*【ヴェノム】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
　[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[ヴェノム]][[モンスター]]とその[[サポートカード]]で構築した[[デッキ]]。~
　[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]下で[[ヴェノムカウンター]]を乗せ、[[弱体化]]と[[除去]]を狙う。~

 《ヴェノム・スワンプ/Venom Swamp》
 フィールド魔法
 お互いのターンのエンドフェイズ毎に、フィールド上に
 表側表示で存在する「ヴェノム」と名のついたモンスター以外の
 表側表示で存在する全てのモンスターにヴェノムカウンターを１つ置く。
 ヴェノムカウンター１つにつき、攻撃力は５００ポイントダウンする。
 この効果で攻撃力が０になったモンスターは破壊される。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
　現在は[[相手]][[モンスター]]に[[ヴェノムカウンター]]を置いても、[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]される[[モンスター]]の素材にされるなどで容易に[[リセット]]されてしまう。~
　また、[[ペンデュラムモンスター]]は[[効果]]で[[破壊]]できても、[[ペンデュラム召喚]]で[[ヴェノムカウンター]]が[[リセット]]された状態で再度展開されてしまう。~
　そのため、[[コントロール]]や[[ロック]][[デッキ]]としての待ちの戦術を成立させるのが難しい。~
　そこでこちらからも[[エクシーズ召喚]]等を行い、[[弱体化]][[効果]]の方をメインとした[[ビートダウン]]の側面を持たせた構築も目指す。~

***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]

―[[ヴェノム]][[モンスター]]~
　種類は少ないが[[爬虫類族]]なので[[サーチ]]や[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]からの[[蘇生]]を狙いやすい。~
　[[《ヴェノム・スワンプ》]]のみでは[[ヴェノムカウンター]]を乗せる速度に問題があるため、これらを採用して[[カウンター]]の数を稼ぎたい。~

-[[下級]][[ヴェノム]]~
--[[《ヴェノム・コブラ》]]~
[[通常モンスター]]なので[[ヴェノム]]では唯一[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]][[効果]]を持っていない。~
しかし[[《予想ＧＵＹ》]]・[[《レスキューラビット》]]に対応し、[[ステータス]]の低さから[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《ドラゴラド》]]での[[蘇生]]も可能。~
[[ランク]]４の[[エクシーズ素材]]として扱いやすく、[[《キングレムリン》]]の[[エクシーズ素材]]にもなる。~

--[[《ヴェノム・サーペント》]]~
[[ヴェノム]][[モンスター]]では唯一の[[闇属性]]であり、対応する[[サポートカード]]が豊富。~
[[レベル]]４なので[[《カゲトカゲ》]]とも併用でき、[[ヴェノムカウンター]]を置きつつ[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~

--[[《ヴェノム・スネーク》]]~
[[《ヴェノム・サーペント》]]同様[[ヴェノムカウンター]]を１つ置けるが、その[[ターン]][[攻撃]]に制限が掛かる。~
上記の[[ヴェノム]][[モンスター]]と比較して[[レベル]]が３と合わせづらく、現状特別相性の良い[[ランク]]３[[エクシーズモンスター]]もいないので優先順位は低い。~

-[[上級]][[ヴェノム]]~
--[[《ヴェノム・ボア》]]~
[[《ヴェノム・スネーク》]]同様[[ヴェノムカウンター]]を置いた[[ターン]]は[[攻撃]]に制限が掛かるが、こちらは１度に２つ置ける。~
[[特殊召喚]]手段としては[[《ヴェノム・コブラ》]]に[[《トランスターン》]]を使う手が考えられる。~
他にも[[《カオスエンドマスター》]]から[[リクルート]]でき、[[レベル]]８の[[シンクロ素材]]にも使える。~
ただし[[《カオスエンドマスター》]]単体での[[戦闘破壊]]は難しく、事故要因になりやすい。~

―[[ヴェノム]]の[[サポートカード]]に関連する[[モンスター]]~

-[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]~
[[ヴェノム]][[モンスター]]ではないが、[[《ヴェノム・スワンプ》]]で[[弱体化]]せず[[《ヴェノム・ショット》]]の[[効果]]に対応する。~
[[最上級モンスター]]かつ[[特殊召喚]]手段に制限もあるが、[[《ダメージ＝レプトル》]]ならば[[フィールド]]に出すことは難しくない。~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[特殊召喚]]に必要なので軸とする場合は必須であるが、[[カード]]スロットに余裕が無いならこの[[カード]]のみを採用し、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]まで無理に狙う必要は無い。~

―[[爬虫類族]][[モンスター]]~

-[[《カゲトカゲ》]]~
[[レベル]]４の[[ヴェノム]][[モンスター]]と共に[[ランク]]４の[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
[[《ヴェノム・サーペント》]]とは[[属性]][[サポートカード]]も共有できる。~

-[[《ジェントルーパー》]]~
[[攻撃力]]が低い[[ヴェノム]][[モンスター]]を[[戦闘]]から守ることができる。~
[[手札誘発]]なので妨害されにくく、２体並べることで[[相手]]の[[攻撃]]を遮断できる[[ロック]]が成立する。~
//ヴェノムは場に維持しない前提で使う。
//それは軸の一つでしかない

-[[《レプティレス・ガードナー》]]~
[[《ヴェノム・コブラ》]]同様、[[《デブリ・ドラゴン》]]で[[蘇生]]可能。~
また、[[攻撃力]]０なので[[《ヴェノム・スワンプ》]]に[[破壊]]されずに[[ヴェノムカウンター]]を蓄積できる。~
[[サーチ]]先には[[同名カード]]も含むため、この[[カード]]を３枚投入するだけでも良い。~

-[[《ＥＭウィップ・バイパー》]]~
[[ヴェノム]]と大体同じサポートを受けられ、[[攻撃力]]を[[守備力]]に変換できるため実質[[弱体化]]として機能させることができる。~
かなり限定的ではあるが、[[守備力]]500以下の[[モンスター]]に[[効果]]を[[使用]]することで、[[《ヴェノム・スワンプ》]]で[[除去]]できる。~
[[除去]]できないまでも[[弱体化]]により[[戦闘破壊]]が容易になる。~

