*【&ruby(デジタル・バグ){電子光虫};】 [#top]

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**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[電子光虫]]を始めとする[[レベル]]3・[[光属性]]・[[昆虫族]]を中心とした[[エクシーズ召喚]]主体の[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[守備表示]]や[[表示形式]]の変更に関わる[[効果]]がメインであり、[[相手]][[モンスター]]を[[守備表示]]にして[[貫通]][[ダメージ]]や[[除去]]を狙っていく。~
 かつては個々の[[モンスター]]の扱い難さから[[《電子光虫−スカラジエータ》]]による[[1ターンキル]]が専らの勝ち筋だったが、[[《電子光虫−レジストライダー》]]の登場により、本来の動きとでも言うべき[[エクシーズモンスター]]の使い分けが可能となった。~

 《電子光虫−レジストライダー/Digital Bug Registrider》
 効果モンスター
 星3/光属性/昆虫族/攻1000/守1000
 このカードをX召喚の素材とする場合、昆虫族モンスターのX召喚にしか使用できない。
 (1):自分が昆虫族・レベル3モンスターの召喚に成功した時に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 その後、このカードとそのモンスターのレベルを5または7にできる。
 (2):このカードが手札から特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分フィールドの昆虫族モンスター1体を選んで表示形式を変更する。
 (3):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
 ●このカードの攻撃力・守備力は1000アップする。

 《電子光虫−スカラジエータ/Digital Bug Scaradiator》
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/光属性/昆虫族/攻1800/守1400
 昆虫族・光属性レベル3モンスター×2体以上
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、
 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの表示形式を変更し、その効果をターン終了時まで無効にする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2):1ターンに1度、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
 破壊したそのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 [[電子光虫]]と相性の良い[[レベル]]3・[[昆虫族]]の[[モンスター]]と[[表示形式]]を変更する[[魔法・罠カード]]が中心となる。~
 また、展開力が高くない代わりに[[コンボ]]により1[[ターン]]で大きな[[戦闘ダメージ]]が狙えるため、[[強化]][[カード]]とも相性が良い。~

***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
―[[電子光虫]]~
 いずれも[[レベル]]3・[[光属性]]・[[昆虫族]]であり、[[昆虫族]][[モンスター]]の[[エクシーズ召喚]]にしか使用できず、自身を素材に[[エクシーズ召喚]]した[[エクシーズモンスター]]に[[効果]]を付与する共通[[効果]]を持つ。~
 なお、[[効果]]付与は[[十二獣]]と異なり「この[[カード]]を素材として[[エクシーズ召喚]]した[[モンスター]]」に対するもののため、重ねて[[エクシーズ召喚]]すると失われてしまうので注意。

-[[《電子光虫−レジストライダー》]]~
[[レベル]]3[[昆虫族]]の[[召喚]]を[[トリガー]]として[[手札]]から[[特殊召喚]]できるため展開しやすく、更に双方の[[レベル]]を任意で5か7に変更できる。~
[[ランク]]5・7の[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]を直接[[エクシーズ召喚]]する事で[[エクシーズ素材]]の温存及び[[エクシーズ召喚]]時の[[効果]]付与をそのまま活かせる。~
また、[[手札]]からの[[特殊召喚]]時には[[昆虫族]]の[[表示形式]]を変更でき、下記の[[《電子光虫−センチビット》]]や[[《電子光虫−LEDバグ》]]の[[効果]]の[[トリガー]]として使いやすい。~
[[エクシーズ素材]]の[[効果]]付与も1000の[[強化]]とシンプルだが扱いやすいものであり、総じてこの[[デッキ]]ではフル投入が望ましい性能を誇る。~

-[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]~
[[自分]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[守備表示]]にすることで[[レベル]]3・[[昆虫族]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]と、[[エクシーズ素材]]となった時に[[相手]]の[[表側表示]]の[[モンスター]]全てを[[守備表示]]にして[[守備力]]を0にする[[効果]]を持つ。~
[[召喚]]した自身を[[守備表示]]に変更することで単体で展開でき、安定性も高い。~
[[エクシーズ素材]]となった時の[[効果]]は[[全体攻撃]]や[[貫通]]と組ませると強力であり、[[《電子光虫−コアベージ》]]から[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]に繋げば[[全体除去]]も可能となる。~
総じてどちらの[[効果]]も非常に扱いやすく、基本的には最優先で[[フィールド]]に出していきたい。~

-[[《電子光虫−コクーンデンサ》]]~
自身を[[守備表示]]にすることで[[レベル]]3・[[昆虫族]]を[[守備表示]]で[[蘇生]]する[[効果]]と、自身を素材とした[[エクシーズモンスター]]が[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]する場合に[[相手]]の行動を封じる[[効果]]を持つ。~
[[墓地]]に[[蘇生]][[対象]]こそ必要だが、1枚から[[エクシーズ召喚]]できるのは展開力に難を抱えるこの[[デッキ]]では重要。~
一方で[[エクシーズ素材]]となった時の[[効果]]はそこまで大きな見返りではないので、基本的には展開手段として活用したい。~

-[[《電子光虫−センチビット》]]~
[[守備表示]]になった時に[[レベル]]3・[[昆虫族]]を[[リクルート]]する[[効果]]と、自身を素材とした[[エクシーズモンスター]]に[[守備表示]][[モンスター]]への[[全体攻撃]]を付与する[[効果]]を持つ。~
[[リクルート]]は便利ではあるが速効性が無いため、[[《電子光虫−レジストライダー》]]等の他の[[カード]]と[[コンボ]]する、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]するなどの工夫が必要。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[対象]]とすれば[[レベル]]3の[[昆虫族]]が4体並び、[[エクシーズ素材]]となった時の[[効果]]と合わせて高い爆発力を発揮できる。~
さらに[[貫通]][[効果]]を付与することで大きな[[戦闘ダメージ]]を与えられるため、[[1ターンキル]]には欠かせない[[カード]]と言える。~

