*アンティーク・ギア/Ancient Gear [#top]
 [[SHADOW OF INFINITY]]で[[カテゴリ]]化された「アンティーク・ギア」と名のついた[[カード]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[機械族]]で統一されており、[[闇属性]]の[[《古代の機械混沌巨人》]]を除き[[地属性]]である。~

-時の経過と共に段階的に拡張された[[カテゴリ]]の1つ。~
[[《古代の機械巨人》]]等が登場した[[THE LOST MILLENNIUM]]の時点では(当wikiでの区分による)[[カテゴリ]]化はされていなかった。~
正式な[[カテゴリ]]になったのは[[《古代の機械工場》]]などが登場した[[SHADOW OF INFINITY]]からであるが、この時点では[[モンスター]]のみを範囲としていた。~
その後、[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で[[《魔法の歯車》]]が登場する事で[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在できる[[魔法・罠カード]]も含まれるようになった。~
更に時を経た[[ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]]で[[《古代の機械飛竜》]]が登場した事により、全ての[[魔法・罠カード]]が[[カテゴリ]]に含まれる形へと至った。~

-[[カテゴリ]]全体の特徴として、以下の[[永続効果]]またはそれに類似した[[永続効果]]を持つものが多い。~
 (X):このカードが攻撃する場合、
 相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
この[[効果]]は[[攻撃宣言]]を行った瞬間から[[適用]]されるため、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]や、[[コンバットトリック]]系の[[魔法・罠カード]]の[[カードの発動]]が不可能になる。~
ただし、「[[バトルフェイズ]]の[[スタートステップ]]」の間は[[相手]]も[[魔法・罠カード]]が使用可能なので注意。~
また、[[魔法・罠カード]]の「[[カードの発動]]ではない[[効果の発動]]」も妨害することはできない。~

--始まりの[[カード]]である[[《古代の機械巨人》]]がこの[[効果]]を持っていたのが[[カテゴリ]]全体の特徴に広がった形である。~

--その他、「[[召喚条件]]を無視しての[[特殊召喚]][[効果]]」や「[[発動]][[ターン]](または[[発動]]後)に[[セット]]を封じる制約」も多く見られる。~
前者は[[《古代の機械巨人》]]が通常の方法では[[特殊召喚]]できない制約を持つ点が考慮されたためであろう。~
後者は[[《古代の採掘機》]]の[[出張]]採用を封じるために設けられたものと思われる。~

-「古代の機械」と書いて「アンティーク・ギア」と読ませる[[カード]]が多いが、いくつか例外もある。~
[[《古代の歯車》]]・[[《古代の歯車機械》]]・[[《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》]]・[[《古代の採掘機》]]・[[《古代の整備場》]]の5枚が存在する。~
このためか、[[カテゴリ]]の指定はルビである「アンティーク・ギア」が使われている。~

--[[カード名]]のルビは「アンティーク・ギア○○」のものがほとんどだが、一部は「アンティーク・ギア・○○」という○○の前に中点を挟むものが見られる。~
[[《古代の機械熱核竜》]]と[[融合モンスター]]の[[カード名]]には後者が用いられている。~

-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]収録のこの[[カテゴリ]]の[[カード]]には、[[ガジェット]]と密接な関係を持つ[[カード]]が存在する。~
しかしアンティーク・ギアと[[ガジェット]]の相性はあまり良いわけではなく、両者を併用した[[デッキ]]が組まれる事はほとんどなかった。~
--以前は「[[《歯車街》]]+アンティーク・ギア」を[[出張]]させた[[【コアガジェット】]]などが存在する程度だった。~
アンティーク・ギアと[[ガジェット]]の両方に属する[[《古代の歯車機械》]]が登場してからは、[[【古代の機械】]]側に[[ガジェット]]を組み込み易くなった。~

-「アンティーク(Antique)」とは、フランス語で骨董品を意味する。~
[[英語名]]は「Ancient Gear」と、日本語名の文字とルビを折衷した形になっている。~

