《タイラント・ドラゴン》
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*《タイラント・ドラゴン/Tyrant Dragon》 [#top] 効果モンスター 星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守2500 相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードはバトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃する事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。 このカードを他のカードの効果によって墓地から特殊召喚する場合、 そのプレイヤーは自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体をリリースしなければならない。 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~ 限定条件下で[[もう1度だけ攻撃>連続攻撃]]できる[[永続効果]]、自身を[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]を[[効果を無効]]にして[[破壊]]する[[永続効果]]、[[蘇生]]の際に[[ドラゴン族]]の[[リリース]]を要求する[[効果外テキスト]]を持つ。~ [[耐性]]を持つが、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]の[[効果]]のみと対応できる範囲が狭い。~ もう一方の[[連続攻撃]]は高い[[攻撃力]]と相性は良いものの、基本的に[[直接攻撃]]できず、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]のような[[ライフ・アドバンテージ]]獲得能力に欠ける。~ [[《運命のウラドラ》]]なら[[ドロー]]の[[トリガー]]にもなる点で相性が良いか。~ 加えて[[蘇生]]時に[[ドラゴン族]]の[[リリース]]を要求するため、[[《復活の福音》]]や[[《炎王炎環》]]などの[[蘇生]]を利用しにくい。~ この[[カード]]を採用するならば、制限のかかっていない[[墓地]]以外からの[[特殊召喚]]手段を確保して、然るべきタイミングでその奇襲性を活かせるよう構築したい。~ [[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]ならば[[手札]]から[[特殊召喚]]したり、最悪自身と入れ替えで[[蘇生]]できる。~ [[《ラヴァルバル・サラマンダー》]]や[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]、[[《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》]]といった[[戦闘]]を安全にサポートできる[[シンクロモンスター]]から[[《トランスターン》]]で[[リクルート]]する手もある。~ なお[[《青氷の白夜龍》]]と異なり[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]の[[発動]]ではなく、[[効果を無効]]にして[[破壊]]する。~ [[相手]]の[[カード]]で見ると[[《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》]]程度なので大した違いはないのだが、[[リリース]]さえ支払えば[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[完全蘇生]]できる。~ [[チェーン]]1で[[《竜魂の城》]]の[[強化]][[対象]]に選択すれば、あちらを[[破壊]]して[[帰還]][[効果]]を利用する事も可能。~ [[【ドラゴン族】]]では[[《青氷の白夜龍》]]や[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]といった似た役割の[[モンスター]]が多い為、これらとは競合になりやすい。~ -[[無効]]化する[[効果]]は[[永続効果]]。~ [[罠カード]]の[[効果処理時]]に[[チェーンブロック]]を作らず[[無効]]化する。~ [[スペルスピード]]に関わらず[[無効]]化するため[[《攻撃の無力化》]]のような[[カウンター罠]]も[[無効]]化できる。~ ただし、[[《火霊術−「紅」》]]等は[[コスト]]として《タイラント・ドラゴン》を[[リリース]]とするので有効である。~ --あくまで[[永続効果]]であるため、[[墓地]]に存在する《タイラント・ドラゴン》を[[《命の綱》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]することは可能。~ この場合、[[効果処理時]]に[[リリース]]を行い[[攻撃力]]を800ポイントアップした状態で[[蘇生]]となる。~ -条件を満たしているならば、1回目の[[攻撃]]の後に別の[[モンスター]]で[[攻撃]]した後でも2回目の[[攻撃]]を実行できる。~ -[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在する場合、何らかの方法でこの[[カード]]に[[直接攻撃]]能力を付与すれば2回[[直接攻撃]]を行うことができる。~ -[[ドラゴン族]]を[[墓地へ送る]][[カード]]は多いが、この[[カード]]はその[[デメリット]]から[[蘇生]]を狙いにくい。~ [[リクルート]]ならば[[《ドラゴニック・タクティクス》]]、[[サーチ]]ならば[[《クリスタル・ドラゴン》]]等に対応している。