*《-/Soul Charge》 [#h2a9cd3e]
 Normal Spell
 Target any number of monsters in your Graveyard;
 Special Summon them, and if you do,
 you lose 1000 Life Points for each monster Special Summoned by this effect.
 You cannot conduct your Battle Phase the turn you activate this card.
 You can only activate 1 "Soul Charge" per turn.

 日本語訳
 通常魔法
 「Soul Charge」は1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚し、
 自分は特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。
 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

 海外版の[[Dragons of Legend]]で登場した[[通常魔法]]。~

 1体につき1000の[[ライフポイント]]は小さくない消費だが、[[対象]]に[[レベル]]制限や枚数制限のない[[完全蘇生]]は強力。~
 この手の[[カード]]にありがちな[[特殊召喚]]の制限や[[表示形式]]の固定、[[効果]]の[[無効]]化もないため、様々な素材の準備や[[壁]][[モンスター]]の展開など、その用法は多岐にわたる。~
 ただし[[バトルフェイズ]]を行えなくなる[[デメリット]]は大きく、大量展開から即座に[[ビートダウン]]系[[1ターンキル]]を行う事はできない。~
 更に、[[相手]]に[[蘇生]]した[[モンスター]]を処理したり[[魔法・罠カード]]を準備させる時間を与えてしまうため、どんな場面でも考えなしに使えるような[[カード]]ではない。~

 使うのであれば、1[[ターン]]の隙を埋めるための何らかのギミックを用意できる[[デッキ]]か、そもそも[[攻撃]]を必要としない[[バーン]]・[[特殊勝利]]等[[戦闘]]の関わらない[[コンボ]]のために使用するべきだろう。~
 隙を埋めるなら、[[《魔王龍 ベエルゼ》]]などの[[除去]]されにくい[[モンスター]]や、[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]などの高い制圧力を持つ[[モンスター]]の[[召喚]]に繋ぐのが基本的である。~
 [[《オシリスの天空竜》]]、[[《オベリスクの巨神兵》]]及び[[《ラーの翼神竜》]]の[[アドバンス召喚]]に必要な[[リリース]]3体、あるいは[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]状態の前者二枚を一度に[[特殊召喚]]できるので、[[《光の創造神 ホルアクティ》]]による[[特殊勝利]]にも大いに役立つ。~
 他にも、[[シンクロ召喚]]に使った素材をそのまま[[蘇生]]させる事で、即座に二体目の同[[レベル]][[シンクロモンスター]]を展開するといった使い道もある。~
 別の[[シンクロモンスター]]を同時に[[シンクロ召喚]]できる以外にも、同名の[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]して[[効果]]を再利用したり、[[特殊召喚]]が難しい強力な[[シンクロモンスター]]を同時に展開することも可能になるため、応用も利きやすい。~
 [[【コンタクト融合】]]であれば、[[《コンバート・コンタクト》]]等で[[墓地]]に送った[[ネオスペーシアン]]を大量展開する事で、[[《スペーシア・ギフト》]]で大量[[ドロー]]を狙う使い方もできる。~
 こちらの場合、失った[[ライフポイント]]を[[《N・エア・ハミングバード》]]で補填したり、[[《E・HERO エアー・ネオス》]]の[[攻撃力]]上昇に利用することもできる。~

 以上のようにさまざまな[[デッキ]]に大きな可能性を与えうる優秀な[[カード]]だが、その分[[発動]]に必要な[[ライフコスト]]は高く、劣勢時には[[腐る]]危険も高くなる。~
 [[ライフポイント]]が豊富で[[攻撃宣言]]を行えない[[先攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]するのが理想だが、[[《炎熱伝導場》]]等の質と量を兼ね備えた[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]を採用しない限り難しいだろう。~
// [[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]を利用して[[シンクロ召喚]]を何度も行う[[デッキ]]でならばこの[[カード]]を[[ドロー]]して利用することも不可能ではないが、運の要素が大きい。~
//むしろ逆だと思う上に書いてある通りにこのカードでクェーサー出す方が

 [[エンドカード]]としての役割は期待せず、1〜2体程度を[[蘇生]]できる簡易な[[蘇生]][[カード]]として採用すると、あまり[[コンボ]]や[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を意識しないで済む分扱いやすくなるだろう。~
 局面にもよるが、[[バトルフェイズ]]と[[ライフ]]2000辺りと引き換えに1枚で[[エクシーズ召喚]]等に繋げるのであれば悪くない取引である。~
 [[エクシーズ召喚]]をするのであれば、相手に[[ダメージ]]を与えられない[[デメリット]]が重複する[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]辺りが狙い目か。~
 展開力の低い[[デッキ]]はもちろん、[[《召喚僧サモンプリースト》]]等を採用する[[デッキ]]では[[ピン挿し]]する価値はある。~

-[[発動]]時には[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]に指定するだけであり、[[特殊召喚]]した数を参照して[[ライフポイント]]を失う形となる。~
これは通常の[[ライフコスト]]と違い[[カウンター罠]]や[[結界像]]等で妨害をされても[[ライフ]]を失わない利点となる。~
逆にこの[[カード]]に[[チェーン]]され[[効果ダメージ]]を受け、失う予定の[[ライフポイント]]以下になった場合、自分自身への[[エンドカード]]となる可能性もある。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDMオリジナル「ドーマ編」における「闇遊戯vsラフェール」(2戦目)でラフェールが使用。~
《バックアップ・ガードナー》・[[《ガーディアン・エルマ》]]・[[《ガーディアン・ケースト》]]を[[蘇生]]させたが、[[デメリット]]により1500ポイント払って自滅した。~

--アニメでは[[蘇生]]した[[モンスター]]が[[攻撃]]できず、1体につき500[[ライフポイント]]を支払う[[効果]]だった。~

--「[[墓地]]に[[モンスター]]を置かない」という信念を持っていたはずのラフェールは、[[《オレイカルコスの結界》]]に飲み込まれて[[モンスター]]を[[墓地]]へ送る戦いをしていた。~
その後戦いの途中で我に返ったラフェールは[[モンスター]]を[[墓地]]から助けるため、この[[カード]]を[[発動]]した。~
残り[[ライフ]]は1200だったため、本来は2体[[蘇生]]で十分だったのだが、全ての[[モンスター]]を助けるために、あえて自らを犠牲にしてまで3体を[[蘇生]]した。~
そのおかげか、この[[デュエル]]中ではラフェールは敗北しても[[《オレイカルコスの結界》]]の闇に捕らわれることはなかった。~
なお、ラフェールは「これでもう[[墓地]]には[[モンスター]]がいない」と言ってるが、実際には[[《ガーディアン・エアトス》]]と[[《ガーディアン・デスサイス》]]がまだ残っている。
//黄泉転輪に除外効果があったはず
//それはデッキの話

--アニメにおける日本語名は《ソウル・チャージ》である。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#w4dcc229]
-[[日本未発売カード]]

-[[《未来への思い》]]

//―《Soul Charge》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vc8813e3]
-[[Dragons of Legend]] DRLG-EN014 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。