*【不死武士メタビート】 [#fh48hy84] #contents **紹介と歴史 [#hg85hwox] [[《不死武士》]]を中心とした[[ビートダウン]][[デッキ]]であり、[[【不死武士ターボ】]]の派生[[デッキ]]。~ 分類上は[[ビートダウン]]、そして[[ビートダウン]]、[[コントロール]]が中心となった構成だが、形式上は【不死武士''ターボ''】の派生[[デッキ]]。~ 矛盾が起きているが、その背景には[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]に[[《生還の宝札》]]準制限化、[[《D−HERO ディスクガイ》]][[《早すぎた埋葬》]]禁止化に伴い、~ [[【不死武士ターボ】]]自体が事実上[[ターボ]]から[[ビートダウン]]へと変わらざるをえなくなった歴史を持つためである。~ 構成は[[【不死武士ターボ】]]とはかけ離れてはいるが、あくまで【不死武士ターボ】の派生[[デッキ]]として扱う事とする。 **概要 [#h84fhkw4] //下と重複 [[自己再生]][[効果]]を持つため[[自分]]の[[メタカード]]が[[《不死武士》]]の[[蘇生]]を妨げてしまう事故が起こりにくい。~ 言いかえれば、さまざまな[[メタカード]]を入れることができるのがこの[[デッキ]]の最大の利点なのである。~ **特徴 [#hg89349e] もともと[[【不死武士ターボ】]]は、そのギミックにより[[ドロー]]加速を行い、[[除去]]を絡めていくカード。~ なのだが、前述の通り肝心の[[《生還の宝札》]]が[[準制限カード]]となってしまい、[[ドロー]]スピードが落ちてしまった。~ もちろん現在もこの戦術は健在なのだが、やはり以前よりは心許なくなっている。~ そこで、いっそのこと[[ドロー]]は当てにせず、前述した[[《不死武士》]]の違う利点を生かそうというのである。~ [[【戦士族】]]は[[《神の宣告》]][[《我が身を盾に》]]と言った[[パーミッション]]で戦線を作っていくが、~ この[[デッキ]]は[[マストカウンター]]をおさえるのではなく、最初から[[相手]]の戦術そのものを潰してしまおうというもの。~ その中でも[[《不死武士》]]と相性抜群の[[永続罠]]に妨害を任せる、というのが狙いである。~ 特に[[【シンクロ召喚】]]など、[[特殊召喚]]を多用する現[[環境]]で大活躍できる[[《王宮の弾圧》]]との[[シナジー]]が絶妙なのである。~ [[スタンバイフェイズ]]中なら条件さえ満たせば何度でも[[自己再生]]するので、[[相手]]は800ライフ払うだけ損なのである。~ また、この[[デッキ]]は一応分類上[[ビートダウン]]になるが[[コントロール]]や微弱ながら[[パーミッション]]要素も含み、~ 採用する[[永続罠]]や構築バランスによっては、[[ロック]]や[[【フィフティ・フィフティ】]]にもなり、~ 果ては[[《生還の宝札》]]を採用するので[[ターボ]]要素まで兼ね備えた、柔軟かつ多彩な戦術を持ち合わせた[[デッキ]]となる。~ 《不死武士/The Immortal Bushi》 効果モンスター 星3/闇属性/戦士族/攻1200/守 600 このカードは戦士族モンスターの生け贄召喚以外の生け贄にはできない。 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、 自分フィールド上にモンスターカードが存在しない場合、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 この効果は自分の墓地に戦士族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。 《王宮の弾圧/Royal Oppression》 永続罠 800ライフポイントを払う。 モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし、 そのカードを破壊する。 この効果は相手プレイヤーも使用する事ができる。 