~ -一見[[デメリット]]でしかない[[蘇生]]時の[[リリース]]要求だが、[[《死者蘇生》]]や[[《自律行動ユニット》]]などで奪われる事を抑止する[[メリット]]にもなる。~ --[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]された場合も、[[蘇生]]には[[リリース]]が必要となる。~ -この[[カード]]は[[自己再生]][[効果]]を持ち合わせていないため、[[テキスト]]の「他の[[カードの効果]]によって」の部分は蛇足になっている様に見える。~ しかしその部分が無いと、「(自身の[[効果]]で)[[ドラゴン族]][[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる」とも解釈できてしまうため、誤解を防ぐためにも必要なテキストなのだろう。~ -この[[カード]]をモチーフとしたと思われる[[《タイラント・ウィング》]]はこの[[カード]]の[[効果]]によって[[破壊]]されてしまうので[[装備]]できないが、[[《タイラント・ウィング》]]を変化させた[[《タイラント・バースト・ドラゴン》]]なら[[罠カード]]ではないので[[装備]]することができる。~ -「タイラント(Tyrant)」は「暴君」を意味し、[[ティラノサウルス>《ベビー・ティーレックス》]]の名前も和訳すれば「暴君竜」を意味する。~ [[フィールド]]に留まり続ければ、[[攻撃力]]と[[連続攻撃]]によりその名に恥じぬだけの働きが期待できる。~ 戦っている相手である[[《無敗将軍 フリード》]]らと関わりのある[[暴君]]とは、特につながりはない。~ --他の同パックの目玉と比べ、こちらもそこそこ他の[[イラスト]]には登場しているが、この[[カード]]単体のみしか写っていないものが多く、[[ハ・デス>《冥界の魔王 ハ・デス》]]軍や[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]軍等に比べ、[[ドラゴン族]]内での繋がり等が分かりにくい。~ そのため彼らと[[戦闘]]を行っている[[イラスト]]も少なく、それらと比べてドラゴン軍は影が薄くなっている。~ 後に[[《竜魂の城》]]が登場したことで、軍勢の一部が明らかとなった。~ --[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《無敗将軍 フリード》]]が[[上級モンスター]]であるのに対し、この[[カード]]は[[最上級モンスター]]であり、[[ステータス]]も高い。~ また、[[ハ・デス>《冥界の魔王 ハ・デス》]]軍は[[闇属性]]、[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]軍は[[地属性]]、ドラゴン軍は[[風属性]]で統一されているのだが、この[[カード]]のみいずれにも該当しない[[炎属性]]である。~ -一般的なTCGのみならず、遊戯王[[OCG]]においても数少ない王道タイプのドラゴンの[[イラスト]]ということもあってか、多少の使いづらさはあるものの人気がある[[モンスター]]である。~ フィギュアなどのアイテムとしても何度か登場している点からも、それが窺える。~ --また、範囲が狭いとはいえこの様な[[耐性]]と[[攻撃力]]を備えた[[最上級モンスター]]も当時は珍しく、両方の意味でも愛用する者も多かった。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメオリジナルの「ドーマ編」における「城之内vs竜崎」戦にて竜崎が使用。~ [[《ジャイアント・レックス》]]と[[《俊足のギラザウルス》]]を[[生け贄]]に[[召喚]]した。~ [[《真紅眼の黒竜》]]を[[戦闘破壊]]し、さらにそれを[[通常罠]]《冥界の鎖》で[[蘇生]]させる事で2度目の[[攻撃]]を行おうとしたが、[[通常罠]]《誕生の祝福》によって[[バトルフェイズ]]を終了させられた。~ 最後は[[《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~ [[攻撃]]名は不明だが、海外版での[[攻撃]]名は「ドラゴン・フレイム・ブラスト」である。~ --[[《真紅眼の黒竜》]]が切り札だった王国編の頃から、竜崎は[[恐竜族]]の数不足ゆえかこの[[カード]]をはじめとした強力な[[ドラゴン族]]を投入し補強していた。~ この[[カード]]の場合、上記の様に「タイラント(暴君)」という単語は[[恐竜>恐竜族]]の代表格と呼べる「[[ティラノサウルス>《暗黒恐獣》]]」の名前に密接に関係のある単語であり、それを含めてのチョイスなのだろう。~ --米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)にも登場。~ 遥か昔に村を支配した「5匹の悪龍」の一体。~ 最初は遊戯と対峙し、[[《カオス・ソルジャー》]]の一撃であっさり倒されるが、すぐに復活してしまう。~ その後「デュエル・クロス」によって[[《カオス・ソルジャー》]]と融合した遊戯が引き抜いた「神の剣」の一撃によって他の4匹と同時に倒されたが、再び復活し他の4匹と融合して[[《F・G・D》]]となった。~ --アニメARC-V第5話において、遊矢の夢の中で世界大会決勝戦の[[相手]]が使用していた。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では、この[[カード]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「タイラント・ドラグーン」が使用できる。~ 当然[[《竜魂の城》]]に見られる[[ドラゴン族]]で固めた[[デッキ]]なのだが、[[蘇生]][[対象]]のいない[[《真紅眼の飛竜》]]が入っている上に展開力をサポートする[[カード]]も入っていない。