*新エキスパートルール/New Expert Rules [#top]
 BEFORE:[[公式ルール]]/[[エキスパートルール]]~
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 第2期から第5期までの期間使用されていたルール。~
 現在使用されている[[OCG]]のルールのほとんどは、この時期までに成立している。~

**[[エキスパートルール]]からの変更点 [#henkou]
-[[デッキがなくなる>デッキ切れ]]と負け~
[[デッキ]]がなくなり、[[ドロー]]する機会(魔法や効果を含む)に[[カード]]が引けなくなった方が負けとなった。~

-[[手札]][[カード]]は6枚まで。~
[[手札]]の最大枚数が6枚までに制限された。~
[[エンドフェイズ]]に[[手札]]が7枚以上ある場合、6枚になるまで[[カード]]を[[捨て>捨てる]]なければならない。~

-[[サイドデッキ]]が15枚に~
いままでは[[サイドデッキ]]の枚数は10枚だったが、新エキスパートルールでは15枚に拡充された。~

-[[先攻]]も[[ドロー]]可能~
[[先攻]][[プレイヤー]]も1[[ターン]]目に[[カード]]を[[ドロー]]できるようになった。~
ただし[[モンスター]]による[[攻撃]]はできない。~

-1勝2分けでも勝利~
いままではトータルで1勝2分けだった[[デュエル]]は[[引き分け]]とされていたが、新ルールでは1勝2分けでも勝ちとなった。~

-[[罠>罠カード]]は使用後[[破壊]]~
罠は「[[発動]]後[[破壊]]する」という表記の物以外は[[フィールド]]に残り続けたが、永続アイコンのないものは[[発動]]直後[[破壊]]される。

 ([[Booster R1]]付属ルールカードより引用)

**新エキスパートルールの[[デュエルフィールド]] [#field]
 [[エキスパートルール]]から変更なし。

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|>|>|>|>|>|>|~[[相手]][[フィールド]]|h
|BGCOLOR(tan):[[デ>デッキゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(plum):[[融>融合デッキゾーン]]|
|BGCOLOR(tan):[[デ>デッキゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(violet):[[融>融合デッキゾーン]]|
|BGCOLOR(silver):[[墓>墓地]]|BGCOLOR(orange):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(khaki):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(orange):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(khaki):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(orange):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(mediumaquamarine):[[フ>フィールドカードゾーン]]|
|BGCOLOR(mediumaquamarine):[[フ>フィールドカードゾーン]]|BGCOLOR(khaki):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(orange):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(khaki):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(orange):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(khaki):[[モ>モンスターカードゾーン]]|BGCOLOR(silver):[[墓>墓地]]|
|BGCOLOR(plum):[[融>融合デッキゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(lightgreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(limegreen):[[魔>魔法&罠カードゾーン]]|BGCOLOR(tan):[[デ>デッキゾーン]]|
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|>|>|>|>|>|>|~[[自分]][[フィールド]]|f
#br
|>|CENTER:20|CENTER:|CENTER:BGCOLOR(#CCD5DD):|CENTER:20|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|~凡例|h
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|>|BGCOLOR(mediumaquamarine):[[フ>フィールドカードゾーン]]|[[フィールドカードゾーン]]||BGCOLOR(plum):[[融>融合デッキゾーン]]|[[融合デッキゾーン]]|
|>|BGCOLOR(mediumaquamarine):[[フ>フィールドカードゾーン]]|[[フィールドカードゾーン]]||BGCOLOR(violet):[[融>融合デッキゾーン]]|[[融合デッキゾーン]]|

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 現行の[[プレイヤー]]には馴染みが薄いであろうルールのほとんどが廃止され、現在知られている遊戯王[[OCG]]のほとんどがこのルールによって成立している。~
 [[禁止・制限カード]]の制度が取り入れられたのも、この頃である。~
// [[禁止カード]]はこのルールに先駆けて存在していたが、[[制限カード]]・[[準制限カード]]が制定された事で、現在の[[禁止・制限カード]]のルールが確立した。~
//↑「禁止カードのみ以前からあった」という資料が見当たらず。「禁止カード」のページには「2004年に制定(制限・準制限の後に制定)」と記載あり。下の公式データベースに関しても「禁止カードのみ元々あった」という意味ではないのではないか。
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=236&keyword=%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC&tag=-1

 この他、第2期冒頭に[[チェーン]]と[[スペルスピード]]のシステムが導入され、ゲームとしての体裁が整えられた。~
 [[《ならず者傭兵部隊》]]と[[《落とし穴》]]の関係から[[優先権]]が、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]と[[《リーフ・フェアリー》]]から[[タイミングを逃す]]ルールが周知されるようになるなど、[[プレイヤー]]側も戸惑いながらルールに徐々に慣れていった。~

 2008年3月15日、[[マスタールール]]への移行によりその役割を終えた。~

-原作・アニメにおいて―~
原作では「バトルシティ編」から「スーパーエキスパートルール」というルールが採用されている。~
新エキスパートルールとの主な違いは以下の通り。~
--初期[[ライフポイント]]が4000
--[[手札]]から[[召喚]]・[[発動]]・[[セット]]できる[[モンスターカード]]・[[魔法カード]]・[[罠カード]]はそれぞれ1[[ターン]]に1枚
--[[モンスター]]を[[表側守備表示]]で[[召喚]]できる
--[[手札]]枚数制限は7枚
--[[レベル]]5以上の[[モンスター]]は[[レベル]]4以下、[[レベル]]7以上は、[[レベル]]6以下の[[モンスター]]を[[生け贄]]に捧げて[[生け贄召喚]]する~
---バトルシティ編開始時のルール説明にはこのルールが記載されていたが、バトルシティ編後半では海馬が[[レベル10>《オベリスクの巨神兵》]]と[[レベル4>《ガジェット・ソルジャー》]]を[[生け贄]]に[[レベル8モンスター>《青眼の白龍》]]を[[召喚]]するシーンがある。~
--[[生け贄]]なしで[[上級モンスター]]を[[召喚]]した場合、[[召喚権]]は消費しその[[カード]]は消滅する
--[[セット]]した[[魔法カード]]は[[自分]]・[[相手]][[ターン]]問わずいつでも[[発動]]できる
--[[融合召喚]]した[[モンスター]]はその[[ターン]]に[[攻撃]]できない
--[[バトルステップの巻き戻し]]が行われない
~
-アニメでは上記ルールのうち、「[[手札]]からの[[魔法・罠カード]]の使用枚数制限」「[[魔法カード]]はいつでも[[発動]]できる」点は採用されていない。~
このために多くの[[デュエル]]が構成の変更を余儀なくされており、原作のルールと混同した描写や発言が時折見受けられる。([[《天使のサイコロ》]]等)~

**関連リンク [#link]
-[[公式ルール]]
-[[エキスパートルール]]
//-[[新エキスパートルール]]
-[[ジュニアルール]]
-[[マスタールール]]
-[[マスタールール2]]
-[[マスタールール3]]
-[[新マスタールール]]
-[[マスタールール(11期)]]

-[[データベース]]