*&ruby(クラウディアン){雲魔物};/Cloudian [#top]
 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で[[カテゴリ]]化された「雲魔物」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]の大半は[[水属性]]・[[天使族]]で統一されている。~
 例外として[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]・[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]の2体は[[水属性]]・[[悪魔族]]、[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]は[[風属性]]・[[水族]]である。~

 多くの[[モンスター]]が「[[フォッグカウンター]]」に関する[[効果]]を持っており、これを利用して様々な[[モンスター効果]]を発揮するものも存在する。~
 [[サポートカード]]である[[魔法・罠カード]]にも、[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持ち間接的に雲魔物を補助するものがある。~

-[[レベル]]4以上の[[モンスター]]は以下の共通する[[永続効果]]2つを持つ。~
 このカードは戦闘によっては破壊されない。
 このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
--この[[効果]]は[[永続効果]]なので、[[自壊]]は[[チェーンブロック]]が作られない。~
また、[[裏側守備表示]]で[[攻撃]]を受け[[ダメージステップ]]で[[リバース]]した際は[[ダメージ計算]]終了の段階で[[自壊]]する。~
よってこの場合は、[[戦闘ダメージ]]の計算を行った後[[フィールド]]に残っていれば、その[[効果]]で[[自壊]]することになる。~

-また、[[レベル]]4の[[通常召喚モンスター]]は全て[[守備力]]0であり、以下の共通する[[誘発効果]]を持つ。~
 このカードの召喚に成功した時、
 フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ
 このカードにフォッグカウンターを置く。
--この[[誘発効果]]についてだが、[[効果の発動]]を行った雲魔物自身も頭数に含まれる。~
よって他の雲魔物が存在しない時に、この[[効果]]を持つ雲魔物を単独で[[召喚]]するだけでも、[[フォッグカウンター]]を1つ[[置く]]ことができる。~
--また、固有[[効果]]として[[フォッグカウンター]]を取り除いて[[発動]]できる[[起動効果]]を持つ。~
[[《雲魔物−アルトス》]]は[[フィールド]]全ての、それ以外は自身に乗った[[フォッグカウンター]]のみが[[コスト]]として使用可能となっている。~

|>|>|>|>|CENTER:|c
|~[[カード名]]|~[[レベル]]|~[[属性]]|~[[種族]]|~備考|h
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~共通効果なし|
|~[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]|1|[[水>水属性]]|[[悪魔族]]|[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−羊雲》]]|~|~|[[天使族]]||
|~[[《雲魔物−スモークボール》]]|~|~|~|[[通常モンスター]]|
|~[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]|3|~|[[悪魔族]]||
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~[[戦闘破壊]][[耐性]]&[[自壊]]あり|
|~[[《雲魔物−ストーム・ドラゴン》]]|4|[[水>水属性]]|[[天使族]]|[[特殊召喚モンスター]]&br;[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−ニンバスマン》]]|5|~|~|自身に[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]あり|
|~[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]|8|[[風>風属性]]|[[水族]]||
|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#DDDDDD):~[[戦闘破壊]][[耐性]]&[[自壊]]/[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[誘発効果]]あり|
|~[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]|4|[[水>水属性]]|[[天使族]]|[[フォッグカウンター]]を2つ取り除き、[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[破壊]]|
|~[[《雲魔物−アルトス》]]|~|~|~|[[フィールド]]の[[フォッグカウンター]]を3つ取り除き、[[相手]]の[[手札]]1枚を[[捨てる]]|
|~[[《雲魔物−キロスタス》]]|~|~|~|[[フォッグカウンター]]を2つ取り除き、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[破壊]]|
|~[[《雲魔物−タービュランス》]]|~|~|~|[[フォッグカウンター]]を1つ取り除き、[[《雲魔物−スモークボール》]]1体を[[特殊召喚]]|

-全体的に、[[ステータス]]がかなり低いのも特徴。~
[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]のみ[[攻撃力]]3000を持つが、次点は[[守備力]]を含めても[[《雲魔物−アルトス》]]の[[攻撃力]]1300と大幅に落ちてしまう。~
[[上級]]以上の[[モンスター]]が少ないという事情もあるが、それでも10種以上の[[モンスター]]が属する[[カテゴリ]]としてはなかなか異例である。~
[[戦闘破壊]][[耐性]]を共通で持つ代わりの[[デメリット]]とも取れる。~
--ただし、これにより大半の[[モンスター]]が[[《サルベージ》]]に対応するなど、損ばかりという訳でもない。~
また、いずれにせよ[[守備表示]]の場合は多くが共通[[効果]]で[[自壊]]してしまうため、[[守備力]]の低さはほとんど影響しない。~

