*【&ruby(まほうぞく){魔法族};の&ruby(さと){里};】[#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[《魔法族の里》]]を用いて、[[相手]]の[[魔法カード]]を[[発動]]を阻止する[[コントロール]][[デッキ]]。~ [[《魔法族の里》]]の[[効果]]を最大限利用するために、[[モンスター]]構成は[[【魔法使い族】]]をベースとして考える。~ 《魔法族の里/Secret Village of the Spellcasters》 フィールド魔法 (1):自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、 相手は魔法カードを発動できない。 (2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、 自分は魔法カードを発動できない。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] 基本的には[[下級モンスター]]を中心とした[[【メタビート】]]のような構成が望ましい。~ [[アドバンス召喚]]や[[《ディメンション・マジック》]]の[[リリース]]では[[《魔法族の聖域》]]を維持できず、また、[[除去]]を受けて[[フィールド]]が空いてしまうことを避けるためである。~ [[《王宮のお触れ》]]を併用し、[[魔法・罠カード]]の完全封殺も狙えるものの[[モンスター効果]]に対処できなくなる。~ [[特殊召喚]]封じも併用し、[[相手]]の[[モンスター効果]]に対処できるようにしておきたい。~ ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] [[《魔法族の里》]]の性質上、維持しやすいものや、[[相手]]の行動を制限する[[下級モンスター]]を中心としたい。~ -[[闇属性]]・[[魔法使い族]]~ [[《闇の誘惑》]]での[[手札交換]]や[[《カオス・ソーサラー》]]の[[墓地コスト]]になる。~ [[《ダーク・ホライズン》]]などのサポートも多い。~ --[[アタッカー]]~ ---[[《シャドール・ドラゴン》]]~ 1900[[アタッカー]]の1体。~ [[《魔法族の里》]]の[[効果]]の都合上[[表側表示]]で出す必要が多く、また[[守備力]]0なので[[リバースした]]時の[[効果]]は狙いにくい。~ そのため[[《熟練の黒魔術師》]]に比べての優位点は、[[効果]]で[[墓地へ送られた]]場合の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[効果]]にある。~ [[《影依融合》]]の[[素材>融合素材]]にも適する。~ ---[[《熟練の黒魔術師》]]~ [[攻撃力]]1900の1体。~ [[守備力]]もそこそこあるため[[表示形式]]変更にも強い。~ [[魔力カウンター]]を乗せられるため、[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]の[[効果]]で[[破壊]]の[[身代わり]]にできる。~ ---[[《魔導戦士 ブレイカー》]]~ [[魔力カウンター]]が乗ると[[攻撃力]]1900になり、[[除去]][[効果]]を持つ。~ [[ノーコスト]]で[[相手]]の[[魔法・罠除去]]ができる点は十分評価に値し、できるだけ採用しておきたい[[魔法使い族]]である。~ 一方で[[効果]]を使用してしまうと[[攻撃力]]が1600へ下がり、[[戦闘破壊]]される危険性は高くなる。~ [[発動]]する場合は[[攻撃]]へのフォローを行いたい。~ ---[[《霊滅術師 カイクウ》]]~ [[相手]]の[[墓地]]を[[除外]]する[[効果]]、[[相手]]の[[除外]]行為を制限する[[効果]]を持つ。~ [[相手]]の[[墓地]][[除外]]を封じるために[[《カオス・ソーサラー》]]などを出されにくくなり、さらに[[相手]]の[[墓地]][[除外]]により行動を制限できる。~ [[デッキ]]構成によほどの圧迫がない限りは可能な限り投入しても[[腐る]]ことはない。~ [[墓地]]利用をしない[[デッキ]]は少ないため[[刺さりやすい>刺さる]]が、[[攻撃力]]1900の[[アタッカー]]相手には分が悪い。~ ---[[《憑依装着−ダルク》]]~ [[アタッカー]]としてよりも、指定の[[特殊召喚]]時に[[発動]]する[[サーチ]]及び[[貫通]][[効果]]がメインとなる。~ [[《カオス・ソーサラー》]]を採用するならば必然的にこの条件及び[[効果]]を活用しやすいため、[[適用]]させるのはあまり難しくない。~ [[《ヒュグロの魔導書》]]を併用すれば、[[貫通]][[ダメージ]]も狙える。~ [[コスト]]には[[《闇霊使いダルク》]]で奪取する他、[[《ジェスター・コンフィ》]]を使用するとよい。~ 単純に[[《憑依解放》]]に対応している点を活かすのもいいだろう。~ --展開~ ---[[《召喚僧サモンプリースト》]]~ [[《魔導騎士 ディフェンダー》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]を[[リクルート]]することで[[破壊]][[耐性]]を付けたり、[[永続効果]]を[[適用]]するなど守りを強化できる。~ 2枚目以降の[[《魔法族の里》]]など、[[腐る]]可能性があるものを[[コスト]]にすれば[[発動]]もしやすい。~ [[《インヴェルズ・ローチ》]]や[[《ヴェルズ・ナイトメア》]]など、[[相手]]の動きを制限できる[[エクシーズモンスター]]にも繋ぎやすくなる。~ ---[[《ジェスター・コンフィ》]]~ [[手札]]から条件なしで[[特殊召喚]]できる。~ [[《魔法族の里》]]は、[[自分]]の[[魔法使い族]]が[[除去]]されると途端に[[自分]]の首を絞めかねないため、保険としてこの[[カード]]を用意してもいいだろう。~ 他に、[[《ワンダー・ワンド》]]で[[手札交換]]したり、[[《憑依装着−ダルク》]]の[[コスト]]にしたりといった活用方法もある。~ -[[光属性]]・[[魔法使い族]]~ [[《オネスト》]]の支援を受けられる。~ また、[[闇属性]]同様、[[《カオス・ソーサラー》]]の[[特殊召喚]]に必要。~ --[[アタッカー]]~ ---[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]~ [[攻撃力]]1900・[[光属性]]・[[デュアル]]の[[魔法使い族]]。~ [[《魔導騎士 ディフェンダー》]]・[[《魔導戦士 ブレイカー》]]等に[[魔力カウンター]]を置ける。