*2023年4月1日適用のリミットレギュレーション [#top] BEFORE:[[リミットレギュレーション/2023年1月1日]]~ NEXT:[[リミットレギュレーション/2023年7月1日]] #contents ''太字''は制限が強化されたカード。~ '''斜体'''は制限が緩和されたカード。~ [[前回の改訂>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]で[[主流デッキ]]が[[弱体化]]した結果、特定の[[デッキ]]が圧倒的なシェアを占めていた[[環境]]は比較的改善された。~ しかし、2022年登場の[[カード]]が[[環境]][[主流デッキ]]に居座る結果は変わらなかったため、それらを中心に多くの[[カード]]が[[前回>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]・[[前々回>リミットレギュレーション/2022年10月1日]]に続いて規制された。~ 一方で、[[環境]]全体のインフレに伴い、相対的な[[カード]]パワーが下がり許容範囲となったためか、多数の[[カード]]が引き続き緩和されている。~ なお、[[【クシャトリラ】]]は[[環境]]序盤では使用者が少なく、1月後半以降から3月にかけて人気が再燃する遅咲きの成績が改訂までに検討が間に合わなったためか、今回の規制を免れている。~ なお、[[【クシャトリラ】]]は[[環境]]序盤では使用者が少なく、1月後半以降から3月にかけて人気が再燃する遅咲きの成績で、検討が間に合わなったためか、今回の規制を免れている。~ 新たな[[主流デッキ]]として実績を出している[[【ピュアリィ】]]と[[【超重武者】]]も、[[CYBERSTORM ACCESS]]での強化後まだ間もない商業的理由からか、今回の規制は免れている。~ -[[制限強化]]された[[カード]]について―~ --直近2回の改訂で[[禁止カード]]指定を含む規制を受けながら、なおも[[主流デッキ]]に居続けた[[【イシズティアラメンツ】>【ティアラメンツ】#Exchange]]からは、更に多数の[[カード]]が規制されている。~ [[ティアラメンツ]]側は[[《ティアラメンツ・ハゥフニス》]]・[[《ティアラメンツ・メイルゥ》]]が、[[イシズ>《現世と冥界の逆転》]]側は[[《剣神官ムドラ》]]・[[《古尖兵ケルベク》]]がいずれも[[制限カード]]となった。~ ---この4枚は[[TCG]]で先んじて[[制限カード]]となっており、それも考慮した結果だろうか。~ ---この規制を受けて、[[デュエリストパック−輝石のデュエリスト編−]]で初登場した[[イシズ>《現世と冥界の逆転》]]関連の新規[[モンスター]]は、4枚全てが[[制限カード]]となった。 ---コナミカードゲームステーションサテライトショップで行われているイベント「[[サウザンド・ミーティング>コンセプトデュエル]]」の[[デッキ]]構築ルールの1つに「『[[現世と冥界の逆転>《現世と冥界の逆転》]]』と[[カード名]]・[[カードテキスト>テキスト]]に記載された[[カード]]を20枚以上[[メインのデッキ>メインデッキ]]に使用」がある。~ 23/04/01時点で存在する8種類の内4種が[[制限カード]]となり、8種類の[[カード]]を[[デッキ]]にフル投入しても規定枚数には足りない為、この構築ルールでの参加はできなくなってしまった。~ //無制限4種×3枚=12枚+制限カード4種で16枚 --[[【ビーステッド】]]からは[[《深淵の獣ルベリオン》]]・[[《深淵の獣ドルイドヴルム》]]・[[《深淵の獣バルドレイク》]]が[[制限カード]]となった。~ [[出張]]パーツとして多用されていた事や、今後の[[光>光属性]]・[[闇属性]]の販促の妨げになるという商業上の理由も兼ねての規制と見られる。~ ---この規制を受けて、[[ビーステッド]]は共通[[効果]]を持つ[[レベル]]6[[モンスター]]4体の内3体が[[制限カード]]に指定された。~ いわゆる優遇[[属性]]とも言われる[[光>光属性]]・[[闇属性]]の[[メタ]]としてデザインされたのだろうが、流石にやり過ぎたことが否めない結果と言えるだろう。~ --[[【スプライト】]]からは[[《スプライト・エルフ》]]が[[禁止カード]]に、[[《スプライト・ブルー》]]が[[制限カード]]となった。~ ---[[《スプライト・エルフ》]]は[[スプライト]]とは関係なくとも[[レベル]]2を採用する[[デッキ]]全体で[[パワーカード]]になることが遂に問題視されたのか、一発で[[禁止カード]]化された。~ 加えて[[《スプライト・ブルー》]]も[[制限強化]]されているのは、純構築[[【スプライト】]]の[[環境]]での活躍は収まったものの、他[[カテゴリ]]との混合構築[[デッキ]]が依然として活躍していることによる判断だろう。~ --[[【神碑】]]からは[[キーカード]]の[[《神碑の泉》]]が[[準制限カード]]となり、多少の[[弱体化]]となった。~ //ただし、[[シングル戦]]主体のマスターデュエルと異なり、[[マッチ]]戦主体の[[OCG]]では[[地雷]]の立ち位置に留まったこともあってか、今回の改訂ではこの[[カード]]のみの規制に収まっている。~ --[[汎用カード>汎用性]]からは[[《スキルドレイン》]]が[[制限カード]]となった。~ 直前の[[環境]]では[[【神碑】]]・[[【ラビュリンス】]]等で使われており、これらは[[主流デッキ]]とまではいかないものの、上記の[[デッキ]]が規制された事による今後の台頭を見越したものだろうか。~ あるいは、年々[[モンスター効果]]の重要性が高くなり影響力が強まっていることを考慮したのだろうか。