-[[《溟界の滓−ナイア》]]~
[[墓地を肥やす]][[効果]]と[[溟界]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]できる[[効果]]を持つ。~
[[溟界]][[魔法・罠カード]]は[[カテゴリ]]専用ではなく[[爬虫類族]]全体に[[効果]]が及ぶものが多いので[[ヴェノム]][[モンスター]]にも使用できる。~

-[[《蛇神ゲー》]]~
//[[効果の対象]]にならない為、[[《ヴェノム・スワンプ》]]にも引っかからない。~
//ヴェノム・スワンプは対象取らない
[[攻撃]]時に[[相手]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]にして[[攻撃力]]を[[元々の攻撃力]]の半分にし、[[攻撃力]]を[[フィールド]]の一番高い[[元々の攻撃力]]の数値になるため、[[戦闘]]において優秀。~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]と共に[[《悪夢再び》]]で[[墓地]]から[[サルベージ]]可能。~

-[[《サブテラーマリス・リグリアード》]]~
[[相手]][[モンスター]]を[[除外]]する[[サイクル・リバース]][[モンスター]]。~
[[表示形式]]も[[破壊]][[耐性]]も関係なく[[除去]]でき、[[裏側守備表示]]にすれば[[《ヴェノム・スワンプ》]]による[[弱体化]]も多少なりとも免れる。~
現状自身の[[特殊召喚]]の条件を満たす[[ヴェノム]]は存在しないため、[[蘇生]]を狙うか[[《ヤモイモリ》]]などの[[裏側守備表示]]にできる[[カード]]を併用する必要がある。~

-[[《覇蛇大公ゴルゴンダ》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]を[[発動]]しておくことで[[手札]]・[[墓地]]から容易に[[特殊召喚]]できる。~
そのままでは[[攻撃力]]０のままなので手早く[[エクシーズ素材]]や[[リンク素材]]にしてしまいたい。~

―その他の[[モンスター]]~
　[[爬虫類族]][[サポート>サポートカード]]を受けられるもの以外では、[[ヴェノムカウンター]]の影響を受けにくいものか、[[アタッカー]]となる[[エクシーズモンスター]]に繋げやすいものを選ぶとよい。~
　その他の[[レベル]]４[[モンスター]]に関しては[[【ランク４】]]も参照。~

-[[《レスキューラビット》]]~
[[《ヴェノム・コブラ》]]２体を[[リクルート]]でき、円滑に[[ランク]]４の[[エクシーズ召喚]]や[[《エーリアン・ソルジャー Ｍ／フレーム》]]の[[リンク召喚]]に繋げられる。~
それ以外では[[《エーリアン・ソルジャー》]]を採用することで[[アタッカー]]兼[[種族]]サポートの共有が可能。~
[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]の[[融合素材]]となる[[《竜魔王ベクターＰ》]]や[[《ヴェルズ・オピオン》]]を[[エクシーズ召喚]]できる[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]なども候補となる。~

-[[《デブリ・ドラゴン》]]・[[《ドラゴラド》]]~
こちらは[[《ヴェノム・コブラ》]]を[[蘇生]]でき、そのまま[[ランク]]４の[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
どちらも[[守備力]]が高めなので、場合によっては[[壁]]としても使える。~

-[[《捕食植物サンデウ・キンジー》]]~
[[手札]]の[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]や[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[素材>融合素材]]に[[《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]できる。~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]に[[弱体化]]させられない高打点[[モンスター]]を[[手札事故]]を回避しつつ用意できるのは心強い。~
[[《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]を採用しない場合は不要だが、入れる場合はこの[[カード]]もセットで投入したい。~

-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
この[[デッキ]]では[[《ヴェノム・サーペント》]]や[[《カゲトカゲ》]]を採用し、[[《ヴェノム・ショット》]]・[[《スネーク・レイン》]]で[[墓地へ送る]]のが容易な上に枚数調整をしやすい。~
[[特殊召喚]]や[[コスト]]の補充がしやすいため、[[弱体化]]の[[デメリット]]を度外視してでも採用する価値はある。~

-[[Ｓｉｎ]]~
--[[《Ｓｉｎ サイバー・エンド・ドラゴン》]]~
手軽に高[[攻撃力]]を得られる[[アタッカー]]であり、劣勢時の返しとして役立つ。~
この[[カード]]の[[攻撃力]]をもってしても[[弱体化]]は速いが、そこを[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]に繋げて引き続き[[攻撃]]できれば理想的。~

--[[《Ｓｉｎ スターダスト・ドラゴン》]]~
[[特殊召喚]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]で置かれる[[ヴェノムカウンター]]を加味すると[[戦闘]]では頼りなく、[[効果]]もおまけ程度にしか活用できない。~
しかしこの[[カード]]の真価は手軽に出せる[[レベル]]８[[モンスター]]という点であり、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]とともに[[ランク]]８の[[エクシーズモンスター]]に繋げられる。~

-[[《ヴェノム・スワンプ》]]の影響を受けない[[モンスター]]~
[[弱体化]]を回避し、自身が[[アタッカー]]として繰り返し[[攻撃]]できるものを使う。~

--[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]下でも[[フィールド]]から[[除外]]させることで[[ヴェノムカウンター]]が乗るのを回避できる。~
[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]][[効果]]は[[チェーンブロック]]を作るため相性が良い。~
[[ランク]]４、特に[[《ヴェルズ・オピオン》]]の[[エクシーズ素材]]になり、[[アタッカー]]としても十分な[[攻撃力]]になる。~

--[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]~
[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]]ため、安定した[[アタッカー]]として扱える。~

--[[《アルカナフォース０−ＴＨＥ ＦＯＯＬ》]]・[[《ダイナソーイング》]]・[[《超重武者ワカ−Ｏ２》]]・[[《方界胤ヴィジャム》]]~
[[攻撃力]]が０でかつ、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]。~
[[壁]]として機能しつつ[[《ヴェノム・スワンプ》]]にも[[破壊]]されず、[[ヴェノムカウンター]]を乗せ続けることで[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]で[[ダメージ]]を与えることにも使える。~

