*《-/Sea Monster of Theseus》 [#top] Fusion/Tuner LV5/WATER/Zombie/ATK2200/DEF1800 2 Tuners 日本語訳 融合・チューナーモンスター 星5/水属性/アンデット族/攻2200/守1800 チューナー×2 [[TCG]]の[[Raging Tempest]]で登場した[[水属性]]・[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]の[[チューナー]]。~ [[チューナー]]2体を[[融合素材]]として要求しているため、[[正規融合]]を狙うのであれば主に[[シンクロ召喚]]主体の[[デッキ]]で採用することになる。~ しかし、得られるのは[[レベル]]が少し高めの[[チューナー]]であり、2体の[[チューナー]]と[[融合召喚]][[カード]]を揃えて得られる見返りとしては心細い。~ とはいえ[[チューナー]]は[[墓地]]で真価を発揮するものも少なくないため、[[手札]]や[[デッキ]]から[[チューナー]]を複数[[墓地へ送る]]手段として使うことが考えられる。~ [[チューナー]]2体を[[融合素材]]として要求しているため、[[シンクロ召喚]]主体の[[デッキ]]でなければ[[正規融合]]は難しい。~ しかし、この[[モンスター]]は[[効果]]を持たない[[チューナー]]であり、[[チューナー]]2体と[[《融合》]]を消費して[[特殊召喚]]される[[モンスター]]としては心もとない。~ // [[手札]]や[[デッキ]]の[[チューナー]]2体を[[墓地へ送る]]手段として使うことが考えられる。~ 純粋に[[チューナー]]として使う場合、1枚でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できる[[《簡易融合》]]を用いるのがいいだろう。~ この[[モンスター]]の最大の特徴は、[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]可能な[[チューナー]]という点である。~ [[手札]]や[[フィールド]]の状況によって非[[チューナー]]の[[融合モンスター]]と使い分ければ、柔軟な[[シンクロ召喚]]ができる。~ 更に[[蘇生]]の手段が豊富な[[アンデット族]]であり、[[レベル]]5の[[水属性]]なので[[《ゲイザー・シャーク》]]にも対応している。~ [[《サルベージ・ウォリアー》]]の[[リリース]]に用いれば、[[《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》]]等の[[エクシーズ召喚]]の他、[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]]の[[特殊召喚]]も狙える。~ -[[融合モンスター]]の[[チューナー]]、[[融合素材]]に[[チューナー]]を要求する[[融合モンスター]]、[[エクストラデッキ]]に入る[[効果モンスター]]以外の[[チューナー]]という3点で初の[[カード]]である。~ また、[[水属性]]・[[アンデット族]]は[[《氷結界の神精霊》]]に続く2体目である。~ -[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]としては[[新たなる支配者]]で登場した[[《ナイトメアを駆る死霊》]]以来、実に15年ぶりの登場となる。~ ただし、[[TCG]]では[[《アンデット・ウォーリアー》]]の初収録が[[OTS Tournament Pack 1>OTS Tournament Pack#one]]だったため、[[アンデット族]]の[[融合モンスター]]が最後に登場してから1年も経過していない。~ -[[テキスト]]が非常に短く、単語数も2単語しかない。~ //日本語訳にすると、文字数が7文字と[[《深海に潜むサメ》]]に次いで短い。~ //日本語訳はまだ非公式なのでCO --2017年初頭、英語版の公式ブログにおいて「2017年に発売される最強の[[カード]]の1つの[[テキスト]]」として、この[[カード]]の[[効果]][[テキスト]]が公開された。~ もっとも、この[[カード]]は[[カードの効果]]を1つも持たないため、公開された「[[テキスト]]」は全くの空欄であり、その謎掛けのような内容に多くのプレイヤーを困惑の渦に巻き込んだ。~ -英語版以外のこの[[カード]]は、[[テキスト]]から「Fusion/Tuner」の部分が抜け落ちた[[エラーカード]]である事が発売前に明らかとなった。~ [[KONAMI]]の現地法人では、該当のこの[[カード]]を会社に郵送すると正しい[[テキスト]]のものと交換する対応を取ると発表した。~ またヨーロッパ圏で開催される大規模大会YCSでは本[[カード]]の交換コーナーを設けるとしている。~ //ソース:http://www.yugioh-card.com/uk/news/detail.php?id=2231 //Twitterに出ている実物画像を見るとFusion/Tunerが抜け落ちている物があるので -船のようなデザインからして、元ネタは「Ship of Theseus(テセウスの船)」だろう。~ ギリシャ神話の英雄テセウスが[[ミノタウロス>《ミノタウルス》]]退治の折に乗った船は、後世までアテネに保存されていた。~ しかしその船は傷んだ部材を徐々に取り替えていくうち、やがてテセウスの時代の部品は1つもなくなってしまったという。~ 「テセウスの船」はこれを元とした「ある物体の構成部品が全て置き換えられた時、それは同じ物体といえるか」という思考実験である。~ 類似した思考実験に[[スワンプマン>《鏡像のスワンプマン》]]がある。~ --この[[カード]]は「[[チューナー]]同士が[[融合]]し」「[[チューナー]]という要素のみを残した全くの別人になる」という性質により、元ネタを再現しているものだと思われる。~ //**関連カード [#card] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Raging Tempest]] RATE-EN081 &size(10){[[Secret]]}; ---- &tag(《SeaMonsterofTheseus》,モンスター,融合モンスター,チューナーモンスター,星5/水属性/アンデット族/攻2200/守1800,);