-[[《電子光虫−LEDバグ》]]~
[[守備表示]]になった時に[[レベル]]3・[[昆虫族]]を[[サーチ]]する[[効果]]と、自身を素材とした[[エクシーズモンスター]]が[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した時に[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~
[[《電子光虫−センチビット》]]と同じく他の[[カード]]との[[コンボ]]が前程となるが、[[《電子光虫−レジストライダー》]]の貴重な[[サーチ]]手段であり、他にも[[通常召喚]]から[[効果]]を[[発動]]する[[《ギャラクシー・ワーム》]]は[[サーチ]]候補となる。~
[[エクシーズ素材]]となった時の[[効果]]は他の[[電子光虫]]の[[効果]]と合わせれば[[アドバンテージ]]を稼ぎやすく、[[リクルート]]や[[蘇生]]により積極的に活用したい。~
どちらの[[効果]]も他の[[カード]]と併用して真価を発揮する[[カード]]なので、採用枚数は考えておきたい。~

―その他の[[モンスター]]
-[[レベル]]3・[[光属性]]・[[昆虫族]]~
 [[電子光虫]]及びその関連[[カード]]に対応し、[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]にも使える。~

--[[《バチバチバチ》]]~
自身を素材とした[[エクシーズモンスター]]に[[貫通]][[効果]]が付与する。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]との相性が抜群に良い上に、[[光属性]]なので[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の[[エクシーズ素材]]にもなる。~
[[1ターンキル]]にも重要な存在であるため、[[《電子光虫−スカラジエータ》]]による[[1ターンキル]]特化型の構築では非常に重要な[[モンスター]]となる。~

--[[《ギャラクシー・ワーム》]]~
[[召喚に成功した]]時に[[自分]][[フィールド]]に他の[[モンスター]]がいなければ[[レベル]]3以下の[[ギャラクシー]]を[[リクルート]]できる。~
[[同名カード]]を展開すれば[[手札]]消費1枚で[[エクシーズ召喚]]ができ、[[光属性]]なので[[《電子光虫−スカラジエータ》]]も出せる。~
フル投入した場合[[効果]]の関係上3枚目が[[腐って>腐る]]しまうのが欠点だが、[[《銀河魔鏡士》]]を[[ピン挿し]]する手も無くはない。~

--[[《蕾禍ノ矢筈天牛》]]~
自己[[特殊召喚]]可能な[[レベル]]3・[[光属性]]・[[昆虫族]]という点で貴重なのだが、この[[デッキ]]は[[除外]]ギミックを活用するわけでもないため、[[対象]]先はやや意図して作り出す必要がある。~
[[墓地]]の[[昆虫族]]を[[除外]]して展開できる[[《騎甲虫アサルト・ローラー》]]等と併用するのが無難か。~

-[[特殊召喚]]しやすい[[レベル]]3・[[昆虫族]]~
--[[《夢蝉スイミンミン》]]~
[[攻撃表示]]の[[昆虫族]]がいる時に[[特殊召喚]]でき、さらに[[フィールド]]の[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更できる。~
容易に[[特殊召喚]]でき、その[[レベル]]から[[電子光虫]]との[[エクシーズ召喚]]も可能で、さらに[[表示形式]]変更[[効果]]により各種[[電子光虫]]の[[効果の発動]]を補佐できる優秀な一枚。~
役割としては4枚目以降の[[《電子光虫−レジストライダー》]]に近いが、[[デッキ]]の[[キーカード]]だが[[サーチ]]が困難な[[《電子光虫−レジストライダー》]]の役割を担えるだけでも十分で、あちらと合わせてフル投入も考えられる。~
また[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]も変更できるのはこの[[カード]]固有の利点で、[[電子光虫]]の持つ[[エクシーズ素材]]になった場合の[[効果]]とも噛み合う他、単に[[戦闘]]補助として見ても有用。~

--[[《B・F−連撃のツインボウ》]]~
無条件・[[ノーコスト]]で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~
[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]は[[昆虫族]]に限定されてしまうが、[[電子光虫]]を使った[[エクシーズ召喚]]の[[縛り]]と被っているため殆ど気にならない。~
自身は[[光属性]]ではないため、主な用途は[[ランク]]3[[昆虫族]]の[[エクシーズ召喚]]か[[昆虫族]][[リンクモンスター]]への繋ぎとなる。~

--[[《騎甲虫スケイル・ボム》]]~
別の[[昆虫族]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]を[[トリガー]]に[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~
主な運用法は[[《B・F−連撃のツインボウ》]]に準ずるが、こちらは単体でも扱いやすい[[ステータス]]と[[除去]][[効果]]を持ち、[[昆虫族]]以外の[[リンク召喚]]などにも使える点で勝る。~
一方で[[特殊召喚]]のタイミングが限定されており、展開役としての取り回しの利きやすさでは[[《B・F−連撃のツインボウ》]]の方が上だろう。~
どちらも使い勝手の良い[[レベル]]3[[昆虫族]]なので、両者の併用も十分に考えられる。~

--[[《パクバグ》]]~
[[相手]][[フィールド]]に[[エクシーズモンスター]]が存在すれば[[手札]]から[[特殊召喚]]でき、微弱な[[弱体化]]もできる。~
[[特殊召喚]]できるかは[[相手]]依存なので、基本的には運が良ければ展開可能なサポートに対応する[[モンスター]]程度に見るのが良いか。~

