*&ruby(アーリー・オブ・ジャスティス){A・O・J};/Ally of Justice [#top]
 [[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]で[[カテゴリ]]化された「A・O・J」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[闇属性]]・[[機械族]]で統一されている。~

-[[光属性]]または[[リバース効果]]([[裏側守備表示]])の[[メタ]]となる[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多いのが特徴。~
「[[ワーム]]に対抗するために作られた兵器」という設定の通り、[[ワーム]]の特性を意識した[[効果]]になっている。~

-[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]の時点ではA・O・Jに関する[[効果]]を持つものは[[《フレムベル・マジカル》]]しか存在しなかった。~
その後、第3弾の[[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]]になってようやくこの[[カテゴリ]]に関する[[効果]]を持つA・O・Jが収録された。~
また、現在までに登場したこの[[カテゴリ]]に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]は3枚、[[魔法・罠カード]]は0枚と非常に少ない。~

-限定された[[メタ]]とサポートの少なさから、統一[[デッキ]]としては[[事故]]率が高く[[【A・O・J】]]自体の完成度は低い。~
一方で[[メタ]]としての性能自体はそれなりのものもあり、単体で[[サイドデッキ]]に投入される[[モンスター]]が多い。~
同様に[[シンクロモンスター]]も[[《A・O・J カタストル》]]、過去には[[《A・O・J ディサイシブ・アームズ》]]が多くの[[デッキ]]に投入されていた。~
DTマスターガイドでは、「[[シンクロモンスター]]に素材条件がないのが特徴」と紹介されており、後述の設定の通り、[[氷結界]]等に投入しても[[効果]]を発揮するコンセプトにはなっている。~
--A・O・J[[シンクロモンスター]]は登場時はA・O・J[[モンスター]]のみで[[シンクロ召喚]]が不可能なものもあり、現在でもA・O・Jのみでは効率の悪い[[レベル]]のものも多い。~
一方で[[【氷結界】]]を始めとしたストーリー上関連性のある[[カテゴリ]]ではそれらの[[シンクロモンスター]]は比較的出しやすい。~
この事から、当初から他の[[デッキ]]で使う事を想定された[[カード]]群と思われる。~

-[[第5弾>DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]]で初めて未収録となり、続く[[第6弾>DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]には収録されたが、[[第7弾>DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!−]]以降の[[DUEL TERMINAL]]では再び未収録になっている。~
なお[[THE SHINING DARKNESS]]では、[[X−セイバー]]や[[フレムベル]]の様にレギュラーパックでの新規[[カード]]が収録されている。~

-「A・O・J」という[[カテゴリ]]名は、「''A''lly ''O''f ''J''ustice」の頭文字である。~
直訳すると「正義の同盟者」、または「正義の味方」という意味になる。~
なお、「ally」は本来「アーリー」ではなく「アライ」と読む。~

--[[第1弾>DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]で登場したこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]は、[[カード名]]が全て神話や伝承に関係するものだった。~
しかし[[第2弾>DUEL TERMINAL −ワームの侵攻!!−]]以降は、外敵である[[ワーム]]を別の言葉で言い変えた単語を含む[[名前>カード名]]や化学実験に関する[[名前>カード名]]がつけられるようになった。~
---また、「A・O・J」と同じ[[闇属性]]・[[機械族]]で「&ruby(アーリー){A};」と名のついた[[モンスター]]も何体か存在している。~
これらは[[DUEL TERMINAL]]において[[A・O・J]]の関連[[カード]]として扱われる。~
また[[第7弾>DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!−]]からは、「A・O・J」と「[[ジェネクス]]」の技術を合わせて開発されたという設定の「[[A・ジェネクス]]」が登場している。~
かつての[[コンセプトデュエル]]では、【バンデット・キース】に投入できないカードとして&ruby(アーリー){A};が指定されていたことがある。~
関連[[カード]]も含め、まとめて使用不可とすることでゲームバランスを取る意図があったのだろう。~

--[[元々の攻撃力]]または[[元々の守備力]]に1200を含む[[モンスター]]が多い。~

-主に[[シンクロモンスター]]の[[イラスト]]に見られる球体のパーツは、[[ヴァイロン]]や[[セイクリッド]]の[[カード]]にも似た意匠が見られる。~
[[《端末世界》]]のストーリーも加味すると、過去の[[インヴェルズ]]と[[セイクリッド]]の戦いで[[ヴァイロン]]を開発した際の機械の製造技術などが地上世界に残っており、それを元に開発が行われた可能性がある。~

-[[モンスター]]には、[[ステータス]]・[[効果]]・[[イラスト]]など、既存の[[モンスター]]をモチーフにしたと思しきものがいくつか存在している。~
小型版[[《A・O・J カタストル》]]のような[[《A・O・J コアデストロイ》]]のほか、[[《阿修羅》]]と[[ステータス]]、[[効果]]がよく似た[[《A・O・J サウザンド・アームズ》]]、マンモスをモチーフにしており、[[《マンモスの墓場》]]と[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]が一致した[[《A・O・J アンノウン・クラッシャー》]]など、[[《端末世界》]]内外を問わない。

