《星守の騎士 プトレマイオス》
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*《&ruby(テラナイト){星守の騎士}; プトレマイオス/Tellarknight Ptolemaeus》 [#top] エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600 レベル4モンスター×2体以上 (1):このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。 ●3つ:自分・相手ターンに発動できる(同一チェーン上では1度まで)。 「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、 自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。 ●7つ:自分メインフェイズに発動できる。 次の相手ターンをスキップする。 (2):お互いのエンドフェイズに発動できる。 自分のEXデッキの「ステラナイト」カード1枚をこのカードのX素材とする。 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[エクシーズ素材]]を3つ取り除き自身の上に[[No.]]以外で[[ランク]]が1つ上の[[エクシーズモンスター]]1体を重ねて[[エクシーズ召喚]]する[[誘発即時効果]]、7つ取り除き次の[[相手]][[ターン]]を[[スキップ]]する[[起動効果]]、[[エンドフェイズ]]毎に[[エクストラデッキ]]の[[ステラナイト]]1体を自身の[[エクシーズ素材]]にする[[誘発効果]]を持つ。~ [[エクシーズ素材]]に[[縛り]]も無く、その[[効果]]の[[汎用性]]も高いので、[[ランク]]4を出せるのならば幅広い[[デッキ]]で採用できる。~ (2)で補充する[[ステラナイト]]には、同じ[[ランク]]4で素材指定がない[[《星輝士 デルタテロス》]]か、下記の[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]辺りが採用しやすい。~ なお、2体で出した場合は[[自分]][[エンドフェイズ]]に(2)で[[エクシーズ素材]]を1つ補充した後でなければ(1)を使えない。~ 出した[[ターン]]に(1)を即使いたいのならば、3体以上で出すか、他の手段で[[エクシーズ素材]]を補充する必要がある。~ (1)で主に使用されるのは3つを取り除いた際の[[効果]]であり、(何らかの事情で自身の[[ランク]]が変化していない限りは)[[No.]]以外の[[ランク]]5を自身に重ねる形となる。~ 条件は「[[No.]]以外」のみのため、素材に[[縛り]]のある[[モンスター]]も[[エクシーズ召喚]]できる。~ [[エクシーズ召喚]]先にはこの[[カード]]自身が[[エクシーズ素材]]として残るため、大概の[[エクシーズモンスター]]は最低1度は[[効果]]を[[使用]]できるだろう。~ 加えて[[フリーチェーン]]で[[発動]]できるため、[[《強制脱出装置》]]などの[[除去]]の[[効果の対象]]になった場合でも、[[サクリファイス・エスケープ]]として扱うこともできる。~ 主な[[特殊召喚]]先としては以下のものが候補となる。~ -[[相手]][[ターン]]でも運用できる[[エクシーズモンスター]]~ [[自分]][[エンドフェイズ]]に(2)で[[エクシーズ素材]]を1つ補充した返しの[[相手]][[ターン]]に即使用できるため最も相性が良い。~ --[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]:[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]・[[サルベージ]]を多用する[[デッキ]]には(1)が、[[【闇属性】]]には(2)が[[刺さる]]ため[[メタカード]]として優秀。~ なお、[[自分]][[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]ならばあちらの[[効果外テキスト]]により、こちらの[[効果]]を使わずとも直接重ねて出せる。~ --[[《セイクリッド・プレアデス》]]:[[フリーチェーン]]の[[バウンス]][[効果]]により、[[除去]]・[[制圧]]・[[コンボ]]など多彩な使い方が可能。~ --[[《先史遺産ヴィマナ》]]:[[墓地へ送られた]][[ステラナイト]]を[[エクシーズ素材]]に加えられるため、[[自己強化]]と[[モンスター効果]]の[[無効]]化の両方を問題なく使用できる。~ --[[《アーティファクト−デュランダル》]]:[[フィールド]]の[[モンスター効果]]・[[通常魔法]]・[[通常罠]]に限られるが、[[効果]]の書き換えという形で妨害が可能。~ [[デッキ]]構築は意識せねばならないが、[[破壊された]]場合の[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]と[[コンボ]]するのも面白い。~ --[[《始祖の守護者ティラス》]]:[[効果破壊]][[耐性]]を持つので、[[相手]]の[[《サンダー・ボルト》]]等に[[チェーン]]して出せば戦線維持ができる。~ なお、[[除去]][[効果]]を使える機会は基本[[自分]][[ターン]]なので、そちらの運用も狙うのならば下記に分類される。~ -(基本的には)[[自分]][[ターン]]のみで運用できる[[エクシーズモンスター]]~ (2)を使ってから出すと次の[[自分]][[ターン]]まで維持しなければならないため、基本的には3体以上で[[エクシーズ召喚]]を行い、出した[[自分]][[ターン]]に即使用できる状況で出す形となるだろう。~ --[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]&[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]:厳密には後者は[[相手]][[ターン]]でも利用できる[[モンスター]]だが、前者に重ねて出せるのは[[自分]][[ターン]]限定なのでこちらに該当。~ [[エクストラデッキ]]の枠は圧迫するが、優秀な[[除去]][[効果]]と[[制圧]][[効果]]で利用できない状況は滅多と無い[[汎用性]]の高さが売り。~ --[[《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]:[[フィールド]]に[[モンスター]]が多い状況で[[効果]]を使用すれば、[[一撃必殺>1ターンキル]]並の[[攻撃力]]で勝負を決められる。~ --[[《無限起動リヴァーストーム》]]:[[地属性]]・[[機械族]]の[[サーチ]]・[[墓地送り>墓地へ送る]]が行え、自力での[[エクシーズ素材]]補充により維持できれば次の[[ターン]]以降の使用も狙える。~ この様に幅広い選択肢を誇るが、[[エクストラデッキ]]の枠の圧迫が大きな欠点として挙げられる。