*【パーミッション帝】 [#o4c223c3] [[カウンター罠]]で[[相手]]の[[除去]][[カードの効果]]を[[無効]]にしつつ、[[人造天使トークン]]を[[リリース]]し「[[帝]]」[[モンスター]]を[[召喚]]し[[相手]]の場を[[破壊]]し尽くす[[デッキ]]。 《人造天使/Synthetic Seraphim》 永続罠 カウンター罠が発動される度に、 「人造天使トークン」(天使族・光・星1・攻/守300)を1体特殊召喚する。 《豊穣のアルテミス/Artemis of Harvest》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1600/守1700 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 カウンター罠が発動される度に自分のデッキからカードを1枚ドローする。 **[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e] 基本的には[[【帝コントロール】]]というより[[【パーミッション】]]に近い。~ そのため[[罠カード]]20枚前後が標準、更に[[魔法カード]]は5枚程度という構成である。~ 「[[帝]]」の[[効果]]を生かすためには[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]を確保する手段を作ることが最優先になる。~ そのため[[《人造天使》]]は3積み確定であり[[《封印の黄金櫃》]]等で[[サーチ]]したい。~ ***[[モンスター]]について [#jbd175b2] 最優先で採用する[[モンスター]]はやはり[[《豊穣のアルテミス》]]であり、3積み確定である。~ この[[デッキ]]はいかに早く[[《豊穣のアルテミス》]][[《人造天使》]]を[[フィールド]]に展開するかがカギとなる。~ [[《豊穣のアルテミス》]]は[[手札事故]]の多い「[[帝]]」[[デッキ]]、[[【パーミッション】]]の弱点を克服してくれる[[ドロー]]加速[[モンスター]]である。~ [[《豊穣のアルテミス》]]で足りなければ[[《デス・ラクーダ》]]なども[[ドロー]]加速[[モンスター]]の採用候補である。~ さらに[[カウンター罠]]における[[ライフコスト]]を[[回復]]する要員に[[《天空聖者メルティウス》]]も採用してもよいが[[《天空の聖域》]]を3積みすると[[回転]]しにくくなるので注意。~ [[《メタモルポット》]]も[[手札]]の消費の激しいこの[[デッキ]]にはいい[[ドロー]]源になる。~ また、通常の[[デッキ]]とは違い、[[《聖なる魔術師》]]より、[[《闇の仮面》]]のほうが優先され、2積みにしてもよい。~ [[帝]][[モンスター]]は[[《氷帝メビウス》]][[《風帝ライザー》]][[《邪帝ガイウス》]]の中から7〜9枚採用しても比較的よく回る。 ***[[魔法・罠カード]]について [#afc49ec1] 最優先で採用するのは[[《人造天使》]]であるが、[[罠カード]]はほとんど[[カウンター罠]]である。~ 優先したい[[カウンター罠]]は[[《魔宮の賄賂》]][[《神の宣告》]]である。~ ただし[[《神の宣告》]]は[[ライフコスト]]がかなり重いので注意。~ 次に[[《天罰》]][[《攻撃の無力化》]][[《強烈なはたき落とし》]]あたりか。~ [[《攻撃の無力化》]]は[[《豊穣のアルテミス》]][[人造天使トークン]][[《デス・ラクーダ》]]を守れ、しかも[[《豊穣のアルテミス》]]により[[ドロー]]ができるため優先順位は高い。~ [[《強烈なはたき落とし》]]は[[《豊穣のアルテミス》]]との[[シナジー]]が抜群である。~ [[《人造天使》]]によって[[トークン]]を多量に展開できるため[[《昇天の角笛》]]も使いやすい。~ [[《盗賊の七つ道具》]]は[[相手]]の[[伏せカード]]を[[帝]]モンスターで[[除去]]できる上に、いざとなったら[[《魔宮の賄賂》]]で事足りるので、投入しなくてよい。~ [[魔法カード]]は天敵である[[《王宮のお触れ》]]を[[破壊]]できる[[《サイクロン》]][[《大嵐》]]、[[サイドデッキ]]から[[《ツイスター》]]もありだろう。~ **この[[デッキ]]の利点 [#b5464ace] [[【帝コントロール】]]の一種ではあるが、[[パーミッション]][[デッキ]]なので、[[相手]]の[[カードの効果]]による[[除去]]に強い。~ [[帝]]が[[手札]]になければ[[パーミッション]]、逆に[[カウンター罠]]が[[手札]]にないときは[[帝]]で、と柔軟に戦えるのは他の[[【帝コントロール】]]にはない利点である。~ //相手の[[魔法カード]][[モンスター効果]]等による自分の[[モンスター]][[伏せ除去]]にめっぽう強い。~ // また、[[帝]]モンスターなどで[[除去]]しきれなかった相手[[フィールド]]の[[伏せカード]]、[[裏側守備表示]][[モンスター]]等も、[[《魔宮の賄賂》]]、[[《天罰》]]等で[[カウンター]]できるのも他の「[[帝]]」[[デッキ]]にはない利点である。~ //他の帝デッキには無い利点って黄泉帝しか頭にないの? **この[[デッキ]]の弱点 [#e99cfc5c] やはりうまく回らないと何もできずに終わる。~ 注意すべきなのは[[《王宮のお触れ》]][[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]、[[《スキルドレイン》]]等のこちらの[[デッキ]]のギミックを潰す[[効果]]を持つカードである。~ [[マストカウンター]]の見極めが肝心。~ これらのカードを通してしまうと、間違いなく致命傷を負う事になるので[[《神の宣告》]]で[[ライフポイント]]の半分を払ってでも[[カウンター]]したい。~ さらに[[《豊穣のアルテミス》]]、[[《デス・ラクーダ》]]は効果は優秀だが、ステータスの面で心細さが否めないので、[[戦闘破壊]]から守っていく必要があるだろう。~ また、「[[帝]]」[[デッキ]]の派生とはいえ、[[【パーミッション】]]が大原則であるため、基本的に受動的な[[デッキ]]であり[[相手]]が何かしてこないとこちらは何もできなくなることが多い。~ **関連リンク [#k72231ef] -[[【パーミッション】]] -[[【帝コントロール】]] -[[デッキ集]]