~ また[[リクルート]]先を採用していない[[《熟練の黒魔術師》]]・[[《熟練の白魔導師》]]に[[置く]]だけでも自身の[[単体強化]]は果たせる。~ しかし、[[《奈落の落とし穴》]]に落ちるリスクもあるので[[再度召喚]]は慎重に行いたい。~ ---[[《久遠の魔術師ミラ》]]~ [[攻撃力]]がやや高く、[[召喚に成功した]]場合に[[ピーピング]][[効果]]を持つ。~ [[効果]]だけ見ると[[《魔導戦士 ブレイカー》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]に見劣りしてしまうが、[[《奈落の落とし穴》]]を受け付けないのは魅力的。~ [[召喚]]反応[[罠>罠カード]]に引っ掛かりにくいため[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]が[[自分]]にかかってしまった時、解除しやすい。~ [[《スキルドレイン》]]中でも有効であるため、[[《スキルドレイン》]]軸では上記に比べて優先しやすい。~ ---[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]~ [[《魔導戦士 ブレイカー》]]と同じく[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[カード]]。~ しかし、[[ステータス]]はやや低めであり、維持するなら補助は必須。~ また他の[[デッキ]]では有用になる[[デッキ破壊]]の[[効果]]が[[カオス]]を採用する場合以外では[[デメリット]]になりやすいため、採用を見送られることも多い。~ だが、[[魔法使い族]][[モンスター]]がなくなったら窮地に立たされるこの[[デッキ]]では、[[罠カード]]を[[破壊]]して安全に[[攻撃]]できることは大きい。~ [[《カオス・ソーサラー》]]を使う場合は[[光属性]]・[[闇属性]]の比率を見て[[《魔導戦士 ブレイカー》]]と使い分けるのが良いだろう。~ ---[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]~ [[破壊]][[耐性]]を持ち、[[魔力カウンター]]を多用しない構成であっても単体で十分機能する。~ 加えて、[[《熟練の黒魔術師》]]・[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]など、[[魔力カウンター]]を補充できる[[カード]]があれば[[身代わり]]にしやすく、より強固な[[壁]]となる。~ ---[[《憑依装着−ライナ》]]~ [[《憑依装着−ダルク》]]同様、[[アタッカー]]としてのみならず[[サーチ]][[効果]]と[[貫通]]を活かせる。~ [[サーチ]]範囲は[[《憑依解放》]]と一致するため[[デッキ]]構築に無理が生じにくいのも利点。~ ---[[妖精伝姫]]~ いずれも[[攻撃力]]1850で統一されている。~ 特に[[《妖精伝姫−カグヤ》]]は[[同名カード]]を含めた[[妖精伝姫]]や[[憑依装着]]を[[サーチ]]できるため3[[積み>積む]]しても扱いやすい。~ [[《妖精伝姫−シンデレラ》]]は[[《月鏡の盾》]]などの[[装備魔法]]を[[装備]]する事でこの[[デッキ]]の弱点である打点不足を補ってくれる。~ --[[メタ]]~ ---[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~ [[フィールド]]に出て[[《魔法族の里》]]を維持することは少ないが、危険な[[モンスター効果]]をピンポイントで封じることができる。~ [[チューナー]]として使用するのは[[除去]]を受ける危険性が高く、可能な限り[[手札]]に保持したい。~ [[魔法使い族]][[デッキ]]相手でなくともこの[[カード]]は投入されている場合があり、敵にした時は要注意。~ ---[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]~ [[光属性]]・[[魔法使い族]]で[[特殊召喚]]を封じる[[効果]]を持つ。~ [[ステータス]]の低さと[[除去]][[効果]]の[[手札コスト]]が[[ランダム]]なのが欠点だが、[[《オネスト》]]・[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]の両者に守ってもらえる。~ [[《月鏡の盾》]]も併用すれば突破はさらに難しくなる。~ -他[[属性]]の[[魔法使い族]]~ [[《ダーク・ドリアード》]]を使う場合には重要となってくる。~ --[[アタッカー]]~ ---[[《ヂェミナイ・エルフ》]]~ [[下級>下級モンスター]][[魔法使い族]]では数少ない[[通常モンスター]][[アタッカー]]。~ [[《予想GUY》]]や[[《レスキューラビット》]]で[[リクルート]]でき、[[エクシーズ召喚]]にもつながる。~ ---[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]~ [[召喚]]に[[《トゥーン・ワールド》]]の必要のない[[トゥーンモンスター>トゥーン]]。~ [[攻撃力]]1900に加えて[[ハンデス]][[効果]]持ちであり重宝される。~ 手早く[[手札]]に確保するため[[魔力カウンター]]と好相性でもある[[《トゥーンのもくじ》]]も同時に採用したい。~ [[地属性]]は他に比べサポートを受けにくく、[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できない制限が足を引っ張るが、この[[デッキ]]の「戦線維持」という第一の目的は果たせ、場持ちする事で力を発揮する。~ 他の[[魔法使い族]]との兼ね合いは微妙なところがあるため、この[[カード]]を中心に運用する場合は下に記す【魔法族の里】とはやや趣を異にする構築も必要となってくるだろう。~ ちなみに、[[《トゥーン・ワールド》]]自体は単体では[[手札事故]]を誘発するため通常は投入を控えるが、引導[[火力]]として期待する、または[[直接攻撃]]を活かせる構築が取れるならば1枚忍ばせてみても良い。~ [[【トゥーン】]]も参照するとよいだろう。~ ---[[《お注射天使リリー》]]~ 実質、[[攻撃力]]3400の[[魔法使い族]]として使えるため、非常に便利。~ これだけの[[攻撃力]]を持ちながら[[《奈落の落とし穴》]]を無視できる点も魅力。~ ただし、[[ライフコスト]]が厳しいのでそれを気にする場合は避けるべきだろう。~ 使用する場合は、[[単体除去]]や引導[[火力]]の様な使い方が好ましい。