-その他の[[昆虫族]]~
--[[《オイリーゼミ》]]~
自身の[[表示形式]]が変更された際に[[同名カード]]を[[特殊召喚]]できるため、[[《電子光虫−レジストライダー》]]や[[《夢蝉スイミンミン》]]と合わせて3体の[[モンスター]]を並ばせる事ができる。~
[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]は勿論、[[デッキ]]に[[《共振虫》]]や[[《デビルドーザー》]]を積んでいる場合は[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]を交えた大量展開も狙える。~
[[レベル]]を下げる[[効果]]はあまり気にしなくてもよいが、変わった運用としてこの[[カード]]を[[トリガー]]に[[《電子光虫−レジストライダー》]]を[[特殊召喚]]すれば、[[《アロメルスの蟲惑魔》]]や[[《甲虫装機 エクサビートル》]]といった偶数[[ランク]]の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]も[[エクシーズ召喚]]できるようになる。~

--[[《ガード・マンティス》]]~
[[相手]][[ターン]]限定だが、[[電子光虫]]や[[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]の[[表示形式]]を変更し、それらの[[効果]]の[[トリガー]]となれる。~
ただし[[相手]][[ターン]]に[[発動]]する事が有効な[[効果]]を持つ[[モンスター]]はこの[[デッキ]]にはほとんどいないため、[[《夢蝉スイミンミン》]]などより優先度は劣るだろう。~
自己[[特殊召喚]][[効果]]を持つ点も優秀だが[[エクシーズ素材]]にするには[[レベル]]が合わないため、維持して[[表示形式]]の変更をサポートするか[[リンク素材]]としての運用に絞られる。~

--[[《トランシケーダ》]]~
[[特殊召喚]]に成功した場合、[[ヌケガラトークン]]を生成する[[レベル]]3の[[昆虫族]][[チューナー]]。~
[[《電子光虫−センチビット》]]から[[特殊召喚]]して大量展開が可能で、[[ヌケガラトークン]]が存在する限り[[昆虫族]]しか[[特殊召喚]]できない制約も先にこの[[カード]]と[[トークン]]で[[シンクロ召喚]]・[[リンク召喚]]する事で解除できる。~
[[《電子光虫−レジストライダー》]]か[[《夢蝉スイミンミン》]]と合わせて[[《電子光虫−センチビット》]]の[[効果]]を[[発動]]した場合は一気に4体の[[昆虫族]]が並ぶため、[[《B・F−決戦のビッグ・バリスタ》]]の[[シンクロ召喚]]にまで繋げられる。~
[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]の[[効果]]を[[発動]]できる準備が一気に整うのも見逃せない点で、この[[カード]]を採用しておく事で[[《電子光虫−センチビット》]]の爆発力を大きく上げる事が可能。~
[[昆虫族]]しか[[特殊召喚]]できなくなる[[縛り]]が[[重い]]場合は[[効果]]を[[発動]]しなければいいため、[[《電子光虫−コクーンデンサ》]]から[[蘇生]]できる[[チューナー]]としてだけ見ても運用の幅を広げられるだろう。~

--[[《共鳴虫》]]~
[[戦闘破壊]]された場合に[[攻撃力]]1500以下の[[昆虫族]]を[[リクルート]]できる。~
[[同名カード]]を展開して簡易的な[[壁]]にする他、[[《電子光虫−センチビット》]]を[[リクルート]]すれば返しの[[ターン]]で[[効果]]を[[発動]]できる。~

--[[《ナチュル・フライトフライ》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]を[[自分]]の[[ナチュル]][[モンスター]]の数×300ダウンさせる[[効果]]と、[[守備力]]0の[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]する[[効果]]を持つ。~
[[エクシーズ素材]]となった[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]とシナジーがあり、[[攻撃]]の手駒を増やしたり各種素材にすることができる。~
[[《地獄の暴走召喚》]]で3体を並べれば実に2700もの[[全体弱体化]]となり、[[コントロール奪取]]も[[発動]]しやすくなる。~

--[[《ナチュル・スティンクバグ》]]・[[《ナチュル・バタフライ》]]~
前者は自身を[[コスト]]とした[[バトルフェイズ]]終了、後者は[[1ターンに1度]]の[[攻撃]]の[[無効]][[効果]]を持つ。~
いずれも防御[[効果]]を持つ[[チューナー]]であり、[[シンクロモンスター]]を戦術に取り入れられる。~
上記[[《トランシケーダ》]]の方がこの[[デッキ]]との相性はよいため、[[《共鳴虫》]]などで[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]した場合は[[壁]]にしやすい点を重視しない限りは[[《トランシケーダ》]]に見劣りしがちか。

--[[《デビルドーザー》]]~
[[昆虫族]]ではお馴染みの[[アタッカー]]。~
[[墓地アドバンテージ]]は失うものの、2800の[[攻撃力]]は[[1ターンキル]]を狙う際にも大きな助けになる。~

--[[《EMカレイドスコーピオン》]]~
[[光属性]]をサポートする[[効果]]を持つ[[昆虫族]]の[[ペンデュラムモンスター]]。~
[[強化]]値は微量だが、[[光属性]]・[[昆虫族]]であり各種[[サポートカード]]を共有でき、[[《共振虫》]]を使えば[[サーチ]]も容易。~

-その他の相性の良い[[モンスター]]~
--展開力に優れた[[レベル]]3[[モンスター]]~
[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]を補助できる。~
候補は多いので各々の[[デッキ]]や[[環境]]に応じて採用枚数を調整したい。~
[[【ランク3】]]のページも参照すると良い。~

---[[《クレーンクレーン》]]~
[[召喚]]時に[[レベル]]3を[[蘇生]]し、[[ランク]]3に繋げられる。~
[[電子光虫]]の[[エクシーズ素材]]となった時の[[効果]]・[[効果外テキスト]]は共に[[無効]]にならないため、この[[モンスター]]と[[電子光虫]]1体で出せる[[モンスター]]は[[ランク]]3[[昆虫族]]に限られる。~

