*&ruby(アドバンスド){A};&ruby(ほうぎょくじゅう){宝玉獣};/Advanced Crystal Beast [#top]
 [[ANIMATION CHRONICLE 2022]]で[[カテゴリ]]化された「A宝玉獣」と名のついた[[カード]]群。~
 [[カテゴリ]]名から[[宝玉獣]]にも含まれ、属する[[モンスター]]は以下の共通[[テキスト]]を持つ。~

 (1):フィールドゾーンに「アドバンスド・ダーク」が存在しない場合にこのモンスターは墓地へ送られる。
 (X):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、
 墓地へ送らずに永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。

-(1)の[[自壊]]方法は、[[破壊]]ではなく[[墓地へ送る]]であるため[[宝玉獣]]共通[[効果]]にも繋がらない完全な[[デメリット]][[効果]]。~
これにより[[《アドバンスド・ダーク》]]との併用は必須であり、あちらにより[[フィールド]]と[[墓地]]に存在する間は実質的に[[属性]]は[[闇属性]]となる。~
あくまで[[モンスターゾーン]]で[[適用]]される[[永続効果]]であり、[[魔法&罠ゾーン]]に存在している[[A宝玉獣]]は[[《アドバンスド・ダーク》]]が存在せずとも[[自壊]]しない。~
あくまで[[モンスターゾーン]]で[[適用]]される[[永続効果]]であり、[[魔法&罠ゾーン]]に存在しているA宝玉獣は[[《アドバンスド・ダーク》]]が存在せずとも[[自壊]]しない。~
また、[[《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》]]などで[[効果]]を[[無効]]にして[[特殊召喚]]することでも[[自壊]]を回避できる。~

-元の[[宝玉獣]]と比較すると[[《アドバンスド・ダーク》]]が存在しない場合に維持できない[[デメリット]]を抱える代わりに、各々が持つ固有[[効果]]が(原則)強化されている。~
また、[[《A宝玉獣 アンバー・マンモス》]]と[[《A宝玉獣 コバルト・イーグル》]]は固有[[効果]]の数自体が増えている。~
なお、固有[[効果]]はいずれも元の[[宝玉獣]]の固有[[効果]]と関連性がある。~
--ただし、元々の時点で有用な固有[[効果]]を備えていた[[《A宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]や[[《A宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]は一概に強化だけが成されているとは言えない。~
(例えば、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]は他の[[カードの効果]]による[[特殊召喚]]も固有[[効果]]の[[トリガー]]になるのに対し、[[《A宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]は[[トリガー]]にならない)~
逆に、固有[[効果]]が増えている前述の2体は、元々の[[効果]]の有用性が低かった物であるなど、全体のパワーバランスが均一になる様に調整されている。~

-[[イラスト]]デザインは元の[[宝玉獣]]の手足や尾などが金属製の黒い装甲で覆われているような造形となっており、目が赤く光って顔つきも狂暴化している。~
背景も元となった宝石が描かれているのは同じだが、色合いは元の[[宝玉獣]]のものと比べて濃く暗いものとなっている。~
下記のアニメでの[[召喚]]時の演出に加え、各々の[[攻撃]]名や関連性の深い[[《アドバンスド・ダーク》]]・[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]の[[カード名]]に共通して「ダーク」が含まれている事など、全体として[[闇>闇属性]]の存在という点を示すと思わしい要素が散見される。~
実際にはいずれの[[モンスター]]も元となった[[宝玉獣]]とは同じ[[属性]]であり、[[闇属性]]のものは1体も存在しない。~
ただし、[[《アドバンスド・ダーク》]]との併用が前提となるので、[[フィールド]]・[[墓地]]に存在する間は[[闇属性]]となっている事が多い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて[[ユベル>《ユベル》]]に憑依されている状態のヨハンが使用する[[モンスター]]群。~
[[ユベル>《ユベル》]]が[[宝玉獣]]から生み出した[[カード]]であることが示唆されており、[[宝玉獣]]の精霊たちが持つ本来の意識は[[ユベル>《ユベル》]]により強固に封じられている。~
切り札である[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]も[[ユベル>《ユベル》]]の手によって[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]となり、この中にヨハンの魂が封じ込められていた。~
十代が[[《E・HERO ストーム・ネオス》]]の[[効果]]で[[《アドバンスド・ダーク》]]を[[破壊]]したことで[[宝玉獣]]たちの意識は[[ユベル>《ユベル》]]から解放され、さらに[[《超融合》]]によって[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]からヨハンを救い出したことで、[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]と共に[[宝玉獣]]も[[A宝玉獣]]から元の姿・[[カード]]に戻った。~
十代が[[《E・HERO ストーム・ネオス》]]の[[効果]]で[[《アドバンスド・ダーク》]]を[[破壊]]したことで[[宝玉獣]]たちの意識は[[ユベル>《ユベル》]]から解放され、さらに[[《超融合》]]によって[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]からヨハンを救い出したことで、[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]と共に[[宝玉獣]]もA宝玉獣から元の姿・[[カード]]に戻った。~