~ この[[カード]]と(2)で補充するための[[ステラナイト]]で2枠を消費した上で上記の選択肢を複数採用するとなると、[[エクストラデッキ]]の半分以上を埋める結果となるだろう。~ 特に元からセット採用が前提の[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]&[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]を採用するとより顕著である。~ また、この[[カード]]自身が[[除去]]・[[無効]]化を受けると用意した[[ランク]]5全てが[[腐る]]大きな欠点を抱えている。~ 運用の際には絶対に[[カウンター]]を受けない様に気を付けたい。~ [[ランク]]4には他にも妨害・[[制圧]]・[[除去]]・[[アタッカー]]と選択肢が豊富に存在するので、それらとの取捨選択が求められる([[【ランク4】のこちらの欄>【ランク4】#rank4]]も参照)。~ どちらを優先するかは[[自分]]の[[デッキ]]や[[環境]]を考慮した上で判断すると良いだろう。~ 「[[エクストラデッキ]]をあまり使わないが[[ランク]]4が出せなくもない」という[[デッキ]]ならば、贅沢にこの[[カード]]専用に埋めた構築をしてみるのも面白いだろう。~ なお、(1)で[[エクシーズ素材]]を7つ取り除いた[[効果]]については、[[汎用>汎用性]][[ランク]]4としてこの[[カード]]を採用している[[デッキ]]では[[発動]]が極めて難しく、こちらの[[効果]]はほぼ無視される。~ 「●3つ:」と異なり[[起動効果]]であるため自前の素材補充[[効果]]を活かすということも難しく、[[No.]]ではないため[[《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》]]を利用できないのも難易度を引き上げている要因である。~ そのため[[発動]]を狙うのならば、他に[[エクシーズ素材]]を補充できる[[カード]]を多用する構築が望ましい。~ 一例として、[[《星騎士 セイクリッド・カドケウス》]]を4体素材で[[エクシーズ召喚]]→[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]→[[《セイクリッド・トレミスM7》]]→[[《星守の騎士団》]]でこの[[カード]]を重ねる、という流れで[[エクシーズ素材]]が7つ揃う。~ [[《星騎士 セイクリッド・カドケウス》]]は[[《星守の騎士団》]]を[[サルベージ]]、あるいは[[エクシーズ素材]]がもう1つ必要になるものの[[サーチ]]できるため、始点として使いやすい。~ これらはいずれも[[【テラナイト】]]や[[【セイクリッド】]]ならば無理なく採用できる[[カード]]郡であるため、[[発動]]を狙うことが十分可能になっている。~ 両者を混合させた[[【セイクリッドテラナイト】>【テラナイト】#Constellar]]ならば[[手札]]2枚消費で[[先攻]]1[[ターン]]目から狙え、[[先攻]]2[[ターン]]目に勝利できる。~ [[相手]]の[[手札誘発]]による妨害には弱いが、特別な構築にせずとも通常の構築の範囲内で行えるので、狙えるようなら狙ってみるのも良いだろう。~ -2015年春から秋の[[環境]]では採用率が極めて高い[[カード]]だったため、当時対策は必須だった。~ [[サクリファイス・エスケープ]]能力により多くの[[除去]]を回避できるため、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]では対処が難しいのも後押ししていた。~ 主に使われた対抗策としては以下のものが挙げられる。~ --[[《幽鬼うさぎ》]]:数少ない天敵と言える[[カード]]。~ [[効果]]を[[発動]]した時に[[破壊]]するため[[サクリファイス・エスケープ]]を許さず、[[先攻]]1[[ターン]]目からでも[[発動]]が可能である。~ --[[対象を取らない>対象をとらない効果]][[除去]]:[[《ブラック・ホール》]]・[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]・[[《強制転移》]]など。~ [[効果]]を使おうが使うまいが[[除去]]できる。~ ただし、[[効果]]で[[破壊されない]][[《始祖の守護者ティラス》]]か、[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]が[[効果破壊]]された時に出せる[[融合モンスター]]を[[エクストラデッキ]]に用意しておけば、[[《ブラック・ホール》]]などの[[破壊]][[効果]]による被害は少ない。~ --[[効果]]の[[無効]]化~ この[[カード]]自身は[[攻撃力]]が低いので、[[《ブレイクスルー・スキル》]]等で[[モンスター効果]]を[[無効]]化されるとただの[[壁]][[モンスター]]になってしまう。~ しかし、この[[カード]]に重ねて出せる[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]を[[エクストラデッキ]]に用意しておけば、被害を最低限に抑えられる。~ --その他~ (2)の[[効果]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]等で[[コントロール奪取]]されると、[[相手]]に[[エクシーズ素材]]3つのこの[[カード]]を与える事になり、そのまま[[エクシーズ召喚]][[効果]]を使われてしまう。([[FAQも参照>#faq2]])~ -[[汎用性]]が高い一方で本家本元の[[【テラナイト】]]ならではの利点として、(2)の[[効果]]で補充する[[ステラナイト]][[エクシーズモンスター]]を採用しやすく、上述の[[《星守の騎士団》]]などを使った動きでも[[エクシーズ素材]]を容易に補充できる点が挙げられる。~ また[[相手]][[ターン]]に[[テラナイト]]か[[セイクリッド]]を[[エクシーズ召喚]]することで[[《星騎士 アルテア》]]の両方の[[効果]]を[[フリーチェーン]]感覚で使用することが可能になるため、とても相性が良い。~ --この[[カード]]が活躍した2015年では[[《天架ける星因士》]]との相性が抜群に良く、[[【テラナイト】]]で採用する価値が非常に高かった。~ [[《天架ける星因士》]]の[[対象]]にこの[[カード]]を選択し、その[[効果]]に[[チェーン]]して[[ランク]]5に[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]してやれば、[[《天架ける星因士》]]の[[リクルート]][[効果]]のみを[[使用]]することができたためである。~ 現在は[[《天架ける星因士》]]の[[裁定変更]]によりこの動きは不可能になっている。