--[[《オネスト》]]~
[[光属性]]が多い[[デッキ]]なので[[効果の発動]]機会は多い。~
[[守備表示]]相手の[[攻撃]]がメインとなるため、[[貫通]]と絡めて大きな[[戦闘ダメージ]]を狙いたい。~

--[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[《電子光虫−センチビット》]]以外の[[メインデッキ]]の[[電子光虫]]を[[蘇生]]でき、即座に[[レベル]]7の[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]に繋げることができる。~
本筋の動きからは外れるものの、[[除外]][[効果]]を持つ[[《ライトロード・アーク ミカエル》]]を[[シンクロ召喚]]可能なので[[破壊]][[耐性]]持ちを警戒する場合は採用が検討できる。~

--[[壊獣]]・[[《サタンクロース》]]~
[[守備表示]]にならない[[リンクモンスター]]を[[リリース]]によって[[除去]]できる。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[エクシーズ素材]]となった際の[[効果]]を使えばどの[[壊獣]]でも[[戦闘破壊]]でき、[[《電子光虫−コアベージ》]]や[[《電子光虫−ライノセバス》]]ならば[[効果]]で即座に[[除去]]できる。~
基本的には[[《電子光虫−スカラジエータ》]]単体の[[効果]]でも対処できる[[《怒炎壊獣ドゴラン》]]や[[《怪粉壊獣ガダーラ》]]が採用しやすいか。~
//後者は[[《フォトン・サンクチュアリ》]]採用型ならば候補となる。~
//なぜ?

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

―[[エクシーズモンスター]]~
-[[電子光虫]]~
それぞれ[[ランク]]3・5・7であり、いずれも[[エクシーズ素材]]として[[光属性]]・[[昆虫族]]2体以上を指定する。~
[[ランク]]5・7の2体は[[サポートカード]]なしでは正規手段での[[エクシーズ召喚]]が不可能であり、[[レベル]]変動[[効果]]や下の[[ランク]]の[[モンスター]]から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]させる必要がある。~
自身より[[ランク]]が1〜2つ低い[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]に重ねて[[エクシーズ召喚]]することもできるが、[[エクシーズ素材]]2つを取り除く必要があるため[[重く>重い]]、無理して狙っても[[エクシーズ素材]]がなく[[効果]]を活かせない事も多い。~
また[[エクシーズ素材]]を残したまま[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]できたとしても、[[メインデッキ]]の[[電子光虫]]の持つ「[[エクシーズ召喚]]した際の[[効果]]付与」はこの方法で[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]した際に消滅してしまう。~
このため、基本的には[[《電子光虫−レジストライダー》]]を使って[[エクシーズ召喚]]するのが基本となるだろう。~

--[[《電子光虫−スカラジエータ》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更し[[効果]]を[[無効]]にする[[フリーチェーン]]の[[効果]]と、[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]として補充する[[効果]]を持つ。~
2体''以上''での[[エクシーズ召喚]]が可能なので、[[電子光虫]]及び[[《バチバチバチ》]]を素材とすることで3つ以上[[効果]]を付与することも可能。~
[[《電子光虫−レジストライダー》]]の[[レベル]]変動[[効果]]を用いない限りは[[電子光虫]]達の[[効果]]付与を活かせるのはこの[[モンスター]]だけであり、故に主力となる。~
特に[[《電子光虫−センチビット》]]・[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《バチバチバチ》]]を[[エクシーズ素材]]とすれば[[下記の通り>#oneturnkill]][[1ターンキル]]も狙える。~

--[[《電子光虫−コアベージ》]]~
[[守備表示]][[モンスター]]1体を[[デッキ]][[バウンス]]する[[効果]]と、[[モンスター]]の[[表示形式]]が変わった時に[[墓地]]の[[昆虫族]]を[[エクシーズ素材]]とする[[効果]]を持つ。~
この[[デッキ]]では貴重な[[破壊]]以外の[[除去]]が可能な[[カード]]だが、[[《電子光虫−レジストライダー》]]を使って[[エクシーズ召喚]]する際はより使いやすい[[《甲虫装機 エクサスタッグ》]]が競合相手になる。~
[[エクシーズ素材]]の補充[[効果]]はオマケに近いが、[[発動条件]]が緩いので[[発動]]機会は多い。~
[[《電子光虫−レジストライダー》]]以外を使った[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]からでも繋がる[[ランク]]5[[エクシーズモンスター]]として、後述の[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]や[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]への繋ぎ役としても活用できる。~

--[[《電子光虫−ライノセバス》]]~
[[貫通]][[効果]]と、[[守備力]]が最も高い[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[フリーチェーン]]の[[効果]]を持つ。~
[[守備力]]が同じ場合は[[全体除去]]となるため、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《アヌビスの呪い》]]との[[コンボ]]が組める。~
[[《電子光虫−レジストライダー》]]を使って[[エクシーズ召喚]]すれば[[攻撃力]]も3600と十分以上な数値となり、[[貫通]]と[[フリーチェーン]]の[[除去]][[効果]]による[[制圧]]能力は高い。~
ただし、[[守備力]]を参照する[[効果]]の性質上、[[リンクモンスター]]に対しては[[効果]]がない点には注意したい。~

-[[電子光虫]]以外の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]~
[[ランク]]5・7の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]は[[《電子光虫−レジストライダー》]]から[[エクシーズ召喚]]を使い分けられるため、用途に応じて投入しておきたい。~