~ オーバーレイガイド2には、「[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を一緒にスキャンすると完成度が上がる」と書かれている。~ --デュエルリンクスでは、上記アニメからの縁か竜崎が[[召喚]]するとカットイン演出が入る。~ **関連カード [#card] -[[《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》]] -[[《タイラント・ウィング》]] -[[《タイラント・バースト・ドラゴン》]] ―[[効果]]関連 -[[《古代の機械工兵》]] -[[《デス・デーモン・ドラゴン》]] -[[もう1度だけ攻撃できるモンスター>連続攻撃#Type1]]~ ―[[カード名]]関連 -[[《The tyrant NEPTUNE》]] -[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》]] -[[《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》]] ―《タイラント・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]] -[[《アシンメタファイズ》]] -[[《カード・アドバンス》]] -[[《火竜の火炎弾》]] -[[《巨竜の羽ばたき》]] -[[《スタンピング・クラッシュ》]] -[[《オーバーウェルム》]] -[[《ドラゴンの宝珠》]] -[[《竜魂の城》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-34 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-032 &size(10){[[Super]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP151 &size(10){[[Ultra]]}; -[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP007 -[[モンスターフィギュアコレクション Volume 3 付属カード>商品同梱カード#MFC3]] MFC3-JP003 -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP120 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#faq] Q:[[蘇生]]時の[[リリース]]は、いつ払いますか?~ A:「[[蘇生]]を含む[[効果]]の[[効果処理時]]」です。~ [[チェーン]]が積まれるなどしてこの時点で[[リリース]]する事ができない場合、[[蘇生]]は[[不発]]になります。 Q:[[《サファイアドラゴン》]]が存在する時、[[《死者蘇生》]]を[[発動]]しました。~ [[《サファイアドラゴン》]]のいる場所に《タイラント・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できますか?~ A:はい、[[リリース]]した後で《タイラント・ドラゴン》を出すため、同じ場所に出す事ができます。(12/07/30) Q:[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]した場合、[[《リビングデッドの呼び声》]]はどうなりますか?~ A:[[蘇生]]後[[チェーン]]を作らず《タイラント・ドラゴン》の[[効果]]で、[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[無効]]にし[[破壊]]します。~ この際、[[《リビングデッドの呼び声》]]の「[[対象]][[モンスター]]を[[破壊]]する」[[効果]]は[[無効]]なので《タイラント・ドラゴン》は[[破壊]]されず、[[フィールド]]に残ります。 Q:[[帰還]]した場合にも[[リリース]]は必要ですか?~ A:[[リリース]]が必要なのは「[[墓地]]からの[[特殊召喚]]」のみです。~ [[除外]]状態・[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合は[[リリース]]不要です。 Q:[[裏側守備表示]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]した場合にも[[リリース]]は必要ですか?~ A:必要です。~ [[墓地]]から[[特殊召喚]]する直前に[[リリース]]するため[[召喚]]後が表向きか裏向きかは関係ありません。~ Q:《タイラント・ドラゴン》に[[《流星の弓−シール》]]を[[装備]]し、[[相手]][[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]に成功しました。~ この時[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいる場合、続けて[[直接攻撃]]を行うことは可能ですか?~ A:はい、可能です。 Q:[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいない時、《タイラント・ドラゴン》で[[相手]][[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]に成功しました。~ その[[バトルフェイズ]]中([[エンドステップ]]に入る前)に[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された場合、《タイラント・ドラゴン》はもう一度[[攻撃]]可能ですか?