--[[《ＤＤＤ運命王ゼロ・ラプラス》]]~
[[攻撃力]]０ながら[[戦闘]]時には[[相手]][[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]の倍になるため、[[アタッカー]]としても[[壁]]としても活躍が見込める。~

--[[御巫]]~
[[装備魔法]]さえあれば[[反射ダメージ]]を与えられるため、実施的に[[アタッカー]]を務められる。~
[[装備魔法]]さえあれば[[反射ダメージ]]を与えられるため、実質的に[[アタッカー]]を務められる。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

―[[ヴェノム]][[融合モンスター]]~
　主に[[スターヴ・ヴェノム]]を採用する。~

-[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]~
[[フィールド]]の[[闇属性]]２体の[[融合素材]]で出せる[[融合モンスター]]。~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[効果]]で[[弱体化]]することなく維持でき、[[破壊された]]としても[[全体除去]]を狙える。~
[[融合召喚]]するなら[[《ヴェノム・サーペント》]]や[[《カゲトカゲ》]]など、[[融合素材]]となることを意識して[[闇属性]]を多めに入れておきたい。~

-[[《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]~
[[《捕食植物サンデウ・キンジー》]]と[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[融合素材]]に[[融合召喚]]できる[[ヴェノム]]。~
相性自体はそれほど良くないが、[[自己再生]]能力を持つ安定した[[アタッカー]]として使用できる。~

-[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]~
[[《レスキューラビット》]]から[[《竜魔王ベクターＰ》]]や[[《ハロハロ》]]２体を展開することで[[融合召喚]][[カード]]を必要とせずに[[特殊召喚]]できる。~
[[墓地]]の[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[コピー]]することで[[自己再生]][[効果]]は使えないものの、打点を上げて[[貫通]][[効果]]を活かすことができる。~

―その他の[[モンスター]]~

-[[エクシーズモンスター]]~
[[《ヴェノム・コブラ》]]、[[《ヴェノム・サーペント》]]を素材にできる[[ランク]]４を中心に採用する。~

--[[ランク]]４~
---[[《キングレムリン》]]~
[[デッキ]]から任意の[[爬虫類族]][[モンスター]]を[[サーチ]]できる。~
自身も[[爬虫類族]]なので[[種族]][[サポートカード]]も共有できる。~

---[[《Ｎｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]下で[[ヴェノムカウンター]]が置かれている[[モンスター]]に対して[[除去]][[効果]]を[[発動]]できる。~
[[モンスター除去]]と[[ドロー]]により大きく[[アドバンテージ]]を稼げるため、複数枚の投入が推奨される。~
ただ、[[ヴェノムカウンター]]が１個でも乗ると[[下級モンスター]]にも[[戦闘破壊]]される恐れが出てくるため、[[効果]]を２回使うなら[[戦闘破壊]]から守れる[[カード]]を併用したい。~
[[《ＲＵＭ−クイック・カオス》]]を使えば[[ヴェノムカウンター]]による[[弱体化]]を解消しつつ、[[《ＣＮｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]に繋ぎ、[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[弱体化]][[効果]]を有効活用できる。~

//-[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]~
//[[守備表示]]で出せば[[戦闘破壊]]されにくく、[[相手]]の[[ターン]]に[[エクシーズ召喚]]につなげられる。~
//ただ[[攻撃力]]が550しかないため、[[ヴェノムカウンター]]が２つ置かれた時点で[[自壊]]するため、[[特殊召喚]]を封じられると自滅につながりやすい。~

---[[《Ｎｏ.８２ ハートランドラコ》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]があると[[攻撃対象]]にならず、[[弱体化]]によって[[戦闘破壊]]されるリスクを軽減できる。~
[[相手]][[モンスター]]が[[エンドフェイズ]]に[[破壊]]される時なら[[直接攻撃]]に切り替えるのもいい。~

---[[《Ｎｏ.５２ ダイヤモンド・クラブ・キング》]]~
[[攻撃]]後は自身の[[効果]]で[[守備表示]]となるため、[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[弱体化]]を受けても[[戦闘破壊]]されにくい。~
[[元々の攻撃力]]が０で高い[[守備力]]を持つため、[[壁]]として[[ヴェノムカウンター]]を置き続ける[[対象]]にもできる。~

---[[《ガガガガマジシャン》]]~
[[《キングレムリン》]]など[[Ｎｏ.]]以外の[[モンスター]]を[[蘇生]]することで[[《ＦＮｏ.０ 未来皇ホープ》]]→[[《ＦＮｏ.０ 未来龍皇ホープ》]]と繋げられる。~

--[[ランク]]８~
[[《Ｓｉｎ スターダスト・ドラゴン》]]や[[《覇蛇大公ゴルゴンダ》]]を[[エクシーズ素材]]にできる。~

---[[《神竜騎士フェルグラント》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]による[[弱体化]]を解消しつつ[[耐性]]を得られる[[ランク]]８での最大の候補。~

---[[《Ｎｏ.２２ 不乱健》]]~
高[[攻撃力]]と[[無効]]化[[効果]]を備える。~
ただし[[エクシーズ素材]]には[[闇属性]][[モンスター]]が要求される。~

---[[《Ｎｏ.１５ ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]~
最大２体まで[[特殊召喚]]した[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
[[攻撃力]]が低くほぼ使い切りの[[効果]]ではあるが、場合によっては[[フィニッシャー]]として使えなくもない。~

---[[《銀河眼の光波竜》]]~
[[フィニッシャー]]能力の高さに加え、[[《銀河眼の光波刃竜》]]・[[《ギャラクシーアイズ ＦＡ・フォトン・ドラゴン》]]・[[《銀河眼の極光波竜》]]を[[重ねる>エクシーズ召喚]]ことで[[弱体化]]を[[リセット]]可能。~
[[《銀河眼の光波刃竜》]]は[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[耐性]]こそないが、[[弱体化]]に伴う[[相手]]からの[[戦闘破壊]]に疑似的な[[耐性]]も持っている。~
[[《銀河眼の極光波竜》]]は[[サイファー・ドラゴン]]に重ねて[[エクシーズ召喚]]できるため、[[《銀河眼の光波竜》]]の[[効果]]で[[コントロール奪取]]した[[相手]][[モンスター]]を処理できる。~