-[[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]]のデモシーンのインフォメーションでは、A・O・Jに関する設定が見られる。~
--現住[[種族]]達は、圧倒的な猛威をふるう侵略者[[ワーム]]に有効な手段を講じることができず、苦戦を強いられていた。~
この戦況を打開すべく立ち上がった者たちが、[[種族]]を超えた正義の集団「Ally Of Justice」を結成。~
それまで対立関係にあった者たちがそれぞれの技術を結集し、対[[ワーム]]用の兵器の開発を開始する。~
意思を持って正義のために戦うロボット「A・O・J」の誕生である。~
--[[DTマスターガイド>書籍付属カード]]によると、大陸内でも有力だった[[X−セイバー]]、[[ミスト・バレー]]、[[フレムベル]]、[[氷結界]]の4部族が中心となり、この4つの勢力が各々の技術を結集して開発に着手したとされている。~
初期はそれぞれの部族が独自に開発しており、それらの[[イラスト]]にはそれぞれの部族に似た[[効果]]や[[イラスト]]での特長が見られる。~
また[[DUEL TERMINAL]] NEXTのアドベンチャーモードにおけるストーリーによれば、[[《霞の谷の戦士》]]が中心となって設立された組織だとのこと。~
A・O・Jの隠し[[デッキ]]においても、彼は優先的に投入されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの4期OPに何体かが登場し、その後大会予選に乱入したゴースト軍団「ディアブロ」達によって使用されている。~
[[《A・ボム》]]を含む既に[[OCG]]化されているA・O・Jの他、アニメオリジナルの[[モンスター]]として[[A・O・J]]に関連する[[効果]]を持つ《A・O・J トラクター》が登場した。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルでこの[[カテゴリ]]か「&ruby(アーリー){A};」の名を持つ[[モンスター]]3枚をスキャンすると、[[コンボ]]「A・O・J 分散エネルギー」が発生する。~
スピードデュエルではこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]のみを3枚スキャンすると、隠し[[デッキ]]「&ruby(アームズ・オブ・ジャスティス){Arms・O・J};」が登場。~
また、この[[カテゴリ]]の[[シンクロモンスター]]を3枚スキャンし、[[ワーム]]をスキャンしなかった場合、隠し[[デッキ]]「&ruby(アノマリー・オブ・ジャスティス){Anomaly・O・J};」が登場する。~
NEXTのアドベンチャーモードのDT世界編では前期の[[カテゴリ]]の[[モンスター]]達が登場するが、これらの[[モンスター]]は作られた兵器という設定のためか登場しない。~
その代わり、すけっとモンスターとしてこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]が手に入る事が多い。~

--A・O・Jは全て[[闇属性]]だが、[[攻撃]]モーションは[[レーザーブレード>《A・O・J ガラドホルグ》]]や[[ビーム>《A・O・J ライト・ゲイザー》]]など、光を使った[[攻撃]]をするものが多い。~
[[《A・O・J ライト・ゲイザー》]]の存在を踏まえると、[[相手]]から吸い取った光をも動力源としているのかもしれない。~

--[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]、[[4>ゲーム付属カード#TF4]]には[[【A・O・J】]]を使う対戦相手が登場するが、非常に個性のある[[デッキ]]名が印象的である。~
それぞれ「A・O・J」と書いて、前者は「新たな・俺の・ジャスティス」、後者は「あしたは・おはよう・ジャンピング」と読ませる。~

//--デュエルリンクスの期間限定イベント「異次元の塔〜闇の章〜」では異次元の住人が「暗闇の正義 Lv.30」というこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]が入った[[デッキ]]を使用する。~
//[[《DNA移植手術》]]と[[装備魔法]]の併用でA・O・Jの[[効果]]を最大限に発揮するため、非常に手強い。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]を題材とした漫画SEVENSには、この[[カテゴリ]]のパロディである[[効果モンスター]]《アリ・オブ・ジャスティス》が登場している。~

**関連リンク [#link]
―「A・O・J」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「A・O・J」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[通常モンスター]]
--[[レベル]]6
---[[《A・O・J クラウソラス》]] 

-[[効果モンスター]]
--[[レベル]]2
---※[[《A・O・J アンリミッター》]]
--[[レベル]]3
---[[《A・O・J アンノウン・クラッシャー》]]
---[[《A・O・J コアデストロイ》]]
---[[《A・O・J サイクルリーダー》]]
---[[《A・O・J サイクロン・クリエイター》]]
---[[《A・O・J リサーチャー》]]
--[[レベル]]4
---[[《A・O・J ガラドホルグ》]]
---[[《A・O・J サウザンド・アームズ》]]
---[[《A・O・J D.D.チェッカー》]]
---[[《A・O・J ブラインド・サッカー》]]
---[[《A・O・J リバース・ブレイク》]]
--[[レベル]]5
---[[《A・O・J リーサル・ウェポン》]]
---[[《A・O・J ルドラ》]]
--[[レベル]]6
---[[《A・O・J エネミー・キャッチャー》]]
--[[レベル]]8
---[[《A・O・J コズミック・クローザー》]]
---※[[《A・O・J サンダー・アーマー》]]

-[[シンクロモンスター]]
--[[レベル]]5
---[[《A・O・J カタストル》]]
--[[レベル]]8
---[[《A・O・J ライト・ゲイザー》]]
--[[レベル]]9
---[[《A・O・J フィールド・マーシャル》]]
--[[レベル]]10
---[[《A・O・J ディサイシブ・アームズ》]]

―「A・O・J」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《フレムベル・マジカル》]]

―その他のリンク
-[[《A・ボム》]]

-[[《A・マインド》]]

-[[《ヴェルズ・ゴーレム》]]

-[[《A・O・G リターンゼロ》]]

-[[【A・O・J】]]

-[[X−セイバー]]
-[[ミスト・バレー]]
-[[フレムベル]]
-[[氷結界]]
-[[ジェネクス]]
-[[A・ジェネクス]]

-[[カテゴリ]]