~ A:はい、可能です。(12/07/30) Q:[[自分]][[フィールド]]に[[《デコイドラゴン》]]1体以上を含む5体の[[モンスター]]が存在するときに[[《デコイドラゴン》]]が[[攻撃対象]]に選択された時、[[蘇生]][[対象]]を《タイラント・ドラゴン》とした場合、[[《デコイドラゴン》]]の[[効果]]は[[適用]]されますか、それとも[[不発]]になりますか?~ A:[[メインモンスターゾーン]]に空きがない時に[[《デコイドラゴン》]]が[[攻撃対象]]に選択された場合でも、[[墓地]]から[[レベル]]7以上の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[発動]]しますが、[[特殊召喚]]する事はできません。~ よって、《デコイドラゴン》自身で[[ダメージ計算]]を行う事になります。~ しかしながら、[[特殊召喚]]する[[モンスター]]として《タイラント・ドラゴン》を選択した場合、[[フィールド]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[リリース]]し[[メインモンスターゾーン]]に空きができる為、《タイラント・ドラゴン》を[[特殊召喚]]する事ができます。(08/10/13) Q:[[自分]]の[[墓地]]にあるこの[[モンスター]]を[[《ギブ&テイク》]]で[[相手]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]する場合、[[自分]]と[[相手]]どちらが[[ドラゴン族]]を[[リリースする]]必要がありますか?~ A:この場合、[[特殊召喚]]を行うのは[[自分]]であるため、[[自分]]が[[ドラゴン族]]を[[リリース]]しなければいけません。(12/09/10) Q:[[墓地]]から[[特殊召喚]]する際に[[リリース]]をする処理は、[[《スキルドレイン》]]などで[[無効]]にできますか?~ A:[[効果]]として扱わないため、[[無効]]になりません。(16/03/20) Q:[[フィールド]]に[[ドラゴン族]]を含む5体の[[モンスター]]がいるとき、[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~ A:[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[カード]]を[[発動]]すること自体ができません。(16/03/20) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《タイラント・ドラゴン》,モンスター,効果モンスター,星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守2500);
*《タイラント・ドラゴン/Tyrant Dragon》 [#top] 効果モンスター 星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守2500 相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードはバトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃する事ができる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。 このカードを他のカードの効果によって墓地から特殊召喚する場合、 そのプレイヤーは自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体をリリースしなければならない。 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[炎属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~ 限定条件下で[[もう1度だけ攻撃>連続攻撃]]できる[[永続効果]]、自身を[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]を[[効果を無効]]にして[[破壊]]する[[永続効果]]、[[蘇生]]の際に[[ドラゴン族]]の[[リリース]]を要求する[[効果外テキスト]]を持つ。~ [[耐性]]を持つが、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]の[[効果]]のみと対応できる範囲が狭い。~ もう一方の[[連続攻撃]]は高い[[攻撃力]]と相性は良いものの、基本的に[[直接攻撃]]できず、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]のような[[ライフ・アドバンテージ]]獲得能力に欠ける。~ [[《運命のウラドラ》]]なら[[ドロー]]の[[トリガー]]にもなる点で相性が良いか。~ 加えて[[蘇生]]時に[[ドラゴン族]]の[[リリース]]を要求するため、[[《復活の福音》]]や[[《炎王炎環》]]などの[[蘇生]]を利用しにくい。~ この[[カード]]を採用するならば、制限のかかっていない[[墓地]]以外からの[[特殊召喚]]手段を確保して、然るべきタイミングでその奇襲性を活かせるよう構築したい。~ [[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]ならば[[手札]]から[[特殊召喚]]したり、最悪自身と入れ替えで[[蘇生]]できる。~ [[《ラヴァルバル・サラマンダー》]]や[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]、[[《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》]]といった[[戦闘]]を安全にサポートできる[[シンクロモンスター]]から[[《トランスターン》]]で[[リクルート]]する手もある。