--その他の[[ランク]]~
---[[《旋壊のヴェスペネイト》]]~
[[ランク]]４に重ねて[[エクシーズ召喚]]できる。~
自身も[[《ヴェノム・スワンプ》]]で[[弱体化]]してしまうものの、[[破壊された]]場合でも[[蘇生]][[効果]]を使うことで損失を抑えられる。~

---[[《天霆號アーゼウス》]]~
条件を満たした[[エクシーズモンスター]]に重ねることで[[エクシーズ召喚]]しつつ[[弱体化]]をリセットできる。~
例に漏れず[[《ヴェノム・スワンプ》]]の影響を受けてしまうが、[[全体除去]][[効果]]でいざという時は[[《ヴェノム・スワンプ》]]ごと取り除くことが可能。~

-[[リンクモンスター]]~
--[[《リンク・スパイダー》]]~
[[《ヴェノム・コブラ》]]を[[リンク素材]]に[[リンク召喚]]でき、この[[カード]]の[[リンク先]]に[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
このため[[手札]]に[[《ヴェノム・コブラ》]]が複数枚来てしまっても[[手札事故]]を回避しつつ[[モンスター]]を展開することが可能。~

--[[《エーリアン・ソルジャー Ｍ／フレーム》]]~
[[爬虫類族]]２体で[[リンク召喚]]できる[[リンク]]２。~
[[蘇生]][[効果]]を持ち、[[手札コスト]]で[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を捨て[[Ａカウンター]]を乗せつつ、[[破壊]]されることであちらの[[蘇生]]に繋げられる。~

--[[《レプティレス・エキドゥーナ》]]~
[[相手]][[モンスター]]１体の[[弱体化]]と、[[爬虫類族]]の[[サーチ]][[効果]]を持つ[[リンク]]２。~
こちらは[[爬虫類族]]が１体含まれていれば良いため、[[《精神操作》]]で[[コントロール奪取]]した[[相手]][[モンスター]]とこちらの[[ヴェノム]][[モンスター]]とで[[リンク召喚]]できる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]

―[[ヴェノム]]または[[ヴェノムカウンター]]の[[サポートカード]]~
-[[《ヴェノム・スワンプ》]]~
自他を問わず[[モンスター]]を[[弱体化]]、[[破壊]]する[[フィールド魔法]]であり[[《テラ・フォーミング》]]で[[サーチ]]も容易。~
[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]]タイミングが[[エンドフェイズ]]なので、[[除去]]から守れるようにしておきたい。~
[[ヴェノム]]が置いた[[ヴェノムカウンター]]もうまく活用したい。~

-[[《ヴェノム・ショット》]]~
[[ヴェノム]]・[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]がいる状態で[[発動]]できる[[爬虫類族]]の[[《おろかな埋葬》]]。~
さらに[[ヴェノムカウンター]]を２つも乗せられ、[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]下では[[弱体化]]および[[単体除去]]として機能する。~

-[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]~
[[モンスター]]１体の[[ヴェノムカウンター]]を全て取り除き、その数×700ポイントの[[ダメージ]]を与える。~
[[ダメージ]]効率が高く[[フリーチェーン]]なので任意のタイミングで[[発動]]しやすく、[[自分]]の[[モンスター]]に[[使用]]することも可能。~
そのため、[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]下では[[除去]]の回避や[[攻撃力]]を元に戻すことにも使え、[[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]することで擬似[[コンバットトリック]]としても扱える。~
複数回[[発動]]することで効果的に活用できるため、[[《ブーギートラップ》]]や[[《ブービーゲーム》]]で再利用し、繰り返し[[バーン]][[ダメージ]]を与えることも考えられる。~
//[[ヴェノム]]は[[モンスター]]を軸にした構築が困難な時期が長く続いたため、代わりにこれを主役に据える構築が模索された時期もあった。~

-[[《蛇神の勅命》]]~
[[手札]]の[[ヴェノム]][[モンスター]]を見せることで、[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にできる[[カウンター罠]]。~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]を[[《サイクロン》]]等から守れるが、[[罠カード]]や[[モンスター効果]]には対応しない。~
[[コスト]]こそないが[[ヴェノム]][[モンスター]]を温存する必要があり、直接[[アドバンテージ]]を得られるわけでもないので無理に投入する必要はない。~

//-[[《反撃の毒牙》]]~
//[[ヴェノム]][[モンスター]]専用[[スペルスピード]]２の[[《攻撃の無力化》]]で、その際に[[ヴェノムカウンター]]を１つ置ける。~
//しかし[[攻撃]]反応型なので対処法が多く、防御[[カード]]としては扱いにくい。~

―[[爬虫類族]]の[[サポートカード]]~

-[[《スネーク・レイン》]]~
この[[デッキ]]では[[爬虫類族]]を多量に[[墓地に肥やす>墓地を肥やす]]意義は薄いが、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を採用した場合、そのサポートとして扱える。~
[[《ヴェノム・ショット》]]とどちらを優先するかは[[デッキ]]の傾向によって決めたい。~

-[[《ダメージ＝レプトル》]]~
[[爬虫類族]]との[[戦闘]]が条件だが、[[下級]][[ヴェノム]]や[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の[[特殊召喚]]をサポートできる[[永続罠]]。~
[[自分]]の[[ターン]]で[[ヴェノムカウンター]]が乗り、[[弱体化]]した[[《キングレムリン》]]も[[戦闘破壊]]される可能性があるので採用してもいい。~

-[[《毒蛇の供物》]]~
[[除去]]手段に乏しい[[ヴェノム]]にとって強力かつ[[汎用性]]の高い[[除去]][[カード]]なので、できる限り採用しておきたい。~