--[[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]~
[[電子光虫]]を[[エクシーズ素材]]に使える数少ない[[ランク]]3の[[昆虫族]]。~
[[モンスター効果]]を[[無効]]化できる汎用的な[[効果]]と、自身の[[表示形式]]が変化した際に[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~
どちらの[[効果]]も有用性が高く、[[表示形式]]変更[[カード]]を多く採用するこの[[デッキ]]では[[自分]]・[[相手]][[ターン]]に[[効果の発動]]を狙う事も難しくない。~
なお、(2)の[[表示形式]]の変更は[[電子光虫]]にも使えるが、[[《電子光虫−センチビット》]]や[[《電子光虫−LEDバグ》]]の[[効果]]は[[時の任意効果>「時」と「場合」]]で[[タイミングを逃す]]ため、使う必要性は薄い。~
また、[[《電子光虫−コアベージ》]]へと繋げる中継点としても重要な存在である。~

--[[《No.20 蟻岩土ブリリアント》]]~
上記同様に[[電子光虫]]を[[エクシーズ素材]]に使える数少ない[[ランク]]3の[[昆虫族]]。~
[[《電子光虫−コアベージ》]]への繋ぎには適するが、自身の[[モンスター効果]]は微弱な[[全体強化]]と[[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]に比べると[[汎用性]]では劣る。~
[[光属性]]であるため、[[属性]]サポートを[[電子光虫]]と共有できるのがあちらに勝る利点と言える。~

--[[《甲虫装機 エクサスタッグ》]]~
[[ランク]]5の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]で、[[《電子光虫−レジストライダー》]]から[[エクシーズ召喚]]できる選択肢の1体。~
[[モンスター除去]][[効果]]としては[[《電子光虫−ライノセバス》]]の方が[[ステータス]]も高く扱いやすいが、こちらは[[リンクモンスター]]も[[除去]]可能な点、[[破壊]]ではない[[除去]]である点、[[墓地]]利用の阻害も可能な点で十分差別化できる。~
[[ステータス]]は[[相手]][[モンスター]]を[[装備]]したとしてもかなり低めだが、[[《電子光虫−レジストライダー》]]による[[強化]]である程度フォローできる他、下記の[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]に繋げれば解消できる。~

--[[《No.28 タイタニック・モス》]]~
[[ランク]]7の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]で、[[《電子光虫−レジストライダー》]]から[[エクシーズ召喚]]できる選択肢の1体。~
その性能から詰めの一手に使うのが理想であり、[[《電子光虫−レジストライダー》]]の1000の[[強化]]も[[フィニッシャー]]向きのこの[[カード]]と[[シナジー]]が高い。~
また、[[直接攻撃]]から[[《天霆號アーゼウス》]]を重ねての[[エクシーズ召喚]]が狙えるため、この[[デッキ]]では貴重な[[全体除去]]・劣勢からの巻き返しに繋がる。~

-それ以外の[[エクシーズモンスター]]~
[[ランク]]3及びそこから展開できる[[エクシーズモンスター]]が中心となる。~

--[[《機装天使エンジネル》]]~
[[モンスター]]1体を[[守備表示]]にした上で[[破壊]][[耐性]]を付与する[[ランク]]3。~
防御役と[[電子光虫]]の[[効果]][[発動]][[トリガー]]の2役を担える。~

--[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]~
[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]1つを消費することで[[エクシーズ召喚]]できる[[ランク]]6。~
[[《電子光虫−コアベージ》]]から[[エクシーズ召喚]]でき、[[守備表示]][[モンスター]]を一掃する[[効果]]を持つ。~
[[守備表示]][[モンスター]]が1体ならば[[《電子光虫−コアベージ》]]の[[デッキ]][[バウンス]]で、2体以上ならばこの[[カード]]で[[全体除去]]と役割分担すると良い。~
//低い[[攻撃力]]も[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]で補えるが、必然的に[[エクストラデッキ]]を圧迫することは意識しておきたい。~

--[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]~
[[ランク]]5・6からそのまま重ねて[[エクシーズ召喚]]できる[[ランク]]7。~
[[《電子光虫−コアベージ》]]・[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]から[[エクシーズ召喚]]でき、安定した打点と[[貫通]][[効果]]を持つ。~
[[エクシーズ素材]]を消費する[[効果]]が無いため、[[《ストイック・チャレンジ》]]とも相性が良い。~
また[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]との相性が良く、[[ランク]]3[[昆虫族]]⇒[[《電子光虫−コアベージ》]]⇒[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]⇒[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]と繋げば、[[相手]][[モンスター]]の[[全体除去]]+2600の[[直接攻撃]]が可能になる。~

--[[《天霆號アーゼウス》]]~
基本的に[[エクシーズモンスター]]で[[戦闘]]を成立させてこそ意味がある[[デッキ]]なので、[[効果外テキスト]]による[[エクシーズ召喚]]は狙いやすい。~
[[《電子光虫−スカラジエータ》]]や[[《電子光虫−コアベージ》]]の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を補充できればこの[[カード]]による[[制圧]]力の向上に繋がる。~
[[電子光虫]]で対処しにくい[[攻撃表示]][[モンスター]]、特に[[リンクモンスター]]を[[除去]]できるのも利点。~
特にこの[[デッキ]]では[[直接攻撃]]が可能な[[《No.28 タイタニック・モス》]]の[[エクシーズ召喚]]が狙えるため、あちらを採用する際はセットで投入しておきたい。~

―[[リンクモンスター]]~
-[[《ハイパースター》]]~
[[光属性]]の[[全体強化]]により[[1ターンキル]]の打点補助ができる。~

-[[《銀河眼の煌星竜》]]~
[[リンク召喚に成功した]]時に[[《ギャラクシー・ワーム》]]の[[サルベージ]]が可能。~
ただし[[リンク素材]]の関係から[[《フォトン・サンクチュアリ》]]が必須となる。~