~ --[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]]が登場するまでは唯一素材2体で出せる[[テラナイト]][[エクシーズモンスター]]だったので、[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]を出すのにも適していた。~ [[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]自身の[[効果]]で出さず、[[相手]]の出方を見て(1)の[[効果]]で[[エクシーズ召喚]]することも可能。~ (2)の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]にもなるので、[[メタ]]の必要がない場合はそちらに充てることができる。~ -自身の[[ランク]]より一つ上の[[ランク]]のものを重ねる[[効果]]なので、[[《相生の魔術師》]]を併用すれば[[ランク]]6以上も出すこともできる。~ -[[《最強の盾》]]との相性は良い。~ [[攻撃力]]が極端に低く[[守備力]]が高いため、大幅な[[強化]]を行うことが可能。~ [[装備魔法]]故に[[ディスアドバンテージ]]が付いて回るのはやや難点であるが、[[攻撃]]後に自身の[[効果]]で[[エクシーズ召喚]]してやれば、追撃することも可能である。~ 同じく[[装備魔法]]には[[《団結の力》]]等が挙げられるが、この[[カード]]1体のみでも大幅な[[強化]]ができるため、余裕があれば採用しても良いだろう。~ -高い性能を持つが出せる[[デッキ]]が限られていた[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]に、汎用素材の[[ランク]]4から繋げられるという性能は評価が高く、[[主流デッキ]]から[[ファンデッキ]]まで多くの[[デッキ]]に採用されていた。~ [[相手]]の[[デッキ]]や動き方によって、複数の[[ランク]]5を使い分けられたことも大きく影響している。~ (因みに、[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]は当時の並の[[ランク]]4の4枚分の仕事は十分に熟せたため、[[環境]]レベルで[[ランク]]4を使う[[デッキ]]の多くが暫くは上記のセットを搭載していた。~ しかしこの[[カード]]への対策と[[環境]]の高速化が進むにつれこの欠点は無視できないものとなり、やがて[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]を切り捨て[[《セイクリッド・プレアデス》]]が第1候補として使用されることが増えていった。)~ しかし、同時に[[エクストラデッキ]]の固定化を招いてしまっていたため、[[プレイヤー]]からの批判も強い[[カード]]でもあった。~ 最終的には[[2015/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に一気に[[禁止カード]]に指定され、その役目を一旦は終えることとなった。~ --登場から8か月も経たず、229日で禁止に至っており、これは当時[[2013/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]での[[下級征竜>征竜]]と[[《魔導書の神判》]]に次ぐスピード記録であった。~ [[エクストラデッキ]]に入る[[カード]]としては[[エラッタ]]前の[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の290日を抜き、当時最速記録を更新した。~ --後にこの[[カード]]を調整したような[[効果]]を持つ[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]]が登場している。~ --[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]にて[[制限復帰]]され、7年3か月ぶりに使用可能となった。~ [[カード]]プールの増加に伴い[[ランク]]4の選択肢が増え、[[相手]][[ターン]]に[[除去]]を行える[[ランク]]4も他に存在するので、使用可能にしても問題ないと判断されたか。~ また、[[リンクモンスター]]の登場もあって[[エクストラデッキ]]圧迫のリスクや[[ランク]]4を採用する[[主流デッキ]]の比率が規制前の時代より減った事も意識されたのだろう。~ その後は[[環境]]で見られなかった事もあり、[[23/04/01>リミットレギュレーション/2023年4月1日]]に[[制限緩和]]され、続く[[23/07/01>リミットレギュレーション/2023年7月1日]]に[[制限解除]]となった。~ ---[[制限復帰]]の約半月後発売の[[CYBERSTORM ACCESS]]で[[テラナイト]]の新規[[カード]]が登場するため、[[制限復帰]]には商業上の理由も考慮されたものと思われる。~ ---[[TCG]]では1か月早い[[22/12/01>海外の禁止・制限カード/2022年12月1日]]で禁止化が解かれているが、あちらでは一気に[[無制限カード]]にまで復帰している。~ [[TCG]]は規制・緩和共に[[OCG]]よりも大きく動かすケースが多く、この[[カード]]もそれに該当する。~ それでも、([[ピン挿し]]が多い[[エクストラデッキ]]の[[カード]]とは言え)何年も[[禁止カード]]であったものが[[エラッタ]]なしで[[無制限カード]]にまで一気に復帰するケースは珍しい。~ -[[カード名]]に「[[&ruby(ステラナイト){星輝士};>ステラナイト]]」でも「&ruby(サテラナイト){星因士};」でもない「[[テラナイト]]」が含まれる初の[[モンスター]]。~ 「テラ(Terra)」は『星の大陸』や『地球そのもの』を意味する言葉である。~ -下半身が馬になった[[ケンタウロス>《ケンタウロス》]]状の[[モンスター]]であるが、[[獣戦士族]]ではなく[[戦士族]]に分類されている。 -プトレマイオス(Ptolemaeus)は、古代ローマの天文学者。~ 著書『アルマゲスト』の中で、「地球が宇宙の中心にあり、太陽や他の惑星が地球の周りを回る」という「天動説」を唱えた事で知られる。~ [[イラスト]]においても地球儀に似た物体を模した杖を持っているのが確認できる。~ --プトレマイオスは、英語では[[トレミー>《セイクリッド・トレミスM7》]](Ptolemy, Pは英語では発音しない)と呼ばれる。~ この[[モンスター]]の姿は[[《セイクリッド・トレミスM7》]]とよく似ており、両者の関係を窺わせている。~ また、顏のデザインや腹部などを見ると[[《セイクリッド・ソンブレス》]]と共通する意匠も見られ、[[ステータス]]は[[攻撃力]]を[[守備力]]に1000移し替えたものとなっている。~ その場合、女性であるのにかかわらず男性名を冠することになるが、[[《セイクリッド・ソンブレス》]]の時点で色々な[[モンスター]]が[[融合]]しているため、雌雄混合のような状態なのかもしれない。