-[[《溟界の蛇睡蓮》]]~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と[[蘇生]]の２つの[[効果]]を持つ。~
[[蘇生]][[効果]]には条件があるが[[《スネーク・レイン》]]１枚で賄う事が出来る。~

-[[《溟界の大蛟》]]~
[[コスト]]さえ用意できれば毎[[ターン]][[蘇生]]できる[[永続魔法]]。~
[[コスト]]にする[[モンスター]]と[[蘇生]][[対象]]は異なる[[属性]]でなければならないが、[[ヴェノム]][[モンスター]]は[[《ヴェノム・サーペント》]]以外は[[地属性]]なので[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の[[蘇生]]に利用できる。~
また、（２）の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は条件が緩く使用し易い。~

-[[《毒蛇の怨念》]]~
[[爬虫類族]]の展開を補助できる。~
また、能動的に狙うのは手間が掛かるが[[除外]]された[[爬虫類族]]を[[墓地に戻す]][[効果]]もある。~
[[爬虫類族]]以外は[[攻撃]]と[[効果]]の[[発動]]できなくなるので注意。~

―その他の相性の良い[[カード]]~
-[[《テラ・フォーミング》]]・[[《盆回し》]]・[[《メタバース》]]~
[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[サーチ]][[カード]]。~
[[《盆回し》]]は[[《ヴェノム・スワンプ》]]以外にも[[フィールド魔法]]を採用する必要がある。~

-[[《闇の誘惑》]]~
[[《キングレムリン》]]で[[《ヴェノム・サーペント》]]等を[[サーチ]]することで即座に[[発動条件]]を満たすことができる。~

//-[[《強者の苦痛》]]~
//[[全体弱体化]][[効果]]により[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[除去]][[効果]]を早めることができる。~
//ただし、[[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]には無力。~

//-[[《デモンズ・チェーン》]]・[[《スターライト・ロード》]]~
//[[《ヴェノム・スワンプ》]]を[[モンスター効果]]や[[魔法・罠カード]]による[[除去]]から守るために採用する。~
//とりわけ[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]等の[[全体除去]]を通すと建て直しが厳しいので、必ずこれらで止めたい。~

-[[《ワーニングポイント》]]~
[[攻撃]]と素材化を封じ[[効果]]を[[無効]]にするため、[[ヴェノムカウンター]]を置き易くなる。~
展開のための[[モンスター]]の場合、[[攻撃力]]が低いことも珍しくないため、[[《ヴェノム・スワンプ》]]によってそのまま[[除去]]することも狙える。~

-[[《トラップトリック》]]~
[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]や[[《毒蛇の供物》]]などを[[デッキ]]から直接[[セット]]できる。~
[[セット]]する[[罠カード]]と[[同名カード]]を[[除外]]する必要があるため、それらは複数枚の投入が必須であり、一度[[サーチ]]したら以降は[[ドロー]]できる確率は下がる。~

**戦術 [#strategy]
　序盤は[[《ヴェノム・スワンプ》]]を[[サーチ]]して[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]]態勢を整える。~
　[[ヴェノム]][[モンスター]]も[[《キングレムリン》]]から[[サーチ]]したり、[[墓地へ送った]]後に[[蘇生]]する等で[[フィールド]]に出し、[[効果]]を使っていく。~
　適宜[[ヴェノムカウンター]]を置いていき、[[弱体化]]を進めた後は[[ランク]]４の[[エクシーズ召喚]]等で[[攻撃]]に転じる。~
　なお、先走って[[《ヴェノム・スワンプ》]]だけを使っても、[[自分]]の足だけを引っ張ることも珍しくなく、[[除去]]されれば肝心な時に困ってしまう。~
　必ず[[《ヴェノム・スワンプ》]]は[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]][[カード]]とセットで使用することを心掛けたい。~

　[[相手]]の[[弱体化]]を狙う場合は[[《ヴェノム・スワンプ》]]を[[除去]]から守っておきたい。~
　[[相手]]の[[ヴェノムカウンター]]は[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]や[[リンク召喚]]で[[リセット]]されやすく、さらに[[除去]]が飛んでくるため、[[特殊召喚]]を制限するなどして回避できないようにしておきたい。~

　大量展開は得意では無いので１回の[[召喚権]]は大事に扱い、[[《毒蛇の供物》]]等による[[除去]]で的確に[[相手]]の妨害[[カード]]を取り除いて行きたい。~

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//スプラッシュの項目に移動。

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【毒蛇神ヴェノミナーガ】 [#Vennominaga]
　[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[特殊召喚]]に特化した[[デッキ]]。~
　手早く[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]つつ[[フィールド]]に[[特殊召喚]]し、その[[攻撃力]]と[[耐性]]による高い[[制圧]]力で[[ビートダウン]]を行う。~
　厳密には【ヴェノム】ではなく[[【爬虫類族】]]の派生と言える。~

 《毒蛇神ヴェノミナーガ/Vennominaga the Deity of Poisonous Snakes》
 効果モンスター
 星10/闇属性/爬虫類族/攻   0/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 「蛇神降臨」の効果及びこのカードの効果でのみ特殊召喚できる。
 このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスターの数×５００ポイントアップする。
 このカードはフィールド上で表側表示で存在する限り、このカード以外のカードの効果の対象にならず、効果も受けない。
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 このカード以外の自分の墓地の爬虫類族モンスター１体をゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。
 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、このカードにハイパーヴェノムカウンターを１つ置く。
 このカードにハイパーヴェノムカウンターが３つ乗った時、このカードのコントローラーはデュエルに勝利する。

 《毒蛇王ヴェノミノン/Vennominon the King of Poisonous Snakes》
 効果モンスター
 星８/闇属性/爬虫類族/攻   0/守   0
 このカードはこのカード以外の効果モンスターの
 効果では特殊召喚できない。
 このカードの攻撃力は、自分の墓地の
 爬虫類族モンスターの数×５００ポイントアップする。
 このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り
 「ヴェノム・スワンプ」の効果を受けない。
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 このカード以外の自分の墓地の爬虫類族モンスター１体を
 ゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。

