*ライフポイントを&ruby(うしな){失};う/Lose LP [#top]
-[[コスト]]として払った[[ライフ]]や、『ライフポイントを失う。』[[効果]]によって[[ライフ]]が減った場合は「[[ダメージ]]を受けた」扱いにはならない。~
例:[[「ソウル・チャージ」>《ソウル・チャージ》]]の『[[自分]]はこの[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]の数×1000[[LP]]を失う』[[効果]]によって[[ライフ]]を失った時に[[「DDD反骨王レオニダス」>《DDD反骨王レオニダス》]]の『このカードが[[モンスターゾーン]]に存在する限り、[[自分]]が受ける[[効果ダメージ]]は0になる。』[[効果]]を[[適用]]することはできない。

(パーフェクトルールブック2017 P164より引用)

#contents
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 ごく一部の[[カード]]が持つ、[[ライフポイント]]が減少する処理。~
 「ライフポイントを失う」による[[ライフポイント]]減少は[[ダメージ]]として扱われない。~
 このため、''「[[効果ダメージ]]を受けない」などの処理により回避することができない''。~
 なお「ライフポイントを失う」[[効果]]はほぼ全てが[[自分]]の[[ライフポイント]]を減らす効果である。~

 《ソウル・チャージ/Soul Charge》
 通常魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
 (1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚し、
 自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。

-上記の[[《ソウル・チャージ》]]を筆頭に、[[自分]][[ライフポイント]]減少の[[デメリット]]を持つ[[カード]]の中でも、特にライフ減少値の大きい[[カード]]に設定されている事が多い。~
こうした大幅な[[ライフロス]]を[[ダメージ]]扱いにしてしまうと、[[《ハネワタ》]]で[[デメリット]]を踏み倒したり、[[《マテリアルドラゴン》]]で[[回復]]に変換したりできてしまうためだろう。~
[[相手]]の[[《悪夢の拷問部屋》]]を受けない等の[[メリット]]もないではないが、基本的に「ライフポイントを失う」は「[[ダメージ]]を受ける」よりも回避しにくく[[デメリット]]の大きい処理と言える。~

-第1期当時は[[テキスト]]の書き方が統一されておらず、同じ処理が[[カード]]によって異なる言葉で表現される事も珍しくなかった。~
「[[ダメージを受ける]]」「ライフポイントを失う」「[[ライフポイントを払う]]」辺りも特に区別されず使われており、第1期だけでも[[《時の魔術師》]]・[[《雷仙人》]]・[[《地雷蜘蛛》]]・[[《神の宣告》]]・[[《盗賊の七つ道具》]]と「ライフを失う」[[テキスト]]を持つ[[カード]]が5枚も存在していた。~
(このうち[[《雷仙人》]]と[[《地雷蜘蛛》]]だけが第2期以降の[[エラッタ]]でも「ライフを失う」という[[テキスト]]が残った)~
もっとも、第1期当時は[[効果ダメージ]]に関連する[[カード]]は1枚もなく、「[[ダメージ]]」と「ライフポイントを失う」を区別する必要がなかったため、ただの表記の揺れと見るべきだろう。~
第2期には[[《雷仙人》]]のライフポイントを失う[[効果]]は[[ダメージ]]であり、[[《白兵戦》]]の[[トリガー]]にできるとの[[裁定]]が出ていた記録がある。~
第3期に[[効果ダメージ]]を回避できる[[《地獄の扉越し銃》]]が登場した辺りでは、既に「ライフポイントを失う」は[[ダメージ]]ではないとの[[裁定]]が確定している。~

--特殊な[[裁定]]のためか、第2期以降「ライフポイントを失う」[[効果]]を持つ[[カード]]は長年全く登場しなかった。~
第8期の2012年、実に12年ぶりにライフポイントを失う処理を持つ[[《ラッキーパンチ》]]が登場。~
その後は「大きな[[ライフポイント]]減少の[[デメリット]]には『ライフポイントを失う』を使う」のが恒例となり、コンスタントに数を増やしている。~

--一方、[[相手]]の「ライフポイントを失う」[[効果]]を持つ[[カード]]は長らく登場しなかった。~
第9期末に[[お互い]]の「ライフポイントを失う」[[《ドン・サウザンドの契約》]]が、第10期末に[[相手]]のみが「ライフポイントを失う」[[《ピンポイント奪取》]]が漸く登場した。~
[[相手]]の[[ライフ]]を減らす観点では、[[バーン]]よりも[[メタ]]が少なく防ぎにくい分だけ強力であることが、中々登場しなかった理由であろう。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは期間限定イベント「異次元の塔」の後半において、CPU専用スキル「異次元の瘴気」が[[発動]]し、[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]ごとにこちらの[[ライフポイント]]を強制的に失わせてくる。

**関連カード [#card]
※固定値となっている[[カード]]のみ、数値を記載
***[[自分]]が[[ライフポイント]]を失う[[カード]] [#you]
-[[《雷仙人》]](5000)
-[[《地雷蜘蛛》]]
-[[《変異体ミュートリア》]]
-[[《勇気の天使ヴィクトリカ》]]

-[[《魔神儀−カリスライム》]](2500)

-[[《幻の召喚神エクゾディア》]](1000)

-[[《U.A.フラッグシップ・ディール》]]
-[[《エレキングダム》]]
-[[《EMポップアップ》]]
-[[《オールド・マインド》]](1000)
-[[《GP−ゴー・ワイルド》]]
-[[《GP−ベター・ラック》]]
-[[《Kozmo−エメラルドポリス》]]
-[[《才呼粉身》]]
-[[《災誕の呪眼》]](500)
-[[《SRルーレット》]]
-[[《スプライト・スターター》]]
-[[《セレンの呪眼》]](500)
-[[《ソウル・チャージ》]]
-[[《綱引犬会》]](2000)
-[[《超こいこい》]]
-[[《騎甲虫隊戦術機動》]]
-[[《未来への思い》]](4000)
-[[《リチュアの氷魔鏡》]]

-[[《壱時砲固定式》]]
-[[《時空の落とし穴》]]
-[[《死なばもろとも》]]
-[[《大金星!?》]]
-[[《初買い》]]
-[[《ラッキーパンチ》]](6000)

***[[相手]]が[[ライフポイント]]を失う[[カード]] [#opponent]
-[[《氷結界の浄玻璃》]]

-[[《ヴァリアンツの聚−幻中》]]

-[[《リィラップ》]]

-[[《ピンポイント奪取》]]

***[[お互い]]が[[ライフポイント]]を失う[[カード]] [#both]
-[[《ドン・サウザンドの契約》]](1000)

***[[自分]]または[[相手]]が[[ライフポイント]]を失う[[カード]] [#either]
-[[《Battle Royal Mode−Joining》]](2000・[[効果]]を[[適用]]した[[プレイヤー]]のみ)

**関連リンク [#link]
-[[ダメージ]]
-[[ライフロス]]
-[[ライフポイントを払う]]

-[[公式用語集]]