*ドラグマ/Dogmatika [#top]
 [[RISE OF THE DUELIST]]で[[カテゴリ]]化された「ドラグマ」と名のついた[[カード]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[光属性]]・[[魔法使い族]]であり、[[《教導枢機テトラドラグマ》]]([[レベル]]11)以外は全て4の倍数の[[レベル]]で統一されている。~
 属する[[モンスター]]は[[《白の枢機竜》]]を除き、全て[[光属性]]・[[魔法使い族]]であり、[[《教導枢機テトラドラグマ》]]([[レベル]]11)以外は全て4の倍数の[[レベル]]で統一されている。~

-[[カテゴリ]]全体の特徴として[[エクストラデッキ]]への[[メタ]][[効果]]が多い。~
また、[[エクストラデッキ]]の使用を封じたり、[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]等、[[自分]]も[[エクストラデッキ]]を使用しにくくデザインされている。~

-[[下級モンスター]]は全て[[レベル]]4であり、[[《導きの聖女クエム》]]以外は以下の共通[[テキスト]]を持つ。~
 このカード名の(1)(Y)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (X):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
 (Y):(固有効果)

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|[[カード名]]|[[攻撃力]]|[[守備力]]|固有[[効果]]|
|[[《教導の聖女エクレシア》]]|1500|1500|[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合の[[同名カード]]以外のドラグマ[[カード]]の[[サーチ]]|
|[[《教導の鉄槌テオ》]]|1800|1500|[[エクストラデッキ]][[から特殊召喚された>○○から特殊召喚された]][[モンスター]]の[[弱体化]]と[[自己強化]]|
|[[《教導の天啓アディン》]]|1000|1800|自身が[[破壊された]]場合の[[同名カード]]以外のドラグマの[[リクルート]]|


-[[最上級モンスター]]や[[特殊召喚モンスター]]もいずれも[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]を持っている。~

-一部の[[サポートカード]]を[[《アルバスの落胤》]]と共有している。~
[[種族]]・[[属性]]も異なり、[[効果]]も直接ドラグマに関連はしないが、ドラグマ[[カード]]の[[カード]][[イラスト]]にも登場している事から、何らかの関わりがあると見られる。~

-「エクストラデッキから特殊召喚された」という条件を持つ[[カード]]が多いので、使用の際には[[○○から特殊召喚された]]のページの[[裁定]]を確認しておくと良い。~
特に、[[相手]]の[[デッキ]]が[[蘇生]]・[[帰還]]・[[裏側表示]]化などを積極的に活用する場合、どの[[モンスター]]が条件を満たしているのかをよく確認しておかないとトラブルの元になりかねない。~

-各種[[カード]]の漢字表記や予想されるモチーフからすると、「ドラグマ」の由来は宗教・宗派における教義([[dogma>《D−HERO ドグマガイ》]])と[[聖痕>《星痕の機界騎士》]](stigma)を掛けたものと思われる。~
[[《アルバスの落胤》]]及び[[《灰燼竜バスタード》]]との関係も考慮するとそこに「[[ドラゴン>ドラゴン族]]」も掛けているのだろう。~
--教義を絶対化して固執する傾向を教条主義と呼び、時に「不都合な事実を無視して、原理・原則を杓子定規に適用する態度」という否定的な意味で取られる事もある。~
このため、教義自体も広義の意味では「独断・偏見的な説や意見」というネガティブな捉え方をする見方もある。~
---下記で述べられているように「聖痕」を神聖視し、それを持たない者や聖痕を持たない者を庇おうとする者を容赦なく粛清する様はまさしく「教条主義」そのものと言えよう。~
属する[[儀式魔法]]及び[[儀式モンスター]]が「凶導」で統一されているのも皮肉だろう。~

--[[公式が明かした設定>https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1248521098494386177]]によると、ドラグマに共通する聖痕は祈りの手と剣をモチーフにしている模様。~

--多くの[[カード]]は「教導」の部分を「ドラグマ」と読むが、別の個所で「ドラグマ」が見られる[[《教導枢機テトラドラグマ》]]と[[《教導国家ドラグマ》]]は「きょうどう」とそのまま読む。~

-Vジャンプ(2020年6月号)では、以下の背景世界の設定が明かされている。~
“深淵”と呼ばれる大陸が舞台のようで、「ドラグマ」はその地に存在する大国の名であるとのこと。

--人々から“深淵”と呼ばれ、外界から隔絶された大陸。~
その地では古より巨大な異空間“ホール”が出現し、その顎を広げて人々や土地を飲み込む現象が発生していた。~
しかし“ホール”は人々を飲み込む厄災であるのみならず、極稀に人智を越えた恩寵とも言うべき力をその地にもたらす事もあった。~
ある時は未知なる暗黒物質。~
またある時は、超文明の遺物と思わしきテクノロジー。~
そして時には生命でさえも……。

-公式Twitterでは、端的に『隔絶されし地「深淵」。「深淵」に存在する大国「[[教導国家ドラグマ>《教導国家ドラグマ》]]」。邪教徒との戦い。』と紹介されている。~


