*【Vドラコントロール】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[除去]][[効果]]により場を[[コントロール]]し、[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]で[[マッチキル]]を狙う[[デッキ]]。 ~
 [[除去]][[効果]]により場を[[コントロール]]し、[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]で[[マッチキル]]を狙う[[デッキ]]。~
 [[コントロール]]・[[パーミッション]]・[[ロック]]と3種の[[デッキ]]の特徴を兼ね備える。~

-[[07/03/01>禁止・制限カード]]の[[制限改訂]]で[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]が[[禁止カード]]となり、構築不能となった。~

 《ヴィクトリー・ドラゴン/Victory Dragon》
 効果モンスター(禁止カード)
 星8/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守3000
 このカードは特殊召喚できない。
 自分フィールド上のドラゴン族モンスター3体を
 生け贄にして生け贄召喚しなければならない。
 このカードの直接攻撃によって相手ライフを0にした場合、
 このカードのコントローラーはマッチに勝利する。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 ここでは最も標準的な型である【ロックV】について取り上げる。~
 [[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を通すため、様々な[[カード]]で[[ロック]]を仕掛けるのが特徴である。~

 他のタイプについては[[デッキの派生>#variation]]を参照。~

***[[モンスターカード]]について [#monster]
-[[サイクル・リバース]][[モンスター]]~
[[ロック]]を仕掛けた後は、これらの[[モンスター]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐ。~
[[除去]][[効果]]を持つ[[《スカラベの大群》]]や[[《イナゴの軍勢》]]、[[ドロー]][[効果]]を持つ[[《デス・ラクーダ》]]が[[デッキ]]コンセプトに相応しい。~

-[[《闇の仮面》]]~
[[ロック]]の要となる[[罠カード]]を[[サルベージ]]する。~
[[《刻の封印》]]の他、[[《神の宣告》]]や[[《マジック・ジャマー》]]等がその候補となるだろう。~
[[《月読命》]]も併用し、何度も[[効果]]を使えるようにしたい。~

-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[リリース]]~
各種の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を採用しても良いが、様々な[[モンスター]]を採用し、[[《竜の血族》]]や[[《DNA改造手術》]]での[[種族]]操作を狙うのもあり。

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[ロック]][[カード]]~
[[《レベル制限B地区》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]、[[《光の護封壁》]]が筆頭に挙がる。~
[[《レベル制限B地区》]]を[[《異次元の境界線》]]に変え、[[罠カード]]主体の[[デッキ]]を構築しても良い。~

-[[カウンター罠]]~
[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]や[[ロック]][[カード]]を守るため、これらで場を[[コントロール]]していく。~
[[汎用性]]を考え、[[《神の宣告》]]や[[《マジック・ジャマー》]]、[[《天罰》]]等が候補に挙がるだろう。~
[[《月読命》]]と[[《闇の仮面》]]の[[コンボ]]で再利用を続ければ、より強固な守りを作れる。~

-[[《刻の封印》]]~
[[ドローロック]]を行う[[通常罠]]。~
これもまた、[[《闇の仮面》]]で再利用していきたい。~

-[[《現世と冥界の逆転》]]・[[《王家の財宝》]]~
勝負が長引きやすいので、これらで[[デッキ切れ]]を防ぎたい。~
[[《王家の財宝》]]は[[デッキ切れ]]直前に[[発動]]し、[[《闇の仮面》]]で[[サルベージ]]し続ければ何度でも[[デッキ切れ]]を防げる。~
[[《現世と冥界の逆転》]]よりも手間はかかるものの、[[ライフコスト]]がない点でも優れる。~
またこれ自体も[[サルベージ]][[効果]]を持つのがありがたい。

**戦術 [#strategy]
 [[ロック]][[カード]]を[[カウンター罠]]で守りつつ、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐ。~
 こうして[[手札]]が揃った後、[[《闇の仮面》]]・[[《月読命》]]・[[《刻の封印》]]の[[コンボ]]で[[ドローロック]]を行う。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【コスモV】 [#SpatialCollapse]
 [[【コスモロック】]]に[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]を投入したタイプ。~

***【八汰ロックV】 [#YataGarasu]
 [[【八汰ロック】]]に[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]を投入したタイプ。~
 さらに[[【カオス】]]の要素を入れる事もあった。~

***【サイエンカタパV】 [#MagicalScientist]
 [[【サイエンカタパ】]]に[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]を投入したタイプ。~
 [[1ターンキル]]なので[[コントロール]][[デッキ]]としての趣はない。

***【枷V】 [#ChainEnergy]
 [[相手]]の[[ライフポイント]]を500未満にし、[[《魔力の枷》]]で完全[[ロック]]するタイプ。~
 天敵である[[《クリボー》]]の対策も可能だが、[[ライフポイント]]を削る必要もあるのでやや不安定。~
 しかし上記の【サイエンカタパV】を組み合わせる事で、その[[ライフ]]調整すら容易に行う事も可能だった。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 まず前提として[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[アドバンス召喚]]というわかりやすい[[マストカウンター]]を抱えている。~
 泥試合が不回避となる[[ミラーマッチ]]はもちろん、大量の[[ライフコスト]]を支払う[[デッキ]]であれば、ルール違反を犯さずに敗北できるため、[[マッチキル]]を拒否されてしまう。~
 泥仕合が不可避となる[[ミラーマッチ]]はもちろん、大量の[[ライフコスト]]を支払う[[デッキ]]であれば、ルール違反を犯さずに敗北できるため、[[マッチキル]]を拒否されてしまう。~
 [[【デビル・フランケン】]]や[[【ダイノルフィア】]]が代表的か。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
***[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]以前 [#x841f0a6]
 [[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]が届く前の不本意な勝利を防ぐ手段がルール的に問題があるとされ、一部で批判があった。~

 その後[[【MCV】]]の封印を兼ねて[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]が[[禁止カード]]となる。~
 必然的に、この[[デッキ]]も構築不能となった。~

***[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]] [#gdb6ef96]
 [[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]が[[制限復帰]]する。~
 主だった[[ロック]][[カード]]が[[制限強化]]されていたものの、代わりに様々なタイプが構築された。~
 [[【アロマ・コントロール】]]との複合型や、[[《不幸を告げる黒猫》]]を採用したものはその一例である。~

***[[07/03/01>禁止・制限カード]] [#wbce5a5f]
 [[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]が再度[[禁止カード]]となり、再び構築が不可能となった。~

**サンプルレシピ [#sample]
-【ロックV】~
http://yugioh-taikai.seesaa.net/article/12562505.html~
第3回フロンティアカップ優勝

**代表的なカード [#keycard]
-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]
-[[《竜の血族》]]
-[[《異次元の境界線》]]

**関連リンク [#link]
-[[【アドバンス召喚】]]

-[[【MCV】]]

-[[デッキ集]]