《光帝クライス/Kuraz the Light Monarch》 効果モンスター 星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。 破壊されたカードのコントローラーはデッキから破壊された枚数分の カードをドローする事ができる。 このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。 **[[永続罠]] [#hg89349e] ***相性のいい[[永続罠]] [#n3f70b6e] [[永続罠]]における[[フィールド]]の[[コントロール]]を重視する以上、当然[[永続罠]]選びは重要。~ 以下に[[キーカード]]となる[[永続罠]](&その他[[フィールド]]に残り続けるカード)を挙げていく。~ また、[[永続罠]]ではないが相性のいい永続系カードもここに乗せておく。~ -[[《王宮の弾圧》]]~ [[特殊召喚]]を食い止める、この[[デッキ]]のキーカード。~ あらゆる[[特殊召喚]]を[[無効]]にすることで、[[相手]]の行動を制限してくれる。~ また、[[除外]]が弱点ゆえ、苦手とする[[《マクロコスモス》]]を[[無効]]化[[破壊]]できるのも大きい。~ -[[《群雄割拠》]]~ [[相手]]の[[デッキ]]に左右されやすいが、現[[環境]]では、、[[【シンクロ召喚】]][[【ダムドビート】]]といった[[デッキ]]に大打撃を与えられるので、採用する価値はあるだろう。~ -[[《スキルドレイン》]]~ 限定的とはいえ、[[モンスター効果]]を[[無効]]にするのは非常に強力。~ もちろん、[[自分]]は、影響を受けにくい構成なので問題無い。~ これも[[【剣闘獣】]]、[[【ライトロード】]][[【ダムドビート】]][[【アンデット族】]]といった、[[モンスター効果]]に頼る[[デッキ]]をほぼ食い止めることができる。~ -[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]~ [[《不死武士》]]が[[レベル]]3である点を活用するカード。守り通せればいい壁になってくれるだろう。~ このカードを採用する場合、[[永続罠]]ではないが、[[《レベル制限B地区》]][[《平和の使者》]]も採用できるだろう。~ [[《光帝クライス》]]と組み合わせて[[【フィフティ・フィフティ】]]のようにするのも面白い。~ -[[《死神の巡遊》]]~ 基本、この[[デッキ]]は[[モンスター]]の総数は15枚弱程度。~ つまり、[[デュエル]]が後半になればなるほど、[[通常召喚]]の機会がないのだ。~ [[モンスター]]不足により後半[[通常召喚]]し難くなるのがこの[[デッキ]]の弱点でもあるのだが、それを逆手にとれるというわけである。~ たとえ[[相手]]が[[特殊召喚]]を主体とした[[デッキ]]であっても、ある程度展開力を鈍らせることはできる。~ [[《王宮の弾圧》]]との相性もいい。~ -[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]~ [[永続罠]]ではないのだが、[[墓地]]利用、[[墓地]][[除外]]を封じる[[効果]]を持つ。~ ほとんどの[[蘇生]]、[[回収>サルベージ]]カードを[[腐らせ>腐る]]ることができる。~ [[フィールド魔法]]であるため弱点の[[《アンデットワールド》]]を破壊することもでき、[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫せず、[[《王宮のお触れ》]]に妨害もされない[[メリット]]がある。~ しかも、天敵である[[《D.D.クロウ》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]から[[《不死武士》]]を守ってくれるという、非常に頼もしいカードである。~ ただし[[《ネクロ・ガードナー》]][[《戦士の生還》]]との相性は悪いので注意が必要。~ -[[《強者の苦痛》]]~ この[[デッキ]]は[[ビートダウン]]にしては打点が1200とかなり低い。