*《&ruby(たびびと){旅人};の&ruby(けつひがん){結彼岸};/The Terminus of the Burning Abyss》 [#top]
 通常魔法
 (1):自分の手札・フィールドから、
 「彼岸」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
 フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力・守備力は次の相手ターン終了時まで800アップする。
 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 [[EXTRA PACK 2015]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[彼岸]]専用の[[融合召喚]][[カード]]であり、[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]できる[[単体強化]][[効果]]も持つ。~

 (1)は[[融合召喚]]を行えるが、[[融合召喚]]できるのは[[《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]のみ。~
 その[[融合素材]]は[[カード名]]が異なる[[彼岸]]3枚と非常に重い。~
 [[融合素材]]として[[墓地へ送られた]][[彼岸]]の[[効果]]を使用すれば[[ディスアドバンテージ]]はある程度軽減できる。~

 (2)は[[彼岸]][[モンスター]]1体を[[強化]]できる[[効果]]。~
 [[《彼岸の悪鬼 ハロウハウンド》]]で[[墓地へ送る]]ことで利用しやすくはなる。~

 専用[[カード]]でありながら、[[フィールド]]・[[手札]]からしか[[融合素材]]を用意できず、直接的な追加[[効果]]も無いため、[[《融合》]]に対して優位性が低いのが難点。~
 (2)の[[効果]]の方を主眼に置いて運用した方が懸命か。~
 (2)の[[効果]]の方を主眼に置いて運用した方が賢明か。~

-「Terminus(テルミヌス)」は古代ローマの神話において土地と土地の境界を標す石の神の名だが、一般名詞としての「終着点」の意味もある。~
--[[煉獄]]は天国と地獄の中間に存在しているとされ、煉獄の終着点はすなわち「天国との境目」である。~
上記の意味を踏まえると二つの意味を掛けているのだろう。~

-[[イラスト]]では[[ダンテ>《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]と[[ベアトリーチェ>《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]が対面しており、これは『神曲』[[煉獄篇>彼岸]]の最後に煉獄山の頂上で憧れの彼女と再会する場面を描いているものと思われる。~
[[ダンテ>《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]の導き手は[[ウェルギリウス>《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]から[[ベアトリーチェ>《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]に代わり、『神曲』は天国篇へと続く。~

-元々は、[[TCG]]版[[Crossed Souls]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[彼岸]]

―[[イラスト]]関連
-[[《彼岸の巡礼者 ダンテ》]]

-[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]

-[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【彼岸】]]
//デッキページに記載あるのに何故消すのか

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2015]] EP15-JP017

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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