*ダークネス [#top]
 [[ボス専用カード>ボスデュエル]]で登場した「ダークネス」と名のついた[[永続罠]][[カード]]群。~

-「ダークネス」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]は、[[ボス専用カード>ボスデュエル]]のみ。~
そのため、実質的には存在しない[[カテゴリ]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
「ダークネス」とは、アニメGXにおける登場人物の一人。~
山羊のような形状の頭蓋骨と人間の外骨格に漆黒のローブを纏い、背中には左右非対称の位置にある5枚の翼が生えているという、一般的な悪魔・邪神のイメージを具現化したような容姿である。~
本人が言う所によると「かつて宇宙が1枚の[[カード]]の表と裏から誕生した際に、その[[カード]]の裏側から生まれ出でた暗黒面そのもの」であるらしい。~
それ故に闇という概念そのものとでも言うべき存在であるため完全に消滅させることは事実上不可能である。~
自らの分身である「ミスターT」を使役して次々とデュエリストを倒し、最終的には世界中の殆どの人間を自らの住まう虚無の世界へと引き込んでいった。~
また藤原優介の心の闇に付け込むことで彼を洗脳し、自らの手足として操っていた。~
最終的には十代との[[デュエル]]に敗れ、自身の復活を予言しながら閃光と共に消滅し、同時にダークネスの作り上げた虚無の世界も崩壊した。~

--[[デュエル]]においては、「ダークネス」と名のついた[[モンスター]]とそのサポート及び、[[フィールド魔法]][[《ダークネス》>《ダークネス/魔法A》]]と5枚の[[永続罠]]を利用するトリッキーな戦術をとる。~
[[ボスデュエル]]においては、逆に[[罠カード]]の方が「ダークネス」サポートとして登場している。~

---なお、[[発動]]時に自身の[[魔法&罠ゾーン]]の[[カード]]を全て[[破壊]]する[[《ダークネス》>《ダークネス/魔法A》]]が[[セット]]された際に再[[発動]]を行っていないことから、5枚の[[永続罠]]は全て1枚ずつしか[[デッキ]]に投入されていないものと思われる。~

--背中に生えている羽は作中ではデュエルディスクとして使用されていた。~

--本人の登場は放送4年目が初登場なのだが、「ダークネス」という名前とそれに関連する設定自体は放送1年目の天上院吹雪の登場に前後して既に明かされていた。~
そのダークネスの力で進化したものとして[[《真紅眼の闇竜》]]・[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]があるが、彼自体との関連性は言及されないまま放送が終了してしまった。~

--本人曰く「真実の闇」との事だが、本作では宇宙に生命を育んだとされる「優しき闇」や主人公の「正しき闇の力」、「心の闇」によって生まれる覇王の力や「破滅の光」など、敵味方にわたって闇や光という用語が使われたため、物議を醸した。~
なお自身については「人間の未来そのもの」や「野心はない」と発言していることから、次作5D'sにおけるモーメントの暴走や[[機皇帝]]と同様、多くのSF作品で描かれる「人間が辿る滅亡(または文明の崩壊)の象徴」として位置づけられたキャラクターともとれる。~

--アニメGXのラスボスというべきキャラクターであり、上記の通り歴代作品を通しても相当にスケールの大きい設定を持つ強大な存在なのだが、[[デュエル]]に要した放送時間は他の主要キャラクターと変わらない2回分だった。~
使用する[[カード]]も、[[ランダム性の高いカード>《ダークネス/魔法A》]]や[[確率の低いギャンブルカード>《ダークネス/罠A》]]といった[[パワーカード]]と呼ぶには扱いづらい[[カード]]を使用している。~
[[切り札のモンスター>《ダークネス・ネオスフィア》]]の[[攻撃力]]や[[効果]]も他のボスキャラクターの[[モンスター]]に比べると(単体では)そこまで強力でもない。~
さらに、[[モンスター効果]]との[[コンボ]]をこっそり使用していたことを見破った[[ユベル>《ユベル》]]には「神を名乗る割にはセコイ手を使う」と言われてしまっており、自力での[[ギャンブル]]の成功は最後までできなかった。~
総じて不遇の印象があるボスキャラクターである。~

---アニメGXの集大成のゲームである[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]も彼が使った[[オリジナルカード]]は全くないどころか、ダークネス自体が登場していない。~
ゲームでのラスボス的ポジションは藤原になっており、ダークネスの概念は存在しているものの、本人の存在はなかったかのようにされている。~
他のボス的存在(影丸、斎王、ユベルなど)は全て登場し、アニメ5D'sのラスボス的存在のZ-ONEは[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]では登場しているため、ゲーム内でもかなり不遇となっている。~

---こうした境遇を受けてか、[[ボスデュエル]]における[[カード]]はアニメ版より大幅に強化されており、他のボスキャラクターに引けをとらない[[デッキ]]となっている。~
---こうした境遇を受けてか、[[ボスデュエル]]における[[カード]]はアニメ版より大幅に[[強化]]されており、他のボスキャラクターに引けをとらない[[デッキ]]となっている。~

--アニメでの[[カテゴリ]]としては、「ダークネス」[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[モンスター]]《ダークネス・ネクロスライム》が登場している。~
//[[通常罠]]《ダークネス・ハーフ》

--アニメ5D'sで度々使用された[[魔法カード]]《&ruby(スピードスペル){Sp};−ジ・エンド・オブ・ストーム》の[[イラスト]]に描かれている人物は、細部は違うがダークネスに酷似している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では通常の[[デュエル]]で使用可能な[[シリーズカード]]として登場している。~
[[RUSH:ダークネス]]を参照。~
あちらも「心の闇」が題材となっている。~

**関連リンク [#link]
―「ダークネス」と名のついた[[永続罠]]~
 ※は「ダークネス」に関する[[効果]]を持つ[[永続罠]]
-[[《ダークネス/罠A》]]
-[[《ダークネス/罠B》]]
-※[[《ダークネス/罠C》]]
-※[[《ダークネス/罠D》]]
-※[[《ダークネス/罠E》]]

―その他のリンク
-[[《ダークネス/モンスターA》]]
-[[《ダークネス/モンスターB》]]
-[[《ダークネス/魔法A》]]

-[[《ダークネス・デストロイヤー》]]
-[[《ダークネス・ネオスフィア》]]

-[[カテゴリ]]