~ しかし、[[《王宮の弾圧》]]が[[キーカード]]となる以上、[[戦闘ダメージ]]は最小限に食い止めたいのだ。~ [[フィールド]]をますます圧迫させてしまうが採用の余地はあるだろう。~ ***留意点と[[永続罠]]投入に際して [#z01e13e5] このように[[相手]]をさまざまな形で強力に妨害する[[永続罠]]だが、その強力な[[効果]]ゆえに副作用も注意しなければならない。~ 何と言っても[[フィールド]]全体に影響を及ぼす事により、採用される[[モンスター]]が相当制限されること。~ この[[永続罠]]戦術は[[《不死武士》]]が[[永続罠]]による副作用が効かない特性を生かしただけで、他の[[モンスター]]はしっかり影響を及ぼされる。~ 特に[[《スキルドレイン》]]は自軍[[モンスター]]への影響が大きい。~ ただ、[[《スキルドレイン》]]に頼る[[デッキ]]ではないため、迂闊に[[《ゴブリン突撃部隊》]][[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]などを採用するわけにもいかない。~ 問題なく組み込めるのはせいぜい[[《ならず者傭兵部隊》]]くらいであろう。~ となると、カード選び以上に[[永続罠]]、とりわけ[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]するタイミングを選ばないといけない。~ 裏を返せば、たとえ[[《スキルドレイン》]]の影響を受ける[[《異次元の女戦士》]]等も上手く[[フィールド]]を操作すれば活躍できる、ということである。~ それを後押しするのが、この[[デッキ]]の強み、[[永続罠]]の種類の多さである。~ [[《異次元の女戦士》]]が居るせいで[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]できなくても、[[《王宮の弾圧》]]を[[発動]]させれば[[相手]]を食い止めることができるのである。~ 状況に応じて[[発動]]タイミングを計り、[[フィールド]]を操作していこう。~ 場合にもよるが、[[永続罠]]の場に残る性質からダブってしまうと困るため、[[永続罠]]は1種類につき2枚でもいいだろう。~ 欲しい[[永続罠]]が来なくても、代わりに引いた他の[[永続罠]]で十分[[相手]]を崩すことができるからである。~ 特定の[[永続罠]]の影響を受けない[[デッキ]]を使ってくることもあるため、2戦目以降の[[サイドデッキ]]交換も重要となる。~ 他の[[モンスター]]、魔法、罠にもよるが、[[マッチ]]1戦目では[[相手]]の[[デッキ]]は分からない。~ なのでどの[[永続罠]]を選ぶかは周りの[[環境]]次第である。~ 基本的に[[《王宮の弾圧》]]は採用していい。~ 強力かつ、[[《王宮の弾圧》]]を念頭に置いたカード選びは意外と簡単であり、なおかつ、最大の弱点である[[除外]]における[[キーカード]]、[[《マクロコスモス》]]を[[無効]]にできるからだ。~ このカードと[[《スキルドレイン》]]に限り3積みも検討できる。~ もちろん[[相手]]が[[【ガジェット】]]ならば役に立たないが、その場合は[[《光帝クライス》]]で[[破壊]]するなり[[マッチ]]2戦目以降にサイドチェンジなりすればいい。~ [[《群雄割拠》]]はこちらは確実に影響を受けないが、[[相手]]も影響を受けるとは限らないので、[[《王宮の弾圧》]]に匹敵するほどの[[必須カード]]とまでは言えない。~ とはいえ安定性は抜群なので[[《群雄割拠》]]も1戦目に投入してもとりあえず問題はない。~ 後はお好みで選択していこう。~ 目安としては6枚〜8枚前後だろうか。~ **[[永続罠]]以外の採用カード [#ufg3q4h9] ***[[モンスター]] [#od4631cc] [[【不死武士ターボ】]]の派生[[デッキ]]である以上基本的な事は[[あちら>【不死武士ターボ】]]と同じである。~ ゆえに[[戦士族]]完全統一は大前提となり、その前提のもと[[デッキ]]を組むことになる。~ 基本となる[[《不死武士》]]は2枚でいいだろう。1枚[[墓地]]に送れば機能するからである。