*ヌーベルズ/Nouvelles [#top] [[デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ]]で[[カテゴリ]]化された「ヌーベルズ」と名のついた[[カード]]群。~ 属する[[儀式モンスター]]は[[闇属性]]・[[守備力]]1850で統一されており、その[[攻撃力]]は[[レベル]]×400で、奇数[[レベル]]は[[獣戦士族]]、偶数[[レベル]]は[[戦士族]]である。~ いずれも[[レシピ]][[カードの効果]]によって[[儀式召喚]]できる。~ -[[儀式モンスター]]の(1)はいずれも自身が[[特殊召喚に成功した]]場合の[[誘発効果]]である。~ また、(2)は[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[効果]]処理で[[リリース]]し、特定の[[儀式モンスター]]を[[手札]]・[[デッキ]]より[[特殊召喚]]する[[効果]]である。~ (2)で[[リリース]]する[[モンスター]]は下記の通りであり、[[レベル]]4以下は[[トリガー]]が指定された[[誘発即時効果]]、[[レベル]]5以上は条件の無い[[起動効果]]または[[誘発即時効果]]である。~ ~ |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |[[カード名]]|[[レベル]]|(2)の[[トリガー]]|(2)で[[リリース]]する[[モンスター]]|(2)で[[特殊召喚]]する[[モンスター]]| |[[《ブエリヤベース・ド・ヌーベルズ》]]|1|[[フィールド]]の自身が[[攻撃]]・[[効果]]の[[対象]]となる|自身+いずれかの[[フィールド]]の[[モンスター]]|自身の元々の[[レベル]]より1〜2上の[[レベル]]のヌーベルズ| |[[《コンフィラス・ド・ヌーベルズ》]]|2|~|~|~| |[[《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》]]|3|[[フィールド]]の[[モンスター]]が[[攻撃]]・[[効果]]の[[対象]]となる|[[自分]]のヌーベルズ+いずれかの[[フィールド]]の[[モンスター]]|~| |[[《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》]]|4|~|~|~| |[[《バラムニエル・ド・ヌーベルズ》]]|5|-|[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]|[[レベル]]6のヌーベルズ| |[[《バグリエル・ド・ヌーベルズ》]]|6|~|~|[[《ハングリーバーガー》]]| ~ --[[特殊召喚モンスター]]である[[儀式モンスター]]を''[[召喚条件]]ではなく基本ルールを無視して[[特殊召喚]]できる[[効果]]''を持つ。~ これは[[《限定解除》]]らと同じ[[効果]]であり、詳しい仕様はそちらを参照。~ -モチーフになっているのは「コース料理(フルコース)」だろう。~ 主に西洋料理の晩餐会などで行われるもので、決められた料理が、決められた順番で提供されるのが特徴。~ 基本的には「オードブル(前菜)」→「スープ」→「魚料理」→「アントレ(温かい肉料理)」→「ソルベ(口直しのシャーベットのこと)」→「ロティ(鳥肉の塊をオーブンで焼いたもの)」→「サラダ」→「デザート」の順に提供される。~ 元々はフランスで行われていた習慣だったが、フランス革命などにより一時期断絶、その後、ロシアの外交官が温かい料理を徐々に出して行くロシア式の給仕方法を伝えたことで再度復興されたという歴史がある。~ このような経緯もありフランス料理が有名で、この[[カテゴリ]]及び[[レシピ]]の[[カード名]]にもフランス語が多く用いられている。~ --このテーマの場合、低[[レベル]]の「ヌーベルズ」[[モンスター]]が、連鎖的に自身より高い[[レベル]]の「ヌーベルズ」[[儀式モンスター]]を[[特殊召喚]]していく流れを、コース料理が順番に提供されていく様子に見立てているのだろう。~ この場合、最後に提供されるのは「[[ハンバーガー>《ハングリーバーガー》]]」なのだが。 ---[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]しつつ、[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する共通[[効果]]は、ゲーム版[[《ハングリーバーガー》]]の[[フレイバー・テキスト]]である「近づくものを逆に食べてしまう」を意識したものと思われる。