~ ---[[《チューンド・マジシャン》]]~ [[デュアルモンスター>デュアル]]ゆえに、4枚目以降の[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]として[[《デュアルスパーク》]]の[[コスト]]にできる。~ [[再度召喚]]すれば[[チューナー]]となり、[[《デュアルスパーク》]]の損失も補える[[《スーペルヴィス》]]を投入するのも面白いだろう。~ ---[[《マジカル・コンダクター》]]~ [[魔力カウンター]]を使うが、[[下級>下級モンスター]][[魔法使い族]]を[[蘇生]]し[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。~ [[エクシーズ召喚]]にも繋げ易く、[[相手]]の動きを妨害する[[ランク]]4を繰り出しやすい。~ [[魔法カード]]を多く使わなければ[[効果]]を活かしにくいが、[[ドローソース]]をある程度併用するため無理なく使える。~ 上記の[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]と併せて採用する場合、[[《トゥーンのもくじ》]]とは[[コンボ]]が狙える。~ ---[[《氷結界の風水師》]]・[[《ライトロード・メイデン ミネルバ》]]~ [[魔法使い族]]の[[レベル]]3[[チューナー]]。~ [[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ召喚]]を狙えるが、どちらも[[効果]]が発揮し辛いので採用枚数はよく考えたい。~ ---[[《魔境のパラディオン》]]~ 空いている[[リンク先]]に自己[[特殊召喚]]できる[[炎属性]][[レベル]]3[[魔法使い族]]。~ [[カードの種類]]を問わない[[1:1交換]][[除去]]能力持ちでもあり、[[《死者蘇生》]]や[[コントロール奪取]]により[[相手]]に奪われた[[魔法使い族]][[モンスター]]の[[除去]]も可能。~ [[コンボ]]性が低く少数採用で働ける[[炎属性]]というポジションを与えやすい。~ ---「[[憑依装着]]」[[モンスター]]~ [[憑依]][[魔法・罠カード]]の恩恵を受けられる。~ [[《憑依装着−エリア》]]・[[《憑依装着−ヒータ》]]・[[《憑依装着−ウィン》]]は[[通常召喚]]できるそれぞれの[[属性]]の中では最大の[[攻撃力]]を持つ。~ ただし[[光属性]]・[[闇属性]]以外はそこまで[[属性]]を活用する訳ではないため、主として活用する場合はある程度その[[属性]]サポートを活用できるような構築が必要となってくるだろう。~ 一方で[[《ダーク・ドリアード》]]との相性はよく、[[《憑依解放》]]は[[リクルート]]によって[[《魔法族の里》]]を維持できるため、[[憑依装着]]で固めた方が扱いやすいだろう。(その場合は下記の[[デッキの派生>【魔法族の里】#variation]]を参照。)~ --補助~ ---[[《ダーク・ドリアード》]]~ [[闇属性]]の[[モンスター]]だが、[[効果]]は[[地>地属性]]・[[水>水属性]]・[[炎>炎属性]]・[[風>風属性]]に関係するものである。~ [[デッキ]]の性質上[[モンスター]]は派手に展開せずに維持して戦うために、[[全体強化]]により[[戦闘破壊]]を防ぎやすい。~ ---[[《Emハットトリッカー》]]~ [[レベル]]4[[魔法使い族]]の中では最も[[腐りにくい>腐る]]自己[[特殊召喚]]能力持ち。~ [[《鳥銃士カステル》]]などの汎用[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]に頼る部分が大きい構築ならば[[積んで>積む]]おきたい。~ [[ナチュル]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]にも使えるが、[[チューナー]]と[[レベル]]が噛み合いにくいなら無理に織り込む必要はないだろう。~ -[[半上級モンスター]]~ 以下は[[上級モンスター]]の部類に入るが、自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]もしくは[[妥協召喚]]可能である[[カード]]である。~ [[アドバンス召喚]]ほどのリスクを伴うわけではないので、十分採用候補に成りえる。~ --[[《カオス・ソーサラー》]]~ [[光属性]]か[[闇属性]]の[[魔法使い族]]を多く入れていれば[[手札事故]]を招くことは少ない。~ [[除去]][[効果]]もあるため[[相手]]の[[魔法使い族]]をはじめとする厄介な[[モンスター]]を[[除去]]し攻めていける。~ --[[《霧の王》]]~ [[リリース]]無しでの[[召喚]]が可能な[[魔法使い族]]。~ [[リリース]]を封じる[[効果]]もあり、影響範囲は意外と広い。~ 真っ先に思い浮かぶ[[帝]]以外にも、[[壊獣]]・[[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《スレイブタイガー》]]・[[《クロス・ソウル》]]や各種[[ウイルス]]等も封じる事が可能。~ この[[カード]]の[[レベル]]は7であり、それ故同じ[[魔法使い族]]である[[《創世の預言者》]]によって[[サルベージ]]も可能。~ --[[《時花の賢者−フルール・ド・サージュ》]]~ [[特殊召喚]]と[[除去]]を同時にこなせる[[魔法使い族]]。~ [[自分]]の[[カード]]への[[除去]]は[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]で守れる。~ [[《スキルドレイン》]]の影響を受けないのもポイント。~ --[[《妖眼の相剣師》]]~ [[《エフェクト・ヴェーラー》]]等で[[無効]]にしていれば自身を[[特殊召喚]]でき、特定の[[特殊召喚]]によって様々な[[効果]]を[[発動]]できる。~ 採用するなら[[《白の聖女エクレシア》]]や[[《龍相剣現》]]と一緒に投入したい。~ -[[魔法使い族]]以外の[[モンスター]]~ --[[《オネスト》]]~ [[光属性]]の[[戦闘破壊]]をほぼ確実に回避できる。~ 【魔法族の里】は[[特殊召喚]]を封じる[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]が[[光属性]]・[[魔法使い族]]であり、その防衛に役立つ。~ 他にも[[光属性]]を入れていれば役に立つ機会もある。~ --[[《ライオウ》]]~ [[特殊召喚]]および[[サーチ]][[メタ]]の[[効果]]を持つ[[モンスター]]。