-[[《ペンテスタッグ》]]~
[[メインデッキ]]を圧迫せずに[[電子光虫]]に[[貫通]][[効果]]を付与できる。~
[[リンク素材]]に[[効果モンスター]]を指定しているため、[[トークン]]はそのままでは利用できない点に注意。~

―[[シンクロモンスター]]~
 [[レベル]]3の[[昆虫族]]を並べる手段が豊富な[[デッキ]]であるため、[[レベル]]3の[[昆虫族]][[チューナー]]を採用しておけば[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]も出しやすい。~
 [[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]は戦線維持よりも[[除去]]や突破力に長けた[[モンスター]]が多く、[[環境]]や仮想敵に合わせて選択したい。~
-[[《B・F−突撃のヴォウジェ》]]~
[[昆虫族]][[チューナー]]を[[シンクロ素材]]に指定する[[レベル]]6。~
[[戦闘]]に強く、[[攻撃力]]5000までを突破できる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[昆虫族]]の[[サポートカード]]~
-[[《大樹海》]]~
[[昆虫族]]が[[破壊された]]場合に同[[レベル]]の[[モンスター]]を[[サーチ]]できる[[永続魔法]]。~
[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は[[レベル]]3に偏りやすいため[[サーチ]]先には困らず、1[[ターン]]の[[発動]]回数制限も無いため[[《共鳴虫》]]で[[同名カード]]を[[リクルート]]すれば[[アドバンテージ]]も取れる。~
[[レベル]]を参照する関係上、[[エクシーズモンスター]]が[[破壊された]]場合は[[サーチ]]できない点には注意。~

-[[《光虫異変》]]~
[[レベル]]3の[[昆虫族]]2体を[[効果]]を[[無効]]にして[[蘇生]]し、[[エクシーズ召喚]]を補助できる[[通常罠]]。~
[[レベル]]変動[[効果]]も持つが、2体目の[[《電子光虫−コアベージ》]]を直接出す場合に使われる程度だろう。~

-[[《光虫信号》]]~
[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]に[[ランク]]が2つ上、または下の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]を重ねて[[エクシーズ召喚]]する[[速攻魔法]]。~
[[エクシーズ素材]]を消費せずに上位の[[電子光虫]][[エクシーズモンスター]]に繋げられるため、[[《ストイック・チャレンジ》]]との相性が良い。~
//特に、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]を[[発動]]した[[ランク]]3から[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]まで繋いだ場合、1回の[[戦闘]]で[[1ターンキル]]となる。~
他にも[[《電子光虫−スカラジエータ》]]と[[《電子光虫−コアベージ》]]の[[効果]]を同一[[ターン]]で[[発動]]したり、[[バトルフェイズ]]の追撃や[[サクリファイス・エスケープ]]などにも利用できる。~
[[《電子光虫−レジストライダー》]]の[[効果]]を活かすため、[[ランク]]5・7の[[昆虫族]][[エクシーズモンスター]]を複数投入している際は、この[[カード]]によってもそれらを使い分けられる。~

-[[《ライヤー・ワイヤー》]]~
[[墓地]]の[[昆虫族]]を[[コスト]]に[[フリーチェーン]][[破壊]]が可能な[[通常罠]]。~
単体で採用するよりも、[[帰還]][[効果]]を持つ[[《虚空海竜リヴァイエール》]]との[[シナジー]]を頭に入れておきたい。~

-[[《光虫基盤》]]~
微弱な[[昆虫族]]の[[全体強化]]と、[[手札]]の[[昆虫族]]を[[エクシーズ素材]]に変換する[[効果]]を持つ[[フィールド魔法]]。~
どちらもあって困る[[効果]]ではないが、[[カード]]1枚を使う程の見返りとも言い難く、採用するにしても枚数は抑え気味にしておきたい。~

―[[表示形式]]を[[守備表示]]に変更する[[カード]]~
 [[電子光虫]]の[[効果]]補助の他、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]が無くとも[[《電子光虫−センチビット》]]の[[全体攻撃]]を活かしやすい。~

-[[《アヌビスの呪い》]]~
[[効果モンスター]]を[[守備表示]]にし、[[発動]][[ターン]]のみ[[元々の守備力]]を0にできる。~
簡易的に[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]を補ってくれるため、類似[[カード]]では最も相性が良いと言える。~
[[表示形式]]変更が封じられるため、[[エクシーズ召喚]]の前に[[発動]]しておきたい。~
[[相手]][[ターン]]に[[発動]]した場合、[[効果モンスター]]以外は止められない点には注意したい。~

-[[《重力解除》]]・[[《イタクァの暴風》]]・[[《進入禁止!No Entry!!》]]~
いずれも[[フリーチェーン]]の[[通常罠]]なので防御にも使える。~
[[効果]]を受ける範囲が3枚とも微妙に異なるため、各々の[[デッキ]]に合ったものを優先すると良い。~

-[[《アースクエイク》]]~
引いてすぐ使えるため、[[自分]]の[[モンスター]]を[[守備表示]]にするために採用できる。~

-[[《エネミーコントローラー》]]~
[[相手]][[モンスター]]1体の[[表示形式]]変更だけだが[[速攻魔法]]なので防御にも使え、場合によっては[[コントロール奪取]][[効果]]も利用できる。~

-[[《スピリット・バーナー》]]~
変更できるのは1体のみだが、[[自分]]・[[相手]]のどちらに対しても即座に使用できる[[装備魔法]]なので柔軟性が高い。~
[[通常のドロー]]の代わりに[[サルベージ]]することもできるため、狙ったタイミングで利用し易い。~