~ ---オードブルに相当する[[モンスター]]が存在せず、[[温かいスープ>《ブエリヤベース・ド・ヌーベルズ》]]から順に提供していることから、特に冬の料理がモチーフになっていると考えられる。~ なお、現状ではソルベやサラダに該当するものもなく、最後に出されるものがハンバーガーという点も含め、現実のフルコースとの違いは大きい。~ //「料理の湯気から[[モンスター]]が現れている」という[[イラスト]]の特徴では再現不可能なためだろう。~ --各[[モンスター]]の固有名は、実在の料理の名前と「[[ソロモン72柱の悪魔>《ソロモンの律法書》]]」を掛け合わせたものとなっている。~ --魚料理をモチーフとする[[モンスター]]は[[獣戦士族]]かつ[[レベル]]が奇数、肉料理をモチーフとする[[モンスター]]は[[戦士族]]かつ[[レベル]]が偶数となっている。~ なお、肉料理である[[《ハングリーバーガー》]]もこの法則に当てはまる。~ ---ちなみに、[[《Recette de Viande〜肉料理のレシピ〜》]]で[[魚料理>獣戦士族]]のヌーベルズを[[儀式召喚]]することや、逆に[[《Recette de Poisson〜魚料理のレシピ〜》]]で[[肉料理>戦士族]]のヌーベルズを[[儀式召喚]]することも問題なく可能。~ --各[[モンスター]]の衣装には、自身の[[レベル]]の数と同じだけ星のワッペンがついている。~ これは、フランスのミシュラン社が発行しているガイドブック「ミシュランガイド」を意識したものだろう。~ 「ミシュランガイド」の中でも、レストランや料理店を評価するレストランガイドは特に有名であり、評価は「星1」から「星3」の3段階で行うのが特徴。~ 特に日本ではこの「ミシュランガイド」の評価の注目度が高いこともあって、様々なメディアで料理や料理人を評価する際も[[「星」を用いる>《しゃりの軍貫》]]ことが多い。~ --[[モンスター]]の[[イラスト]]はどれも料理の湯気が実体化して、それが悪魔を思わせる姿に変じているというデザインとなっている。~ --この[[カード]]群の内容が最初に紹介された2月9日は、語呂合わせで「肉の日」として知られている。~ --[[儀式モンスター]]の共通[[効果]]を用いた場合、[[蘇生制限]]を満たしていないため[[墓地へ送られた]]後は[[蘇生]]による再利用はできない。~ [[捨てられた>墓地へ送られた]]食材をそのまま使い回さない、清廉潔白な店舗であることを表現したものだろうか。~ -「ヌーベルズ(Nouvellez)」は料理のスタイルの一種である「ヌーベルキュイジーヌ(nouvelle cuisine)」から取られたものだろう。~ //「ヌーベルズ(Nouvellez)」は「新しい」を意味するフランス語の女性複数形の形容詞「ヌーベル(Nouvelles)」(語末のsは発音しない)を捩ったものだろう。~ 1970年代に流行し、それ以前の伝統的なスタイルに対して軽く繊細で印象的な盛りつけ方を行う、独創的な食材と料理の組み合わせを目指したスタイルである。~ フランス料理のフルコースの最後に[[ハンバーガー>《ハングリーバーガー》]]を提供するのは確かに独創的と言える。~ また、[[儀式召喚]]を前提としていない[[儀式モンスター]]の[[カテゴリ]]という点でも独創的だろう。~ //--ちなみに「ヌーベルバーグ」という言葉が存在するが、これはハンバーグのバーグではなくフランス語で「波」を意味するバーグであり、映画業界の用語なのでこの[[カテゴリ]]とは関係がないと思われる。~ -属する[[儀式モンスター]]の[[闇属性]]・[[守備力]]1850という共通[[ステータス]]は[[《ハングリーバーガー》]]を強く意識したものだろう。~ また悪魔がモチーフであるにもかかわらず一定の法則で[[戦士族]]・[[獣戦士族]]に分類されており、この法則も[[《ハングリーバーガー》]]を基準としているものと思われる。~ (ただし[[攻撃力]]に関しては、あちらは[[レベル]]6で2000であり、こちらの法則とは異なる)~ [[レシピ]]と密接に関わるのも、あちらの専用[[儀式魔法]]が[[《ハンバーガーのレシピ》]]であるからだろう。~ --『料理で相手をもてなす[[儀式召喚]]テーマ』という最初の情報が公開された際に、[[《ハングリーバーガー》]]を連想したユーザーも少なくはなかった。