~ この[[デッキ]]では[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]と[[《オネスト》]]を共有しつつ[[特殊召喚]][[メタ]]6枚体制を築くこともできる。~ --[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]~ [[下級モンスター]]の[[魔法使い族]]に[[光属性]]・[[闇属性]]を多く入れていれば採用を検討できる。~ [[《カオス・ソーサラー》]]と違って[[《魔法族の里》]]の[[魔法カード]]封印には対応していないため、劣勢から切り返す場合の採用となる。~ [[ステータス]]が高いため[[《スキルドレイン》]]を採用するならこちらを優先しても良い。~ --[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]~ 容易に[[特殊召喚]]でき、[[フィールド魔法]]を[[破壊]]から守ることができる。~ [[攻撃力]]もあり、切り返しにも使うことができる。~ --[[《稲荷火》]]・[[《デーモン・イーター》]]・[[《ジゴバイト》]]・[[《ランリュウ》]]~ [[魔法使い族]]さえいれば[[特殊召喚]]できるため、[[エクシーズ素材]]や[[リンク素材]]として重宝する。~ --その他の[[レベル]]3[[チューナー]]~ 能動的な[[除去]]に欠けるこの[[デッキ]]において[[《アーカナイト・マジシャン》]]は貴重な[[アドバンテージ]]源のため、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]以外にも[[チューナー]]を差しておくとよい。~ [[《相愛のアンブレカム》]]なら1枚で[[レベル]]7までの[[シンクロ召喚]]が可能。~ [[汎用性]]では[[《BF−疾風のゲイル》]]、[[《A・ジェネクス・バードマン》]]などが考えられる。~ //[[汎用性]]では[[《BF−疾風のゲイル》]]、[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]、[[《A・ジェネクス・バードマン》]]などが考えられる。~ --[[《ワルキューレ・シグルーン》]]~ [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]と[[《オネスト》]]を共有しつつ、[[自分]]への[[ロック]]が掛かった[[《魔法族の里》]]の処理が可能。~ [[特殊召喚]]先は戦闘補助と[[墓地]]への[[メタ]]をもった[[《ワルキューレ・エルダ》]]が扱いやすい。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] [[《魔法族の里》]]の[[ロック]]を維持する都合、基本的に[[魔法使い族]]が優先される。~ [[エクストラデッキ]]にあまり依存はしないので、選択肢は多い。~ [[メインデッキ]]の[[モンスター]]に不足しがちな[[除去]][[効果]]を持つものを入れ、穴を補うのも手か。~ -[[シンクロモンスター]]~ --[[《アーカナイト・マジシャン》]]~ 能動的な[[除去]]要員であり、[[レベル]]4[[魔法使い族]]+[[レベル]]3[[チューナー]]で出せる。~ [[魔力カウンター]]を使えるため、[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]などの[[効果]]も活かせるか。~ --[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]~ 他の[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚に成功した]]場合に[[ドロー]]可能な[[魔法使い族]]。~ [[レベル]]4+[[レベル]]1[[チューナー]]で出せるため、打点を上げるような感覚で使える。~ --[[《フォーチュンレディ・エヴァリー》]]~ 自身の[[効果]]により最低でも2800打点、[[自分]][[スタンバイフェイズ]]ごとに打点が上がるとともに、[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]を選んで[[除外]]できる。~ また[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[墓地]]にある場合、この[[カード]]以外の[[魔法使い族]]を[[除外]]することで[[自己再生]]可能。~ 非[[チューナー]]に[[魔法使い族]]を指定しているが、この[[デッキ]]なら問題ないだろう。 --[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~ [[全体除去]]が可能であり、[[アドバンテージ]]の[[リセット]]の他、自身に[[《魔法族の里》]]による[[ロック]]がかかった場合の緊急脱出手段となる。~ --[[《ブラッド・ローズ・ドラゴン》]]~ [[お互い]]の[[墓地]]をすべて[[除外]]することで[[墓地アドバンテージ]]を稼がせない。~ (2)により[[《魔法族の里》]]の維持にも貢献できる。~ //--[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]~ //[[《魔法族の里》]]以外の[[フィールド魔法]]を使う場合の切り替えが可能。~ --[[《絶火の魔神ゾロア》]]~ [[魔法使い族]][[チューナー]]と[[エクストラデッキ]]の[[マギストス]]が必要だが、特定の[[モンスター]]の[[効果の発動]]を封じられる。~ --[[《破戒蛮竜−バスター・ドラゴン》]]~ [[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]のみを[[ドラゴン族]]に変えるため、[[相手]]が[[魔法使い族]]を採用している場合でも[[ロック]]をかけ続けられる。~ -[[エクシーズモンスター]]~ --[[《アルケミック・マジシャン》]]~ [[レベル]]4[[魔法使い族]]を3体必要とする[[エクシーズモンスター]]。~ [[魔法カード]]を[[サーチ]]できるため、[[モンスター]]を守る[[速攻魔法]]を[[セット]]し、[[ロック]]を維持したい。~ --[[《Emトラピーズ・マジシャン》]]~ [[攻撃力]]がやや高めな上、自身の[[攻撃力]]以下の[[ダメージ]]をシャットアウトできる。~ [[耐性]]を持たせれば[[相手]]の攻めを防げ、[[2回攻撃]]は[[除去]]にも転用可能。~ --[[《ダイガスタ・エメラル》]]~ [[墓地]]の[[モンスター]]を[[デッキに戻し>デッキに戻す]]、[[ドロー]]で[[モンスター]]を守る[[カード]]を引ける。