*《バイス・ドラゴン/Vice Dragon》 [#lbdbf70a]
 効果モンスター
 星5/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2400
 相手フィールド上にモンスターが存在し、
 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
 この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。  

 [[プロモカード]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[半上級モンスター]]の一体であり、一定の条件下で[[特殊召喚]]をする事ができ、[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]が半減する[[召喚ルール効果]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]の条件は[[《サイバー・ドラゴン》]]と同一だが、[[ステータス]]が半減してしまうため、[[《サイバー・ドラゴン》]]のように[[アタッカー]]としては使用できない。~
 [[生け贄]]要員や[[シンクロ素材]]として扱うことになるだろう。

 このカードと相性が良いカードとして、下記のカードがある。~

+[[《タイガードラゴン》]]の[[生け贄召喚]]の補助。~
+[[通常召喚]]の権利を消費せずに[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を展開する事も可能。~
+[[《巨竜の羽ばたき》]]を実質的にノー[[コスト]]で使用できる。~
+1枚で2種類の[[ウイルス]][[カード]]に対応しているため、[[ウイルス]][[カード]]を扱う[[デッキ]]にも相性がよい。~

 この[[カード]]の[[《サイバー・ドラゴン》]]にない利点として、[[闇属性]]のため[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]や[[《堕天使ゼラート》]]の[[生け贄召喚]]の素材に対応している点が挙げられる。~
 当然[[《闇の誘惑》]]にも対応している。~
 よって、他に高[[攻撃力]][[モンスター]]が[[特殊召喚]]が可能な[[闇属性]]主体の[[デッキ]]では[[《サイバー・ドラゴン》]]よりもこちらを優先した方が利点が大きい。~
 [[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の餌とならないのも、利点の一つと言える。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]と違い[[《奈落の落とし穴》]]に引っかからないのもポイントが高い。

 [[《地獄の暴走召喚》]]で大量展開を図るのもいいだろう。~
 このカードが3体いる状態で、[[《ザ・カリキュレーター》]]と召喚すれば、[[攻撃力]]は5100に跳ね上がる。~

 [[《炎龍》]]と[[シンクロ召喚]]を行い簡単に[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]を[[召喚]]して場を[[リセット]]することも可能。~
 また、[[【スキルドレイン】]]においては[[《サイバー・ドラゴン》]]のような[[アタッカー]]として使用することができる。~

 基本的には[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[相互互換]]と思って良いだろう。~
//属性や種族、利用法が大幅に異なるため下位互換ではない
 [[特殊召喚]]した後に[[アタッカー]]に出来るかどうかはやはり大きく、普通はあちらを優先すべきだろう。~
 とはいえこちらと向こうでは受けられるサポートがまったく違う。~
 特に[[闇属性]]という部分は小さくないので、それを十分に生かせる[[デッキ]]ならこちらを優先することも十分にあるだろう。~

-OCGでは[[禁止カード]]だが、[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[リリース]]要員を揃えるのに一役買うことができる。~
[[相手]][[フィールド]]に[[表側表示]]の[[モンスター]]が存在する場合にこの[[カード]]自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]すれば、半減した[[攻撃力]]により[[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動条件]]を満たすことができ、[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]の[[生け贄]]要員を揃えることができる。~
その後に[[《ライトニング・ボルテックス》]]等で[[相手]][[モンスター]]を一掃すれば[[ダイレクトアタック]]で[[マッチキル]]を達成できる。

-「[[バイス(vice)>《E・HERO プラズマヴァイスマン》]]」とは、「(人格上の)邪悪、悪」「万力」といった意味である。また、ドイツ語では「[[白>《クリアー・バイス・ドラゴン》]]」の意味である。~

-雑誌やWebサイトで公開された際に「アニメツアー限定[[カード]]ではありません」と併記されていた。~
後に週刊少年ジャンプ2008年49号誌上で抽選プレゼントと、さらにジャンプフェスタ2009で再録されたが、いずれも[[プロモカード]]であり、入手困難な[[カード]]であったが、[[デュエルディスク 遊星ver. 付属カード>パックパッケージ#dcdf9afa]]として再販される事が決定した。~
--余談ではあるが、遊星バージョンのデュエルディスクに付属されながら、このカードはジャックの使用カードである。~

-英語版の[[Raging Battle]] Special Editionの特典カードは本来[[《The Dark Creator》>《ダーク・クリエイター》]]か[[《Allure of Darkness》>《闇の誘惑》]]なのだが、間違ってこのカードが混入されるというミスが発生した。~
別のカード画像や[[テキスト]]が印刷されるという[[エラーカード]]の類は[[過去にあった>《E・HERO カオス・ネオス》]]が、全く別物のカードと間違えてしまった事態は異例中の異例である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvs牛尾」戦においてジャックが使用。~
[[特殊召喚された直後に[[《ストロング・ウィンド・ドラゴン》]]を[[アドバンス召喚]]するため[[リリース]]されている。~
「ジャックvsカーリー」戦において再登場。~
自身の[[効果]]により[[特殊召喚]]され、[[通常召喚]]された[[《ダーク・リゾネーター》]]と共に[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~

--[[デュエリストボックス>パックパッケージ#e3c6f021]]同梱DVDでの「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用。~
[[手札]]から[[表側守備表示]]で[[特殊召喚]]され、[[通常召喚]]された[[《ダーク・リゾネーター》]]と共に[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。

--「アキvsミスティ」(2戦目)においてミスティの使用した[[永続魔法]]《アドバンス・フォース》の[[イラスト]]に描かれている。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#g2089434]
-[[《光神化》]]

-[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]

―[[半上級モンスター]]
//両フィールド上に依存~
-[[《魔導ギガサイバー》]]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]
-[[《グラヴィティ・ベヒモス》]]
-[[《神禽王アレクトール》]]
-[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]]
-[[《BF−暁のシロッコ》]]
//-[[《バイス・ドラゴン》]]



//―《バイス・ドラゴン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#qf6ea649]
-[[デュエルディスク 遊星ver. 付属カード>パックパッケージ#dcdf9afa]] XXXX-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[プロモカード]] AT08-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[プロモカード]] JF09-JP002
//-[[プロモカード]] DD09-JP002

**FAQ [#r093f3fd]
Q:一度[[裏側守備表示]]にした後で[[リバース]]した場合、半減はキャンセルされますか?~
A:元に戻ります。(08/09/28)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~