-モチーフとなったのは[[オーパーツ>先史遺産]]の一種で、 ギリシャのアンティキティラ島近海で発見された青銅製の歯車式機械だろうか。~
天体運行を計算するために作られた古代ギリシアの歯車式機械だといわれており、紀元前2世紀に作成されたにもかかわらず恐るべき精巧さで知られる。~
--アニメZEXALにおいてもモチーフを同じくする[[通常罠]]《アンティキティラ・ギア》が登場している。~

--[[マシンガン>《古代の機械兵士》]]や[[火炎放射器>《古代の機械猟犬》]]など、「古代の機械」とは思えない[[攻撃]]方法の[[モンスター]]も存在する。~
これも[[オーパーツ>先史遺産]]をモチーフとするが故のことなのだろうか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、デュエルアカデミア教諭であるクロノス・デ・メディチが使用する[[カード群>カテゴリ]]。~
特に[[《古代の機械巨人》]]は第1話における敵側のエース[[モンスター]]として登場し、その後もクロノスが行った全ての[[デュエル]]で大きな役割を果たした。~
GXの[[カテゴリ]]としては珍しく、[[サポートカード]]も含めてアニメGX作中の関連[[カード]]全てが[[OCG]]化されており、[[OCG]]からも独自の新[[カード]]が登場する傾向にある。~

--アニメではサポートの指定は「&ruby(アンティーク・ギア){古代の機械};」だった。~
後のARC-Vに登場した関連[[カード]]は片仮名の「アンティーク・ギア」表記指定の[[カード]]も登場している。~

--初登場時では、観客の生徒やカイザー亮から「[[暗黒の>《古代の機械暗黒巨人》]]中世[[デッキ]]」との異名で呼ばれていた。~
この[[デッキ]]名は、TAG FORCEシリーズなどのゲーム作品でも使用されている。~

--アニメGX内では、他にも「翔vs神楽坂」戦で神楽坂が[[《古代の機械巨人》]]を使用しているため、どうやら一般普及している[[カテゴリ]]のようである。~

--アニメ5D'sにおいて、デュエルアカデミアの教頭であるルドルフ・ハイトマンがこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]を使用している。~

--アニメARC-Vでは、融合次元のアカデミアのデュエリスト達がこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]を使用している。~
オベリスク・フォースやロジェの様にこの[[カテゴリ]]のみを使用する者もいれば、デニスの様に他の[[カテゴリ]]との混合[[デッキ]]や、ユーリの様に別の[[デッキ]]と使い分ける者もいるなど使用方法は多岐に渡る。~
---アニメGXではクロノスの最後の[[デュエル]]で[[融合モンスター]]が初登場したが、ARC-Vでは完全に[[融合召喚]]テーマとして扱われており、[[融合召喚]]に関する[[カード]]や[[融合モンスター]]が多数登場している。~
素良からは「優等生用の特別[[デッキ]]の切り札が[[アドバンス召喚]]なわけがない」とまで発言されるほど[[融合召喚]]が基本の様である。~
また、ARC-Vで行われている「アクションデュエル」では[[バトルフェイズ]]中に[[アクションカード>魔法カード]]を[[発動]]することが多いため、それらを封じるこのテーマは一種の[[メタ]]になっている。~

---116話におけるアカデミアの授業では複数のアンティーク・ギアの[[カード名]]が確認でき、更に個々の能力や[[ステータス]]が評価されている。~
上から順に[[《古代の機械箱》]]・[[《古代の機械兵士》]]・[[《古代の機械騎士》]]・[[《古代の機械獣》]]・[[《古代の機械巨人》]]が確認できる。~
他に[[カード名]]が確認できない[[カード]]が2つあるが、一番下は名前の長さと最後に見える「人」という文字、及び評価内容から[[《古代の機械究極巨人》]]の可能性がある。~
同じく評価内容及び残っている[[カード]]から判断するに、下から2番目は[[《古代の機械巨竜》]]だと思われる。~

