*&ruby(れんごく){煉獄};/Void [#top]
　[[クロスオーバー・ソウルズ]]で[[カテゴリ]]化した「煉獄」と名のついた[[魔法・罠カード]]群。~
　[[インフェルノイド]]と密接に関わる[[カテゴリ]]であり、多くの煉獄[[カード]]は[[インフェルノイド]]に関係する[[効果]]を持っている。~

-属する[[魔法・罠カード]]自体は[[THE SHINING DARKNESS]]で[[《無の煉獄》]]が登場していた。~
しかし正式な[[カテゴリ]]になったのは[[《インフェルノイド・リリス》]]・[[《煉獄の消華》]]が登場した上記シリーズからである。~

-[[カテゴリ]]成立の経緯がやや特殊である。~
最初に登場した[[《無の煉獄》]]はその[[イラスト]]・[[効果]]から[[インフェルニティ]]が意識されており、下記の通り漫画5D'sでも[[インフェルニティ]]サポートとして「煉獄」[[カード]]が複数登場した。~
--だが、第９期以降に[[OCG]][[オリジナル>オリジナルカード]]で[[インフェルノイド]]と関連する[[効果]]という特徴を持って[[カテゴリ]]化が成された。~
（[[カテゴリ]]成立前に[[OCG]]で登場した[[《煉獄の落とし穴》]]が[[インフェルノイド]]とストーリー設定的に関係があるため、この[[カテゴリ]]成立の発想元となった可能性がある。）~
これにより、[[OCG]]では[[インフェルニティ]]との関連性は無い[[カード]]群となった。~

--しかし、第11期に漫画5D'sで登場した「煉獄」[[カード]]や[[インフェルニティ]][[モンスター]]が[[OCG]]化された結果、[[インフェルニティ]]とも繋がりを持つ様になった。~
この様な経緯により、[[インフェルノイド]]と[[インフェルニティ]]という直接的な関係性を持たない２つの[[カテゴリ]]から指定される珍しい[[カテゴリ]]となった。~

---なお、[[インフェルノイド]]と[[インフェルニティ]]はどちらも[[悪魔族]]を主体とし、[[地獄>《インフェルノ》]]をモチーフとした[[カテゴリ]]名なので、間接的な繋がりはあるとも言える。~

-[[魔法・罠カード]]を指定する[[カテゴリ]]のため、[[モンスターカード]]である[[《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−》]]・[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]はそのままでは含まれない。~
だが、[[《サクリファイス》]]などの[[効果]]で[[装備カード]]扱いになっている場合は、[[《インフェルノイド・リリス》]]の(1)の[[効果]]による[[破壊]]を免れ、[[《煉獄の狂宴》]]の[[コスト]]として扱う事ができる。~
--なお、[[TCG]]では[[《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−/Blast Magician》>《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−》]]は[[カード名]]に煉獄/Voidを含まない。~

-「煉獄」とは 「Purgatorium」の訳語で、カトリックの説で天国と地獄の間にあり、死者の魂が天国へ行くために生前の罪を悔い改め償い、そして清めるとされる場所。~
[[ダンテの『&ruby(しんきょく){神曲};』>彼岸]]は「地獄」「煉獄」「天国」を遍歴する話である。~
多くのゲームにおいて、[[炎の地獄>インフェルノイド]]のような表現をされたり、地獄と同じ扱いを受けることが多いが、本来は地獄とは別で天国に近い浄化を行う場所である。~
後述する[[OCG]]・遊戯王[[TCG]]においても、地獄や虚無と同一視されているような節がある。~

--[[TCG]]版で[[カード名]]が翻訳される際は、[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン/Void Ogre Dragon》>《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]のように、「煉獄」の部分を「虚空（名詞）」「効果のない（形容詞）」などを意味する「Void」という単語に置き換えることが多い。~
この[[カテゴリ]]の内[[TCG]]版が存在する全ての[[カード]]にもこの単語が使われているが、逆に[[カテゴリ]]に該当しないもので[[英語名]]変更前の[[《無効/Null and Void》>《無効》]]という例もあった。~
また、先述した[[装備カード]]の例でも、[[《虚構王アンフォームド・ボイド/Unformed Void》>《虚構王アンフォームド・ボイド》]]の例もある。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sにおいて、鬼柳が主に[[インフェルニティ]]の[[サポートカード]]である「煉獄」[[カード]]を多数使用している。~
漫画5D'sにおいて、鬼柳が主に[[インフェルニティ]]の[[サポートカード]]である「煉獄」[[オリジナルカード]]を多数使用している。~
未[[OCG]]では、[[通常罠]]《煉獄の鎖》・《煉獄の&ruby(ゼロ・ゲート){零門};》、[[永続罠]]《煉獄の盾》が存在する。~

--鬼柳はアニメ・漫画共に地獄を連想させるキャラクターデザインであり、漫画版では[[《''煉獄''龍 オーガ・ドラグーン》>《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]がエースとして据えられている。~
漫画版で[[インフェルニティ]][[サポート>サポートカード]]に「煉獄」[[カード]]が用いられたのは、上記の[[《無の煉獄》]]との繋がり以外にもこの様な設定を踏まえたものと思われる。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連リンク [#link]
―「煉獄」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
　※は「煉獄」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]
-[[通常魔法]]
--※[[《熾動する煉獄》]]
--[[《無の煉獄》]]
--[[《煉獄の契約》]]
-[[速攻魔法]]
--[[《煉獄の死徒》]]
-[[永続魔法]]
--[[《煉獄の虚夢》]]
--[[《煉獄の決界》]]
--[[《煉獄の災天》]]
--※[[《煉獄の消華》]]
-[[フィールド魔法]]
--[[《煉獄の氾爛》]]

-[[通常罠]]
--[[《蒼焔の煉獄》]]
--[[《煉獄の落とし穴》]]
--※[[《煉獄の狂宴》]]
-[[永続罠]]
--[[《殻醒する煉獄》]]
--[[《遡洸する煉獄》]]
--[[《煉獄の釜》]]

―「煉獄」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《インフェルニティ・ポーン》]]

-[[《インフェルノイド・リリス》]]

-[[《インフェルノイド・イヴィル》]]

―その他のリンク
-[[インフェルノイド]]
-[[インフェルニティ]]

-[[《ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−》]]
-[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]

-[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]]

-[[《虚構王アンフォームド・ボイド/Unformed Void》>《虚構王アンフォームド・ボイド》]]

-[[カテゴリ]]

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