*【&ruby(みずぞく){水族};】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[水族]]を主体にした[[種族]]統一[[デッキ]]。~
 [[水族]]は専用の[[サポートカード]]が極端に少ない[[種族]]であり、[[水族]]に関連する[[効果]]を持った[[カード]]はその殆どが同時に[[魚族]]・[[海竜族]]にも対応している。~
 このため、[[種族]]統一[[デッキ]]を組む意義は非常に薄く、それらの[[サポートカード]]を駆使したとしても、[[デッキ]]の方向性がわかりやすく専用サポートも充実している[[【魚族】]]・[[【海竜族】]]に寄せた場合との差別化が難しい。~
 主力と据える[[水族]][[モンスター]]を定めて運用するとしても、上記2[[種族]]と混合して[[【水属性】]]としての構築になる場合が大半である。~

 《神・スライム/Egyptian God Slime》
 融合・効果モンスター
 星10/水属性/水族/攻3000/守3000
 水族モンスター+水属性・レベル10モンスター
 このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
 ●自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体を
 リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
 (1):モンスターをアドバンス召喚する場合、
 このカードは3体分のリリースにできる。
 (2):このカードは戦闘では破壊されず、
 相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、
 攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。

 [[水族]]''のみ''を指定する[[効果]]を持った[[カード]]は以下の通り。~

-[[モンスターカード]]:[[《氷騎士》]]・[[《鬼ガエル》]]・[[《グレイドル・スライムJr.》]]・[[《サシカエル》]]・[[《絶海のマーレ》]]・[[《セリオンズ“リーパー”ファム》]]・[[《トリプル・ヴァイパー》]]・[[《ティアラメンツ・カレイドハート》]]・[[《ティアラメンツ・ルルカロス》]]・[[《餅カエル》]]
-[[魔法カード]]:[[《水舞台》]]・[[《水舞台装置》]]・[[《水照明》]]・[[《湿地草原》]]・[[《嫋々たる漣歌姫の壱世壊》]]・[[《ポセイドンの力》]]
-素材に[[水族]]を指定する[[モンスター]]:[[《神・スライム》]]・[[《ジェムナイト・アメジス》]]・[[《ティアラメンツ・カレイドハート》]]・[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]・[[《グレイドル・ドラゴン》]]・[[《餅カエル》]]

 このため、現状【水族】として[[種族]]統一[[デッキ]]を構築する意義は、専用[[サポートカード]]の[[アクアリウム]]や[[ガエル]]を活かす構築になりがちだが、その場合は[[【アクアアクトレス】]]や[[【ガエル】]]として専用[[デッキ]]を組んだ方が早い。~
 よって、[[種族]][[デッキ]]として差別化が可能な点は、[[《神・スライム》]]の[[融合召喚]]・[[特殊召喚]]が狙える点、[[ガエル]]も含めた[[レベル]]2の[[水族]]を中心とした[[【ローレベル】]]である[[【湿地草原】]]、[[《群雄割拠》]]や[[《一族の結束》]]を利用した[[【メタビート】]]あたりとなる。~

// [[モンスター]]を[[水族]]に統一することで得られる[[メリット]]は以下のようになる。~

///水族モンスター
//+[[《ウイングトータス》]]を[[特殊召喚]]できる。~
//+[[《鬼ガエル》]]で[[水属性]]・[[レベル]]2以下を[[デッキ]]または[[フィールド]]から[[墓地へ送る]]事ができる。~
//+[[《サシカエル》]]の[[起動効果]]を[[発動]]できる。~
///水族以外のモンスター
//+[[《エアジャチ》]]([[海竜族]])の万能[[除去]][[効果]]を[[発動]]できる。~
//+[[墓地]]に存在する[[《キラー・ラブカ》]]([[魚族]])で[[相手]]の[[攻撃]]を[[無効]]にできる。~
//+[[《トリプル・ヴァイパー》]]([[爬虫類族]])が[[攻撃宣言]]できる。~
//+[[《ニードル・ギルマン》]]([[海竜族]])で[[全体強化]]できる。~
//+[[《深海の怒り》]]([[魚族]])の[[ステータス]]を[[自己強化]]できる。
//+[[《餅カエル》]]を[[エクシーズ召喚]]できるほか、(2)の[[効果]]を[[発動]]する際に[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]。
///魔法・罠カード
//+[[《アクア・ジェット》]]で[[単体強化]]できる。~
//+[[《海》]]・[[《湿地草原》]]([[水属性]]・[[レベル]]2以下)で[[全体強化]]できる。~
//+[[《浮上》]]で[[レベル]]3以下を[[蘇生]]できる。~
//+[[《フィッシュアンドキックス》]]や[[《ギョッ!》]]を[[発動]]できる。~
//+[[《忘却の海底神殿》]]で[[レベル]]4以下を[[除外]]、[[特殊召喚]]できる。~
//+[[《ポセイドン・ウェーブ》]]の[[効果ダメージ]]量を増やす事ができる。~
//+[[《フィッシュ・レイン》]]や[[《魔製産卵床》]]を被[[除外]]時に[[発動]]できる。~
//+[[《水舞台》]]・[[《水舞台装置》]]・[[《水照明》]]で[[蘇生]]でき、[[特殊召喚]]を封じられない。~
//+[[《ブリリアント・フュージョン》]]で好きな[[水族]]を[[墓地]]へ送れる。~