~ [[蘇生]][[効果]]は[[通常モンスター]]の[[魔法使い族]]を入れていないと活かす機会はない。~ --[[《インヴェルズ・ローチ》]]・[[《ヴェルズ・ナイトメア》]]~ どちらも[[相手]]の攻めを遅らせる[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]~ [[《ヴェルズ・ナイトメア》]]の場合、[[相手]]が出してきた[[魔法使い族]]を[[裏側守備表示]]にすることで[[ロック]]を維持する手もある。~ --[[《エクソシスター・アソフィール》]]~ [[相手]][[モンスター]]を[[除去]]でき、[[壊獣]]との[[コンボ]]も狙える。~ [[耐性]][[効果]]は局地的なものなのでおまけ程度と見た方がいいだろう。~ -[[融合モンスター]]~ --[[《エルシャドール・ミドラーシュ》]]~ [[魔法使い族]]なので[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]にも貢献する。~ [[レベル]]5のため[[《簡易融合》]]に対応し、[[蘇生]]も[[帰還]]も可能。~ 他の[[属性]]も[[特殊召喚]][[メタ]]が可能だが、[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]が[[自分]]にかかると[[融合召喚]]は難しくなってしまうので採用は考えたい。~ --[[《クインテット・マジシャン》]]+[[《円融魔術》]]~ [[魔法使い族]]の中では最高打点を持つ。~ [[墓地アドバンテージ]]を一気に失い、序盤に引くと[[腐る]]ものの、[[《円融魔術》]]での5種類の[[魔法使い族]]を素材に[[融合召喚に成功した]]場合の[[効果]]は強烈。~ [[壊獣]]や[[《帝王の烈旋》]]などで[[リリース]]されたり[[《超融合》]]の[[融合素材]]になることはないが、[[対象]]に取れるため[[バウンス]]や[[除外]]、[[墓地へ送る]]除去には無力。 -[[リンクモンスター]]~ --[[《アカシック・マジシャン》]]~ [[リンク]]2であり[[汎用性]]の高い[[魔法使い族]]。~ [[壊獣]]と好相性。~ //なので、採用はほぼ必須級であろう。~ --[[《魔導耀士 デイブレイカー》]]~ [[リンク]]2であり[[魔力カウンター]]の数分の[[攻撃力]][[強化]]と[[魔力カウンター]]を取り除いて[[フィールドのカード]]1枚を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~ //、[[リンク]]3の[[《サモン・ソーサレス》]] //[[《サモン・ソーサレス》]]で下手に[[魔法使い族]]を[[相手]]に与えて[[速攻魔法]]を[[発動]]させてしまうような失敗は無いよう心掛けたい。~ --[[霊使い]][[リンクモンスター]]~ [[リンク]]2であり[[闇属性]]・[[神属性]]以外の5[[属性]]が揃っており、[[憑依]]の[[サポート>サポートカード]]を受けられる。~ [[《神聖魔皇后セレーネ》]]への中継役としても適する。~ --[[《神聖魔皇后セレーネ》]]~ [[リンク]]3であり、[[魔力カウンター]]を[[コスト]]に[[魔法使い族]]を[[守備表示]]で[[特殊召喚]]できる。~ また、一部の[[憑依]][[カード]]のサポートを受けられる。~ --[[《サクリファイス・アニマ》]]~ [[《簡易融合》]]・[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]と併せることで[[相手]][[モンスター]]を最大2体[[除去]]できる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] [[モンスター]]は主に戦線維持が中心であり、[[除去]]や[[相手]]への妨害手段はあまり多くない。~ [[汎用性]]の高い[[除去]]や[[特殊召喚]]制限などの[[ロック]]を多めにしたい。~ また、基本的に[[魔法カード]]は既に存在する[[魔法使い族]]の維持手段を中心にし、[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]が[[自分]]にかからないようにしたい。~ 特に[[フリーチェーン]]の[[速攻魔法]]は攻守両面で役立つ。~ -[[魔法カード]]~ --[[《魔法族の里》]]・[[《テラ・フォーミング》]]・[[《メタバース》]]~ まずは[[デッキ]]の主軸となる[[《魔法族の里》]]とそれを[[サーチ]]する[[《テラ・フォーミング》]]や[[《メタバース》]]は可能な限り採用する。~ しかし[[手札]]に3枚来て[[腐る]]可能性や、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]等の他の[[フィールド魔法]]も採用する場合、[[罠カード]]中心の[[デッキ]]に分が悪いことからそれぞれ2枚で止める場合もある。~ ただ、[[フィールド魔法]]を[[セット]]することで、[[自分]]にかかってしまった[[魔法カード]]の[[ロック]]解除も可能であるため、[[フィールド魔法]]はやや多めに入れておいても損はない。~ 言うまでもなく[[フィールド魔法]]と[[サーチ]][[カード]]の多用はスピードアップと[[事故]]率が比例していくため、如何にして[[手札事故]]を抑えるかもこの[[デッキ]]の課題となる。~ --[[《魔法族の聖域》]]~ この[[デッキ]]なら[[発動条件]]はクリアしやすい。~ [[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を防げる他、現[[環境]]において[[モンスター効果の発動]]も防げるのは大きな利点。~ しかし、[[相手]]が[[魔法使い族]]を出してきたら簡単に突破されてしまうリスクはある。~ --[[《魔術師の左手》]]~ この[[デッキ]]なら[[発動条件]]はクリアしやすい。~ [[1ターンに1度]]ながら[[相手]]の[[罠カード]]を封殺でき、[[ロック]]の強度をさらに高められる。~ [[カウンター罠]]にも対応できるので[[魔法使い族]]の[[効果の発動]]に対する[[《神の通告》]]などにも強くなる。~ --[[《月鏡の盾》]]~ [[装備モンスター]]が[[戦闘]]で負けることがほとんどなくなり、[[相手]]の動きを封じる[[モンスター]]の維持も容易。~ こちらから攻める場合も[[壁]]・[[アタッカー]]の突破に一役買う。~ [[《妖精伝姫−シンデレラ》]]で疑似的に[[サーチ]]・[[サルベージ]]可能。