~ -マスターガイド5によると、[[《セイクリッド・ソンブレス》]]が[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]と残る[[&ruby(サテラナイト){星因士};>テラナイト]]全員と融合を果たした姿とのこと。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ 「マスターデュエル」では実装当初から[[禁止カード]]であったが、23/10/30の[[リミットレギュレーション]]にて[[制限復帰]]した。~ **関連カード [#card] -[[テラナイト]] -[[No.]] -[[ステラナイト]] -[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]] -[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]] ―《星守の騎士 プトレマイオス》の姿が見られる[[カード]] -[[《創星の因子》]] -[[《セフィラの神撃》]] **[[No.]]ではない[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]] [#list] ※現在[[《外神アザトート》]]は[[禁止カード]]である。~ #taglist(エクシーズモンスター^ランク5-No.); **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【テラナイト】]] -[[【ランク4】]] **収録パック等 [#pack] -[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP050 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]}; -[[トーナメントパック2023 Vol.2]] 23TP-JP217 &size(10){[[Secret BLUE Ver.>Secret#SESBV]]}; **FAQ [#faq] ***(1)の効果について [#faq1] Q:[[エクシーズ素材]]を10以上持っている場合、「●3つ」と「●7つ」の[[効果]]を同一[[ターン]]に[[発動]]できますか?~ A:はい、できます。(15/02/13)~ ***「●3つ」の処理について [#faq1a] Q:「●3つ」の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]が[[発動]]し、自身が[[裏側守備表示]]になった場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、自身が[[裏側守備表示]]になっている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。(15/02/13)~ Q:「●3つ」の[[効果]]による[[特殊召喚]]を[[《ライオウ》]]の[[効果]]で[[無効]]にする事はできますか?~ A:いいえ、できません。(15/02/13)~ Q:[[エクシーズ素材]]を6つ以上持っている場合、「●3つ」の[[効果]]を同一[[チェーン]]上で複数回[[発動]]する事はできますか?~ A:いいえ、できません。(15/03/21)~ Q:「●3つ」の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]が[[発動]]し、自身の[[コントロール]]が[[相手]]に移っている場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、自身の[[コントロール]]が[[相手]]に移っている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。 (15/02/13)~ ***「●7つ」の処理について [#faq1b] Q:「●7つ」の[[効果]]が[[適用]]された後、[[《禁じられた聖杯》]]が[[発動]]し、自身の[[効果]]が[[無効]]になった場合、次の[[相手]][[ターン]]は[[スキップ]]されますか? ~ A:既に「●7つ」の[[効果]]は[[適用]]されていますので、次の[[相手]][[ターン]]は[[スキップ]]されます。(15/02/13)~ Q:「●7つ」の[[効果]]が[[適用]]された後、同一[[ターン]]中にもう一度「●7つ」の[[効果]]を[[適用]]することはできますか?~ A:いいえ、できません。(15/03/21)~ Q:「●7つ」の[[効果]]が[[無効]]化された後、同一[[ターン]]中にもう一度「●7つ」の[[効果]]を[[適用]]することはできますか?~ A:はい、できます。(15/05/05)~ ***(2)の効果について [#faq2] Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《強制脱出装置》]]を[[発動]]され、[[効果処理時]]に[[フィールド]]を[[離れて>離れる]]いる場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に自身が[[フィールド]]を離れている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。(15/02/13)~ Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]を[[発動]]され、自身が[[裏側守備表示]]になった場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、[[裏側守備表示]]になっている場合でも、処理は通常通り[[適用]]されます。(15/02/13)~ Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]を[[発動]]され、[[コントロール]]が変更された場合、処理はどうなりますか?~ A:この[[カード]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]した時の[[コントローラー]]が、自らの[[エクストラデッキ]]から[[ステラナイト]]を1枚選び[[エクシーズ素材]]とする処理を行います。(15/06/18)~ Q:(2)の[[効果]]を[[発動]]したこの[[カード]]の[[コントロール]]を得た場合、(2)の[[効果]]をもう1度発動する事はできますか?~ A:できません。(15/06/18) Q:[[自分]]の[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で存在する[[《覚星輝士−セフィラビュート》]]を[[エクシーズ素材]]とすることはできますか?~ A:はい、できます。(15/03/21)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《星守の騎士 プトレマイオス》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク4/光属性/戦士族/攻550/守2600,テラナイト);