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
//***[[モンスターカード]]について [#monster]
 [[水族]]は[[種族]]としての総数自体は多く、全体の特徴としては[[守備力]]の高い[[モンスター]]や[[リバース]][[誘発効果]]、そして[[墓地]][[誘発効果]][[モンスター]]が豊富に存在する。~
 しかし実戦に耐え得るものはそこまで多くはなく、現実的な選択肢は決して広いとは言えない。~
 とはいえ、単体で見れば[[《同族感染ウィルス》]]や[[《水の精霊 アクエリア》]]、[[《海亀壊獣ガメシエル》]]、[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]、[[バージェストマ]]といった扱いやすいものも存在する。~
 また[[魚族]]・[[海竜族]]と共通する[[サポートカード]]にも優秀なものは多いため、必要に応じてそれらも採用していきたい。~

 以下に、主要な[[水族]][[モンスター]]・[[水族]][[サポートカード]]の中から代表的なものを列挙するため、[[デッキ]]構築の際は参考にして欲しい。~

// [[守備力]]2000超えの[[壁]]には困らず、[[バウンス]]が大半を占めるとはいえ[[除去]][[効果モンスター]]も多い。~
// [[上級モンスター]]には[[《氷帝メビウス》]]がいるが、[[アタッカー]]は[[攻撃力]]以外の利点が少ない。~
// [[融合モンスター]]にはエースたりうる[[《神・スライム》]]を擁する。~
// [[チューナー]]は8種類おり、[[シンクロモンスター]]は3種類と少なく他の[[デッキ]]では扱いづらいものばかりだが、この[[デッキ]]では十全な活躍が見込まれる。~
// [[エクシーズモンスター]]には[[《餅カエル》]]や[[バージェストマ]]、[[汎用性]]の高い[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]がある。~
// [[リンクモンスター]]は[[《マスター・ボーイ》]]がおり、[[水属性]][[モンスター]]の[[強化]]を見込める。~


―このデッキで採用できる主な[[水族]][[モンスター]]
-[[水族]]に関する[[効果]]持ち:[[《氷騎士》]]・[[《ウイングトータス》]]・[[《ウミノタウルス》]]・[[《絶海のマーレ》]]など
-[[除去]][[効果]]持ち:[[グレイドル]]・[[《アイス・ハンド》]]・[[《アビス・ソルジャー》]]・[[《裏ガエル》]]・[[《海亀壊獣ガメシエル》]]・[[《スノーマンイーター》]]・[[《同族感染ウィルス》]]・[[《ペンギン・ソルジャー》]]・[[《ペンギン・ナイトメア》]]など
-[[壁]]・各種素材:[[《ガーディアン・スライム》]]・[[《鬼ガエル》]]・[[《サイレンス・シーネットル》]]・[[《ティアラメンツ・シェイレーン》]]・[[《ティアラメンツ・ハゥフニス》]]・[[《ネメシス・アンブレラ》]]・[[《海霊賊》]]・[[《氷帝家臣エッシャー》]]・[[《水の精霊 アクエリア》]]・[[《黄泉ガエル》]]など
-[[サーチ]]・[[手札]]補充:[[《エア・サーキュレーター》]]・[[《沼地の魔神王》]]・[[《引きガエル》]]・[[《リアクター・スライム》]]など
-[[チューナー]]:[[《ウォーター・スピリット》]]・[[《極氷獣ポーラ・ペンギン》]]・[[《グレイドル・スライムJr.》]]・[[《氷結界の水影》]]・[[《ペンギン勇士》]]など
-[[メタカード]]:[[《かつて神と呼ばれた亀》]]・[[《豪雨の結界像》]]など
-[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]:[[《氷帝メビウス》]]・[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]・[[《サブテラーマリス・グライオース》]]・[[《The tripping MERCURY》]]・[[《凍氷帝メビウス》]]など
-[[エクストラデッキ]]関連:[[《神・スライム》]]・[[《極氷獣アイスバーグ・ナーワル》]]・[[《グレイドル・ドラゴン》]]・[[《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》]]・[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]・[[《マスター・ボーイ》]]など
//[[《餅カエル》]]