~ --総じて、[[【スプライト】]]や[[【イシズティアラメンツ】>【ティアラメンツ】]]は全体的に[[TCG]]直近の[[リミットレギュレーション]]([[23/02/13>海外の禁止・制限カード/2023年2月13日]])に近い内容となっている。~ --今回の規制を受けて、2022年度(4月の[[POWER OF THE ELEMENTS]]およびそれ以降)で登場1年以内に規制を受けた[[カード]]は合計21枚にもなった。~ ([[スプライト]]4枚、[[ティアラメンツ]]6枚、[[《現世と冥界の逆転》]]関連4枚、[[ビーステッド]]4枚、[[クシャトリラ]]3枚)~ しかもこの規制は、[[《スプライト・エルフ》]]・[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]が一発で[[禁止カード]]指定、今回の[[制限強化]]によって[[前回の改訂>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]では[[準制限カード]]止まりだった[[カード]]を含む残り19枚全てが[[制限カード]]である。~ このうち、[[《スプライト・エルフ》]]・[[《ティアラメンツ・キトカロス》]]の2枚は一発で[[禁止カード]]指定。~ 残り19枚についても、[[前回の改訂>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]までは一部の[[カード]]がまだ[[準制限カード]]止まりだったものの、今回の改訂で全て[[制限カード]]へ[[制限強化]]されるという、重度の規制である。~ この1年での[[パワーカード]]の乱発、それに伴う急激なインフレを示す結果と言えよう。~ ---また、これらのインフレの傾向として、特定の[[カード]]1枚の[[効果]]だけではなく、[[カテゴリ]]・[[シリーズカード]]の共通[[効果]]自体が強力であるというものが多かった。~ 一部だけに留まらず大量規制せざるを得なかったのは、そのためでもあるだろう。~ -[[制限緩和]]された[[カード]]について―~ --[[《焔征竜−ブラスター》]]と[[《グローアップ・バルブ》]]が[[制限復帰]]となった。~ 前者は以前から度々[[《嵐征竜−テンペスト》]]に続く[[征竜]]の復帰候補として[[プレイヤー]]から名前が挙がり、実際にマスターデュエルでは[[OCG]]に先駆け[[制限復帰]]しており、それも参考にした判断だろう。~ 後者は主な規制理由であった[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[禁止カード]]化が考慮された[[制限復帰]]であろう。~ 同様の理由で規制された[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]が[[制限復帰]]後に[[環境]]で目立った活躍をしなかった事も後押ししている。~ ---[[《グローアップ・バルブ》]]は2度目の[[制限復帰]]となる。~ --過去の[[主流デッキ]]の[[キーカード]]や汎用[[カード]]が多数[[制限緩和]]ないし[[制限解除]]されている。~ [[制限緩和]]は、[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]・[[《転生炎獣ガゼル》]]・[[《鎖龍蛇−スカルデット》]]・[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]・[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]・[[《雷鳥龍−サンダー・ドラゴン》]]・[[《天底の使徒》]]・[[《魔導書の神判》]]の8枚。~ [[制限解除]]は、[[《オルフェゴール・ガラテア》]]・[[《鬼ガエル》]]・[[《閃刀姫−カガリ》]]・[[《八汰烏》]]・[[《呪われしエルドランド》]]の5枚である。~ ---[[《鬼ガエル》]]の[[制限解除]]は[[スプライト]]本体の規制が続いたのと引き換えの面もあるのだろう。~ また、[[《呪われしエルドランド》]]は上記の[[《スキルドレイン》]]規制による[[【エルドリッチ】]]の弱体化を意識したものか。~ --規制開始後には[[DUELIST NEXUS]]・[[デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−]]の発売が控えており、そこで強化される[[【シンクロ召喚】]]・[[【炎属性】]]と相性がよい[[《グローアップ・バルブ》]]・[[《焔征竜−ブラスター》]]の[[制限復帰]]は販促の面も考慮されたのだろう。~ また、後者のパックでは[[サラマングレイト]]の新規[[カード]]が収録されており、[[《転生炎獣ガゼル》]]の[[制限緩和]]もそれに合わせているのだろう。~ --[[《焔征竜−ブラスター》]]と[[《魔導書の神判》]]は、丁度10年前にあたる2013年の[[環境]]を席巻した[[【征竜】]]と[[【魔導書】]]の[[キーカード]]でもある。~ これらが同時に緩和される点からも、この10年間でいかに[[環境]]がインフレしたのかが窺える。~ -2017年6月の「YU-GI-OH.jp」サイト開設以降、[[リミットレギュレーション]]([[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]適用分〜)は、適用の半月ほど前に同サイトにて公表され、その数日後に発売されるVジャンプにも掲載される流れであった(これよりも前は、Vジャンプが初公表の場であった)。