 《蛇神降臨/Rise of the Snake Deity》
 通常罠
 自分フィールド上に表側表示で存在する「毒蛇王ヴェノミノン」が
 戦闘以外で破壊された時に発動できる。
 手札・デッキから「毒蛇神ヴェノミナーガ」１体を特殊召喚する。

　[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]つつ[[特殊召喚]]した[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[効果]]で[[破壊]]させ、[[《蛇神降臨》]]の[[発動]]に繋げる。~
　この一連の流れは容易に見えて必要な[[カード]]も多く、初手から揃うのも稀である。~
　序盤の内に[[特殊召喚]]に繋げることも大事だが、[[キーカード]]の多さも考えると[[カード・アドバンテージ]]を確保しつつ準備を行える構築が必要となる。~

―主力となる[[モンスター]]~
-[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]~
この[[デッキ]]において最も重要なウェイトを占める[[モンスター]]。~
[[《蛇神降臨》]]を[[発動]]するにはこの[[モンスター]]を[[効果]]で[[破壊]]する必要がある。~
[[相手]]がわざわざ[[破壊]]してくれるとは考えにくいので、[[自分]]で[[破壊]]する手段を用意しておきたい。~
[[最上級モンスター]]であるうえに[[特殊召喚]]手段に制限もあるが、[[攻撃力]]は０かつ[[魔法・罠カード]]での[[特殊召喚]]が可能なので、[[フィールド]]に出すことは難しくない。~

-[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]~
この[[デッキ]]における[[フィニッシャー]]。~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]と同様の[[攻撃力]]に加えて強力な[[耐性]]を持っているため、[[相手]]によっては出した瞬間に勝利がほぼ確定する。~
[[ハイパーヴェノムカウンター]]が勝負の決め手となることはあまりないが、[[相手]]にプレッシャーを与える副次的[[効果]]にも期待できる。~
とはいえ、この[[カード]]にもいくつか天敵と言える[[カード]]が存在する。~
それらの多くは[[汎用性]]の高い[[除去]]・妨害[[カード]]で防御できるので、そこは対策しておきたい。~
こちらは１体[[特殊召喚]]に成功したらそれで十分であり、[[手札]]に来たら[[事故]]要因になりかねないため、１〜２枚の投入がよいだろう。~

―その他の[[爬虫類族]][[モンスター]]~
　[[キーカード]]の[[攻撃力]]が[[墓地]]の[[爬虫類族]]の数に依存しているため、ある程度の[[爬虫類族]][[モンスター]]が必要となる。~
　下記以外では[[【爬虫類族】]]や各[[カテゴリ]]の[[デッキ]]ページも併せて参照したい。~

-[[爬虫類族]]の[[カテゴリ]]~
これらの特定の[[カテゴリ]]のギミックを利用すれば戦線も維持しやすい。~
もっとも[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[特殊召喚]]ギミックを取り入れることを考えると、あくまであちらのギミックを[[タッチ]]させる程度に留めた方が[[事故]]率も低い。~

--[[ワーム]]~
自身も合わせれば２枚の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が可能な[[《ワーム・ゼクス》]]、これとセットで使え[[《蛇神降臨》]]の障壁となる[[《スターダスト・ドラゴン》]]を対策できる[[《ワーム・ヤガン》]]は単体でも採用圏内。~
これらを[[サーチ]]できる[[《ワーム・カルタロス》]]、[[上級モンスター]]だが[[墓地を肥やす]]ことができる[[《ワーム・クィーン》]]も相性が良い。~
//現在、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は[[禁止カード]]に指定されているため、構築する場合、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]に頼らない構築が要求される。

--[[レプティレス]]~
[[《レプティレス・ラミア》]]・[[《キングレムリン》]]と[[エクストラデッキ]]の[[爬虫類族]]を余分に[[墓地]]へ溜め込む機会がある。~
[[攻撃力]]を０にしてしまうため、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[特殊召喚]]するための[[カード]]を揃えるための時間稼ぎができる。~
他の[[爬虫類族]][[カテゴリ]]に比べて[[闇属性]]が多く、[[《闇の誘惑》]]をはじめとする[[闇属性]]サポートを共有させやすいのも利点。~

--[[エーリアン]]~
こちらも[[《宇宙砦ゴルガー》]]を併用でき、また、相性がいい[[《古の森》]]なども活用できる。~
[[Ａカウンター]]での戦線も維持しやすく、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[特殊召喚]]するための[[カード]]を揃えるための時間稼ぎもできる。~

--[[溟界]]~
展開力が高いので戦線を維持し易く、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]性能も高い。~
[[レベル]]４と８が多く[[ランク]]４と８の[[エクシーズモンスター]]を出し易いので、[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]や[[《聖刻神龍−エネアード》]]などの汎用[[ランク]]４・８の[[自分]]の[[カード]]を[[破壊]]できる[[エクシーズモンスター]]を出せば[[《蛇神降臨》]]に繋げられる。~

--[[ヴェノム]]~
[[ヴェノム]][[モンスター]]は全て[[攻撃力]]不足で、[[効果]]も[[《ヴェノム・スワンプ》]]が無ければ機能しないのが殆ど。~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]共に[[攻撃力]]は[[爬虫類族]]全体を参照することもあり、[[ヴェノム]]は特に採用する必要はない。~

-[[《ジェントルーパー》]]~
[[攻撃力]]が低い[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[戦闘]]から守り、[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]ことで[[攻撃力]]がアップする。~
[[光属性]]なので[[ワーム]]とも併用しやすい。~

-[[《ヤモイモリ》]]~
[[墓地]]から[[除外]]することで敵を[[弱体化]]しつつ[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[破壊]]し[[《蛇神降臨》]]の[[発動条件]]を満たすことができる。~