//--[[《アトランティスの戦士》]]
//--[[《シーザリオン》]]
//--[[《コールド・エンチャンター》]]

//-[[除去]]
//--[[《アビス・ソルジャー》]]
//--[[《ヴェルズ・カイトス》]]
//--[[《スノーマンイーター》]]
//--[[《同族感染ウィルス》]]
//--[[《ペンギン・ナイトメア》]]
//--[[《ペンギン・ソルジャー》]]
//--[[《黄泉へ渡る船》]]
//--[[《裏ガエル》]]

//-[[壁]]
//--[[《黄泉ガエル》]]
//--[[《かつて神と呼ばれた亀》]]
//--[[《イレカエル》]]
//--[[《魔知ガエル》]]
//--[[《海神の巫女》]]
//--[[《島亀》]]
//--[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]]
//--[[《弾圧される民》]]
//--[[《メタル・リフレクト・スライム》]]([[罠モンスター]])

//-[[手札]]関連
//--[[《引きガエル》]]
//--[[《エア・サーキュレーター》]]
//--[[《氷結界の番人 ブリズド》]]
//--[[《悪魂邪苦止》]]
//--[[《ガーディアン・スライム》]]

//-[[特殊召喚モンスター]]
//--[[《水の精霊 アクエリア》]]
//--[[《リバイバルスライム》]]

//-[[チューナー]]
//--[[《氷結界の術者》]]
//--[[《ウォーター・スピリット》]]
//--[[《氷結界の水影》]]
//--[[《氷結界の守護陣》]]

//-[[上級モンスター]]
//--[[《氷帝メビウス》]]
//--[[《カタパルト・タートル》]]
///統一する事で結束も入るんだし、バカにならないダメージになると思うけど
//--[[《デスガエル》]]

//-[[最上級モンスター]]
//--[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]
//--[[《水魔神−スーガ》]]
//--[[《凍氷帝メビウス》]]

―[[水族]]に関する[[効果]]を持つ[[水族]]以外の[[モンスター]]~
-[[魚族]]:[[《カンツウツボ》]]・[[《キラー・ラブカ》]]・[[《シャーク・サッカー》]]・[[《トライポッド・フィッシュ》]]・[[《貪食魚グリーディス》]]・[[《飛鯉》]]・[[《深海の怒り》]]
-[[海竜族]]:[[《エアジャチ》]]・[[《海皇の突撃兵》]]・[[《スカイオニヒトクイエイ》]]・[[《スピアフィッシュソルジャー》]]・[[《ニードル・ギルマン》]]・[[《ロスト・ブルー・ブレイカー》]]
-その他:[[《トリプル・ヴァイパー》]]([[爬虫類族]])・[[《シー・ランサー》]]([[獣戦士族]])・[[《ティアラメンツ・カレイドハート》]]([[悪魔族]])

//***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]

―[[水族]]をサポート範囲に含む[[魔法・罠カード]]
-[[魔法カード]]:[[《アクア・ジェット》]]・[[《海》]]・[[《フィッシュアンドキックス》]]・[[《フィッシュアンドバックス》]]・[[《浮上》]]
-[[罠カード]]:[[《ギョッ!》]]・[[《フィッシュ・レイン》]]・[[《忘却の海底神殿》]]・[[《ポセイドン・ウェーブ》]]・[[《魔製産卵床》]]