~ --[[《闇の誘惑》]]~ [[闇属性]][[モンスター]]の多いこの[[デッキ]]で利用できる数少ない[[手札交換]]手段。~ --[[《命削りの宝札》]]~ 最大3枚の[[ドロー]]が可能な[[ドローソース]]。~ [[特殊召喚]]が行えず、[[発動]]した[[ターン]]に[[ダメージ]]を与えられないが、[[相手]]の行動妨害が主体のこの[[デッキ]]ではそれらの[[デメリット]]は影響しにくい。~ これで[[《魔法族の里》]]や[[モンスター]]を守る[[カード]]を[[ドロー]]し、[[ロック]]を固めたい。~ [[《エフェクト・ヴェーラー》]]等とは相性が悪い点には注意。~ --[[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《金満で謙虚な壺》]]~ [[ドロー]]の質を高められ、必要な[[カード]]を[[手札]]に[[加え>加える]]易くなる。~ 前者の[[特殊召喚]]制限もこの[[デッキ]]では影響しにくい。~ 後者は[[エクストラデッキ]]を[[コスト]]に更に深く[[デッキ]]を掘り進められ、[[ドロー]]に制限が入る代わりに[[特殊召喚]]には制限がかからない。~ --[[《次元の裂け目》]]~ [[《カオス・ソーサラー》]]を除き、この[[デッキ]]は[[墓地]]に依存しにくいので採用できる。~ ただし、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等を使えなくなる。~ --[[《禁じられた聖槍》]]・[[《収縮》]]~ [[戦闘]]補助のみならず、[[《奈落の落とし穴》]]の回避もできる。~ 元々[[魔法使い族]]が存在する、もしくは[[魔法使い族]]の[[召喚に成功した]]時に使いたい[[カード]]なので[[アンチシナジー>シナジー]]にはなりにくい。~ [[《王宮のお触れ》]]の[[サイドデッキ]]投入を考え、[[罠カード]]を減らしたい場合に重宝する。~ --[[《ディメンション・マジック》]]~ 単体での使用は2:1交換で[[ディスアドバンテージ]]となるが、[[フリーチェーン]]ゆえに[[サクリファイス・エスケープ]]で[[《次元幽閉》]]や[[《奈落の落とし穴》]]を回避した上で[[モンスター除去]]ができる。~ しかし、[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]する[[メリット]]が薄い、または[[魔法使い族]]の採用枚数が少ない場合は控えた方が良いだろう。~ --[[《デュアルスパーク》]]~ [[《チューンド・マジシャン》]]や[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]を[[リリース]]して、[[単体除去]]と[[ドロー]]が行える。~ ただし[[《魔法族の里》]]のためにも、[[フィールド]]の[[魔法使い族]][[モンスター]]は欠かさないようにしたい。~ --[[《一族の結束》]]・[[《強者の苦痛》]]・[[《魔導師の力》]]~ [[攻撃力]]変化系[[カード]]は[[下級>下級モンスター]][[魔法使い族]]の戦線維持にうってつけ。~ [[《魔法族の里》]]で[[除去]]を防ぎやすいのも利点。~ [[《一族の結束》]]は[[《地砕き》]]に頼らず[[壁]]を倒せるようになる一方、[[種族]][[縛り]]のせいで[[《オネスト》]]や[[《ライオウ》]]、[[エクシーズモンスター]]が採用しにくくなるのが欠点。~ [[《強者の苦痛》]]は[[《一族の結束》]]と逆に構成の自由度は上がるが、[[壁]]対策にはならず、[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]への拘束力の無さも問題となる。~ [[《魔導師の力》]]は1体にしか[[効果]]がない代わり、他2枚に比べて爆発的な[[攻撃力]]を得られるのが魅力。~ どれを何枚採用するかは構築によって考えたい。~ --[[《ワンダー・ワンド》]]~ [[魔法使い族]]を利用して[[ドロー]]が可能。~ [[相手]]の動きの妨害ができる[[カード]]を引き込みやすい。~ --[[魔導書]]~ [[汎用性]]の高い[[《ヒュグロの魔導書》]]や[[《トーラの魔導書》]]、[[ドローソース]]の[[《ルドラの魔導書》]]は自然に投入できる。~ [[魔導書]]を多めにし、【ヒュグロビート】に近い構築にしてもいいだろう。~ --[[《影依融合》]]~ [[《エルシャドール・ミドラーシュ》]]を併用するなら検討できる。~ その[[効果]]と[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]にかかる可能性があるため、[[ピン挿し]]で十分。~ --[[《妖精の伝姫》]]~ [[妖精伝姫]]や[[憑依装着]]をメインにするなら検討できる。~ [[通常召喚]]なので[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]に引っかからないのも利点。~ -[[罠カード]]~ [[罠カード]]も[[魔法カード]]と同じく、[[《魔法族の里》]]による[[ロック]]の維持を中心に考える。~ また、[[《スキルドレイン》]]については後述する。~ --[[バリア −フォース−]]~ [[《魔法族の里》]]の存在から[[除去]]を受けにくく、[[戦闘]]での突破を狙われやすいため、[[発動]]を狙いやすい。~ --[[《強制脱出装置》]]~ 単純に[[汎用性]]の高い妨害手段としてだけでなく、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]などの[[召喚]]から[[魔法カード]]を[[発動]]される、といった事も防げる。~ [[《奈落の落とし穴》]]等の[[カード]]も選択肢になるが、上記のような普段は[[召喚]]されない低[[攻撃力]]の[[モンスター]]に対処できないため、優先度は下がる。~ //--[[《虚無空間》]]~ //[[相手]]の[[特殊召喚]]を封じ、こちらの[[ロック]]を突破されたり、[[モンスター]]の[[戦闘破壊]]を防ぐ。~ --[[《ディメンション・ガーディアン》]]・[[《安全地帯》]]~ [[魔法使い族]]に[[破壊]][[耐性]]を付与でき、[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]強化に役立つ。~ [[《安全地帯》]]は[[対象]][[耐性]]も付与できるが[[破壊された]]場合に[[魔法使い族]]を[[破壊]]するため、[[デッキ]]に合う方を選びたい。~ --[[《トラップ・スタン》]]・[[《ギャクタン》]]~ [[罠カード]]で[[魔法使い族]]が[[除去]]されないよう、それらへの対策は重要。