―[[爬虫類族]]以外の[[モンスター]]~
　相性の良い[[モンスター]]は存在するものの、１体でも採用すると[[《ヴァイパー・リボーン》]]が腐りやすくなる。~
　そもそも多く採用しすぎると[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[攻撃力]]が上昇しづらくなるため、[[《ヴァイパー・リボーン》]]を優先する方が安定するだろう。~
　[[除外]]を介する[[《レスキューラビット》]]や[[《ゾンビキャリア》]]ならば併用も難しくは無いか。~
//　とはいえ[[《ユニオン・キャリアー》]]で[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[装備カード]]化する事も有効である為、[[蘇生]]以外の手段として覚えておきたい。~

―[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[サポートカード]]~
-[[《蛇神降臨》]]~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[特殊召喚]]に必要な[[カード]]。~
[[サーチ]]となる[[《悪魔嬢リリス》]]、[[《トラップトリック》]]と合せて３枚積みがほぼ必須となる。~
[[チェーン]]２以降に[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]が[[《サンダー・ブレイク》]]などで[[破壊された]]場合、[[発動]][[タイミングを逃す]]ことには注意。~

―[[爬虫類族]]の[[サポートカード]]~
-[[《スネーク・レイン》]]~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の脅威の度合いは[[墓地]]に[[爬虫類族]]があってこそであるため、[[手札]]２枚を４枚以上の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に変換できるこの[[カード]]との相性は非常に良い。~
[[デッキ圧縮]]としても優秀であり、[[手札]]に来てしまった[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の処理もできるため、是非とも採用しておきたい。~

-[[《ヴァイパー・リボーン》]]~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[蘇生]]することで[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]させ、[[《蛇神降臨》]]に繋げることが可能。~
速攻性の面でやや劣るものの、実質[[《リミット・リバース》]]を６枚投入できるのは強力。~
また、[[通常魔法]]なので[[《リミット・リバース》]]よりも[[無効]]化されにくい利点もある。~
[[発動条件]]から[[爬虫類族]]以外の有力な[[モンスター]]を投入しづらいのも痛いが、それらより優先して採用したい性能といえる。~

-[[《ダメージ＝レプトル》]]~
[[爬虫類族]]の[[戦闘]]にしか対応しておらず、[[爬虫類族]]しか[[特殊召喚]]できないが、[[爬虫類族]]に特化しやすいこの[[デッキ]]ではそれほど気にならない。~
[[《ダメージ・コンデンサー》]]も有力な候補だが、[[永続罠]]ゆえ複数回[[効果]]を使え、[[手札コスト]]も必要ない点で圧倒的に使いやすく、基本的にはこちらの方が強力と言える。~

-[[《毒蛇の供物》]]~
強力かつ[[汎用性]]の高い[[除去]][[カード]]。~
[[自分]]の[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[破壊]]することで、[[《蛇神降臨》]]の[[発動条件]]も満たせる。~
[[《リミット・リバース》]]と共に使いやすい[[カード]]であり、できる限り採用しておきたい。~

―その他相性の良い[[カード]]~
-[[《封印の黄金櫃》]]・[[《強欲で謙虚な壺》]]~
[[キーカード]]を素早く呼び込むのに有効。~
[[《強欲で謙虚な壺》]]は[[特殊召喚]]不可の[[デメリット]]がきついが、この[[デッキ]]は[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]を行うことが多い。~
[[《リミット・リバース》]]と[[《蛇神降臨》]]の[[コンボ]]を決める場合は既に[[手札]]が揃っているので、この[[デメリット]]もあまり気にならない。~

-[[《無の煉獄》]]・[[《命削りの宝札》]]~
[[ドローソース]]。~
この[[デッキ]]は[[魔法・罠カード]]での展開を主とするため、[[ドロー]]した[[カード]]を処理しやすい。~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を捨ててしまうリスクはつきまとうものの、逆にいえば[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]以外に捨てて困る[[モンスター]]はこの[[デッキ]]に搭載されないことが多く、墓地肥やしにも繋がる。~

-[[《成金ゴブリン》]]~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]自体に[[特殊勝利]][[効果]]がある為、他の[[デッキ]]ほど[[ライフ]]を削り取る心配をしなくともよい。~
[[特殊勝利]][[効果]]を使用出来ずとも[[特殊召喚]]した[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]にはそれなり以上の[[攻撃力]]が備わっている事が多く、それ以上に[[キーカード]]を少しでも早く揃える必要のあるこの[[デッキ]]では有効な[[デッキ圧縮]][[カード]]となりうる。~

-[[《闇の誘惑》]]・[[《トレード・イン》]]~
[[最上級モンスター]]を多数投入し、[[コンボ]][[デッキ]]の側面がある以上、[[手札事故]]は避けられない。~
これらで[[手札交換]]を繰り返し、[[手札事故]]を回避したい。~

-[[《死者蘇生》]]・[[《シャッフル・リボーン》]]~
//[[《ソウル・チャージ》]]・
[[種族]]統一ではない場合は[[《ヴァイパー・リボーン》]]が使えないため、これらで[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[蘇生]]したい。~
[[《継承の印》]]も[[《スネーク・レイン》]]が使えるこの[[デッキ]]では採用しやすい。~

-[[《ブラック・ホール》]]・[[《激流葬》]]~
[[《蛇神降臨》]]は[[戦闘破壊]]に対応しないため、[[《毒蛇の供物》]]以外ではこれらで[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[破壊]]すると良い。~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を[[特殊召喚]]した後は[[相手]][[モンスター]]のみ[[破壊]]できる[[除去]][[カード]]となる。~

-[[《異次元からの埋葬》]]~
[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[自己再生]][[コスト]]や[[相手]]によって[[除外]]された[[爬虫類族]]を[[墓地]]に戻せる。~

-[[《王家の神殿》]]~
[[《蛇神降臨》]]等の[[キーカード]]のほとんどが[[罠カード]]なので、[[セット]]した[[ターン]]に[[発動]]できるこの[[カード]]を採用するのも良い。~

-[[《トラップトラック》]]・[[《トラップトリック》]]~
[[キーカード]]である[[《蛇神降臨》]]や、サポートとなる[[《毒蛇の供物》]]などを[[デッキ]]から[[セット]]できる。~
特に前者は[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[破壊]]して[[《蛇神降臨》]]を[[セット]]すれば即あちらを[[発動]]できるため非常に相性が良い。~
//リミット・リバースは永続罠なので対応してません~