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***[[【水属性】]]型 [#x55e4bfe]
***[[【水属性】]]型 [#WATER]
 [[《アビス・ソルジャー》]]や[[《ペンギン・ナイトメア》]]、[[《水の精霊 アクエリア》]]等の[[水属性]]サポートを軸にしたタイプ。~
 ほとんどの[[水族]]が[[水属性]]であるため、大抵の【水族】がこのタイプとなる。~
 [[【水属性】]]との違いを付けるには、[[《一族の結束》]]や[[《群雄割拠》]]が現状では必須。~
 [[《氷帝メビウス》]]が3200となるのは大きいが[[《一族の結束》]]が存在すれば[[《黄泉ガエル》]]はお役御免となる。~

 [[シンクロモンスター]]を扱う場合、選択肢は[[《グレイドル・ドラゴン》]]、[[《極氷獣アイスバーグ・ナーワル》]]、[[《ペンギン勇者》]]のみ。~
 それぞれ[[シンクロ素材]]の指定が厳しかったり、[[汎用性]]に欠けたりといった欠点は存在するものの、性能自体は悪いものではない。~
 とはいえ頭数は少なく、他の[[種族]]の[[シンクロモンスター]]を採用する場合、[[《水の精霊 アクエリア》]]で[[除外]]できる[[水属性]]の[[シンクロモンスター]]をできるだけ優先したい。~
// 一方で、[[【シンクロ召喚】]]を狙う場合は[[《一族の結束》]]が[[アンチシナジー>シナジー]]となりやすい。~
// [[《水の精霊 アクエリア》]]で[[除外]]できる[[水属性]]の[[シンクロモンスター]]をできるだけ、優先したい。~
// しかし、[[《一族の結束》]]は本来の用途で使うのが難しく、無理に採用する必要はない。~
// [[水族]]でまとめる利点がなくなってしまうが、現状では仕方ない。~
// [[シンクロ召喚]]は、[[《一族の結束》]]が不可欠ではない[[【湿地草原】]]の方が運用しやすい。~

-[[水族]]以外の[[水属性]][[シンクロモンスター]]は[[氷結界]]、[[クリストロン]]、[[ホワイト・オーラ]]、[[《魔救の奇跡−ドラガイト》]]、[[《相剣大公−承影》]]、[[《瑚之龍》]]などがいる。~
//-[[水属性]][[シンクロモンスター]]は[[レベル]]5に[[《神海竜ギシルノドン》]]、[[レベル]]6に[[《氷結界の虎王 ドゥローレン》]]、[[レベル]]7に[[《氷結界の龍 グングニール》]]がいる。~
[[《一族の結束》]]は[[《氷結界の龍 グングニール》]]で[[手札]]から捨てられ、[[《氷結界の虎王 ドゥローレン》]]なら[[フィールド]]から[[バウンス]]できる。~

***[[【メタビート】]]型 [#j1d82027]
***[[【メタビート】]]型 [#Meta]
 [[《豪雨の結界像》]]や[[《かつて神と呼ばれた亀》]]という[[特殊召喚]][[メタ]]が存在するため、[[【メタビート】]]風の[[デッキ]]を組める。~
 [[《豪雨の結界像》]]には[[水属性]]、[[《かつて神と呼ばれた亀》]]には[[攻撃力]]1800未満に[[特殊召喚]]を許す穴があるので注意が必要。~
 両者を並べることができれば互いの穴をある程度埋めることはできるが、[[攻撃力]]が0の[[《かつて神と呼ばれた亀》]]は扱いが難しい。~
 一方で[[《豪雨の結界像》]]は[[《氷結界の龍 グングニール》]]への警戒が必要。~
// 上記の[[メタ]][[モンスター]]は[[《王宮の弾圧》]]が来ない場合の補助程度に考えていた方が良い。~
 これらの[[モンスター]]を[[《一族の結束》]]や[[《群雄割拠》]]を用いて維持する事により、[[相手]]を[[制圧]]する。~

 [[《強者の苦痛》]]よりは[[《一族の結束》]]で[[強化]]した方が、[[水族]]としては利益が大きい。~
 1枚張ってあれば[[《豪雨の結界像》]]が1800となり、[[通常召喚]]された[[下級モンスター]]ともある程度戦えるようになる。~
 [[《ペンギン・ナイトメア》]]が殴れるようになり、[[アタッカー]]クラスも簡単に殴り倒されなくなる。~
 また、[[リバース]]系[[壁]][[モンスター]]を採用すれば、[[シンクロ召喚]]や[[攻撃]]の阻害以外にも[[《月の書》]]の用途が増える。~
 罠メインであり、スピードはないが、決め手に欠ける【水族】としては[[メタ]]側に回った方が勝ち目はある。