~ なお[[《青氷の白夜龍》]]と異なり[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]][[罠カード]]の[[発動]]ではなく、[[効果を無効]]にして[[破壊]]する。~ [[相手]]の[[カード]]で見ると[[《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》]]程度なので大した違いはないのだが、[[リリース]]さえ支払えば[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[完全蘇生]]できる。~ [[チェーン]]1で[[《竜魂の城》]]の[[強化]][[対象]]に選択すれば、あちらを[[破壊]]して[[帰還]][[効果]]を利用する事も可能。~ [[【ドラゴン族】]]では[[《青氷の白夜龍》]]や[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]といった似た役割の[[モンスター]]が多い為、これらとは競合になりやすい。~ -[[無効]]化する[[効果]]は[[永続効果]]。~ [[罠カード]]の[[効果処理時]]に[[チェーンブロック]]を作らず[[無効]]化する。~ [[スペルスピード]]に関わらず[[無効]]化するため[[《攻撃の無力化》]]のような[[カウンター罠]]も[[無効]]化できる。~ ただし、[[《火霊術−「紅」》]]等は[[コスト]]として《タイラント・ドラゴン》を[[リリース]]とするので有効である。~ --あくまで[[永続効果]]であるため、[[墓地]]に存在する《タイラント・ドラゴン》を[[《命の綱》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]することは可能。~ この場合、[[効果処理時]]に[[リリース]]を行い[[攻撃力]]を800ポイントアップした状態で[[蘇生]]となる。~ -条件を満たしているならば、1回目の[[攻撃]]の後に別の[[モンスター]]で[[攻撃]]した後でも2回目の[[攻撃]]を実行できる。~ -[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在する場合、何らかの方法でこの[[カード]]に[[直接攻撃]]能力を付与すれば2回[[直接攻撃]]を行うことができる。~ -[[ドラゴン族]]を[[墓地へ送る]][[カード]]は多いが、この[[カード]]はその[[デメリット]]から[[蘇生]]を狙いにくい。~ [[リクルート]]ならば[[《ドラゴニック・タクティクス》]]、[[サーチ]]ならば[[《クリスタル・ドラゴン》]]等に対応している。~ -一見[[デメリット]]でしかない[[蘇生]]時の[[リリース]]要求だが、[[《死者蘇生》]]や[[《自律行動ユニット》]]などで奪われる事を抑止する[[メリット]]にもなる。~ --[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]された場合も、[[蘇生]]には[[リリース]]が必要となる。~ -この[[カード]]は[[自己再生]][[効果]]を持ち合わせていないため、[[テキスト]]の「他の[[カードの効果]]によって」の部分は蛇足になっている様に見える。~ しかしその部分が無いと、「(自身の[[効果]]で)[[ドラゴン族]][[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる」とも解釈できてしまうため、誤解を防ぐためにも必要なテキストなのだろう。~ -この[[カード]]をモチーフとしたと思われる[[《タイラント・ウィング》]]はこの[[カード]]の[[効果]]によって[[破壊]]されてしまうので[[装備]]できないが、[[《タイラント・ウィング》]]を変化させた[[《タイラント・バースト・ドラゴン》]]なら[[罠カード]]ではないので[[装備]]することができる。~ -「タイラント(Tyrant)」は「暴君」を意味し、[[ティラノサウルス>《ベビー・ティーレックス》]]の名前も和訳すれば「暴君竜」を意味する。~ [[フィールド]]に留まり続ければ、[[攻撃力]]と[[連続攻撃]]によりその名に恥じぬだけの働きが期待できる。~ 戦っている相手である[[《無敗将軍 フリード》]]らと関わりのある[[暴君]]とは、特につながりはない。~ --他の同パックの目玉と比べ、こちらもそこそこ他の[[イラスト]]には登場しているが、この[[カード]]単体のみしか写っていないものが多く、[[ハ・デス>《冥界の魔王 ハ・デス》]]軍や[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]軍等に比べ、[[ドラゴン族]]内での繋がり等が分かりにくい。~ そのため彼らと[[戦闘]]を行っている[[イラスト]]も少なく、それらと比べてドラゴン軍は影が薄くなっている。~ 後に[[《竜魂の城》]]が登場したことで、軍勢の一部が明らかとなった。~ --[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《無敗将軍 フリード》]]が[[上級モンスター]]であるのに対し、この[[カード]]は[[最上級モンスター]]であり、[[ステータス]]も高い。~ また、[[ハ・デス>《冥界の魔王 ハ・デス》]]軍は[[闇属性]]、[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]軍は[[地属性]]、ドラゴン軍は[[風属性]]で統一されているのだが、この[[カード]]のみいずれにも該当しない[[炎属性]]である。