード]]については[[攻撃]]されない限り[[戦闘破壊]]される事はないので、[[《光の護封剣》]]などの[[攻撃]]を制限する[[カード]]とは[[召喚条件]]の面でも相性がいい。~
ただし、特殊な[[効果]]処理により常に[[モンスター]]の[[攻撃力]]を上回り続ける[[《邪神アバター》]]については[[攻撃]]する、されるに関わらず[[戦闘破壊]]される。~
また[[攻撃力]]を参照する関係上、[[《超重武者ビッグベン−K》]]などの[[守備力]]を[[攻撃力]]として扱う[[効果]]を持ち、さらに[[守備力]]が[[攻撃力]]を1000以上上回るものにも[[戦闘破壊]]される。~
その他、[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]での[[戦闘]]を強制する[[《禁じられた聖典》]]の影響下でもほぼ[[戦闘破壊]]される。~

--意外な天敵として[[《サイファー・スカウター》]]が挙げられる。~
こちらから[[攻撃]]する場合は問題なく突破できるが、あちらから[[攻撃]]された場合は[[同時に複数のカードが発動した場合]]のルールにより、あちらの[[効果]]が後から処理されるため[[戦闘破壊]]される。~

-[[壊獣]]はこの[[カード]]だけでなく[[ズシンカウンター]]の乗った[[モンスター]]さえ[[除去]]されるため天敵である。~
だが、こちらが[[壊獣]]を使う場合は厄介な[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]したり、この[[カード]]では対処できない[[壁]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ強引に[[攻撃表示]][[モンスター]]を用意できるため噛み合いが良い。~

-[[《究極完全態・グレート・モス》]]とどちらの正規の[[特殊召喚]]が難しいかは各々の判断や[[相手]]の[[デッキ]]によるだろう。~
--[[《究極完全態・グレート・モス》]]~
---必ず([[自分]]の[[ターン]]で数えて)6[[ターン]]を必要とする。~
---最低限必要な[[カード]]が[[《プチモス》]]と[[《進化の繭》]]で固定されている。~
---自身が[[手札]]に存在しない場合でも、上記2枚を出して[[ターン]]を稼ぎつつ[[手札]]に加わることを待つことが可能。~
--《眠れる巨人ズシン》~
---[[手札]]に1枚以下の場合は[[《究極完全態・グレート・モス》]]より遅くなる。~
---0枚の場合は[[リリース]]要員の[[ターン]]を稼ぐこともできない。~
---2枚以上存在する場合は早くなるが、その場合《眠れる巨人ズシン》2枚に加えて[[リリース]]要員とで3枚以上必要になる。~
---[[《進化の繭》]]と違い[[魔法・罠除去]]で直接妨害されることはない。(ただし、こちらも防御用の[[魔法・罠カード]]を[[除去]]されると守り切ることはほぼ無理なのでそこまで優位点にはならない。)~

-[[手札]]で自身の[[特殊召喚]]以外の[[効果]]を[[発動]]できる数少ない[[特殊召喚モンスター]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sに登場した、「チーム太陽」の切り札。~
「クロウvs太郎」戦で太郎が使用。~
「ジャックvs吉蔵」戦において吉蔵が[[先攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]してから往復10[[ターン]][[フィールド]]に存在し続けた[[《キーメイス》]]を[[リリース]]して[[特殊召喚]]される。~
[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]して[[戦闘ダメージ]]を与え、[[通常罠]]《パワー・スロー》の[[効果]]と合わせてクロウの[[ライフ]]を0にした。~
続く遊星との[[デュエル]]でも遊星を苦しめたが、[[通常罠]]《パワー・シフト》や[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[攻撃]]は悉くかわされた。~
しかし、それぞれ[[《白兵戦》]]や[[カウンター罠]]《愚者のサイコロ》の[[トリガー]]になって逆に遊星の首を絞めており、この[[モンスター]]が[[デュエル]]に与えた影響は大きかった。~
最後は、「[[対象をとらない効果]]に[[耐性]]が無い」「[[戦闘]]する[[相手]][[モンスター]]以外の[[モンスター効果]]は[[無効]]化できない」という弱点を突かれ、[[永続罠]]《モンスター・バトン》で[[発動]]した[[《BF−尖鋭のボーラ》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「ズシンパンチ」。~