***[[融合召喚]]型 [#Fusion]

 [[水族]]・[[レベル]]10・[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を素材に[[特殊召喚]]できる[[《神・スライム》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 現在、[[水族]]を指定する[[サポートカード]]や[[水族]]を素材とする[[モンスター]]は少ないが、その中で最も[[【水属性】]]や[[【魚族】]]・[[【海竜族】]]との差別化を図りやすい型だろう。~

 この[[召喚条件]]に合致するのは[[《ガーディアン・スライム》]]と[[罠モンスター]]の[[《メタル・リフレクト・スライム》]]のみだが、いずれも[[フィールド]]に出すのは難しくない。~
 [[《氷水底イニオン・クレイドル》]]で[[《氷水帝コスモクロア》]]の[[攻撃力]]を0にすることによっても[[召喚条件]]を満たせるため[[【氷水】]]に寄せた構築なら狙う価値がある。~
 また、[[水族]]+[[水属性]]・[[レベル]]10[[モンスター]]で[[正規融合]]を狙う事もそこまで難しくはなく、[[《沼地の魔神王》]]が[[水族]]である事を利用し、[[《サルベージ》]]に対応した[[水属性]]・[[レベル]]10の[[モンスター]]と[[《融合》]]を投入しやすい。~
 [[ティアラメンツ]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[融合召喚]]してもよく、その場合[[墓地へ送られた]][[《神・スライム》]]も[[融合素材]]にできる。~
 [[《ガーディアン・スライム》]]は[[融合素材]]としての条件も満たしており、[[手札誘発]][[効果]]を持つため単体でも機能する点でも[[《サルベージ》]]との相性はよい。~
 [[《メタル・リフレクト・スライム》]]の[[罠モンスター]]ゆえの展開の遅さをフォローできる[[水族]]として、[[《リアクター・スライム》]]もフル投入の推奨ができるだろう。~

 [[フィールド]]に出した後の[[《神・スライム》]]は[[攻撃力]]3000の[[アタッカー]]として運用する事になるが、それ以上の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を突破する手段を持ち合わせているわけではない。~
 このため、[[アタッカー]]である[[《神・スライム》]]とは別に、[[制圧]]手段や不利な盤面を切り返す手段等は準備しておく必要がある。~
 [[《神・スライム》]]の[[効果]]によって他の[[モンスター]]を守る事ができるため、隣に[[《豪雨の結界像》]]や[[《かつて神と呼ばれた亀》]]などを並べると、[[全体除去]]以外では突破が困難な布陣となる。~
 主力を[[《神・スライム》]]に絞る関係上、[[フィールド魔法]]ゆえ[[サーチ]]も容易な[[《神縛りの塚》]]で[[耐性]]を与えるのも有効。~
 3体の[[リリース]]を要求する[[水族]]として[[《The tripping MERCURY》]]が存在し、[[《神・スライム》]]1体の[[リリース]]で[[アドバンス召喚]]が可能なため、これを狙ってみるのも面白いだろう。~

 [[《ガーディアン・スライム》]]は[[《ラーの翼神竜》]]に関する[[効果]]を持つが、これらの関連[[カード]]を無理に採用する必要はない。~
 [[《ラーの翼神竜》]]は、十全に力を発揮させるために必要な[[カード]]が多く、それらに[[デッキ]]の枠をかなり割いてしまう事になりがちで、意識して[[サポートカード]]を増やすと【水族】としての要素はどうしても薄れがちになる。~
 しかし上記[[《神縛りの塚》]]も[[《ラーの翼神竜》]]をサポートする1枚であり、[[デッキ]]としての[[シナジー]]は存在するため、寄せる際は[[【ラーの翼神竜】]]も参照。~

