*サイレント・マジシャン/Silent Magician [#top]
 [[デュエリストパック−王の記憶編−]]で[[カテゴリ]]化された「サイレント・マジシャン」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[光属性]]・[[魔法使い族]]で統一されている。~

 [[サイレント・ソードマン]]と同様、[[LVモンスター>LV]]に属する[[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]・[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]の2体と、[[LVモンスター>LV]]ではない2体が存在する。~
 それぞれの[[効果]]にある程度の[[シナジー]]はあるため、[[LVモンスター>LV]]に属するものと属さないものを混ぜて[[デッキ]]を組むことは可能。~

 [[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]と[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]については、[[LVモンスター>LV]]としては珍しく、[[効果]]に類似性がない。~
 [[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]は[[相手]]の[[ドロー]]に反応して[[魔力カウンター]]を乗せる[[効果]]と[[魔力カウンター]]の数に比例した[[自己強化]][[効果]]、[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]は[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]である。~
 [[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]から[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]へは、[[自分]][[スタンバイフェイズ]]時に[[魔力カウンター]]が5つ乗った[[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]を[[墓地へ送る]]事で「レベルアップ」する。~

-属する[[モンスター]]自体は[[遊戯王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR 付属カード>ゲーム付属カード#NT]]で[[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]・[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]が登場していたが、正式な[[カテゴリ]]になったのは上記シリーズからである。~
[[カテゴリ]]成立までに約11年を要している。~

-[[LV]]を持たない2体のうち、[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]は[[LV]]を持つ3体と[[シナジー]]のある[[効果]]である。~
[[《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]も[[シナジー]]は存在するものの、[[《光の黄金櫃》]]がないと[[適用]]できない[[効果]]を持っているため、基本的には【光の黄金櫃】での採用となる。~

-アニメでの描写含め、[[サイレント・ソードマン]]と対になるような存在であり、[[カード名]]も「サイレント」の名を持つ[[剣士>戦士族]]と[[魔法使い>魔法使い族]]ということで対になっている。~
新規[[カード]]も対になる形で登場する傾向にあるが、同じ[[LV]][[モンスター]]であること以外、お互いの[[カテゴリ]]で[[効果]]自体に関連性や大きな[[シナジー]]はあまりない。~
唯一[[《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]のみ、【光の黄金櫃】にて[[《サイレント・ソードマン・ゼロ》]]と共に採用できる[[カード]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
「記憶編」の「遊戯vs闇バクラ」戦以降、遊戯が使用するカード。~
アテムの力を借りず、自らの力で組み上げた遊戯自身の[[デッキ]]の主力[[モンスター]]である。~
「記憶編」の「表遊戯vs闇バクラ」戦ではレベルアップを繰り返したものの決定打にはならず、[[《破壊竜ガンドラ》]]の[[生け贄]]となった。~
「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦でも登場。~
[[《天よりの宝札》]](原作仕様)で[[攻撃力]]を飛躍的に上昇させ、[[《ブラック・マジシャン》]]と[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を返り討ちにし、その後の[[直接攻撃]]にて最後の[[デュエル]]を[[飾った>フィニッシャー]]。~
[[攻撃]]名は「[[サイレント・バーニング>《サイレント・バーニング》]]」。~

--原作では《サイレント・マジシャン》という[[カード名]]の1枚の[[カード]]である。~
[[相手]]が[[カード]]を[[ドロー]]するたびに[[ドロー]]した[[カード]]1枚につき[[攻撃力]]を500アップする[[効果]]を持ち、そのたびに《サイレント・マジシャン》の身長が伸びて成長するという性質を持っていた。~
[[OCG]]では成長前の姿を[[《サイレント・マジシャン LV4》]]、成長後の姿を[[《サイレント・マジシャン LV8》]]の2枚に分けて再現している。~
---[[《サイレント・マジシャン LV4》]]は[[OCG]]化に際して「[[相手]]が[[ドロー]]する度に[[魔力カウンター]]を乗せる」[[効果]]へとアレンジされた。~
しかし、「[[ドロー]]した回数」を数えるために、原作と比較して実質的な[[弱体化]]を受けてしまっている。~
[[リメイク]]された[[《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]は「[[ドロー]]した枚数」を数えるようになったため、原作に近い[[効果]]となっている。~

--原作の[[サイレント・ソードマン]]は[[カード名]]自体に《サイレント・ソードマンLV0》と[[LV]]表記があったのに対して、この[[カード]]には無い。~
ただし劇中では、無強化状態を「[[サイレント・マジシャンLV0>《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]」、1段階強化を「サイレント・マジシャンLV1」と[[LV]]をつけて呼ばれていた。~

--アニメでは服の色が[[OCG]]と大きく異なり、赤と黒を基調としたカラーリングである。~
また、[[カード名]]は[[《&ruby(サイレント・マジシャン){沈黙の魔術師};》>《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]と記されていた。~
--アニメでの[[カード名]]は[[《&ruby(サイレント・マジシャン){沈黙の魔術師};》>《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]と記されており、服の色も[[OCG]]と異なり赤と黒を基調としたカラーリングである。~
この色違い版は[[ANIMATION CHRONICLE 2024]]にて[[カード]]化されることとなる。~

--劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』における「戦いの儀」の回想シーンでは[[OCG]]版のカラーリングが使用されていた。~

--アニメGXの「万丈目vsエド」戦にて万丈目が使用した[[通常罠]]《レベル・ソウル》の[[イラスト]]では、[[LV4>《サイレント・マジシャン LV4》]]から[[LV8>《サイレント・マジシャン LV8》]]に進化する様子が描かれている。~
カラーは[[OCG]]版に準拠している。

**関連リンク [#link]
―「サイレント・マジシャン」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「サイレント・マジシャン」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]
--[[《サイレント・マジシャン LV4》]]

-[[特殊召喚モンスター]]
--[[《サイレント・マジシャン LV8》]]
--※[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]

―「サイレント・マジシャン」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]

-[[《サイレント・バーニング》]]

―その他のリンク
-[[《沈黙の魔導剣士−サイレント・パラディン》]]

-[[魔力カウンター]]

-[[LV]]
-[[サイレント・ソードマン]]

-[[カテゴリ]]