*《&ruby(いちぞく){一族};の&ruby(けっそく){結束};/Solidarity》 [#zeb8c937] 永続魔法 自分の墓地に存在するモンスターの元々の種族が1種類のみの場合、 自分フィールド上に存在するその種族のモンスターの 攻撃力は800ポイントアップする。 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[永続魔法]]。~ [[墓地]]の[[モンスター]]の[[種族]]が1種類のみの場合、その[[種族]]の[[攻撃力]]を上げる[[効果]]を持つ。~ [[種族]]統一の[[デッキ]]では[[戦闘]]面での大幅な[[強化]]となる。~ [[下級]][[アタッカー]]の[[攻撃力]]は平均的な[[上級モンスター]]を超え、[[上級モンスター]]の[[攻撃力]]は[[最上級モンスター]]を超える。~ [[《強者の苦痛》]]と比較すると、[[デッキ]]に依存する点、[[墓地]]に[[モンスター]]が必要である点、[[相手]]からの[[直接攻撃]]の[[ダメージ]]を減らせない点で劣る。~ 一方、[[レベル]]7以下の[[モンスター]]と[[エクシーズモンスター]]では変化量が大きい点、[[相手]]への[[直接攻撃]]の[[ダメージ]]を増やせる点では有利である。~ ただし[[種族]]の統一がほぼ必須となるため、[[汎用性]]の高い[[モンスター]]の採用が難しくなる。~ また、[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]の[[種族]]統一も必要となるため、例え強力な[[モンスター]]であっても積極的には使いづらくなる。~ それでも採用する場合は、[[除外]]・[[サルベージ]]等の[[墓地]]を操作するギミックが必要になるだろう。~ [[《レスキューラビット》]]や[[《バトルフェーダー》]]といった自己[[除外]]型の[[モンスター]]は共存しやすいが、[[ハンデス]]や[[召喚]][[無効]]といったもので[[墓地]]に送られる危険もある。~ またこの[[カード]]自体の[[サーチ]]が難しく、[[墓地]]に最低1体という条件から複数積んだ場合の[[手札事故]]にも注意が必要である。 [[種族]]が統一された[[テーマデッキ]]であれば、この[[カード]]の[[適用]]条件を満たしやすく、強力な支援となる。~ [[【BF】]]等は[[シンクロモンスター]]も[[種族]]統一しやすい。~ 必然的に[[戦士族]]に統一する[[【不死武士】]]とも相性は抜群である。~ [[【悪魔族】]]にも採用しやすく、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]や[[《トラゴエディア》]]といった強力な[[制限カード]]や[[準制限カード]]も問題なく投入でき、[[《カードガード》]]の[[効果]]で簡単にこの[[カード]]を守ることができる。~ // 統一された[[種族]]以外の[[モンスター]]は、「とどめの一撃」と割り切るのも良い。~ //なら強者を使うべき。永続の意味がない 最大の弱点は、構築への[[縛り]]よりも、この[[カード]]の存在そのものが、[[相手]]に[[情報アドバンテージ]]を与えてしまうという点にある。~ 1、2枚を共存させる事自体は可能だが、[[相手]]からすれば[[手札誘発]]に対するリスクが減る事に違いはなく、大量展開を行う隙を与えやすい。~ [[【魔法使い族】]]の[[《エフェクト・ヴェーラー》]]でも1枚で止めきれない、[[【昆虫族】]]の[[《増殖するG》]]で[[ドロー]]しても使う機会を得られないといったケースもあるため、[[手札誘発]]を有する[[種族]]でもこの欠点は無視できるものではない。~ この性質から、大量展開そのものを止められる、低速〜中速の[[【メタビート】]]的構成のほうが扱いやすい[[カード]]である。~ [[《強欲で謙虚な壺》]]と併用できれば、[[サーチ]]の難しさや[[手札事故]]といった問題も多少は改善される。~ 1度に同[[種族]]を大量に確保できるものも確かに相性は良いが、この[[カード]]分の消費を他に回す事でも瞬間[[火力]]が確保できる事も考慮する必要があるだろう。~ -この[[カード]]を使用するにあたり、以下の点を覚えておきたい。~ --[[墓地]]に[[モンスター]]が存在しなければ[[効果]]が[[適用]]されない。~ --[[墓地]]の[[モンスター]]の[[種族]]さえ統一されていれば[[効果]]は[[適用]]される。