// 他にも[[水族]]には意外と[[融合モンスター]]が多く、
//そんなに多くなくない?
 [[水族]]には[[《沼地の魔神王》]]・[[《沼地の魔獣王》]]という2体の[[融合素材代用モンスター]]がいるため、他の[[融合モンスター]]も利用しやすい。~
 [[《轟きの大海蛇》]]は[[《簡素融合》]]に対応し、[[《ひょうすべ》]]と[[《沼地の魔神王》]]の組み合わせにより[[水族]]だけで[[融合召喚]]できる。~
 この[[融合素材]]の組み合わせであれば[[《群雄割拠》]]・[[《一族の結束》]]を阻害せず、双方[[《サルベージ》]]に対応する。~
 [[《水陸両用バグロス》]]も[[《簡易融合》]]・[[《簡素融合》]]に対応し、[[《グレイドル・ドラゴン》]]への[[シンクロ素材]]の組み合わせを広げられる。~
 この[[デッキ]]で出せる他[[種族]]の[[融合召喚]]先としては、[[水族]]である[[《魔力吸収球体》]]と[[融合素材代用モンスター]]で[[《異星の最終戦士》]]を狙ってみるのも良い。~
 [[ティアラメンツ]]を採用しているなら、[[《沼地の魔神王》]]なども利用して、[[水族]]に関する[[効果]]を持つ[[《ティアラメンツ・カレイドハート》]]や[[《ティアラメンツ・ルルカロス》]]などの[[融合召喚]]を狙える。~
 [[攻撃力]]2000の[[下級]][[通常モンスター]]である[[《しゃりの軍貫》]]や[[バージェストマ]]を使えば、[[《始祖竜ワイアーム》]]の[[融合召喚]]も狙えるだろう。~

// また、[[《ジェムナイト・アメジス》]]などの[[水族]][[ジェムナイト]]は、好きな[[水族]]を[[墓地]]に送って[[墓地]]利用をサポートできる。~
//アクアマリナは好きな水族を融合素材にできない
 [[《ジェムナイト・アメジス》]]は好きな[[水族]]を[[融合素材]]にでき、特に[[《ブリリアント・フュージョン》]]によって[[デッキ融合]]もできることから[[墓地]]利用をサポートできる。~
 一方で、[[地属性]]であるために[[水属性]]サポートを共有できない、[[《一族の結束》]]等が差別化要因となるのにどれも守備的な[[ステータス]]をしているため中途半端になると言った問題は存在する。~


**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***[[【アクアアクトレス】]] [#variation1]
***[[【アクアアクトレス】]] [#Aquaactress]
 [[アクアアクトレス]][[モンスター]]と、[[永続魔法]]である[[アクアリウム]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ガエル】]] [#variation2]
***[[【ガエル】]] [#Frog]
 [[ガエル]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【グレイドル】]] [#variation3]
***[[【グレイドル】]] [#Graydle]
 [[グレイドル]][[モンスター]]及びその[[サポートカード]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ペンギン】]] [#variation4]
***[[【ペンギン】]] [#Penguin]
 [[ペンギン]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【軍貫】]] [#variation5]
***[[【軍貫】]] [#Gunkan]
 [[炎属性]]・[[水族]]で統一された、[[軍貫]]を主体にした[[エクシーズ召喚]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【湿地草原】]] [#variation6]
***[[【湿地草原】]] [#Wetlands]
 [[水属性]]・[[レベル]]2以下の[[水族]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【バージェストマ】]] [#variation7]
***[[【バージェストマ】]] [#Paleozoic]
 [[水属性]]・[[レベル]]2の[[水族]]となる[[罠モンスター]]である[[バージェストマ]]を主体にした[[デッキ]]。~
 [[【罠ビート】]]の一種であり、[[メインデッキ]]の[[水族]]は[[モンスターカード]]ではなく[[罠カード]]で構成されている特殊な[[カテゴリ]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【除外海産物】]] [#variation8]
***[[【除外海産物】]] [#Banish]
 [[除外]]に関連した[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]とそのサポートを主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【氷水】]] [#variation9]
***[[【氷水】]] [#Icejade]
 [[氷水]][[モンスター]]を主体にした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ティアラメンツ】]] [#variation10]
***[[【ティアラメンツ】]] [#Tearlaments]
 純[[水族]]ではないが、[[水族]]を中心とする[[ティアラメンツ]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~


**代表的なカード [#keycard]
-[[《湿地草原》]]

-[[《神・スライム》]]

**関連リンク [#link]
-[[水族]]

-[[【水属性】]]

-[[【アクアアクトレス】]]
-[[【ガエル】]]
-[[【グレイドル】]]
-[[【湿地草原】]]
-[[【除外海産物】]]
-[[【ティアラメンツ】]]
-[[【氷水】]]
-[[【ペンギン】]]

-[[【バージェストマ】]]

-[[デッキ集]]