--作中の描写を見る限り、[[ユベル>《ユベル》]]がヨハンに憑依した上で[[宝玉獣]]と[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]をこれらに変化させたのは、[[《超融合》]]完成のために十代の心の闇を揺さぶる、心理的な目的のためと思われる。~
そのためか、類似する覇王十代の[[E−HERO]]のような「効果がより強力になる」側面が無く、後述の通り性能面では据え置きどころか弱体化している。

--アニメ内では元の[[宝玉獣]]と[[同名カード]]として扱われ、[[《アドバンスド・ダーク》]]が存在しない場合に[[自壊]]する[[デメリット]]以外は、元の[[宝玉獣]]と同じ[[効果]]であった。~
[[OCG]]と違い「この[[カード]]を[[破壊]]する」と言う[[テキスト]]だったため、[[永続魔法]]状態の物も[[自壊]]している。~
[[モンスター]]状態の物も[[破壊]]された後直接[[墓地]]に行っているが、[[永続魔法]]となってもその直後に結局[[自壊]]するため、その過程を省略されたか、もしくは[[任意効果]]を[[発動]]しなかったのだろう。~
なお、アニメでの[[《アドバンスド・ダーク》]]は『「A宝玉獣」及び「[[究極宝玉神]]」』専用の[[サポートカード]]であった。~

---[[《アドバンスド・ダーク》]]の[[効果]]を受けられる[[メリット]]はあるが、「アドバンスド(advanced/進化した)」という名前を持つ割に単体では[[デメリット]]が付随しただけであった。~
[[OCG]]では固有[[効果]]が強化されている他、[[デメリット]]に関しても、[[発動]]する状態が[[カード]]から[[モンスター>モンスターカード]]に変更されたため、[[永続魔法]]は[[自壊]]しないように緩和されている。~
(その分[[自壊]]から[[墓地へ送る]]に変更されているため、[[デメリット]]を利用して[[永続魔法]]にする事が出来ないのは変わらない)~
とはいえ緩和されてもやはり[[デメリット]]は重いため、元の[[宝玉獣]]とは[[相互互換]]の関係に留まる。~

---[[《アドバンスド・ダーク》]]以外にA宝玉獣固有の[[サポートカード]]は使用されておらず、[[《宝玉の導き》]]などの通常の[[宝玉獣]]と同じものを使用している。~

--[[同名カード]]として扱う[[効果]]が無くなったため、[[究極宝玉神]]関連の7種類を数える際に、元の[[宝玉獣]]とA宝玉獣を別[[カード]]としてカウントすることができるようになった点は強化されている。~
一方で、固有[[効果]]はA宝玉獣ではない[[宝玉獣]]に対応しなくなってしまっている。~
もっとも、上記のアニメでの「[[宝玉獣]]が戒められた存在」という設定を鑑みれば、元の[[宝玉獣]]をサポートしないという点はむしろ原作通りともいえる。~

--元の[[宝玉獣]]同様、[[召喚]]される際には元となった宝玉が現れ、それが砕けて各[[モンスター]]が現れるという演出が行われる。~
ただし元の[[宝玉獣]]の演出が「宝玉が輝きながら砕け、光の中から[[宝玉獣]]が現れる」というものだったのに対し、こちらは「宝玉の中で闇が広がり、宝玉が砕けた後にその闇の中からA宝玉獣が現れる」という対照的なものとなっている。~

--[[攻撃]]名は「(元となった宝玉の名称)・ダーク・(固有の単語)」という形式に統一されている。~
単に元の[[宝玉獣]]の[[攻撃]]名に「ダーク」が付いただけではなく、「[[サファイア・トルネード>《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]」→「[[サファイア・ダーク・ホーン>《A宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]」のように固有単語の部分が変化しているものも存在する。~

--[[OCG]]では10年以上もの間、[[《アドバンスド・ダーク》]]の[[イラスト]]内でしか姿を確認できない[[モンスター]]群であったが、その[[《アドバンスド・ダーク》]]もアニメでの登場時から5年近く経過してから[[OCG]]化された[[カード]]である。~
--[[OCG]]では10年以上もの間、[[《アドバンスド・ダーク》]]の[[イラスト]]内でしか姿を確認できない[[モンスター]]群だったが、その[[《アドバンスド・ダーク》]]もアニメ登場から5年近く経過して[[OCG]]化された[[カード]]である。~
アニメでの登場時から実に約15年を経てようやく、[[ユベル>《ユベル》]]憑依時のヨハンの[[デッキ]]を大方再現することができるようになった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連リンク [#link]
―「A宝玉獣」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「A宝玉獣」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--※[[《A宝玉獣 アメジスト・キャット》]]
--※[[《A宝玉獣 アンバー・マンモス》]]
--[[《A宝玉獣 エメラルド・タートル》]]
--※[[《A宝玉獣 コバルト・イーグル》]]
--※[[《A宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]
--※[[《A宝玉獣 トパーズ・タイガー》]]
--※[[《A宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]

//―「A宝玉獣」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//-[[《》]]

―その他のリンク
-[[宝玉獣]]
-[[宝玉]]

-[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]

-[[《アドバンスド・ダーク》]]

-[[【A宝玉獣】>【宝玉獣】#AdvancedCrystalBeast]]

-[[カテゴリ]]

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