*《&ruby(テラナイト){星守の騎士}; プトレマイオス/Tellarknight Ptolemaeus》 [#top] エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600 レベル4モンスター×2体以上 (1):このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。 ●3つ:自分・相手ターンに発動できる(同一チェーン上では1度まで)。 「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、 自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。 ●7つ:自分メインフェイズに発動できる。 次の相手ターンをスキップする。 (2):お互いのエンドフェイズに発動できる。 自分のEXデッキの「ステラナイト」カード1枚をこのカードのX素材とする。 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[エクシーズ素材]]を3つ取り除き自身の上に[[No.]]以外で[[ランク]]が1つ上の[[エクシーズモンスター]]1体を重ねて[[エクシーズ召喚]]する[[誘発即時効果]]、7つ取り除き次の[[相手]][[ターン]]を[[スキップ]]する[[起動効果]]、[[エンドフェイズ]]毎に[[エクストラデッキ]]の[[ステラナイト]]1体を自身の[[エクシーズ素材]]にする[[誘発効果]]を持つ。~ [[エクシーズ素材]]に[[縛り]]も無く、その[[効果]]の[[汎用性]]も高いので、[[ランク]]4を出せるのならば幅広い[[デッキ]]で採用できる。~ (2)で補充する[[ステラナイト]]には、同じ[[ランク]]4で素材指定がない[[《星輝士 デルタテロス》]]か、下記の[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]辺りが採用しやすい。~ なお、2体で出した場合は[[自分]][[エンドフェイズ]]に(2)で[[エクシーズ素材]]を1つ補充した後でなければ(1)を使えない。~ 出した[[ターン]]に(1)を即使いたいのならば、3体以上で出すか、他の手段で[[エクシーズ素材]]を補充する必要がある。~ (1)で主に使用されるのは3つを取り除いた際の[[効果]]であり、(何らかの事情で自身の[[ランク]]が変化していない限りは)[[No.]]以外の[[ランク]]5を自身に重ねる形となる。~ 条件は「[[No.]]以外」のみのため、素材に[[縛り]]のある[[モンスター]]も[[エクシーズ召喚]]できる。~ [[エクシーズ召喚]]先にはこの[[カード]]自身が[[エクシーズ素材]]として残るため、大概の[[エクシーズモンスター]]は最低1度は[[効果]]を[[使用]]できるだろう。~ 加えて[[フリーチェーン]]で[[発動]]できるため、[[《強制脱出装置》]]などの[[除去]]の[[効果の対象]]になった場合でも、[[サクリファイス・エスケープ]]として扱うこともできる。~ 主な[[特殊召喚]]先としては以下のものが候補となる。~ -[[相手]][[ターン]]でも運用できる[[エクシーズモンスター]]~ [[自分]][[エンドフェイズ]]に(2)で[[エクシーズ素材]]を1つ補充した返しの[[相手]][[ターン]]に即使用できるため最も相性が良い。~ --[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]:[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]・[[サルベージ]]を多用する[[デッキ]]には(1)が、[[【闇属性】]]には(2)が[[刺さる]]ため[[メタカード]]として優秀。~ なお、[[自分]][[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]ならばあちらの[[効果外テキスト]]により、こちらの[[効果]]を使わずとも直接重ねて出せる。~ --[[《セイクリッド・プレアデス》]]:[[フリーチェーン]]の[[バウンス]][[効果]]により、[[除去]]・[[制圧]]・[[コンボ]]など多彩な使い方が可能。~ --[[《先史遺産ヴィマナ》]]:[[墓地へ送られた]][[ステラナイト]]を[[エクシーズ素材]]に加えられるため、[[自己強化]]と[[モンスター効果]]の[[無効]]化の両方を問題なく使用できる。~ --[[《アーティファクト−デュランダル》]]:[[フィールド]]の[[モンスター効果]]・[[通常魔法]]・[[通常罠]]に限られるが、[[効果]]の書き換えという形で妨害が可能。~ [[デッキ]]構築は意識せねばならないが、[[破壊された]]場合の[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]と[[コンボ]]するのも面白い。~ --[[《始祖の守護者ティラス》]]:[[効果破壊]][[耐性]]を持つので、[[相手]]の[[《サンダー・ボルト》]]等に[[チェーン]]して出せば戦線維持ができる。~ なお、[[除去]][[効果]]を使える機会は基本[[自分]][[ターン]]なので、そちらの運用も狙うのならば下記に分類される。~ -(基本的には)[[自分]][[ターン]]のみで運用できる[[エクシーズモンスター]]~ (2)を使ってから出すと次の[[自分]][[ターン]]まで維持しなければならないため、基本的には3体以上で[[エクシーズ召喚]]を行い、出した[[自分]][[ターン]]に即使用できる状況で出す形となるだろう。~ --[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]&[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]:厳密には後者は[[相手]][[ターン]]でも利用できる[[モンスター]]だが、前者に重ねて出せるのは[[自分]][[ターン]]限定なのでこちらに該当。~ [[エクストラデッキ]]の枠は圧迫するが、優秀な[[除去]][[効果]]と[[制圧]][[効果]]で利用できない状況は滅多と無い[[汎用性]]の高さが売り。~ --[[《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]:[[フィールド]]に[[モンスター]]が多い状況で[[効果]]を使用すれば、[[一撃必殺>1ターンキル]]並の[[攻撃力]]で勝負を決められる。~ --[[《無限起動リヴァーストーム》]]:[[地属性]]・[[機械族]]の[[サーチ]]・[[墓地送り>墓地へ送る]]が行え、自力での[[エクシーズ素材]]補充により維持できれば次の[[ターン]]以降の使用も狙える。~ この様に幅広い選択肢を誇るが、[[エクストラデッキ]]の枠の圧迫が大きな欠点として挙げられる。