--単に[[戦闘破壊]][[耐性]]を共通して持つだけであれば第12期からは[[幻想魔族]]が登場しているため、こちらはより差別化が必要となる。~
//--単に[[戦闘破壊]][[耐性]]を共通して持つだけであれば第12期からは[[幻想魔族]]が登場しているため、こちらはより差別化が必要となる。~

-現在は[[モンスター]]を指定する[[カード]]しか存在しないため、[[魔法カード]]の[[《雲魔物の雲核》]]や[[《雲魔物のスコール》]]は[[《マジカルシルクハット》]]で[[モンスター]]扱いにしないと含まれない。~

-属する[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]の[[カード名]]は、主に雲に関する英単語を中心とした天候関係のものになっている。~

-[[DUELIST EDITION Volume 2]]では完全に未収録となっており、[[モンスター]]及び[[サポートカード]]共に1枚も収録されていない。~
[[トーナメントパック2012 Vol.2]]にて[[《雲魔物−タービュランス》]]と[[《雲魔物−スモークボール》]]の2枚が、[[トーナメントパック2012 Vol.3]]にて[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]が再録された。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXに登場するイースト校チャンピオン、アモン・ガラムが使用する[[カード群>カテゴリ]]。~
アモンは異世界編中盤にて[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を入手し、その後はそちらを主軸とする[[デッキ]]に切り替えたため出番は減少した。~

--アニメでは、[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[《雲魔物−ニンバスマン》]]が持つだけで雲魔物全体の特徴としては存在せず、[[守備表示]]で存在する場合に[[自壊]]する[[効果]]は全く見られなかった。~
また、[[フォッグカウンター]]関連の[[カード]]も[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]と[[《ダイヤモンドダスト・サイクロン》]]しか登場していない。~

//--[[エクゾディア>封印されし]]が主軸となって以降の「アモンvsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦中の[[手札]]に[[通常魔法]]《&ruby(ディストラクション・クラウド){爆破雲};》という[[カード]]が確認できる。~
//雲魔物の説明になっていない
//トークン(アモン)に書くべき内容であり、これは実在しないので雲魔物に書く意味が無い

--[[OCG]]化されていない[[サポートカード]]として[[永続魔法]]《&ruby(ビッグサモンクラウド){大召喚雲};》と[[通常罠]]《&ruby(ミラージュターゲット){蜃気楼の標的};》が登場している。~

**関連リンク [#link]
―「雲魔物」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「雲魔物」または[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[通常モンスター]]
--[[《雲魔物−スモークボール》]]

-[[効果モンスター]]
--※[[《雲魔物−アシッド・クラウド》]]
--※[[《雲魔物−アルトス》]]
--※[[《雲魔物−キロスタス》]]
--※[[《雲魔物−ゴースト・フォッグ》]]
--※[[《雲魔物−羊雲》]]
--※[[《雲魔物−ストーム・ドラゴン》]]
--※[[《雲魔物−タービュランス》]]
--[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]

--※[[《雲魔物−ニンバスマン》]]

--※[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]

-[[モンスタートークン]]
--[[雲魔物トークン]]

―「雲魔物」または[[フォッグカウンター]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《雲魔物の雲核》]]
-[[《雲魔物のスコール》]]
-[[《召喚雲》]]
-[[《ダイヤモンドダスト・サイクロン》]]
-[[《フォッグ・コントロール》]]
-[[《宝札雲》]]

-[[《アグレッシブ・クラウディアン》]]
-[[《上昇気流》]]
-[[《ナチュラル・ディザスター》]]
-[[《暴風雨》]]

―「雲魔物」に関する[[カウンター]]
-[[フォッグカウンター]]

―その他のリンク
-[[【雲魔物】]]

-[[カテゴリ]]

**FAQ [#faq]
Q:[[発動]]済みの[[《血の代償》]]の[[効果]]により、[[召喚に成功した]]時に[[フォッグカウンター]]を[[置く]][[効果]]を持つ雲魔物3体を同一[[チェーン]]上で[[通常召喚]]しました。~
  この時、それぞれにいくつの[[フォッグカウンター]]を[[置き>置く]]ますか?~
A:その場合、[[《血の代償》]]の[[チェーン]]処理の終了後にそれぞれの[[効果]]が[[発動]]し、任意の順番で[[チェーン]]を組んで逆順処理を行います。~
  したがって、[[召喚]]以前に他の雲魔物が存在していなければ、それぞれに[[フォッグカウンター]]を3つずつ[[置き>置く]]ます。(11/05/06)