*《-/Kuribandit》 [#ca119d11]
 Effect
 LV3/DARK/Fiend/ATK1000/DEF 700
 During the End Phase, if this card was Normal Summoned this turn:
 You can Tribute this card; excavate the top 5 cards of your Deck,
 you can add 1 excavated Spell/Trap Card to your hand,
 also send the remaining cards to the Graveyard.

 日本語訳
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 700
 (1):このカードが召喚に成功したターンのエンドフェイズ時に、
 このカードをリリースして発動できる。
 デッキの上からカードを5枚めくる。
 その中に魔法・罠カードが存在する場合、1枚を選んで手札に加える事ができる。
 残りのカードは墓地へ送る。

 [[Dragons of Legend]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[めくられた>カードをめくる]][[デッキトップ]]5枚の中の[[魔法・罠カード]]1枚を[[手札]]に加え、他の[[カード]]を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~

 4枚以上も[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]上におまけも付くため、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]としてはなかなか優秀である。~
 その[[種族]]・[[属性]]・[[ステータス]]から対応する[[カード]]は多く、[[《ダーク・バースト》]]に対応していることから再利用も容易く、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]で[[リクルート]]し、[[エクシーズ素材]]などに使用した後に[[サルベージ]]して[[効果]]の再使用を狙うことも可能。~

 [[魔法・罠カード]]1枚を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は、[[デッキトップ]]をめくる枚数が多いため、比較的臨機応変な対応ができる。~
 [[手札]]に加えた[[カード]]は次の[[自分]]の[[ターン]]まで使えないため、[[相手]]がその[[カード]]を想定していることを踏まえた上で利用したい。~
 [[罠カード]]や[[相手]][[ターン]]で使いたい[[速攻魔法]]であれば、同じ[[エンドフェイズ]]で[[《砂塵の大竜巻》]]を[[発動]]し、その[[効果]]で[[セット]]するのもいい。~

 ただし、[[効果]]が[[発動]]するタイミングが遅い上に一度[[召喚]]しなくてはいけないため、どんな[[デッキ]]でも活用できるわけではない。~
 [[《カードカー・D》]]同様、[[効果]]使用後に[[フィールド]]が空くことのフォローとして、[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《バトルフェーダー》]]などの採用も考慮すべきだろう。~

 また、単純に[[墓地を肥やす]]目的のためだけなら[[《カードガンナー》]]も存在する。~
 あちらは[[墓地を肥やす]]枚数こそ少ないが、繰り返しの利用がしやすく、小回りが利く。~
 こちらを採用する場合、[[魔法・罠カード]]を[[キーカード]]とし、[[墓地アドバンテージ]]を活かせる[[デッキ]]が候補となる。~
 [[《真炎の爆発》]]を[[サーチ]]できる[[【ラヴァル】]]・[[【陽炎獣】]]、[[《高等紋章術》]]を[[サーチ]]できる[[【紋章獣】]]等はその筆頭だろう。~
 [[【ジェムナイト】]]や[[【魔導書】]]であれば、[[《ジェムナイト・フュージョン》]]や[[魔導書]]も[[手札]]に[[加える]]か[[墓地へ送る]]かで選択する事ができる。~
 変わったところでは、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]を共有でき、[[《トリック・デーモン》]]の[[効果]]を[[発動]]できる[[【デーモン】]]でも採用候補となる。~
 [[【シャドール】]]では[[《影依融合》]]の[[サーチ]]に使える上、[[シャドール]]の[[墓地へ送られた]]場合の[[効果]]を活かせる。~

 [[カードをめくって>カードをめくる]][[墓地へ送る]]性質上、[[森羅]]とも[[シナジー]]があるが、[[《森羅の実張り ピース》]]など利用できるタイミングが有効でないものも多い。~
 [[【森羅】]]では[[森羅]]や[[《増草剤》]]で[[召喚]]権を使用する場合もあり、[[相手]][[ターン]]での防御力の低さを助長するリスクもある。~
 防御[[カード]]を多く採用したり、[[《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》]]と組み合わせるなどの工夫が必要だろう。~

-[[《カードカー・D》]]と比較した場合、[[《カードカー・D》]]は単純に[[アドバンテージ]]の面でこの[[カード]]に勝り、[[汎用性]]が高い。~
返しの[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《バトルフェーダー》]]も[[手札]]に加えやすいため反撃にも強い。~
この[[カード]]は[[アドバンテージ]]の面では劣るが、[[デッキ]]の上の5枚から1枚を選ぶことができるので、[[キーカード]]となる[[魔法・罠カード]]をいち早く[[手札]]に加えたい[[デッキ]]なら優先順位は高い。~
また、そのターンの[[戦闘]]及び[[特殊召喚]]に一切制限がかからないため、優勢な時にはこちらの方が使いやすい。~
他にも、上述した通り[[墓地を肥やす]]点に目をつけて[[墓地]]を活用する[[デッキ]]でも検討できるが、その場合は[[《カードガンナー》]]・[[《魔導雑貨商人》]]と枠を争う形になるか。~
反面、[[デッキ]]の大部分を[[相手]]に晒してしまうため、[[サーチ]]した[[カード]]も含め先を見越して[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]や[[《深淵に潜む者》]]で対策されてしまう危険性も秘めている。~

-「bandit」とは、英語で「山賊」「盗賊」またはそこから転じて「無法者」を表す語である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDM「ドーマ編」の「闇遊戯vsラフェール」(2戦目)において闇遊戯が使用。~
《クリベー》の[[効果]]で[[《クリボー》]]5兄弟が合体した姿。~
自身を[[生け贄に捧げる]]事で[[手札]]を補充しつつ[[《超電磁タートル》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《ガーディアン・エアトス》]]の[[攻撃]]を凌いだ。~

--アニメにおける日本語名は《クリバンデット》である。~

--アニメでは《クリベー》の[[効果]]でのみ[[特殊召喚]]できる[[特殊召喚モンスター]]だった。~
また、[[効果]]は「自身を[[生け贄に捧げる]]事で[[デッキ]]から[[カード]]を5枚[[ドロー]]し、その中の[[モンスターカード]]を全て[[墓地へ送る]]」もので、完全な[[フリーチェーン]]の[[効果]]だった。~
なお、[[イラスト]]のポーズは左向きであり、背景は殆どが薄いピンクで描かれていた。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#r26e97b7]
-[[《クリボー》]]

-[[《カードカー・D》]]
-[[《強欲で謙虚な壺》]]

-[[《不幸を告げる黒猫》]]
-[[《魔導雑貨商人》]]

//―《Kuribandit》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ibf4c3e8]
-[[Dragons of Legend]] DRLG-EN002 &size(10){[[Secret]]};

//**FAQ
//Q:めくった中にあった[[魔法・罠カード]]を全て[[墓地へ送る]]事はできますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。