--[[特殊召喚]]時の口上は「これが俺達の絆の結晶!俺達の希望!現れろ!《眠れる巨人ズシン》!」。~

--アニメでの[[イラスト]]は斜め下向きに棒立ちしており、[[テキスト]]は以下のようになっていた。~
 このカードは通常召喚できない。
 レベル1の通常モンスターが自分のターンで数えて10ターン以上(召喚ターンを含む)
 自分フィールド上に表側表示で存在し続けている場合、
 そのモンスターをリリースする事でのみ特殊召喚できる。
 このカードの攻撃力・守備力は、
 戦闘を行う相手モンスターの攻撃力+1000ポイントの数値になる。
 このカードは魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にはならない。
 このカードが戦闘を行う効果モンスターの効果は無効化される。
[[OCG]]化にあたり、[[召喚条件]]が変更され[[耐性]]も下記のゲーム版同様に大幅に[[強化]]されたが、[[戦闘]]時の[[モンスター効果]]の[[無効]]化はなくなった。~
[[召喚条件]]については2枚以上持つことができれば短縮できる一方、[[手札]]に来なければより時間がかかるうえに、[[手札]]を圧迫することにもなるため一概に[[強化]]とも言えない。~
---なお、アニメ[[効果]]では必ず20[[ターン]]を必要とするため、通常の[[デュエル]]でのコストパフォーマンスでは明らかに[[《終焉のカウントダウン》]]を下回っている。~
一方で、ライティング[[デュエル]]では[[魔法カード]]の使用にペナルティ(2000[[ダメージ]])があるので、初期[[ライフ]]である4000以下の状態で[[発動]]すると即座に[[ライフポイント]]が0になり、後続のメンバーで[[ターン]]を稼がなくてはならなくなる。~

---アニメのままの場合、条件に合う[[モンスター]]全ての[[ターン]]数を念のため数えておかなければ、後々で数えていなかったからと色々面倒になる。~
この点は、デュエルディスクやゲームソフトによる自動処理ならば特にもめる心配はない。~
[[ズシンカウンター]]への方式変更も、こうした点の兼ね合いかもしれない。~

--作中では「かなり大量に出回った[[ノーマル>Normal]][[カード]]でありながら、[[三幻神]]にも匹敵する能力を持つ」と[[効果]]の強さ自体は評価されていた。~
その能力は、チーム太陽の真の狙いがこの[[カード]]である事を知ったチーム5D'sのメンバーが揃って危機感を覚える程である。~
だが、あまりにも厳しすぎる[[召喚条件]]故に「誰もが持っていながら、忘れられる程誰からも使用されない[[カード]]」と称されており、公式戦でも一度も[[特殊召喚]]に成功した記録が無かった。~

---財政難で高価な[[レアカード]]を手に入れられないチーム太陽にとって、容易に入手できる[[ノーマル>Normal]][[カード]]でありながら高い[[制圧]]力を誇るこの[[カード]]はまさに希望の[[カード]]であり、[[《スクラム・フォース》]]と[[《手をつなぐ魔人》]]の[[ロック]][[コンボ]]で[[レベル]]1[[通常モンスター]]を[[フィールド]]に生き残らせる作戦を立てていた。~
前述の通りアニメ[[効果]]では[[公開]]の必要がなかったため、この[[カード]]の[[特殊召喚]]に必要だった遅延じみた戦術の狙いが観客からは理解されず、チーム太陽は激しいブーイングと野次を受けていた。~
だがチーム太陽の狙いがこの[[カード]]と分かるや否や、「公式戦初の[[特殊召喚]]」という期待感と偉業に一転して多くの声援を浴びることとなった。~
そして[[特殊召喚]]成功後、実況MCとピットに居た吉蔵と甚兵衛はその偉業を達成した事に涙を流しながら感激し、観客から更に多くの声援を送られた。~
最終的には敗れたものの、試合終了後も満場の拍手喝采で称えられ、クロウは「試合に勝ったのは自分達だが、[[デュエル]]に勝ったのはチーム太陽」と賞賛した。

---なお、龍亞もこの[[カード]]を所持していたが、使えない[[カード]]だから[[デッキ]]から外した旨の発言をしている。~
彼の使う[[ディフォーマー>D]]や[[ガジェット]]には[[レベル]]1の[[通常モンスター]]は確認できず、[[《ガジェット・ボックス》]]で[[特殊召喚]]される[[ガジェット・トークン]]([[OCG]]に於ける[[ガジェット・ボックス・トークン]])くらいしかない。~

---上記の通り、チーム太陽がこの[[カード]]の[[特殊召喚]]に成功したのはWRGP決勝トーナメントの1回戦で有るチーム5D'sとの[[デュエル]]であり、その前の予選ではこの[[カード]]を使用せずに勝ち抜いてきた。~
そのため、恐らくはチーム太陽は予選での[[デュエル]]では《スピード・ワールド2》と[[《スクラム・フォース》]]と[[《手をつなぐ魔人》]]の[[【ロックバーン】]]だけで予選を勝ち抜いたものと思われる。~