~ だが、[[除外]]されては話にならないので保険にもう1枚入れる。~ 3枚目は[[相手]]の[[デッキ]]に合わせて[[サイドデッキ]]に投入。~ もし[[《終末の騎士》]]を採用しない場合は初手に来る確率を上げるために3枚投入。~ ~ その[[《終末の騎士》]]も[[《不死武士》]]を墓地に送る上で重要なカード。~ だが、単体では弱い上このカードで落とす[[モンスター]]は殆どいないため3枚投入は少々危険。2枚が妥当だろう。~ 他に[[《終末の騎士》]]で落とすカードとしては[[《スキルドレイン》]]が効かない[[《ネクロ・ガードナー》]]が有効。~ 以上が直接の[[《不死武士》]]関連。~ [[永続罠]]、とりわけ[[《スキルドレイン》]]の影響を考え他の[[モンスター]]は慎重に選ばなければならない。~ [[モンスター]]で是非とも採用したいのは[[《光帝クライス》]]。~ 特に[[相手]]の[[デッキ]]によっては不要な[[永続罠]]が出てしまった場合、または[[永続罠]]がダブってしまった場合は[[手札]]で腐ってしまう。~ だが[[《光帝クライス》]]で[[破壊]]して[[ドロー]]すれば、[[手札交換]]が成立する。~ 下記の[[《次元の裂け目》]]などと言った弱点カードを[[破壊]]するのにももちろん役に立つ。~ [[召喚]]した[[ターン]]は[[攻撃]]できないが、この[[効果]]は[[永続効果]]。~ [[破壊]][[効果]]使用後[[《スキルドレイン》]]を使えば、あたかも他の[[帝]]の如く[[攻撃]]ができる[[コンボ]]も可能。~ 一応この[[デッキ]]は[[【戦士族】]]にも分類されるが、この[[デッキ]]に[[【戦士族】]]の常識は通用しない。~ 例えば[[《不死武士》]]の能力を生かせないので[[《切り込み隊長》]][[《コマンド・ナイト》]]の様な展開重視[[モンスター]]は採用できない。~ 採用できるのは[[除去]][[効果]]を持った[[効果モンスター]]のみ。~ その中でも[[《ならず者傭兵部隊》]]は[[《スキルドレイン》]]の影響下でも[[効果]]を使え、この[[デッキ]]では他の[[モンスター]]とは一線を画す。~ 後は[[《異次元の女戦士》]][[《D.D.アサイラント》]]あたりも投入できる。~ [[《スキルドレイン》]]の影響は受けてしまうが、[[《スキルドレイン》]]の発動タイミングを見極めてうまくこれらの[[モンスター]]を使っていこう。~ [[除去]]以外で考えられるのは[[下級]]の[[攻撃力]]不足を補い、[[アドバンテージ]]もとれる[[《E・HERO エアーマン》]]。~ [[《スキルドレイン》]]の影響は怖いが、[[《増援》]]が無制限になり早めに[[手札]]に加えられるので[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]させるまでに[[召喚]]できるだろう。~ [[サーチ]]先はやはり[[《スキルドレイン》]]の影響を受けない、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]。~ 次点で先に[[召喚]]すれば[[《スキルドレイン》]]の影響を受けない[[《E・HERO ワイルドマン》]]もいいだろう~ [[モンスター]]の採用枚数は合計15枚弱が目安となるだろう。~ 前述の通り、採用できる[[モンスター]]自体が少ないので、無理して[[モンスター]]を増やすより魔法、罠にスロットを割こう。~ ***必須系、[[除去]]系魔法・罠 [#s2cf2bbf] [[デッキ]]の半分はこれらのカードが占めることになる。~ [[戦士族]]デッキである以上[[《増援》]]は3積み決定。~ とくれば[[《戦士の生還》]]と言いたいところだが、この[[デッキ]]は多少事故が怖いので、~ こういった初手に来たら困る[[墓地]]再利用カードは極力採用しない方がいい。~ 流石に[[《死者蘇生》]]や他の[[必須カード]]は入れないと話にならないが、[[除去]]カード以外は極力採用しないように。~ 投入するだけで[[ハンド・アドバンテージ]]を得られ、事故要因にもなりにくいので[[《生還の宝札》]]も2枚投入しよう。