~ [[《魔法族の里》]]で[[《サイクロン》]]で[[伏せ除去]]されにくいため、多めに[[積みたい>積む]]。~ これらの[[カード]]がない時は、[[バリア −フォース−]]・[[《激流葬》]]等の[[全体除去]]に備えて[[手札]]に[[魔法使い族]]をキープしておくとよい。~ --各種[[カウンター罠]]~ [[《神の宣告》]]など、[[汎用性]]の高いものを入れておき、[[相手]]の[[除去]]に対応する。~ //--[[《王宮の弾圧》]]~ //[[相手]]の[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]や[[《カオス・ソーサラー》]]を防ぐことで[[《魔法族の里》]]の維持に貢献する。~ --[[《群雄割拠》]]~ [[相手]]の[[シンクロ召喚]]と[[エクシーズ召喚]]と[[リンク召喚]]、[[魔法使い族]]の[[召喚]]を同時に対策できる。~ [[魔法使い族]]だけで構築するなら[[《一族の結束》]]とともに投入したい。~ //**戦術 [#strategy] //プレイング・動かし方について。 **[[デッキ]]の種類 [#decktype] ***[[《スキルドレイン》]]軸 [#decktype1] ***[[《スキルドレイン》]]軸 [#SkillDrain] [[魔法カード]]と[[効果モンスター]]を封じる型。~ この2つに依存度の高い[[デッキ]]は現[[環境]]に多く、封じてしまえば[[相手]]の[[デッキ]]の対抗手段を大きく奪える。~ [[《スキルドレイン》]]下で[[《月の書》]]・[[《エネミーコントローラー》]]を[[チェーン]]して[[効果]]を通す、といった行動も封殺できるため[[戦闘破壊]]以外においては強固な[[ロック]]性能を誇る。~ ただ、[[手札]]と[[墓地]]からの[[効果]]までは防げないため、そこに対抗するための[[罠カード]]も併用して動きを封じる。~ この[[デッキ]]の場合[[デメリット]][[アタッカー]]の採用も検討でき、[[《ダーク・エルフ》]]も採用候補になる。~ [[Sin]][[モンスター]]や[[《神獣王バルバロス》]]を投入し、この[[デッキ]]に欠ける打点を補うのも悪くない。~ 元々の[[効果]]のことを考えなければ1900ラインの[[魔法使い族]]は5枚存在する。~ [[《シャドール・ドラゴン》]]・[[《ヂェミナイ・エルフ》]]・[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]・[[《熟練の黒魔術師》]]・[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]が該当する。~ 続いて[[憑依装着]]・[[妖精伝姫]]などの1850がおり、これらは[[憑依]]や[[《妖精の伝姫》]]に対応する。~ [[《魔導戦士 ブレイカー》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]等の優秀な[[魔法使い族]]も[[《スキルドレイン》]]が来ない時の保険と考えれば採用すべきであろう。~ //しかし無理にそれらを全て3[[積み>積む]]にする必要はなく、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]等の優秀な[[魔法使い族]]も[[《スキルドレイン》]]が来ない時の保険と考えれば採用すべきであろう。~ //突然攻撃力のことを言われてもどういうことなのかと~ //↑スキドレ下なので元々の攻撃力は大事~ ***[[デュアル]]軸 [#decktype2] ***[[デュアル]]軸 [#Gemini] [[デュアルモンスター>デュアル]]の[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]・[[《チューンド・マジシャン》]]と[[《デュアルスパーク》]]を用いる型。~ 場の[[魔法使い族]]を減らしてしまうが、[[相手]]の[[除去]]に[[チェーン]]して[[ドロー]]しつつ、厄介な[[壁]]や[[罠カード]]を潰せるのは大きい。~ [[《スキルドレイン》]]との親和性も高い。~ ***[[光属性]]軸 [#decktype3] ***[[光属性]]軸 [#LIGHT] [[魔法・罠カード]]だけでなく[[《オネスト》]]も用いて[[魔法使い族]]を守る型。~ [[ダメージ計算時]]に[[発動]]するため阻止されにくい点も評価に値する。~ [[光属性]]の[[魔法使い族]]で維持に向く[[カード]]は多く、[[魔力カウンター]]を[[破壊]]の[[身代わり]]にできる[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]や、同様に[[魔力カウンター]]を使える[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]・[[《熟練の白魔導師》]]なども使える。~ [[妖精伝姫]]も全て該当し、[[《妖精伝姫−カグヤ》]]は[[サーチ]]による後続確保と[[バウンス]][[効果]]、[[《妖精伝姫−シラユキ》]]は妨害能力に長ける。~ [[除去]]役には[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]を使える。~ [[ドラグマ]]も用いて[[相手]]への拘束力を高めることも可能。~ 少々癖はあるが、[[《平穏の賢者》]]や[[《白い泥棒》]]等も[[《オネスト》]]を使って[[効果の発動]]を狙える。~ [[メタ]][[モンスター]]の[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]や[[《ライオウ》]]も[[光属性]]であるため相性は悪くない。~ [[《オネスト》]]同様に[[戦闘]]補助ができる[[《禁じられた聖槍》]]・[[《収縮》]]も同じく役に立つだろう。~ [[ギャンブル]]になるが、[[全体除去]][[効果]]を持つ[[《時の魔術師》]]や[[《時の魔導士》]]を1枚くらい忍び込ませてみるのも面白い。~ **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***【里メタビ】 [#village] [[【メタビート】]]に[[《魔法族の里》]]を組み込んだ形。~ [[《スキルドレイン》]]軸の要素を取り入れるかどうかで[[モンスター]]が代わり、どちらにしても[[モンスター]]は厳選する必要がある。