~ だが今回は、3月13日に「3月26日公開予定」と[[Twitterで事前告知したのみで>https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1635204059756896256]]、3月20日発売のVジャンプにも情報は掲載されなかった。~ Vジャンプ未掲載の制限改訂、情報解禁日の事前告知、適用日まで1週間未満という遅い時期の発表と、これまでの対応と比べ異質な点が多く見られた。~ --この次の改訂発表も同様の告知がされており、第12期からの方針変更の模様。~ // 改訂の内訳とは関係ない情報なので下段に移動 -[[禁止カード]]86枚、[[制限カード]]78枚、[[準制限カード]]26枚。~ 合計枚数は190枚。~ --合計枚数が初めて190枚以上になった。~ **[[禁止カード]] [#kinsi] -[[《アマゾネスの射手》]] -[[《イレカエル》]] -[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]] -[[《エクリプス・ワイバーン》]] -[[《Emヒグルミ》]] -[[《EMモンキーボード》]] -[[《外神アザトート》]] -[[《巌征竜−レドックス》]] -[[《儀式魔人リリーサー》]] -[[《キャノン・ソルジャー》]] -[[《旧神ノーデン》]] -[[《水晶機巧−ハリファイバー》]] -[[《サイバーポッド》]] -[[《流離のグリフォンライダー》]] -[[《サモン・ソーサレス》]] -[[《The tyrant NEPTUNE》]] -[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]] -[[《十二獣ドランシア》]] -[[《十二獣ブルホーン》]] -[[《守護竜アガーペイン》]] -[[《守護竜エルピィ》]] -[[《真竜皇V.F.D.》]] -[[《真竜剣皇マスターP》]] -''[[《スプライト・エルフ》]]'' -[[《星杯の神子イヴ》]] -[[《ゼンマイハンター》]] -[[《ダンディライオン》]] -[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]] -[[《ティアラメンツ・キトカロス》]] -[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]] -[[《トーチ・ゴーレム》]] -[[《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》]] -[[《トロイメア・ゴブリン》]] -[[《トロイメア・マーメイド》]] -[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]] -[[《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》]] -[[《瀑征竜−タイダル》]] -[[《破滅竜ガンドラX》]] -[[《ファイバーポッド》]] -[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]] -[[《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》]] -[[《BF−朧影のゴウフウ》]] -[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]] -[[《マジェスペクター・ユニコーン》]] -[[《マジックテンペスター》]] -[[《魔導サイエンティスト》]] -[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]] -[[《メガキャノン・ソルジャー》]] -[[《メンタルマスター》]] -[[《餅カエル》]] -[[《ユニオン・キャリアー》]] -[[《ラヴァルバル・チェイン》]] -[[《リンクロス》]] -[[《烈風の結界像》]] -[[《レベル・スティーラー》]] -[[《悪夢の蜃気楼》]] -[[《いたずら好きな双子悪魔》]] -[[《押収》]] -[[《大嵐》]] -[[《苦渋の選択》]] -[[《強引な番兵》]] -[[《強奪》]] -[[《強欲な壺》]] -[[《次元融合》]] -[[《神剣−フェニックスブレード》]] -[[《生還の宝札》]] -[[《ソウル・チャージ》]] -[[《大寒波》]] -[[《蝶の短剣−エルマ》]] -[[《天使の施し》]] -[[《早すぎた埋葬》]] -[[《ハリケーン》]] -[[《魔鍾洞》]] -[[《マスドライバー》]] -[[《突然変異》]] -[[《遺言状》]] -[[《異次元からの帰還》]] -[[《虚無空間》]] -[[《王宮の弾圧》]] -[[《王宮の勅命》]] -[[《第六感》]] -[[《ダスト・シュート》]] -[[《血の代償》]] -[[《マジカル・エクスプロージョン》]] -[[《ライフチェンジャー》]] -[[《ラストバトル!》]] **[[制限カード]] [#seigen] -[[《アストログラフ・マジシャン》]] -[[《イーバ》]] -'''[[《焔征竜−ブラスター》]]''' -[[《クシャトリラ・フェンリル》]] -[[《クシャトリラ・ユニコーン》]] -'''[[《グローアップ・バルブ》]]''' -[[《クロノグラフ・マジシャン》]] 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]>https://www.yugioh-card.com/japan/event/rankingduel/limitregulation/?list=202304]]