~ [[《スキルドレイン》]]下で[[《光帝クライス》]]の[[効果]]を使いたい場合の[[《月の書》]]も採用圏内か。~ [[除去]]は好きな物を採用していい。~ [[1:1交換]]以上の[[カード]]ならば、ほぼ例外なく採用できる。~ [[《地割れ》]][[《地砕き》]][[《抹殺の使徒》]][[《ソウルテイカー》]][[《次元幽閉》]][[《奈落の落とし穴》]][[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《激流葬》]]などが挙げられる。~ [[《不死武士》]]や[[《ネクロ・ガードナー》]]を[[コスト]]に出来る[[《ライトニング・ボルテックス》]]、[[《光帝クライス》]]と相性抜群の[[《クロス・ソウル》]]もそれぞれ1枚程度は採用できる。~ ただ、1つ注意するのは、[[除去]]にあまりこだわると[[《群雄割拠》]]の意味が薄れること。~ この点を意識するなら、[[除去]]より受動的な妨害カード、とりわけ[[《群雄割拠》]]と相性抜群な[[《くず鉄のかかし》]]が候補となる。~ しかしその場合は、[[魔法&罠カードゾーン]]の圧迫に苦しむことになる。~ このことを考えると、逆に[[《くず鉄のかかし》]]は相性が悪い、ということにもなる。好みで採用するといいだろう 魔法にせよ罠にせよ、[[永続罠]]という腐りやすいカードを大量に採用している以上、可能な限り[[腐る]]カードが出ないようにしたい。~ ***[[カウンター罠]]と大弱点の魔法・罠破壊系対策 [#l81ee6ed] [[永続罠]]は、当然[[破壊]]されると[[効果]]も消えてしまう。しかし構築上、複数枚場に存在することも多い。~ よって、[[《王宮のお触れ》]][[《サイクロン》]][[《ツイスター》]][[《大嵐》]][[《邪神の大災害》]]に弱い。~ 特に万が一[[《大嵐》]]、[[サイドデッキ]]から投入の[[《邪神の大災害》]]によって3枚以上[[破壊]]されたら笑うしかない。~ これらの対策は重要であり、[[カウンター罠]]である[[《神の宣告》]][[《魔宮の賄賂》]]はほぼ[[必須カード]]となる。~ 最低でも、最高級の[[汎用性]]を持つ[[《神の宣告》]]は3枚入れたい。~ **[[デュエル]]の流れ [#hf894hke] ***序盤は[[フィールド]]と流れを守る [#h722e36f] まずは[[《王宮の弾圧》]]が場か[[手札]]に、[[《不死武士》]]が場か[[墓地]]にある状況を作りたい。~ だが、その時に[[《王宮の弾圧》]]の[[ライフコスト]]が払えない、では話にならない。~ よって、[[自分]]のライフダメージを最小限に食い止めながら理想の状況を作る必要がある。~ そのためには、やはり[[除去]]や[[《群雄割拠》]]等に頼る事になる。~ ***[[デュエル]]の勝ち筋 [#r67598f3] 基本的に受け身に回る[[デッキ]]なので、明快な勝ち筋がないのが弱いところである。~ 一応分類は[[ビートダウン]]だが、[[コントロール]]や[[ロック]]の色も強いので、なかなか[[相手]]を崩せないことも。~ だが、必ず攻め時は来るので、基本的に焦らないことが大事である。~ 長期戦を覚悟しよう。~ [[相手]]に展開を許したくないので、場合によっては[[相手]]に[[ドロー]]させる覚悟で[[《光帝クライス》]]で[[相手]][[モンスター]]2体を[[破壊]]し[[攻撃力]]2400の[[壁]]を作るのもいいだろう。~ 以下に代表的なデッキタイプに対する勝ち方を書いておく。~ -[[特殊召喚]]による[[ビートダウン]]~ [[【シンクロ召喚】]][[【ライトロード】]][[【剣闘獣】]][[【ダムドビート】]][[【アンデット族】]]が該当。~ これらの[[デッキ]]に照準を合わせるのでやりやすいだろう。~ 序盤は[[永続罠]]をならべて耐えて耐えて耐え抜く。~ [[《王宮の弾圧》]]や[[《生還の宝札》]]で[[アドバンテージ]]を奪い、[[相手]]の[[フィールド]]ががら空きになったところを~ [[《不死武士》]][[《光帝クライス》]]でコツコツ殴っていこう。