--[[OCG]]化されていない[[カード]]として、アニメARC-Vで[[融合モンスター]]《&ruby(アンティーク・ギア・ダブルバイト・ハウンドドッグ){古代の機械双頭猟犬};》・《&ruby(アンティーク・ギア・トリプルバイト・ハウンドドッグ){古代の機械参頭猟犬};》・《&ruby(アンティーク・ギア・アルティメット・ハウンドドッグ){古代の機械究極猟犬};》、[[通常魔法]]《&ruby(アンティーク・ギア・インスペクション){古代の機械点検};》・《&ruby(アンティーク・ギア・カオス・フュージョン){古代の機械混沌融合};》・《&ruby(アンティーク・ギア・スクラップ・フュージョン){古代の機械廃棄融合};》・《&ruby(アンティーク・ギア・ダブルイミテート){古代の機械双造};》、[[装備魔法]]《&ruby(アンテョーク・ギア・マジック・シールド){古代の機械魔盾};》・《&ruby(アンティーク・ギアマスク){古代の機械仮面};》、[[通常罠]]《&ruby(アンティーク・ギア・リバース・フュージョン){古代の機械再生融合};》・《&ruby(アンフィニッシュド・アンティーク・ギア){未完の古代の機械};》、[[永続罠]]《&ruby(アンティーク・ギアブースター){古代の機械増幅器};》・《&ruby(アンティーク・ギアスパークショット){古代の機械閃光弾};》が登場している。~
--アニメGX・5D'sに登場した[[モンスター]]以外の[[カード]]は[[魔法カード]]のみであるが、アニメARC-Vにおいては(未[[OCG]][[カード]]を含めて)[[罠カード]]も登場している。

-コナミのゲーム作品において―~
「デュエルリンクス」ではクロノス・デ・メディチに専用ボイスが設定されている。~
GXでの使用[[カード]]に加え、[[OCG]]オリジナルやARC-Vの[[カード]]にも設定されている。

**関連リンク [#link]
―「アンティーク・ギア」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「アンティーク・ギア」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[レベル]]2
---[[《古代の歯車》]]
---[[《古代の機械砲台》]]
---[[《古代の機械像》]]
--[[レベル]]3
---※[[《古代の機械猟犬》]]
--[[レベル]]4
---[[《古代の歯車機械》]]
---※[[《古代の機械司令》]]
---[[《古代の機械兵士》]]
---※[[《古代の機械戦車兵》]]
---[[《古代の機械騎士》]]
---[[《古代の機械素体》]]
---[[《古代の機械箱》]]
---※[[《古代の機械飛竜》]]
--[[レベル]]5
---[[《古代の機械工兵》]]
---[[《古代の機械竜》]]
--[[レベル]]6
---[[《古代の機械合成獣》]]
---[[《古代の機械獣》]]
--[[レベル]]7
---※[[《古代の機械合成竜》]]
--[[レベル]]8
---[[《古代の機械巨竜》]]
---[[《古代の機械巨人》]]
---※[[《古代の機械巨人−アルティメット・パウンド》]]
---※[[《古代の機械暗黒巨人》]]
---[[《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》]]
--[[レベル]]9
---※[[《古代の機械熱核竜》]]

-[[融合モンスター]]
--[[レベル]]8
---※[[《古代の機械魔神》]]
--[[レベル]]9
---[[《古代の機械超巨人》]]
--[[レベル]]10
---[[《古代の機械究極巨人》]]
---[[《古代の機械混沌巨人》]]

-[[リンクモンスター]]
--[[リンク]]2
---※[[《古代の機械弩士》]]

-[[モンスタートークン]]
--[[レベル]]1
---[[古代の歯車トークン]]

―「アンティーク・ギア」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
 ※は「アンティーク・ギア」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]
-[[通常魔法]]
--※[[《古代の機械射出機》]]
--※[[《古代の整備場》]]
--※[[《古代の採掘機》]]
--※[[《古代の機械工場》]]
--※[[《古代の機械融合》]]
--※[[《古代の機械爆弾》]]
-[[永続魔法]]
--※[[《古代の進軍》]]
--※[[《古代の機械城》]]
--※[[《古代の機械要塞》]]
-[[装備魔法]]
--※[[《古代の機械戦車》]]
--※[[《古代の機械掌》]]

-[[永続罠]]
--[[《古代の機械競闘》]]
--※[[《古代の機械蘇生》]]

―「アンティーク・ギア」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《歯車街》]]
-[[《魔法の歯車》]]

-[[《競闘−クロス・ディメンション》]]

―その他のリンク
-[[【古代の機械】]]

-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]
-[[ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]]

-[[カテゴリ]]