*《&ruby(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン){青眼の白龍};/Blue-Eyes White Dragon》 [#i6341ac8] 通常モンスター 星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。 どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。 [[STARTER BOX]]から登場した、[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~ 多数の専用[[カード]]が存在し、[[同名カード]]を3体[[融合]]する事で[[《青眼の究極竜》]]となる。~ [[《ブラック・マジシャン》]]と共に抜群の知名度を誇っている[[モンスター]]である。~ 初期のルールでは[[生け贄召喚]]の概念がなく、海馬のようにこの[[カード]]を[[デッキ]]に3枚投入して[[攻撃力]]で圧倒するのが、勝利への必須条件であった。~ だがエキスパートルールになり、[[召喚]]に[[生け贄]]が必要になってからは大幅に弱体化し、かつての隆盛は鳴りを潜めた。~ しかし、その後も[[攻撃]]名である[[《滅びの爆裂疾風弾》]]が[[カード]]化したり、[[《次元誘爆》]]等の別カードの[[イラスト]]に登場する等、依然として人気は高い。~ //エキスパートルール制定当時は「生け贄」という用語だったため、文脈上こちらのほうが正しいと判断しリリースを生け贄に戻しました。~ 3000の[[攻撃力]]を得る為だけに[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]するのは非常に効率が悪い。~ これならば、[[攻撃力]]が上昇する[[効果モンスター]]や[[装備カード]]等、もっと簡単な方法はいくらでもある。~ ゆえに、[[ドラゴン族]]や[[通常モンスター]]であることを生かし、[[特殊召喚]]を行っていくことになるだろう。~ [[最上級モンスター]]であるために一見[[召喚]]しづらいように思われがちだが、非常に多くの[[サポートカード]]が存在しているため、[[フィールド]]上に[[召喚]]することは比較的容易である。~ [[通常モンスター]]であるため、[[《召喚師のスキル》]]で[[デッキ]]から[[サーチ]]でき、[[手札]]に存在する場合は[[《古のルール》]]、[[墓地]]に存在する時は[[《正統なる血統》]]等で[[特殊召喚]]できる。~ また、[[ドラゴン族]]であるので、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]][[《竜魔人 キングドラグーン》]]等の[[効果]]による[[特殊召喚]]も可能である。~ 一般的な[[最上級モンスター]][[召喚]]補助[[カード]]である、[[《死皇帝の陵墓》]][[《名推理》]]等で[[召喚]]するのもよいだろう。~ この[[カード]]専用の[[サポートカード]]はかなり多く、下記の[[カード]]が存在する。~ +[[《滅びの爆裂疾風弾》]]⇒[[戦闘]]できない制約はあるものの、[[《サンダー・ボルト》]]と同じ[[全体除去]]を行うことができる。~ +[[《正義の味方 カイバーマン》]]⇒お手頃に[[特殊召喚]]出来る。[[《増援》]]で簡単に[[サーチ]]も出来る。~ +[[《白竜の聖騎士》]]⇒[[儀式モンスター]]ではあるものの、[[リバース効果モンスター]]に強い。~ +[[《伝説の白石》]]⇒容易な発動条件で簡単に[[サーチ]]できる。~ [[融合]]系の[[カード]]によって、大きな[[アドバンテージ]]を得ることができることも、この[[カード]]の魅力の一つである。~ [[《龍の鏡》]]はこのカード1枚で[[《青眼の究極竜》]]を瞬時に[[融合召喚]]できる。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は、[[融合召喚]]までにタイムラグがあるものの[[墓地アドバンテージ]]を大きくリードすることができ、かつ[[融合モンスター]]も[[召喚]]することができる。~ [[融合召喚]]する対象は、[[《青眼の究極竜》]]と[[《F・G・D》]]の二択になるが、[[《青眼の究極竜》]]は[[召喚制限]]が存在せず[[蘇生]]や[[帰還]]が可能であり、[[ドラゴン族]][[モンスター]]は[[蘇生]]手段が豊富であるため、こちらの方を優先的に[[融合召喚]]するとよいだろう。~ 総じて、[[召喚]]サポートに優れ、[[破壊]]能力に特化した[[最上級モンスター]]と言える。~ このカードは[[《トレード・イン》]]の[[手札コスト]]として[[墓地に送る]]こともできるため、[[手札]]を調整しつつ、[[蘇生]]の準備を整えることもできる。~ [[《突然変異》]]が[[使用]]できた頃は、[[《滅びの爆裂疾風弾》]]で[[相手]]の[[フィールド]]を一掃し、[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]に変異して5600もの[[ダメージ]]が狙えた。~ 対となる[[《ブラック・マジシャン》]]は、[[攻撃力]]が低い分テクニカルな[[モンスター]]と言えるだろう。~ -初期のテキストに「攻撃・守備が最高のなかなか手に入らない超レアカード。」と記述されており、原作で「あまりの強さ故に生産中止となった」ということから、[[最上級モンスター]]の[[攻撃力]]の基準とされてきた。~ [[《絶対服従魔人》]]の登場以降は[[最上級モンスター]]最強の座は奪われているが、[[通常モンスター]]の中では最も[[攻撃力]]が高い。~ -初期の[[《カオス・ソルジャー》]]のテキストにB・W・Dとあるが、《青眼の白龍》のことである。