~ この[[カード]]と(2)で補充するための[[ステラナイト]]で2枠を消費した上で上記の選択肢を複数採用するとなると、[[エクストラデッキ]]の半分以上を埋める結果となるだろう。~ 特に元からセット採用が前提の[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]&[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]を採用するとより顕著である。~ また、この[[カード]]自身が[[除去]]・[[無効]]化を受けると用意した[[ランク]]5全てが[[腐る]]大きな欠点を抱えている。~ 運用の際には絶対に[[カウンター]]を受けない様に気を付けたい。~ [[ランク]]4には他にも妨害・[[制圧]]・[[除去]]・[[アタッカー]]と選択肢が豊富に存在するので、それらとの取捨選択が求められる([[【ランク4】のこちらの欄>【ランク4】#rank4]]も参照)。~ どちらを優先するかは[[自分]]の[[デッキ]]や[[環境]]を考慮した上で判断すると良いだろう。~ 「[[エクストラデッキ]]をあまり使わないが[[ランク]]4が出せなくもない」という[[デッキ]]ならば、贅沢にこの[[カード]]専用に埋めた構築をしてみるのも面白いだろう。~ なお、(1)で[[エクシーズ素材]]を7つ取り除いた[[効果]]については、[[汎用>汎用性]][[ランク]]4としてこの[[カード]]を採用している[[デッキ]]では[[発動]]が極めて難しく、こちらの[[効果]]はほぼ無視される。~ 「●3つ:」と異なり[[起動効果]]であるため自前の素材補充[[効果]]を活かすということも難しく、[[No.]]ではないため[[《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》]]を利用できないのも難易度を引き上げている要因である。~ そのため[[発動]]を狙うのならば、他に[[エクシーズ素材]]を補充できる[[カード]]を多用する構築が望ましい。~ 一例として、[[《星騎士 セイクリッド・カドケウス》]]を4体素材で[[エクシーズ召喚]]→[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]→[[《セイクリッド・トレミスM7》]]→[[《星守の騎士団》]]でこの[[カード]]を重ねる、という流れで[[エクシーズ素材]]が7つ揃う。~ [[《星騎士 セイクリッド・カドケウス》]]は[[《星守の騎士団》]]を[[サルベージ]]、あるいは[[エクシーズ素材]]がもう1つ必要になるものの[[サーチ]]できるため、始点として使いやすい。~ これらはいずれも[[【テラナイト】]]や[[【セイクリッド】]]ならば無理なく採用できる[[カード]]郡であるため、[[発動]]を狙うことが十分可能になっている。~ 両者を混合させた[[【セイクリッドテラナイト】>【テラナイト】#Constellar]]ならば[[手札]]2枚消費で[[先攻]]1[[ターン]]目から狙え、[[先攻]]2[[ターン]]目に勝利できる。~ [[相手]]の[[手札誘発]]による妨害には弱いが、特別な構築にせずとも通常の構築の範囲内で行えるので、狙えるようなら狙ってみるのも良いだろう。~ -2015年春から秋の[[環境]]では採用率が極めて高い[[カード]]だったため、当時対策は必須だった。~ [[サクリファイス・エスケープ]]能力により多くの[[除去]]を回避できるため、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]では対処が難しいのも後押ししていた。~ 主に使われた対抗策としては以下のものが挙げられる。~ --[[《幽鬼うさぎ》]]:数少ない天敵と言える[[カード]]。~ [[効果]]を[[発動]]した時に[[破壊]]するため[[サクリファイス・エスケープ]]を許さず、[[先攻]]1[[ターン]]目からでも[[発動]]が可能である。~ --[[対象を取らない>対象をとらない効果]][[除去]]:[[《ブラック・ホール》]]・[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]・[[《強制転移》]]など。~ [[効果]]を使おうが使うまいが[[除去]]できる。~ ただし、[[効果]]で[[破壊されない]][[《始祖の守護者ティラス》]]か、[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]が[[効果破壊]]された時に出せる[[融合モンスター]]を[[エクストラデッキ]]に用意しておけば、[[《ブラック・ホール》]]などの[[破壊]][[効果]]による被害は少ない。~ --[[効果]]の[[無効]]化~ この[[カード]]自身は[[攻撃力]]が低いので、[[《ブレイクスルー・スキル》]]等で[[モンスター効果]]を[[無効]]化されるとただの[[壁]][[モンスター]]になってしまう。~ しかし、この[[カード]]に重ねて出せる[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]を[[エクストラデッキ]]に用意しておけば、被害を最低限に抑えられる。~ --その他~ (2)の[[効果]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]等で[[コントロール奪取]]されると、[[相手]]に[[エクシーズ素材]]3つのこの[[カード]]を与える事になり、そのまま[[エクシーズ召喚]][[効果]]を使われてしまう。([[FAQも参照>#faq2]])~ -[[汎用性]]が高い一方で本家本元の[[【テラナイト】]]ならではの利点として、(2)の[[効果]]で補充する[[ステラナイト]][[エクシーズモンスター]]を採用しやすく、上述の[[《星守の騎士団》]]などを使った動きでも[[エクシーズ素材]]を容易に補充できる点が挙げられる。~ また[[相手]][[ターン]]に[[テラナイト]]か[[セイクリッド]]を[[エクシーズ召喚]]することで[[《星騎士 アルテア》]]の両方の[[効果]]を[[フリーチェーン]]感覚で使用することが可能になるため、とても相性が良い。~ --この[[カード]]が活躍した2015年では[[《天架ける星因士》]]との相性が抜群に良く、[[【テラナイト】]]で採用する価値が非常に高かった。~ [[《天架ける星因士》]]の[[対象]]にこの[[カード]]を選択し、その[[効果]]に[[チェーン]]して[[ランク]]5に[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]してやれば、[[《天架ける星因士》]]の[[リクルート]][[効果]]のみを[[使用]]することができたためである。~ 現在は[[《天架ける星因士》]]の[[裁定変更]]によりこの動きは不可能になっている。