~ 実際のところ、[[シナジー]]どころか名指しで[[《ハングリーバーガー》]]を[[サポート>サポートカード]]するという強い関連性が与えられている。~ --[[AGE OF OVERLORD]]ではさらに[[聖菓使]][[ペンデュラムモンスター]]を指定する関連[[カード]]も追加された。~ 情報公開時点で該当する[[聖菓使]][[ペンデュラムモンスター]]は[[《聖菓使クーベル》]]1体のみであり、実質あちらを名指ししている。~ また、[[《ポワソニエル・ド・ヌーベルズ》]]の[[ステータス]]も[[《聖菓使クーベル》]]を意識したものとなっている。~ -[[デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ]]の公式サイトでは、『心奪われる上質で悪魔的な情熱の[[レシピ]]――。』というフレーズと共にこの[[カテゴリ]]を紹介している。~ この[[カテゴリ]]には実際に[[悪魔族]]である[[ヌーベルズトークン]]が存在する。~ -ザ・ヴァリュアブル・ブックEX4によると悪魔的な美味しさを追求した結果、本当に料理に悪魔が宿ってしまったという。~ 味は評判だが、マナーの悪い客は逆に悪魔に食べられてしまう。~ -原作・アニメにおいて―~ 漫画OCGストラクチャーズの「ダーク黒田vs白米射里」戦においてダーク黒田が使用。~ 白米は[[軍貫]]を使用している事から料理[[デッキ]]対決となっており、途中から[[ライフポイント]]が「サイフポイント」に変わってしまった。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連リンク [#link] ―「ヌーベルズ」と名のついた[[モンスター]]~ ※は「ヌーベルズ」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]] -[[効果モンスター]] --[[レベル]]1 ---※[[《ポワソニエル・ド・ヌーベルズ》]]([[ペンデュラムモンスター]]) -[[儀式モンスター]] --[[レベル]]1 ---※[[《ブエリヤベース・ド・ヌーベルズ》]] --[[レベル]]2 ---※[[《コンフィラス・ド・ヌーベルズ》]] --[[レベル]]3 ---※[[《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》]] --[[レベル]]4 ---※[[《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》]] --[[レベル]]5 ---※[[《バラムニエル・ド・ヌーベルズ》]] --[[レベル]]6 ---※[[《バグリエル・ド・ヌーベルズ》]] -[[モンスタートークン]] --[[レベル]]1 ---[[ヌーベルズトークン]] ―「ヌーベルズ」と名のついた[[魔法・罠カード]]~ // ※は「ヌーベルズ」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]] //-[[通常魔法]] //--[[《》]] //-[[速攻魔法]] //--[[《》]] //-[[永続魔法]] //--[[《》]] -[[フィールド魔法]] --[[《Nouvellez Auberge 『A Table』》]] //-[[儀式魔法]] //--[[《》]] //-[[通常罠]] //--[[《》]] //-[[永続罠]] //--[[《》]] //-[[カウンター罠]] //--[[《》]] ―「ヌーベルズ」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《Concours de Cuisine〜菓冷なる料理対決〜》]] -[[《Voici la Carte〜メニューはこちら〜》]] -[[《Recette de Viande〜肉料理のレシピ〜》]] -[[《Recette de Poisson〜魚料理のレシピ〜》]] -[[《Recette de Specialite〜料理長自慢のレシピ〜》]] -[[《Recette de Personnel〜賄いのレシピ〜》]] ―その他のリンク -[[レシピ]] -[[聖菓使]] -[[《ハングリーバーガー》]] -[[【ヌーベルズ】]] -[[カテゴリ]] //**FAQ [#faq] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。