-[[《リミット・リバース》]]~
[[蘇生]]させるだけでなく、[[守備表示]]にする事で能動的に[[《蛇神降臨》]]の[[発動条件]]を満たすことができるので非常に便利。~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[破壊]]する手段ではおそらく最も使いやすい[[カード]]だろう。~
[[自壊]]させる場合、[[特殊召喚]]した[[ターン]]には[[表示形式]]を変更できないので、[[相手]][[ターン]]のうちに[[発動]]するのが基本となる。~

―戦術について~
　まず[[《ダメージ＝レプトル》]]などで戦線を維持しつつ[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[召喚条件]]を整える。~
　そして[[特殊召喚]]後は圧倒的な[[攻撃力]]と[[耐性]][[効果]]で勝利を目指す流れになる。~

　素早く[[墓地を肥やせ>墓地を肥やす]]れば序盤でも[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の[[攻撃力]]が生かせるので、迅速に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]たい。~
　[[《スネーク・レイン》]]はもちろんだが、[[《ダメージ＝レプトル》]]や[[《毒蛇の供物》]]で[[爬虫類族]]を間接的に[[墓地へ送る]]ことでも[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に繋がるのでうまく活用しよう。~

　[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]で戦線を維持する場合、[[除去]]を[[相手]]に躊躇させるため、[[《蛇神降臨》]]が[[手札]]になくとも常に[[魔法＆罠ゾーン]]には何かしら[[カード]]を[[セット]]しておきたい。~
　しかし[[《蛇神降臨》]]は[[ダメージステップ]]には[[発動]]できない点と[[チェーン]]２以降で[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]が[[破壊された]]場合は[[発動]]できない点に注意。~
　[[《蛇神降臨》]]を能動的に[[発動]]させるには[[《激流葬》]]などにより[[相手]][[モンスター]]もろとも[[破壊]]できれば効果的。~
　しかし繰り返すが[[チェーン]]２以降に[[相手]]の[[《サンダー・ブレイク》]]等で[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]が狙われないようにする必要がある。~

　[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[ハイパーヴェノムカウンター]]による[[特殊勝利]][[効果]]は無理して狙わずとも、その高い[[攻撃力]]で勝利を収めることができる。

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
***[[《ヴェノム・スワンプ》]]軸 [#weakSwamp]
　[[ヴェノム]][[モンスター]]単体の貧弱さを[[エクシーズ召喚]]でフォローしているため、そこを突かれると脆い。~
　例えば[[エクシーズ召喚]]を封じる[[特殊召喚]][[メタ]]は、[[除去]]に失敗すればほぼ詰みの状態になると考えた方が良い。~
　[[《毒蛇の供物》]]で解除できればよいが、今やこれが通じない[[相手]]も珍しくない。~

　改善しつつはあるものの、まだまだ[[《ヴェノム・スワンプ》]]に依存している面があり、優先して[[除去]]を狙われるのが厳しい。~
　[[《サイクロン》]]が無制限であり、[[モンスター効果]]による[[除去]]も容易なため、少なくとも[[相手]][[ターン]]での[[《ヴェノム・スワンプ》]]の維持はもはや不可能に近い。~
　特に[[《サイクロン》]]はこちらの[[ターン]]でもお構いなしで、止める手段も少ないためなかなか厳しいものがある。~

　[[《ヴェノム・スワンプ》]]が[[ヴェノムカウンター]]を[[置く]]のは[[ターン]]の終わりであるため、それまでは攻め放題である。~
　かなり意識して[[デッキ]]を構築しないと「待ち」の[[カード]]ばかりを採用してしまい、[[相手]]に[[１ターンキル]]のチャンスを与えてしまうことも注意が必要。~

***[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]軸 [#weakVennominaga]
　[[墓地]]依存＋[[特殊召喚]]多用と、最も[[メタを張られ>メタを張る]]やすい２つの戦術を併せ持つため、[[【メタビート】]]や[[【次元ビートダウン】]]系統の[[デッキ]]が最も苦手。~
　具体的には[[墓地]]の[[爬虫類族]]を[[除外]]されることによる[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[弱体化]]などが挙げられる。~
　特に序盤から[[《次元の裂け目》]]か[[《マクロコスモス》]]を張られると戦術が一気に鈍ってしまう。~

　さらに[[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]であるため、[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等の[[特殊召喚]][[メタ]]も苦手。~
　[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[特殊召喚]]前に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]された場合もかなり厄介。~
　また、[[《リミット・リバース》]]や[[《蛇神降臨》]]などの[[罠カード]]に頼る比率も高いので、[[《王宮のお触れ》]]なども苦手とする。~

　[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[耐性]]にも、いくつかの弱点がある。~
　まず、[[効果]]以外による[[除去]]であり、[[壊獣]]等の[[リリース]]や、[[プレイヤー]]に強制される[[効果]]などが該当する。~
　多くの[[デッキ]]で採用されている[[《ＳＮｏ.３９ 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]は脅威であり、[[墓地]]の[[爬虫類族]]が９体以下の状況では[[自己再生]]すら許されない。~
　[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]はもちろんのこと、[[《阿修羅》]]に[[《オネスト》]]を使われた場合は最悪としか言いようがない。~
　[[墓地]]の[[モンスター]]を全て[[アンデット族]]に変えてしまう[[《アンデットワールド》]]も天敵といえる。~

　また、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[自己再生]]の瞬間を狙った[[《天罰》]]などにも注意が必要。~
　[[《虚無空間》]]以外では[[《王宮の鉄壁》]]でも[[自己再生]]が封じられてしまう。~
　これらの[[カード]]を[[発動]]されたら、[[《毒蛇の供物》]]などで確実に[[破壊]]しておきたい。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]
-[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]

-[[《ヴェノム・スワンプ》]]

-[[《蛇神降臨》]]

**関連リンク [#link]
-[[ヴェノム]]

-[[【爬虫類族】]]

-[[デッキ集]]