~ -一般的なTCGのみならず、遊戯王[[OCG]]においても数少ない王道タイプのドラゴンの[[イラスト]]ということもあってか、多少の使いづらさはあるものの人気がある[[モンスター]]である。~ フィギュアなどのアイテムとしても何度か登場している点からも、それが窺える。~ --また、範囲が狭いとはいえこの様な[[耐性]]と[[攻撃力]]を備えた[[最上級モンスター]]も当時は珍しく、両方の意味でも愛用する者も多かった。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメオリジナルの「ドーマ編」における「城之内vs竜崎」戦にて竜崎が使用。~ [[《ジャイアント・レックス》]]と[[《俊足のギラザウルス》]]を[[生け贄]]に[[召喚]]した。~ [[《真紅眼の黒竜》]]を[[戦闘破壊]]し、さらにそれを[[通常罠]]《冥界の鎖》で[[蘇生]]させる事で2度目の[[攻撃]]を行おうとしたが、[[通常罠]]《誕生の祝福》によって[[バトルフェイズ]]を終了させられた。~ 最後は[[《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~ [[攻撃]]名は不明だが、海外版での[[攻撃]]名は「ドラゴン・フレイム・ブラスト」である。~ --[[《真紅眼の黒竜》]]が切り札だった王国編の頃から、竜崎は[[恐竜族]]の数不足ゆえかこの[[カード]]をはじめとした強力な[[ドラゴン族]]を投入し補強していた。~ この[[カード]]の場合、上記の様に「タイラント(暴君)」という単語は[[恐竜>恐竜族]]の代表格と呼べる「[[ティラノサウルス>《暗黒恐獣》]]」の名前に密接に関係のある単語であり、それを含めてのチョイスなのだろう。~ --米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)にも登場。~ 遥か昔に村を支配した「5匹の悪龍」の一体。~ 最初は遊戯と対峙し、[[《カオス・ソルジャー》]]の一撃であっさり倒されるが、すぐに復活してしまう。~ その後「デュエル・クロス」によって[[《カオス・ソルジャー》]]と融合した遊戯が引き抜いた「神の剣」の一撃によって他の4匹と同時に倒されたが、再び復活し他の4匹と融合して[[《F・G・D》]]となった。~ --アニメARC-V第5話において、遊矢の夢の中で世界大会決勝戦の[[相手]]が使用していた。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では、この[[カード]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「タイラント・ドラグーン」が使用できる。~ 当然[[《竜魂の城》]]に見られる[[ドラゴン族]]で固めた[[デッキ]]なのだが、[[蘇生]][[対象]]のいない[[《真紅眼の飛竜》]]が入っている上に展開力をサポートする[[カード]]も入っていない。~ オーバーレイガイド2には、「[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を一緒にスキャンすると完成度が上がる」と書かれている。~ --デュエルリンクスでは、上記アニメからの縁か竜崎が[[召喚]]するとカットイン演出が入る。~ **関連カード [#card] -[[《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》]] -[[《タイラント・ウィング》]] -[[《タイラント・バースト・ドラゴン》]] ―[[効果]]関連 -[[《古代の機械工兵》]] -[[《デス・デーモン・ドラゴン》]] -[[もう1度だけ攻撃できるモンスター>連続攻撃#Type1]]~ ―[[カード名]]関連 -[[《The tyrant NEPTUNE》]] -[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》]] -[[《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》]] ―《タイラント・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]] -[[《アシンメタファイズ》]] -[[《カード・アドバンス》]] -[[《火竜の火炎弾》]] -[[《巨竜の羽ばたき》]] -[[《スタンピング・クラッシュ》]] -[[《オーバーウェルム》]] -[[《ドラゴンの宝珠》]] -[[《竜魂の城》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-34 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-032 &size(10){[[Super]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP151 &size(10){[[Ultra]]}; -[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP007 -[[モンスターフィギュアコレクション Volume 3 付属カード>商品同梱カード#MFC3]] MFC3-JP003 -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP120 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#faq] Q:[[蘇生]]時の[[リリース]]は、いつ払いますか?~ A:「[[蘇生]]を含む[[効果]]の[[効果処理時]]」です。~ [[チェーン]]が積まれるなどしてこの時点で[[リリース]]する事ができない場合、[[蘇生]]は[[不発]]になります。 