~ これからも、いかにこの[[カード]]が[[ステータス]]の基準とされてきたかが伺える。~ -[[STRUCTURE DECK−海馬編−]]には、中国語と英語で書かれている[[カード]]が収録されている。~ これらの初出はそれぞれ週刊少年ジャンプの抽選プレゼントであり、非常に希少価値の高い[[カード]]であった。([[ウルトラレア>Ultra]])~ それを更に上回る[[レアリティ]]を誇るものとして、「Vジャンプフェスタ1999」で入場者に配布された[[シークレットレア>Secret]]版が存在する。~ これは事前に通知がなく、存在そのものの把握が難しかった為に、非常に希少価値が高かった。~ -[[《ブラック・マジシャン》]]と同じく、[[イラスト]]の種類が多い[[カード]]。~ この[[カード]]は第1期と第2期、[[EX]]と[[EX-R]]、第3期以降でそれぞれ[[イラスト]]が変更されている。~ また、[[週刊少年ジャンプ(2003年3・4合併号)付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]]は、第3期以降の[[イラスト]]の背景が石版から地球に変更されたものになっている。~ アニメや原作の[[イラスト]]に使用されているのは、第1期と第2期の[[イラスト]]である。~ -[[カードの名前]]が酷似し、同等の[[攻撃力]]・[[守備力]]を持っている[[《青氷の白夜龍》]]が存在する。~ 初期に[[《青眼の銀ゾンビ》]]という、少し名前が似ている[[通常モンスター]]が収録されたが、その容貌やステータスはかけ離れている。~ //他の関連[[カード]]や[[《真紅眼の黒竜》]]等は「竜」であるが、この[[カード]]と[[《青眼の光龍》]]は「龍」である。~ -原作・アニメにおいて―~ 遊戯王初期から登場する、海馬瀬人が最も信頼する[[モンスター]]である。~ 原作・アニメの世界では、「あまりの強さのためにすぐ生産中止となった」ため4枚しか出回っていないという超[[レアカード]]。~ 最初はこの[[カード]]4枚に対して所持者が4人(アメリカ・ドイツ・香港・日本に)いたのだが、そのうちの1枚を海馬が双六の店で見つけたところから遊戯王デュエルモンスターズの物語は始まる。~ すべて《青眼の白龍》が日本語版であった、ということもすごいが(下記の通り、原作では1枚は英語版である)。~ //3体並べているところでも日本語と確認できる。 海馬はこのカードを[[デッキ]]に投入してから、「バトルシティ編」のバトルロイヤル以外の全ての[[デュエル]]でこのカードを[[召喚]]している。~ [[攻撃]]名は「[[滅びの&ruby(バーストストリーム){爆裂疾風弾};>《滅びの爆裂疾風弾》]]」。~ [[《ホーリー・エルフ》]]の[[効果]]でパワーアップした時の[[攻撃]]名は「ホーリー・バーストストリーム」。~ --英語表記の《Blue-Eyes White Dragon》も存在する。~ 原作では腹話術師(アニメではものまね師)が使用し、遊戯王R4巻表紙の海馬はその[[カード]]を手にしている。 --「乃亜編」の冒頭には[[デッキ]]マスターとして登場。~ 「この[[カード]]を[[融合素材]]とした[[《青眼の究極竜》]]は、[[融合召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できる」という能力だった。~ だが同じ乃亜編で、デッキマスター能力関係無しに[[《聖女ジャンヌ》]]が[[融合]][[ターン]]に[[攻撃]]したりしている。~ また、海馬は何故かこの[[カード]]をデッキマスターにしていない。~ //デッキマスターを融合素材にして融合召喚された融合モンスターは召喚酔いが無くなると思うんですが。~ //ジャンヌのときはデッキマスターは心眼の女神。融合には使われてない。 --原作では海馬はこの[[カード]]を[[召喚]]する際に2体の[[生け贄]]を捧げた事は「海馬vsイシズ」戦しかない。~ [[生け贄召喚]]の機会を[[《オベリスクの巨神兵》]]に奪われていたことも理由の一つだろうが、大概は[[《コストダウン》]]や[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]等でサポートしている。~ 遊戯王Rでも「海馬vs天馬夜行」戦にて2体の[[生け贄]]を捧げて[[召喚]]している。~ [[《モザイク・マンティコア》]]は遊戯王Rでは3体のマテリアル[[モンスター]]の[[融合]]体で、その内の2体である《マテリアル・バット》と《マテリアル・スコーピオン》を[[生け贄]]に[[召喚]]した。~ --記憶編では3000年前の古代エジプトにおける、白い肌に青い瞳を持つ女性キサラが身に宿す精霊として描かれた。~ 「神に対抗できる青い瞳の龍」の魂を持つものとして殺害されてしまうが、その魂は海馬の前世である神官セトに受け継がれた。~ 現代における、海馬と「神に対抗できる青い瞳の龍」の[[カード]]《青眼の白龍》の出会いはこの時より運命付けられていたようである。~ もっとも海馬は最初双六の《青眼の白龍》を[[ダミー>プロキシ]][[カード]]とすり替えたり強引に盗もうとしたり、挙句の果てには破いたりしていたが、これも必然だったのだろうか。~ なお、記憶編での攻撃名は「滅びの威光」。~ --アニメで双六は《青眼の白龍》を破られた後も所有している。 --原作漫画や東映版遊戯王では当初「ブルーアイズ・ドラゴン」という名前で通されていた。~ また東映製作の劇場版「遊☆戯☆王」では、3体の《青眼の白龍》が《邪悪なる鎖》により連結された《青眼の白龍3体連結》が登場した。~ --作中には海馬の趣味なのか、《青眼の白龍》を模した物が大量に登場する。~ 自家用ジェット機や海馬コーポレーション入り口の像はその代表例である。