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 融合モンスター
 星7/闇属性/機械族/攻2400/守2400
 「ギガテック・ウルフ」+「キャノン・ソルジャー」

 [[Vol.7]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《ギガテック・ウルフ》]]と[[《キャノン・ソルジャー》]]。~

 初期の[[融合モンスター]]の中では比較的バランスの良い[[ステータス]]で[[表示形式]]変更にも強い。~
 しかし[[モンスター効果]]を持たず、数値自体は[[上級モンスター]]程度と[[融合モンスター]]としては物足りない能力とも言える。~

 [[融合素材]]の片方の[[《キャノン・ソルジャー》]]が[[禁止カード]]なので、[[《ギガテック・ウルフ》]]+[[融合素材代用モンスター]]の採用が基本形となる。~
 [[《ギガテック・ウルフ》]]は[[《融合徴兵》]]・[[《融合準備》]]による[[サーチ]]・[[サルベージ]]に対応し、[[《予想GUY》]]・[[《レスキューラビット》]]などでも[[リクルート]]可能。~
 相性の良い[[融合素材代用モンスター]]としては、[[《沼地の魔神王》]]なら[[墓地融合]]にも繋ぎやすく、[[《融合呪印生物−闇》]]なら[[フィールド]]に並べれば[[《融合》]]を必要とせず[[特殊召喚]]できる。~

 1番の[[メリット]]は[[《オーバーロード・フュージョン》]]・[[《超未来融合−オーバーフューチャー・フュージョン》]]に対応している点であり、[[墓地]]に[[融合素材]]が揃っていれば[[手札]]1枚で[[融合召喚]]できるのは大きい。~
 [[《リミッター解除》]]も併用すれば[[攻撃力]]4800まで上昇する。~
 [[効果]]を持たないため、[[《ダイガスタ・エメラル》]]から[[蘇生]]させることも可能。~
 豊富な[[サポートカード]]を活かし、専用[[デッキ]]寄りに組んでみるのも良いだろう。~

-[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]にて[[《キャノン・ソルジャー》]]が[[禁止カード]]に指定され、[[融合素材代用モンスター]]を使わない限り[[正規融合]]は不可能になった。~
[[機械族]]の[[融合素材代用モンスター]]は存在しないため、[[《ギアギガント X》]]で[[融合素材]]を揃えるといった動きはできなくなってしまった。~

-原作では[[通常モンスター]]であったが、この[[カード]]に限らず、第1期に登場した[[レベル]]5以上の原作[[カード]]は[[融合モンスター]]にされることも少なくはなかった。~
当時は原作再現が難しいと多くの非難を浴びたが、サポートにより活躍させやすくなったり、[[融合素材]]がサポートを利用しやすくなったりと[[メリット]]も多く発生し、結果的に[[OCG]]で固有の運用法につながることになったのは上述の通りである。~
だが現在では、[[《キャノン・ソルジャー》]]の[[禁止カード]]化を始め、[[レベル]]が高すぎて[[《簡易融合》]]や[[《簡素融合》]]に対応しない点や、[[《オーバーロード・フュージョン》]]で優先したい[[融合召喚]]先が増えたりと、立場は厳しくなっている。~
第1期の時代から埋没していた他の[[モンスター]]達に比べれば遥かに良い立場とはいえ、[[融合素材]]によって立場を振り回されるというなかなか複雑な推移をたどっていた。~
その後、[[メインデッキ]]の[[妥協召喚]][[モンスター]][[《迷宮の重魔戦車》]]として[[リメイク]]された。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」において、初のタッグ[[デュエル]]「闇遊戯&城之内vs迷宮兄弟」戦で迷宮兄弟・弟(宮)が使用。~
城之内に対する集中攻撃の一環で[[召喚]]され、その[[レベル]]の高さで[[《炎の剣士》]]へ向けて進軍した。~
しかし、射程に収める前に[[《死のマジック・ボックス》]]で[[《地雷蜘蛛》]]と場所を入れ替えた[[《ブラック・マジシャン》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--ちなみに迷宮兄弟が使用した[[モンスター]]の中で、この[[デュエル]]における「[[レベル]]の数だけ[[フィールド]]上のマス目を進む」という変則ルールに従って移動していたのはこの[[モンスター]]だけである。~

--アニメ版第1話で[[《青眼の白龍》]]の交換条件として海馬が双六に提示したスーツケース一杯の[[カード]]の一枚。~
この時すでに[[融合モンスター]]であったが、上記の迷宮兄弟戦(アニメ版)では[[通常召喚]]されている。~

--アニメ「デュエルクエスト編」でも登場。~
洞窟内の迷宮で3体現れ、遊戯たちを包囲したが、[[《マジカルシルクハット》]]によってシルクハットの一つを囮にして逃げられた。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM2では[[通常召喚]]可能な[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「迷路の中を ガンガン走り回り さまよう者を 攻撃する戦車」と書かれている。~
DM3,4,7,8でも同じく[[通常召喚]]可能な[[モンスター]]であるが、「[[自分]]の[[フィールド]]上の[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]の数×500だけ[[攻撃力]]と[[守備力]]をアップする」という[[効果]]を持っていた。~
しかし、DM4で[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]を[[召喚]]するには[[生け贄]]が3体必要だったので、実戦で使われることはまず無かった。~
DM3,7,8では[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]を[[生け贄]]1体で[[召喚]]できたが、DM7,8では[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]のデッキキャパシティが異常なほど高いためまともに投入できず、DM3では[[最上級モンスター]]の層があまりにも厚すぎるため、ほとんど意味の無い[[効果]]だった。~
--真DM2では「迷宮壁に侵入できる」[[効果]]を持っていた。~
[[《荒野》]]地形からの移動なら、実質的に迷宮地形越しに[[攻撃]]を仕掛けることが可能なため、[[直接攻撃]]される危険性を警戒しなければならない。~

--フォルスバウンドキングダムでも登場。~
攻守共に高めな上にレベル1から「城が得意」であり、迎撃戦においてしばしば厄介な敵となる。~
[[攻撃]]名は「ラビリンス・ドリル」。~

--[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]から収録されているが、これらゲームには[[《ギガテック・ウルフ》]]が収録されていない。~

--デュエルリンクスでは迷宮兄弟に専用ボイスが存在し、[[攻撃]]名である「ラビリンス・ドリル」も採用されている。~
なお、[[融合素材]]である[[《キャノン・ソルジャー》]]が収録されておらず、[[融合素材代用モンスター]]を用いることでしか[[融合召喚]]できない。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[OCG]]の前身であるバンダイ版でも登場している。~
その頃は金箔押しのレア[[カード]]で、[[イラスト]]は今の様な青い車体に赤いドリルといった強烈な原色カラーではなく、緑色のボディに銀色のドリルといかにもドリル戦車といったイメージであった。~
[[種族]]も[[機械族]]が存在しないため[[悪魔族]]になっていた。~

--遊戯王[[ラッシュデュエル]]では[[OCG]]の[[融合モンスター]]に相当する[[フュージョンモンスター>rushwiki:フュージョンモンスター]]として登場している。~
--遊戯王[[ラッシュデュエル]]では[[OCG]]の[[融合モンスター]]に相当する[[フュージョンモンスター>RUSH:フュージョンモンスター]]として登場している。~
[[RUSH:《迷宮の魔戦車》]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[《迷宮の重魔戦車》]]

―[[融合素材]]
-[[《ギガテック・ウルフ》]]
-[[《キャノン・ソルジャー》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.7]]
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-31
-[[トーナメントパック2009 Vol.3]] TP11-JP009
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