~ [[《スキルドレイン》]]をメインとしないならば、[[《霊滅術師 カイクウ》]]のような元々[[【メタビート】]]で使われている[[カード]]や、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]を採用できる。~ [[《スキルドレイン》]]をメインとするならば[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]や[[《ダーク・エルフ》]]、[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]といった[[攻撃力]]が高いものを採用したい。~ また、必然的に[[魔法使い族]]が減るので、[[《魔法族の里》]]及び[[《テラ・フォーミング》]]の採用枚数を減らすか、[[フィールド]]の[[魔法使い族]]の守りをより強固にしなくてはならない。~ この点は[[《命削りの宝札》]]などでカバーしたい。~ ***【憑依装着ビート】 [#charmer] ***【憑依装着ビート】 [#Familiar-Possessed] 【里メタビ】・[[《スキルドレイン》]]軸の一種で、[[元々の攻撃力]]が高い[[憑依装着]][[モンスター]]を採用する。~ 以前までは双方の劣化的な[[ファンデッキ]]だったが、[[憑依]][[カード]]の増加に伴い[[憑依装着]]で固める意義が生まれた。~ [[ドローソース]]の投入により[[《憑依解放》]]・[[《憑依覚醒》]]を引きこみやすく、構造上[[《ダーク・ドリアード》]]との相性が非常に良いために、[[アタッカー]]を継続的に用意できるのも他にない長所である。~ [[《スキルドレイン》]]と相性は悪くなるが、[[《お注射天使リリー》]]や[[《トイ・マジシャン》]]といった、他の[[守備力]]1500の[[モンスター]]も採用できる点も特徴。~ ***【里安地ジョウゲン】 [#jowgen] ***【里安地ジョウゲン】 [#Jowgen] [[【メタビート】]]の中でも[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]に特化した形。~ [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]と[[《魔法族の里》]]により強固な[[ロック]]を仕掛ける事ができるが、[[通常召喚]]された[[モンスター]]にも倒されうる[[攻撃力]]のため、守る手段と[[ダメージ]]を与える手段が必要となる。~ [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]を守る手段として[[《安全地帯》]]・[[《ディメンション・ガーディアン》]]がある。~ [[戦闘]]に関しては[[除去]][[罠カード]]の他に、[[《オネスト》]]や[[《月鏡の盾》]]といった[[カード]]を使う。~ [[戦闘ダメージ]]を与える手段としては[[《魔導師の力》]]等を使うか、他に何体か[[モンスター]]を投入する事で補う。~ //しかし、「[[相手]]が[[特殊召喚]]に依存する」という前提でピンポイント[[メタ]]を張った[[デッキ]]なため、[[【メタビート】]]にはまったく効き目がないので注意。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[ロック]]自体が手軽に行える[[デッキ]]故に、以下のように弱点も多いので、[[マッチ]]2戦目以降は思い切って[[《魔法族の里》]]を捨てて通常の[[ビートダウン]]へと移るのも1つの手。~ 維持の手軽さでは[[《ナチュル・ビースト》]]に分があるため、こちらならではの構築が求められる。~ ***[[魔法カード]]に依存しない[[デッキ]] [#NoSpell] 当然ではあるが[[【フルモンスター】]]や[[【罠モンスター】]]といった、[[モンスター効果]]や[[罠カード]]中心の[[デッキ]]に[[《魔法族の里》]]の効き目は薄く、ひとたび[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[除去]]されると窮地に陥る。~ //[[【水精鱗】]]相手ではそれが顕著になってしまうだろう。~ //[[【征竜】]] また、[[【メタビート】]]のように[[魔法カード]]より[[罠カード]]の比率が大きい[[デッキ]]や、[[手札誘発]][[モンスター]]が大量に[[積まれた>積む]][[デッキ]]が多いのも現状。~ [[モンスター]]対策はもちろん、[[罠カード]]を[[除去]]・[[カウンター]]できる[[カード]]も多く用意したい。~ ***[[相手]]の[[魔法使い族]] [#Spellcaster] [[相手]][[フィールド]]に1体でも[[魔法使い族]]がいれば、それだけで[[《魔法族の里》]]の[[ロック]]は無意味になる。~ [[【墓守】]]や[[【ライトロード】]]はもちろん、他の[[デッキ]]においても採用が見込まれる[[汎用性]]の高い[[魔法使い族]]は増えつつあるのが現状。~ [[モンスター効果]][[メタ]]となる[[《エフェクト・ヴェーラー》]]、[[エクストラデッキ]]に入る[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]は特に採用率が高いので要警戒。~ 更には[[エクストラデッキ]]から容易に呼び出せる[[リンクモンスター]]の登場もこの[[デッキ]]にとって向かい風となっている。~ ***その他 [#Etc] [[《魔法族の里》]]が存在すれば基本的に[[フィールド魔法]]を[[発動]]される心配はない。~ この[[デッキ]]は[[下級モンスター]]が主力ではあるが、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《D・バインド》]]等の[[攻撃]][[ロック]]系[[永続罠]]に弱い[[モンスター]]が多いため、それらへの対応も必要となる。~ ** サンプルレシピ [#sample] -【里メタビ】~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1448~ 地区代表決定戦九州地区(一般の部)ベスト8進出/08.11.30~ -【里メタビ】~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1385~ 地区代表決定戦関西2地区(一般の部)ベスト32進出/08.11.29~ **代表的なカード [#keycard] -[[《魔法族の里》]] -[[《魔導戦士 ブレイカー》]] -[[《霊滅術師 カイクウ》]] **関連リンク [#link] -[[【魔法使い族】]] --[[【ウィッチクラフト】]] --[[【オルターガイスト】]] -[[【メタビート】]] -[[デッキ集]]