---[[特殊召喚]]の際は、雷が落ちたコース上の一点からコースを砕き、レーン上のガラスを破壊する程の雄叫びを上げながら現れるという、[[ノーマル>Normal]][[カード]]らしからぬ派手な演出で出現した。~
これも「[[三幻神]]に匹敵する」という設定ゆえなのだろうか。~
ちなみに手に持っている杖はこの[[特殊召喚]]時にのみ使用されており、それ以外はただ持っているだけであった。~

---上記の通りアニメでは[[ノーマル>Normal]]であることに非常に意味があった[[カード]]である。~
[[OCG]]では[[ノーマルレア>N-Rare]]であり、実際の入手は少々骨が折れるが雰囲気は再現されている。~

--アニメARC-V第63話の回想シーンにおいて、女性Dホイーラーの操るこの[[モンスター]]が[[《ダンジョン・ワーム》]]と[[戦闘]]する姿が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]では[[OCG]]化に先駆け、以下の[[効果]]でゲーム[[オリジナルカード]]として登場した。~
 効果モンスター
 星10/地属性/戦士族/攻   0/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 自分のターンで数えて10ターン以上フィールド上に表側表示で存在している
 レベル1の通常モンスター1体をリリースする事でのみ特殊召喚する事ができる。
 このカードが戦闘を行う場合、
 バトルフェイズの間だけ戦闘を行う相手モンスターの効果を無効化し、
 このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ
 戦闘を行う相手モンスターの攻撃力+1000ポイントの数値になる。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 このカードはこのカード以外の魔法・罠・効果モンスターの効果を受けない。 
[[耐性]]が大幅に[[強化]]され、この[[カード]]を引けなくても[[レベル]]1[[モンスター]]の[[ターン]]をカウントできる点では勝るが、2枚以上貯め込んで短縮できない点では劣る。~
また、[[OCG]]版で削られた[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]化する[[効果]]が残っており、[[《邪神アバター》]]等も[[戦闘破壊]]できた。~
なお、この[[カード]]同士が[[戦闘]]を行うと、先に[[特殊召喚]]された方が[[戦闘破壊]]できる。~

--6では太郎シナリオのクリア特典及び出現条件の難しいパック「スペシャルギフト」・SPではゲーム[[オリジナルカード]]を集めたパックで入手できるが、6のクリア特典、スペシャルギフトとSPの同パック収録[[カード]]は例外なく[[ウルトラレア>Ultra]]であるため、この[[カード]]もアニメとは異なり[[ウルトラレア>Ultra]]である。~

**関連カード [#card]
-[[《黄金の天道虫》]]

-[[《邪神アバター》]]

-[[《月鏡の盾》]]

-[[《究極完全態・グレート・モス》]]

-[[ズシンカウンター]]

-[[効果を受けない]][[モンスター]]については[[こちら>効果を受けない#all]]を参照の事。

**[[レベル]]1の[[通常モンスター]] [#list]
 ※[[リリース]]等に制限があり、この[[カード]]の[[特殊召喚]]に利用できない[[トークン]]等は除く
#taglist(星1^通常モンスター)
―[[デュアルモンスター>デュアル]]~
#taglist(星1^デュアルモンスター)

//-[[死のメッセージ]]([[《ダーク・サンクチュアリ》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した場合)
//効果を受けないからカウンター乗せられなかった

―[[罠モンスター]]~
-[[《救魔の奇石》]]([[レベル]]1をコピーした場合)
-[[《キング・スカーレット》]]
-[[《コピー・ナイト》]]([[レベル]]1をコピーした場合)
-[[《SRデュプリゲート》]]