~ --[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]]が登場するまでは唯一素材2体で出せる[[テラナイト]][[エクシーズモンスター]]だったので、[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]を出すのにも適していた。~ [[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]自身の[[効果]]で出さず、[[相手]]の出方を見て(1)の[[効果]]で[[エクシーズ召喚]]することも可能。~ (2)の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]にもなるので、[[メタ]]の必要がない場合はそちらに充てることができる。~ -自身の[[ランク]]より一つ上の[[ランク]]のものを重ねる[[効果]]なので、[[《相生の魔術師》]]を併用すれば[[ランク]]6以上も出すこともできる。~ -[[《最強の盾》]]との相性は良い。~ [[攻撃力]]が極端に低く[[守備力]]が高いため、大幅な[[強化]]を行うことが可能。~ [[装備魔法]]故に[[ディスアドバンテージ]]が付いて回るのはやや難点であるが、[[攻撃]]後に自身の[[効果]]で[[エクシーズ召喚]]してやれば、追撃することも可能である。~ 同じく[[装備魔法]]には[[《団結の力》]]等が挙げられるが、この[[カード]]1体のみでも大幅な[[強化]]ができるため、余裕があれば採用しても良いだろう。~ -高い性能を持つが出せる[[デッキ]]が限られていた[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]]に、汎用素材の[[ランク]]4から繋げられるという性能は評価が高く、[[主流デッキ]]から[[ファンデッキ]]まで多くの[[デッキ]]に採用されていた。~ [[相手]]の[[デッキ]]や動き方によって、複数の[[ランク]]5を使い分けられたことも大きく影響している。~ (因みに、[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]は当時の並の[[ランク]]4の4枚分の仕事は十分に熟せたため、[[環境]]レベルで[[ランク]]4を使う[[デッキ]]の多くが暫くは上記のセットを搭載していた。~ しかしこの[[カード]]への対策と[[環境]]の高速化が進むにつれこの欠点は無視できないものとなり、やがて[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]を切り捨て[[《セイクリッド・プレアデス》]]が第1候補として使用されることが増えていった。)~ しかし、同時に[[エクストラデッキ]]の固定化を招いてしまっていたため、[[プレイヤー]]からの批判も強い[[カード]]でもあった。~ 最終的には[[2015/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に一気に[[禁止カード]]に指定され、その役目を一旦は終えることとなった。~ --登場から8か月も経たず、229日で禁止に至っており、これは当時[[2013/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]での[[下級征竜>征竜]]と[[《魔導書の神判》]]に次ぐスピード記録であった。~ [[エクストラデッキ]]に入る[[カード]]としては[[エラッタ]]前の[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の290日を抜き、当時最速記録を更新した。~ --後にこの[[カード]]を調整したような[[効果]]を持つ[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]]が登場している。~ --[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]にて[[制限復帰]]され、7年3か月ぶりに使用可能となった。~ [[カード]]プールの増加に伴い[[ランク]]4の選択肢が増え、[[相手]][[ターン]]に[[除去]]を行える[[ランク]]4も他に存在するので、使用可能にしても問題ないと判断されたか。~ また、[[リンクモンスター]]の登場もあって[[エクストラデッキ]]圧迫のリスクや[[ランク]]4を採用する[[主流デッキ]]の比率が規制前の時代より減った事も意識されたのだろう。~ その後は[[環境]]で見られなかった事もあり、[[23/04/01>リミットレギュレーション/2023年4月1日]]に[[制限緩和]]され、続く[[23/07/01>リミットレギュレーション/2023年7月1日]]に[[制限解除]]となった。~ ---[[制限復帰]]の約半月後発売の[[CYBERSTORM ACCESS]]で[[テラナイト]]の新規[[カード]]が登場するため、[[制限復帰]]には商業上の理由も考慮されたものと思われる。~ ---[[TCG]]では1か月早い[[22/12/01>海外の禁止・制限カード/2022年12月1日]]で禁止化が解かれているが、あちらでは一気に[[無制限カード]]にまで復帰している。~ [[TCG]]は規制・緩和共に[[OCG]]よりも大きく動かすケースが多く、この[[カード]]もそれに該当する。~ それでも、([[ピン挿し]]が多い[[エクストラデッキ]]の[[カード]]とは言え)何年も[[禁止カード]]であったものが[[エラッタ]]なしで[[無制限カード]]にまで一気に復帰するケースは珍しい。~ -[[カード名]]に「[[&ruby(ステラナイト){星輝士};>ステラナイト]]」でも「&ruby(サテラナイト){星因士};」でもない「[[テラナイト]]」が含まれる初の[[モンスター]]。~ 「テラ(Terra)」は『星の大陸』や『地球そのもの』を意味する言葉である。~ -下半身が馬になった[[ケンタウロス>《ケンタウロス》]]状の[[モンスター]]であるが、[[獣戦士族]]ではなく[[戦士族]]に分類されている。 -プトレマイオス(Ptolemaeus)は、古代ローマの天文学者。~ 著書『アルマゲスト』の中で、「地球が宇宙の中心にあり、太陽や他の惑星が地球の周りを回る」という「天動説」を唱えた事で知られる。~ [[イラスト]]においても地球儀に似た物体を模した杖を持っているのが確認できる。~ --プトレマイオスは、英語では[[トレミー>《セイクリッド・トレミスM7》]](Ptolemy, Pは英語では発音しない)と呼ばれる。~ この[[モンスター]]の姿は[[《セイクリッド・トレミスM7》]]とよく似ており、両者の関係を窺わせている。~ また、顏のデザインや腹部などを見ると[[《セイクリッド・ソンブレス》]]と共通する意匠も見られ、[[ステータス]]は[[攻撃力]]を[[守備力]]に1000移し替えたものとなっている。~ その場合、女性であるのにかかわらず男性名を冠することになるが、[[《セイクリッド・ソンブレス》]]の時点で色々な[[モンスター]]が[[融合]]しているため、雌雄混合のような状態なのかもしれない。