-[[《皆既日蝕の書》]]・[[《闇の護封剣》]]・[[《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》]]・[[《底なし落とし穴》]]~
[[対象]]を取らずに[[セット]]状態にするため、[[耐性]]を持った[[モンスター]]でも[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]などで[[除去]]できるようになる。~
[[フリーチェーン]]の[[除去]][[効果]]や[[無効]][[効果]]を持つ[[モンスター]]でも、妨害される前に[[セット]]してしまえば対策できる。~
特に[[《皆既日蝕の書》]]は[[相手]][[モンスター]]が並んだタイミングで[[発動]]することで苦手とする[[リンクモンスター]]の出現を防ぎつつ、返しの[[ターン]]で[[全体攻撃]]の的にできる。~
ただし、[[セット]][[モンスター]]には[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[弱体化]][[効果]]が通じなくなる点は[[アンチシナジー>シナジー]]となる。~

-[[《ラプテノスの超魔剣》]]~
基本的には使い捨てとなる上、性質上[[メインフェイズ1>メインフェイズ#M1]]での展開は困難だが、能動的に[[自分]][[モンスター]]を[[守備表示]]にできる[[装備魔法]]。~
特に[[エクシーズ召喚]]が狙いやすい[[《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》]]との相性が良く、プレイングの難易度こそ高めだが状況に応じた[[耐性]]を付与しながら[[蘇生]][[効果]]を使い回す事ができる。~

―[[エクシーズモンスター]]の[[戦闘]]補助~

-[[《ストイック・チャレンジ》]]~
[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を[[エクシーズ素材]]の数×600アップし、[[モンスター]]との[[戦闘ダメージ]]を倍増する。~
[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《アヌビスの呪い》]]で[[守備力]]を0にしつつ[[貫通]]を付与することで、[[1ターンキル]]も可能な[[戦闘ダメージ]]を叩き出せる。~
[[デメリット]]の関係上なるべく[[発動]][[ターン]]で決着したいが、[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の場合は[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]に[[《電子光虫−コアベージ》]]にすることで[[墓地送り>墓地へ送る]]を回避できる。~

-[[《アクションマジック−フルターン》]]~
[[モンスター]]同士の[[戦闘]]での[[戦闘ダメージ]]を倍増する。~
[[《ストイック・チャレンジ》]]と比較すると、[[強化]]ができず[[サーチ]]も難しい分、[[デメリット]]がなく複数の[[モンスター]]に[[適用]]できる点で勝る。~

-[[《H−ヒートハート》]]・[[《ビッグバン・シュート》]]~
[[攻撃力]]をアップした上で[[貫通]][[効果]]を付与する。~
[[《バチバチバチ》]]を[[エクシーズ素材]]にする必要がなくなる他、微弱な[[強化]]量も[[《電子光虫−センチビット》]]の[[全体攻撃]]では中々に役立つ。~
後者は自身が[[除去]]された場合に[[装備モンスター]]が[[除外]]される[[デメリット]]があるが、[[装備魔法]]なので[[《アームズ・ホール》]]を[[《ストイック・チャレンジ》]]と共有できる。~

-[[《鬼神の連撃》]]・[[《かっとビング・チャレンジ》]]~
[[エクシーズモンスター]]に[[2回攻撃]]を付与する。~
上記とは逆に[[《電子光虫−センチビット》]]を[[エクシーズ素材]]にせずとも[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]や[[《バチバチバチ》]]の[[効果]]が活かしやすくなる。~
前者は[[エクシーズ素材]]を取り除いてしまうため、[[《ストイック・チャレンジ》]]と相性が悪い点に注意したい。~

―それ以外で相性の良い[[カード]]~
-[[《同胞の絆》]]~
[[レベル]]3・[[光属性]]・[[昆虫族]]の割合が多いので[[発動]]機会は多い。~
[[発動]][[ターン]]の[[攻撃]]やそれ以上の展開が行えないので、[[《アヌビスの呪い》]]などの防御[[カード]]で[[相手]][[ターン]]の反撃は防ぎたい。~
[[《ワンダー・エクシーズ》]]と併用すれば、[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]の[[効果]]を[[相手]][[ターン]]で[[発動]]できるため防御にもなる。~

-[[《フォトン・サンクチュアリ》]]~
2体の[[トークン]]を生成し、[[《ハイパースター》]]や[[《銀河眼の煌星竜》]]に繋ぐことができる。~
[[光属性]]以外の展開ができない[[デメリット]]も、[[光属性]]が多い[[電子光虫]]ならばそこまで[[重い]]制限ではないだろう。~

-[[《ギャラクシー・ウェーブ》]]~
[[エクシーズ召喚]]1回につき500[[ダメージ]]を与える[[永続魔法]]。~
重ねての[[エクシーズ召喚]]が得意な[[デッキ]]なので、総[[ダメージ]]量は結構なものになる。~
//1[[ターン]]だけでも[[ランク]]3[[昆虫族]]⇒[[《電子光虫−コアベージ》]]⇒[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]⇒[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]で計2000[[ダメージ]]にはなる。~

-[[《おジャマトリオ》]]~
[[全体攻撃]]の的を増やしつつ微弱な[[バーン]]で追い打ちをかける。~
[[相手]][[モンスター]]が1〜2体で[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]・[[《バチバチバチ》]]の3体が揃えば[[効果ダメージ]]を含めて[[1ターンキル]]となる。~

-[[《トラップトリック》]]~
[[《光虫異変》]]や[[《アヌビスの呪い》]]、[[《おジャマトリオ》]]といった[[キーカード]]を[[デッキ]]から直接[[セット]]できる[[通常罠]]。~
ただし[[同名カード]]を1枚[[除外]]するため2回目の[[発動]]はできず、[[キーカード]]を[[手札]]に引き込む確率も減ってしまう。~