―[[モンスタートークン]]~
-[[アイヴィトークン]]
-[[アイスコフュントークン]]
-[[@イグニスタートークン]]
-[[アリゲーター・トークン]]
-[[古代の歯車トークン]]
//-[[アンブラル・ミラージュ・トークン]]
-[[インセクトモンスタートークン]]
-[[インフェルノイドトークン]]
-[[エピゴノストークン]]
-[[オーバーフロートークン]]
-[[オイスタートークン]]
//-[[落魂トークン]]
//-[[朧影トークン]]
-[[おやつトークン]]
-[[影武者狸トークン]]
-[[ガジェット・ボックス・トークン]]
-[[家臣トークン]]
//-[[カバートークン]]
-[[機械トークン]]
-[[巨竜トークン]]
-[[雲魔物トークン]]
//-[[水晶機巧トークン]]
-[[クリボートークン]]
-[[クロックトークン]]
-[[黒羊トークン]]
-[[幻影トークン]]
-[[幻魔トークン]]
-[[幻魔の殉教者トークン]]
-[[ゴースト・トークン]]
-[[黒焔トークン]]
-[[仔羊トークン]]
-[[コンジェスタートークン]]
-[[魂魄トークン]]
-[[Gゴーレムトークン]]
-[[シードトークン]]
-[[邪眼神トークン]]
-[[邪精トークン]]
-[[呪眼の眷属トークン]]
-[[ジュラエッグトークン]]
-[[ジュラックトークン]]
-[[不知火トークン]]
-[[白綿毛トークン]]
-[[人造天使トークン]]
-[[スターダスト・トークン]]
-[[スタッグトークン]]
-[[スチーム・トークン]]
-[[スパイダートークン]]
-[[スピノストークン]]
-[[スプールトークン]]
-[[スライムモンスタートークン]]
-[[星遺物トークン]]
-[[星蝕トークン]]
-[[戦華の龍兵トークン]]
//-[[ソウルトークン]]
//-[[閃刀姫トークン]]
-[[ダークソウルトークン]]([[レベル]]1をコピーした場合)
-[[タツノコトークン]]
-[[チュウボーンJr.トークン]]
-[[ツクシトークン]]
-[[つぶコーントークン]]
-[[ティンダングルトークン]]
-[[データトークン]]
-[[TGトークン]]
-[[デモンバルサムトークン]]
-[[テルスの羽トークン]]
-[[電池メントークン]]
-[[トーチトークン]]
-[[ドッペル・トークン]]
-[[ドラゴノイドトークン]]
-[[ドラゴン・トークン]]
-[[トリックスタートークン]]
-[[ドングルトークン]]
-[[ニードルトークン]]
//-[[贄の石碑トークン]]
-[[逃羊トークン]]
-[[ヌーベルズトークン]]
-[[パラソムニアトークン]]
-[[羊トークン]]
-[[火の玉トークン]]
-[[氷結界トークン]]
-[[V−LANトークン]]
//-[[プランキッズトークン]]
-[[プラントークン]]
-[[ベビーカマキリトークン]]
-[[ヘルポーンサーモントークン]]
-[[ペンデュラム・トークン]]
-[[ボムトークン]]
-[[マスクトークン]]
-[[魔草トークン]]
-[[ムーントークン]]
-[[メタボトークン]]
-[[メタルデビル・トークン]]
-[[モータートークン]]
-[[ラヴァルトークン]]
-[[リンクトークン]]
-[[レプティレストークン]]
-[[ロックストーン・トークン]]
-[[ワームトークン]]
-[[綿毛トークン]]
-[[ワルツトークン]]([[レベル]]1をコピーした場合)

//―《眠れる巨人ズシン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[コレクターズパック−閃光の決闘者編−]] CPF1-JP018 &size(10){[[N-Rare]]};

**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:《眠れる巨人ズシン》の(1)の[[モンスター効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]して、[[相手]]が《眠れる巨人ズシン》を[[宣言]]し[[《マインドクラッシュ》]]を[[発動]]した場合、処理はどうなりますか?~
A:質問の状況のように、[[チェーン]]して[[発動]]した[[《マインドクラッシュ》]]の[[効果]]によって、[[相手]]に見せて[[発動]]した[[手札]]の《眠れる巨人ズシン》が[[効果処理時]]に[[墓地]]へ送られているような場合でも、[[対象]]として選択した[[レベル]]1の[[通常モンスター]]には[[ズシンカウンター]]が1つ置かれます。(16/05/13)~
//公式サイトより

Q:[[自分]]は[[手札]]の《眠れる巨人ズシン》の(1)の[[モンスター効果]]を[[発動]]し、[[対象]]の[[モンスター]]に[[ズシンカウンター]]が置かれました。~
  その後、[[相手]]が[[発動]]した[[《スター・チェンジャー》]]の[[効果]]によって、[[ズシンカウンター]]が置かれている[[モンスター]]の[[レベル]]が2以上になった場合、その[[ズシンカウンター]]はどうなりますか?~
A:[[相手]]の[[発動]]した[[《スター・チェンジャー》]]の[[効果]]によって、[[ズシンカウンター]]が置かれている[[モンスター]]の[[レベル]]が2以上になった場合でも、既に置かれている[[ズシンカウンター]]が取り除かれる事はありません。(16/05/13)~
//公式サイトより

Q:この[[効果]]の[[発動]]が[[《光と闇の竜》]]の[[効果]]で[[無効]]になった場合でも、[[手札]]に残ったこの[[カード]]は[[ターン]]終了時まで[[相手]]に見せる事になりますか?~
A:はい、その場合でも[[相手]]に見せたままになります。(16/05/19)

//Q:[[ズシンカウンター]]を乗せるタイミングは「[[手札]]のこの[[カード]]を[[公開]]して[[発動]]した時の[[効果処理時]]」、「この[[カード]]を[[公開]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]」のどちらですか?~
//公式サイトのQ&Aより効果処理時と判明

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質け問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《眠れる巨人ズシン》,モンスター,特殊召喚モンスター,効果モンスター,星10/地属性/戦士族/攻0/守0,正規の方法以外での特殊召喚不可);