~ 例えば[[自分]]の[[墓地]]にある[[モンスター]]が[[戦士族]]のみで、[[自分]]の場に[[戦士族]]と[[魔法使い族]]がいても''[[戦士族]]だけは''[[強化]]される。~ しかしその[[魔法使い族]][[モンスター]]が[[墓地へ送られた]]場合は、この[[カードの効果]]は消滅する。~ -[[イラスト]]では[[おジャマ]]一族が結束する姿が描かれている。~ また、背景には[[《おジャマ・カントリー》]]の[[イラスト]]に登場した[[おジャマ]]らしき[[モンスター]]の頭蓋骨が落ちている。~ //この[[カード]]と[[《おジャマ・カントリー》]]を併用すれば、[[元々の攻撃力]]0の[[おジャマ]]達が[[攻撃力]]1800の[[アタッカー]]となる。~ -[[英語名]]の「solidarity」は「結束」や「団結」を意味し、日本名の「一族」に当たる英語が見られない。 //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ //[[TAG FORCE4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]では、なんと9種のパックに[[ウルトラレア>Ultra]]で入っている[[カード]]。~ //そのため、1〜2種目のコンプリート狙いなどの非常に早い段階で3枚揃ってしまうということが定番で、その後の非常に長い間には他の[[ウルトラレア>Ultra]]の[[カード]]の出現を邪魔する存在になってしまっている。~ //なので同ゲームのプレイヤー間では「ハズレカード」としておなじみになっている。~ //ゲームの攻略サイトではないので、重要な情報以外は載せなくていいと思う。どのゲームではハズレ、○レアとかは挙げたらキリがない。 --[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルのミニゲーム「おジャマ・ジャンピング」のクリア画面にこの[[カード]]の[[イラスト]]が使用されており、[[《おジャマ・キング》]]に胴上げをしている。~ スピードデュエルでは、第10弾からのEXステージの万丈目と、第12弾からのEXステージのリシドが使用する。 **関連カード [#ac77bbed] -[[種族]] ―類似効果 -[[《フューチャー・グロウ》]] //-[[《連合軍》]] ―名前関連 -[[《一族の掟》]] -[[《結束 UNITY》]] -[[《六武衆の結束》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《おジャマ・イエロー》]] -[[《おジャマ・グリーン》]] -[[《おジャマ・ブラック》]] -[[《おジャマ・ブルー》]] -[[《おジャマ・レッド》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#w2341b9d] -[[【不死武士】]] -[[【スパイダー】]] **収録パック等 [#na75b2a1] -[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP054 -[[ストラクチャーデッキ−ロスト・サンクチュアリ−]] SD20-JP031 -[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP029 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#s533eb84] Q:「元々の[[種族]]」とありますが、[[《アンデットワールド》]]で[[墓地]]の[[種族]]が[[アンデット族]]に統一されいても、[[適用]]されませんか?~ A:はい、[[墓地]]に存在する[[悪魔族]][[モンスター]]が[[《アンデットワールド》]]によって[[アンデット族]]に統一されても、[[フィールド]]上の[[アンデット族]][[モンスター]]は[[強化]]されません。(09/06/14) Q:[[フィールド]]には異なる[[種族]]がいても、効果は適用されますか?~ A:はい、[[墓地]]に存在する[[モンスター]]の[[種族]]が1種類のみであれば同じ[[種族]]の[[モンスター]]は[[強化]]されます。(09/06/14) Q:[[自分]][[フィールド]]に複数枚この[[カード]]が[[発動]]している時、[[効果]]は重複しますか?~ A:はい、重複します。(09/04/18) Q:[[自分]][[墓地]]に別の[[種族]]が置かれた場合、この[[カード]]はどうなりますか?~ A:[[効果]]が[[適用]]されなくなります。勝手に[[破壊]]されることはありません。(09/04/19)