Q:[[《サファイアドラゴン》]]が存在する時、[[《死者蘇生》]]を[[発動]]しました。~ [[《サファイアドラゴン》]]のいる場所に《タイラント・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できますか?~ A:はい、[[リリース]]した後で《タイラント・ドラゴン》を出すため、同じ場所に出す事ができます。(12/07/30) Q:[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]した場合、[[《リビングデッドの呼び声》]]はどうなりますか?~ A:[[蘇生]]後[[チェーン]]を作らず《タイラント・ドラゴン》の[[効果]]で、[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[無効]]にし[[破壊]]します。~ この際、[[《リビングデッドの呼び声》]]の「[[対象]][[モンスター]]を[[破壊]]する」[[効果]]は[[無効]]なので《タイラント・ドラゴン》は[[破壊]]されず、[[フィールド]]に残ります。 Q:[[帰還]]した場合にも[[リリース]]は必要ですか?~ A:[[リリース]]が必要なのは「[[墓地]]からの[[特殊召喚]]」のみです。~ [[除外]]状態・[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合は[[リリース]]不要です。 Q:[[裏側守備表示]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]した場合にも[[リリース]]は必要ですか?~ A:必要です。~ [[墓地]]から[[特殊召喚]]する直前に[[リリース]]するため[[召喚]]後が表向きか裏向きかは関係ありません。~ Q:《タイラント・ドラゴン》に[[《流星の弓−シール》]]を[[装備]]し、[[相手]][[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]に成功しました。~ この時[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいる場合、続けて[[直接攻撃]]を行うことは可能ですか?~ A:はい、可能です。 Q:[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいない時、《タイラント・ドラゴン》で[[相手]][[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]に成功しました。~ その[[バトルフェイズ]]中([[エンドステップ]]に入る前)に[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された場合、《タイラント・ドラゴン》はもう一度[[攻撃]]可能ですか?~ A:はい、可能です。(12/07/30) Q:[[自分]][[フィールド]]に[[《デコイドラゴン》]]1体以上を含む5体の[[モンスター]]が存在するときに[[《デコイドラゴン》]]が[[攻撃対象]]に選択された時、[[蘇生]][[対象]]を《タイラント・ドラゴン》とした場合、[[《デコイドラゴン》]]の[[効果]]は[[適用]]されますか、それとも[[不発]]になりますか?~ A:[[メインモンスターゾーン]]に空きがない時に[[《デコイドラゴン》]]が[[攻撃対象]]に選択された場合でも、[[墓地]]から[[レベル]]7以上の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[発動]]しますが、[[特殊召喚]]する事はできません。~ よって、《デコイドラゴン》自身で[[ダメージ計算]]を行う事になります。~ しかしながら、[[特殊召喚]]する[[モンスター]]として《タイラント・ドラゴン》を選択した場合、[[フィールド]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[リリース]]し[[メインモンスターゾーン]]に空きができる為、《タイラント・ドラゴン》を[[特殊召喚]]する事ができます。(08/10/13) Q:[[自分]]の[[墓地]]にあるこの[[モンスター]]を[[《ギブ&テイク》]]で[[相手]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]する場合、[[自分]]と[[相手]]どちらが[[ドラゴン族]]を[[リリースする]]必要がありますか?~ A:この場合、[[特殊召喚]]を行うのは[[自分]]であるため、[[自分]]が[[ドラゴン族]]を[[リリース]]しなければいけません。(12/09/10) Q:[[墓地]]から[[特殊召喚]]する際に[[リリース]]をする処理は、[[《スキルドレイン》]]などで[[無効]]にできますか?~ A:[[効果]]として扱わないため、[[無効]]になりません。(16/03/20) Q:[[フィールド]]に[[ドラゴン族]]を含む5体の[[モンスター]]がいるとき、[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~ A:[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[カード]]を[[発動]]すること自体ができません。(16/03/20) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《タイラント・ドラゴン》,モンスター,効果モンスター,星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守2500);
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