~ これらのデッキはほぼ全ての[[永続罠]]が影響するが、[[【剣闘獣】]]は意外と[[《群雄割拠》]]の影響を受けにくいことには留意しておこう。~ 裏守備[[モンスター]]で[[《剣闘獣ガイザレス》]]を[[召喚]]できるからだ。~ -[[通常召喚]]による[[ビートダウン]]~ 【ガジェット】や[[《ライオウ》]]といった[[攻撃力]]1900クラス、[[帝]]を主軸とする[[デッキ]]。~ [[《王宮の弾圧》]]は効かないが[[《スキルドレイン》]][[《群雄割拠》]]は[[ダメージ]]がある。~ ただ、[[除去]]が追いつかない可能性もあるので、[[《生還の宝札》]]で十分[[アドバンテージ]]が稼げるまでは無理に動かない方がいいかもしれない。~ -[[ロック]][[コントロール]]系統~ 【ロックバーン】などが該当。~ 幸いな事に[[《不死武士》]]は[[ロック]]の影響を受けにくいので、積極的に[[攻撃]]を仕掛けていい。~ だが、攻めが詰まった場合は、無理をしない方がいい。~ [[《光帝クライス》]]で[[相手]]の場をこじあけ、[[ダメージ]]を与える程度でいいだろう。~ また、[[デッキ切れ]]を狙うのもいい。~ [[相手]]に敢えて[[《デス・ラクーダ》]][[《ワーム・リンクス》]]での[[ドロー]]をさせておいて、[[デッキ]]を消耗させる。~ そうすれば、手詰まりの状況では上記の[[ドローエンジン]]で[[相手]]が得た[[ハンド・アドバンテージ]]は役に立たないからだ。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#g3huihvr] [[【不死武士ターボ】]]を元に作った[[デッキ]]である以上、やはりこちらにもその弱点はあてはまる。~ 天敵は言うまでもなく[[除外]]。~ [[《D.D.クロウ》]][[《閃光の追放者》]][[《次元の裂け目》]][[《マクロコスモス》]][[《邪帝ガイウス》]]などである。~ 特に[[マッチ]]では[[《D.D.クロウ》]]がほぼ100%出てくるが、[[【不死武士ターボ】]]と違い[[《天罰》]][[《ヒーローズルール2》]]を[[積む]]余裕はないため、前もって[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を[[発動]]させておくか、[[《不死武士》]]複数積み、[[《異次元からの埋葬》]]で戻そう。~ [[《異次元からの埋葬》]]は[[《ネクロ・ガードナー》]]と[[シナジー]]するので[[腐る]]事は少ない。~ また、[[《閃光の追放者》]]は[[《スキルドレイン》]]で、[[《マクロコスモス》]]は[[《王宮の弾圧》]]である程度対処可能。~ また、[[《王宮の弾圧》]]こそ[[《不死武士》]]は効かないが、その他の[[特殊召喚]][[メタ]]は通してしまう。~ [[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]][[《虚無魔人》]][[《エンド・オブ・アヌビス》]]が該当する。~ ただ、[[除去]]手段は豊富なので[[除去]]すれば特に問題はない。~ [[伏せカード]]が多くなるので[[《氷帝メビウス》]]も要注意。~ [[水族]]はマイナーだから[[《群雄割拠》]]で止まる、と言うかもしれないがそうもいかない。~ [[《黄泉ガエル》]]も[[水族]]なので、[[アドバンス召喚]]が可能になるのだ。~ しかも、[[《不死武士》]]と同じ原理で[[《黄泉ガエル》]]も数少ない[[《王宮の弾圧》]]の効かない[[特殊召喚モンスター]]なのである。~ [[《スキルドレイン》]][[《神の宣告》]]で何とかするしかない。~ また、[[火力]]の少ない[[デッキ]]なので[[【フルバーン】]]などでダメージレースを仕掛けられたらもうお手上げである。~ **代表的なカード [#fh834yhk] -[[《光帝クライス》]] **関連リンク [#v843huoh] -[[戦士族]] -[[【戦士族】]] -[[【不死武士ターボ】]] -[[【クライスターボ】]] -[[デッキ集]]