-[[《一族の結束》]]・[[《群雄割拠》]]・[[《御前試合》]]~
いずれも構築が限定されることになるが、後者2枚は[[相手]]の[[デッキ]]次第では[[刺さる]]。~
[[《一族の結束》]]はこちらの[[攻撃力]]を大きく上げてくれるため、[[1ターンキル]]が狙いやすくなる。~

-[[魔法・罠除去]]~
[[モンスター]]への対抗手段は持つ[[デッキ]]だが、[[魔法・罠カード]]に対抗する手段が殆どないため必ず採用しておきたい。~
[[《ハーピィの羽根帚》]]や[[《ツインツイスター》]]等の定番の[[カード]]の他、[[《トラップトリック》]]に対応する[[《砂塵の大嵐》]]も扱いやすい。~

**戦術 [#strategy]
 [[電子光虫]]を[[エクシーズ素材]]に[[《電子光虫−スカラジエータ》]]を[[エクシーズ召喚]]し、それぞれの[[効果]]を付与して[[戦闘ダメージ]]を与えていく。~
 主に[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《電子光虫−センチビット》]]の[[表示形式]]変更と[[全体攻撃]]に加え、[[貫通]][[効果]]も付与する等で[[ダメージ]]量を上げていくのが理想。~
 [[貫通]][[効果]]には[[《バチバチバチ》]]も展開して[[エクシーズ素材]]にする、[[《H−ヒートハート》]]や[[《ビッグバン・シュート》]]を[[装備]]する方法がある。~
 [[《バチバチバチ》]]は[[《電子光虫−センチビット》]]の[[効果]]や[[《光虫異変》]]を使って同時展開を補助していきたい。~

 また、[[相手]][[モンスター]]が5体ならばそのまま[[1ターンキル]]になるが、[[強化]]すればそれ以下の[[モンスター]]数でも[[1ターンキル]]となる。~
 1回の[[戦闘]]でも大[[ダメージ]]となる[[《ストイック・チャレンジ》]]、[[モンスター]]数を増やせる[[《おジャマトリオ》]]等も駆使したい。~
 もっとも、その分必要な[[カード]]枚数は増えるため入念な下準備が必要となり、結果的に初動は遅くなりがちである。~

 そのため[[1ターンキル]]ができそうにない場合は[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の[[効果]]で[[相手]]を牽制する、防御[[カード]]で耐え凌ぐなどの動きが求められる。~
 単純な展開速度や[[アドバンテージ]]獲得力でこの[[デッキ]]を上回る[[デッキ]]は数多いので、1[[ターン]]で4000[[ダメージ]]を目標として出来れば2回、遅くとも3回の行動で決着をつけたい。~

***[[《電子光虫−スカラジエータ》]]の[[1ターンキル]]について [#oneturnkill]
 [[《電子光虫−センチビット》]]・[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]・[[《バチバチバチ》]]の3体を[[エクシーズ素材]]にした場合、[[相手]][[モンスター]]の数でいくつかの[[1ターンキル]]ルートが考えられる。~
 [[《ストイック・チャレンジ》]]を[[使用]]しないルートは[[《バチバチバチ》]]ではなく[[貫通]][[効果]]を付与できる[[カード]]で代用しても良い。~

-[[相手]][[モンスター]]が5体存在すれば[[全体攻撃]]で1800×5=9000[[ダメージ]]。~
-[[相手]][[モンスター]]が2体以上の場合、[[《ストイック・チャレンジ》]]を[[装備]]すると3600×2×2=14400[[ダメージ]]。~
-[[相手]][[モンスター]]が1体だけの場合、[[《おジャマトリオ》]]を用いることで1800×4+300×3=8100[[ダメージ]]。~
または、合計4体で[[エクシーズ召喚]]を行い[[《ストイック・チャレンジ》]]を[[装備]]すれば4200×2=8400[[ダメージ]]。~

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//***《カード名》軸 [#decktype1]
//特定のカードを軸とする場合。

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***[[【甲虫装機】]]併用型 [#Inzektor]
 [[《甲虫装機 センチピード》]]・[[《甲虫装機 ダンセル》]]・[[《甲虫装機 ホーネット》]]がいずれも[[レベル]]3なので[[シナジー]]が強い。~
 通常の構築に比べ1[[ターン]]の[[ダメージ]]量で落ちやすい代わりに[[アドバンテージ]]獲得力に優れるので長期戦に強いと言える。~
 特に、この[[デッキ]]が本来苦手とする[[魔法・罠カード]]を[[《甲虫装機 ホーネット》]]で[[除去]]できるのが大きい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[エクシーズ召喚]]が基本の[[デッキ]]なので[[特殊召喚]][[メタ]]や[[エクストラデッキ]][[メタ]]が辛い。~
 純粋な[[ステータス]]では低い[[モンスター]]が多いため[[効果]]の[[無効]]化にも弱く、特に永続的に妨害する[[《スキルドレイン》]]は困りもの。~
 何よりもこの[[デッキ]]は[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する手段が少ないため、[[《スキルドレイン》]]や[[《虚無空間》]]などを[[相手]]に[[発動]]された場合[[除去]]するのが一苦労である。~
 展開速度や[[アドバンテージ]]獲得力も優れているとは言い難いため、[[手札誘発]]などで[[1ターンキル]]を妨害されると非常にマズイ事態に陥る。~
 ルール上[[守備表示]]にならない[[リンクモンスター]]も天敵であり、出されると対処に苦しむことになる。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
//カードプールの変遷でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる。

**代表的なカード [#keycard]
-[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]
-[[《電子光虫−センチビット》]]
-[[《電子光虫−レジストライダー》]]
-[[《バチバチバチ》]]

-[[《電子光虫−スカラジエータ》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[【昆虫族】]]
-[[【エクシーズ召喚】]]

-[[デッキ集]]