~ -マスターガイド5によると、[[《セイクリッド・ソンブレス》]]が[[《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》]]と残る[[&ruby(サテラナイト){星因士};>テラナイト]]全員と融合を果たした姿とのこと。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ 「マスターデュエル」では実装当初から[[禁止カード]]であったが、23/10/30の[[リミットレギュレーション]]にて[[制限復帰]]した。~ **関連カード [#card] -[[テラナイト]] -[[No.]] -[[ステラナイト]] -[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]] -[[《煉獄の騎士 ヴァトライムス》]] ―《星守の騎士 プトレマイオス》の姿が見られる[[カード]] -[[《創星の因子》]] -[[《セフィラの神撃》]] **[[No.]]ではない[[ランク]]5の[[エクシーズモンスター]] [#list] ※現在[[《外神アザトート》]]は[[禁止カード]]である。~ #taglist(エクシーズモンスター^ランク5-No.); **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【テラナイト】]] -[[【ランク4】]] **収録パック等 [#pack] -[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP050 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]}; -[[トーナメントパック2023 Vol.2]] 23TP-JP217 &size(10){[[Secret BLUE Ver.>Secret#SESBV]]}; **FAQ [#faq] ***(1)の効果について [#faq1] Q:[[エクシーズ素材]]を10以上持っている場合、「●3つ」と「●7つ」の[[効果]]を同一[[ターン]]に[[発動]]できますか?~ A:はい、できます。(15/02/13)~ ***「●3つ」の処理について [#faq1a] Q:「●3つ」の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]が[[発動]]し、自身が[[裏側守備表示]]になった場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、自身が[[裏側守備表示]]になっている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。(15/02/13)~ Q:「●3つ」の[[効果]]による[[特殊召喚]]を[[《ライオウ》]]の[[効果]]で[[無効]]にする事はできますか?~ A:いいえ、できません。(15/02/13)~ Q:[[エクシーズ素材]]を6つ以上持っている場合、「●3つ」の[[効果]]を同一[[チェーン]]上で複数回[[発動]]する事はできますか?~ A:いいえ、できません。(15/03/21)~ Q:「●3つ」の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]が[[発動]]し、自身の[[コントロール]]が[[相手]]に移っている場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、自身の[[コントロール]]が[[相手]]に移っている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。 (15/02/13)~ ***「●7つ」の処理について [#faq1b] Q:「●7つ」の[[効果]]が[[適用]]された後、[[《禁じられた聖杯》]]が[[発動]]し、自身の[[効果]]が[[無効]]になった場合、次の[[相手]][[ターン]]は[[スキップ]]されますか? ~ A:既に「●7つ」の[[効果]]は[[適用]]されていますので、次の[[相手]][[ターン]]は[[スキップ]]されます。(15/02/13)~ Q:「●7つ」の[[効果]]が[[適用]]された後、同一[[ターン]]中にもう一度「●7つ」の[[効果]]を[[適用]]することはできますか?~ A:いいえ、できません。(15/03/21)~ Q:「●7つ」の[[効果]]が[[無効]]化された後、同一[[ターン]]中にもう一度「●7つ」の[[効果]]を[[適用]]することはできますか?~ A:はい、できます。(15/05/05)~ ***(2)の効果について [#faq2] Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《強制脱出装置》]]を[[発動]]され、[[効果処理時]]に[[フィールド]]を[[離れて>離れる]]いる場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に自身が[[フィールド]]を離れている場合には、[[効果]]処理は[[適用]]されません。(15/02/13)~ Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《月の書》]]を[[発動]]され、自身が[[裏側守備表示]]になった場合、処理はどうなりますか?~ A:[[効果処理時]]に、[[裏側守備表示]]になっている場合でも、処理は通常通り[[適用]]されます。(15/02/13)~ Q:(2)の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エネミーコントローラー》]]を[[発動]]され、[[コントロール]]が変更された場合、処理はどうなりますか?~ A:この[[カード]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]した時の[[コントローラー]]が、自らの[[エクストラデッキ]]から[[ステラナイト]]を1枚選び[[エクシーズ素材]]とする処理を行います。(15/06/18)~ Q:(2)の[[効果]]を[[発動]]したこの[[カード]]の[[コントロール]]を得た場合、(2)の[[効果]]をもう1度発動する事はできますか?~ A:できません。(15/06/18) Q:[[自分]]の[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で存在する[[《覚星輝士−セフィラビュート》]]を[[エクシーズ素材]]とすることはできますか?~ A:はい、できます。(15/03/21)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《星守の騎士 プトレマイオス》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク4/光属性/戦士族/攻550/守2600,テラナイト);
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