~ 他にも、電車、帽子、ドーム、ジェットコースター、その他海馬ランドのアトラクションなどにも用いられており、文庫版に描かれた世界海馬ランド計画に至っては、もはや海馬ランドというよりブルーアイズランドである。~ --遊戯王Rでは、[[ドラゴン族]]使いのカード・プロフェッサー、ウィラー・メットに「実戦価値のない観賞用のカード」と評されている。~ 二人とそれぞれの[[龍>ドラゴン族]]のプライドをかけた闘いは[[《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》]]の勝利かと見えたが、海馬のプレイングが勝り逆転勝利している。~ この時、[[《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》]]の効果を得てパワーアップし、[[攻撃]]名も「滅びのバーストエクストリーム」となっている。~ ([[《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》]]の項を参照)~ このデュエルで《青眼の白龍》の[[攻撃]]は魔法[[攻撃]]でもあることが判明する。~ その後、「海馬vs天馬夜行」戦でも[[召喚]]される。~ その圧倒的な[[攻撃力]]で決闘の主導権を海馬の物とした。~ [[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]の[[演奏>《ドラゴンを呼ぶ笛》]]で3体[[召喚]]し、さらに夜行を追い詰めるが… --アニメGXでは「十代vs[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]」において[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]が使用。~ [[《白竜の聖騎士》]]や[[《滅びの爆裂疾風弾》]]等の専用[[サポートカード]]を駆使しつつ、十代を圧倒していった。~ ちなみにこの時カイバーマンが使用していた、日本語表記・三期以降のテキストボックス・初期の[[イラスト]]の《青眼の白龍》はOCGでは存在しない。~ しかし、アニメ5D'sの公式サイトのデュエルワンポイントレッスンのTurn26ではこの使用の《青眼の白龍》の画像が使われている。~ -コナミのゲーム作品において―~ 初期のゲームでは、当時の原作設定を引き継ぎ、名称が「ブルーアイズ・ドラゴン」のものもある。~ --[[詰めデュエル]]では、[[相手]][[フィールド]]上に[[攻撃表示]]で[[壁]][[モンスター]]として配置されている場合が多い。 --[[DUEL TERMINAL]]においては、この[[カード]]と[[《滅びの爆裂疾風弾》]]、[[《クロス・ソウル》]]または[[《攻撃の無力化》]]の3枚をスキャンすると隠し[[デッキ]]が出現する。~ **関連カード [#i5fe043f] -[[《正義の味方 カイバーマン》]] -[[《白竜の聖騎士》]] -[[《伝説の白石》]] -[[《青眼の究極竜》]] -[[《青眼の光龍》]] -[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]] -[[《青氷の白夜龍》]] -[[《真紅眼の黒竜》]] -[[《真紅眼の闇竜》]] -[[《古のルール》]] -[[《海馬》]] -[[《青眼の銀ゾンビ》]] ―《青眼の白龍》の姿の見られるカード -[[《滅びの爆裂疾風弾》]] -[[《次元誘爆》]] **このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#w303d960] -[[【青眼の白龍】]] -[[【高等儀式術】]] **収録パック等 [#u85a2f42] -[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP098 &size(10){[[Ultra]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-001 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]}; -[[Spell of Mask −仮面の呪縛−]] SM-51 &size(10){[[Ultimate]]}; -[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-01 &size(10){[[Ultra]]}; -[[STARTER BOX]] &size(10){[[Ultra]]}; -[[EX]] &size(10){[[Ultra]]}; -[[EX-R]] EX-49 &size(10){[[Ultra]]}; -[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-03 KA-04 KA-05 -[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-001 -[[Vジャンプ(1999年1月号) 誌面プレゼント>書籍付属カード#p7209f5e]] &size(10){[[Ultra]]}; -[[週刊少年ジャンプ(2001年27号) 誌面プレゼント>書籍付属カード#ba88fac6]] ??-?? &size(10){[[Ultra]]}; -[[週刊少年ジャンプ(2003年3・4合併号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]] JMP-001 &size(10){[[Ultra]]}; -[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]] DT01-JP001 &size(10){[[Super]]};