-11期から展開されている[[《アルバスの落胤》]]などを中心としたストーリーに関連する[[カテゴリ]]の1つ。~
ザ・ヴァリュアブル・ブックEXでは詳しい設定が語られている。~
大陸の極北に位置する[[《教導国家ドラグマ》]]では[[《教導枢機テトラドラグマ》]]・[[《教導の大神祇官》]]により国民に聖痕が与えられ、「奇跡」と称される特別な力をもたらしている。~
特に強い奇跡を宿した者は教導騎士団に属し、聖痕を持たない邪教徒と戦うのだという。~
[[《教導の聖女エクレシア》]]・[[《教導の騎士フルルドリス》]]は中でも強力な奇跡の力を持ち、歴代でも最盛の時を迎えているという。~
そんな中、[[トライブリゲード]]との抗戦中に“ホール”が出現、そこから[[竜>《灰燼竜バスタード》]]が現れる。~
その竜が[[《教導の騎士フルルドリス》]]の一撃で[[消え去った>《ドラグマ・パニッシュメント》]]後の地に現れた、深く傷つき、全ての記憶を失った[[少年>《アルバスの落胤》]]を[[《教導の聖女エクレシア》]]が庇ったことが教義に反するとされ、物語は大きく動くことになる。~

--[[《教導の聖女エクレシア》]]の追放を切っ掛けとし、[[《教導の騎士フルルドリス》]]達数名がさらに教義に疑問を持ち出奔している。~
一方で、[[新たな聖女>《凶導の白聖骸》]]の誕生など、不穏な動きを見せ始めていく。~
一部のカード名では表記が「凶導」と禍々しいものとなっているが、その[[真相は……>《凶導の福音》]]

--[[このカテゴリが誕生したパック>RISE OF THE DUELIST]]の[[次の弾>PHANTOM RAGE]]に登場した[[トライブリゲード]]とは敵対関係にある。~
しかし、[[《教導の聖女エクレシア》]]や[[《アルバスの落胤》]]はそれを望んでおらず、対抗戦力として様々な勢力を巡る旅が繰り広げられる。~
後に登場する[[氷水]]もまた排除すべき障壁としてその所在を探し求めていたことが明かされており、[[相剣]]はドラグマを離反した勢力の拠り所となり「聖痕」を封じる手立てを有していた。~
総じて、ドラグマが敵視する「邪教徒」とは、聖痕を持つドラグマ国民以外のあらゆる勢力と敵対している状態と言えるものと思われる。

--一連のストーリーに登場する勢力の多くは[[エクストラデッキ]]を主軸としており、このテーマの[[エクストラデッキ]][[メタ]]はそれら勢力を支配するための力としてのものだろう。~
一方で、[[トライブリゲード]][[リンクモンスター]]はいずれも[[墓地へ送られた]]場合に[[発動]]する[[効果]]を持ち、[[エクストラデッキ]][[破壊>デッキ破壊]]を逆利用されてしまう。~
支配する力とそれに対抗する力として、相性が悪いながら突破口もある関係として意図的にデザインされたものだろう。~
なお、その本性を揶揄するかのように、敵勢力を[[エクストラデッキ]]に採用し[[墓地へ送る]]ことで利用することもできる。

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストラクチャーズにおいて赤星王座が使用している。~
「vs尚磨」(1戦目」)は[[【召喚獣ドラグマ】>【ドラグマ】#Invoked]]で、現実の2020年後半からの[[環境]]では[[主流デッキ]]の一角の地位につけた[[デッキ]]である事から、劇中でもギャラリーから「無茶苦茶強い[[デッキ]]だぞ」とコメントされている。~
さらに「vs尚磨」(2戦目」)においては、[[《アルバスの落胤》]]関連も加えた【烙印召喚獣ドラグマ】を使用している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連リンク [#link]
―「ドラグマ」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「ドラグマ」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[レベル]]4
---※[[《教導の聖女エクレシア》]]
---[[《教導の鉄槌テオ》]]
---※[[《教導の天啓アディン》]]
---[[《導きの聖女クエム》]](ルール上「ドラグマ」としても扱う)
--[[レベル]]8
---※[[《教導の騎士フルルドリス》]]
---※[[《教導の神徒》]]
---[[《教導の大神祇官》]]

-[[効果モンスター]]([[特殊召喚モンスター]])
--[[レベル]]11
---[[《教導枢機テトラドラグマ》]]

-[[儀式モンスター]]
--[[レベル]]4
---※[[《凶導の白聖骸》]]
--[[レベル]]8
---[[《凶導の白騎士》]]
--[[レベル]]12
---※[[《凶導の白き天底》]]

-[[融合モンスター]]
--[[レベル]]8
---[[《白の枢機竜》]]

―「ドラグマ」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
 ※は「ドラグマ」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]

-[[フィールド魔法]]
--※[[《教導国家ドラグマ》]]

-[[永続魔法]]
--※[[《凶導の聖告》]]
--[[《烙印の命数》]]

-[[装備魔法]]
--※[[《教導神理》]]

-[[儀式魔法]]
--※[[《凶導の福音》]]
--※[[《凶導の葬列》]]

-[[通常罠]]
--[[《ドラグマ・エンカウンター》]]
--[[《ドラグマ・ジェネシス》]]
--[[《ドラグマ・パニッシュメント》]]
--※[[《ドラグマトゥルギー》]]

―「ドラグマ」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《灰燼竜バスタード》]]
-[[《赫焉竜グランギニョル》]]

-[[《天底の使徒》]]

―その他のリンク
//-[[ドラグマ]]
-[[トライブリゲード]]
-[[スプリガンズ]]
-[[烙印]]
-[[デスピア]]
-[[相剣]]
-[[氷水]]
-[[セリオンズ]]
-[[スプライト]]
-[[ビーステッド]]

-[[《アルバスの落胤》]]

-[[【ドラグマ】]]

-[[カテゴリ]]

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。