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《ウォークライ・バシレオス/War Rock Bashileos》 †

効果モンスター
星８/地属性/戦士族/攻2700/守2700
このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札・墓地に存在し、自分の戦士族・地属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2)：自分の戦士族・地属性モンスターが戦闘を行った自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの全ての「ウォークライ」モンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで２００アップする。
このターン、このカードは直接攻撃できる。

　WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した地属性・戦士族の最上級モンスター。
　地属性・戦士族が戦闘破壊された場合に手札・墓地の自身を特殊召喚する誘発効果、地属性・戦士族が戦闘を行ったバトルフェイズに直接攻撃を自身に付与し、ウォークライの攻撃力を200上げる誘発即時効果を持つ。

　(1)は手札・墓地からの自己特殊召喚効果。
　トリガーは地属性・戦士族の戦闘破壊であり、能動的に満たすなら自爆特攻することになる。
　《ウォークライ・フォティア》・《ウォークライ・オーピス》とは特に相性がよく、どちらかがフィールドに存在する状況で、地属性・戦士族が自爆特攻すればデッキのこのカードの特殊召喚までつながる。（詳しい処理はそれぞれのページを参照。）
　この効果で特殊召喚した場合フィールドを離れると除外されるため、それを嫌うならエクシーズ素材にすることで回避したい。

　(2)は直接攻撃を自身に付与し、ウォークライを全体強化する効果。
　発動条件は地属性・戦士族が戦闘を行った場合と難しくないが、自身単体では満たせない。
　(1)による特殊召喚をそのターンに行った場合必然的に満たしているため、そのまま発動できる。
　全体強化は微量ではあるもののそれにより最低でも攻撃力2900となったこのカードで直接攻撃できるため、初期ライフの三分の一以上のライフを削ることができる。
　守備力も高いため《最強の盾》とは相性がよく、装備させれば自己強化と併せ5600まで攻撃力が伸び、２枚装備させることができれば8000を超える。

　効果が単体で完結しており、ウォークライ以外の地属性・戦士族を基本とするデッキにアタッカー兼フィニッシャーで単体採用しても良いだろう。
　カテゴリ単位で見ても、アマゾネス・剛鬼・Ｕ.Ａ.・ドドド・ヒロイック・ジャンクと該当するデッキは多い。
　このカードをサーチ・特殊召喚できる下級モンスターの《ウォークライ・フォティア》やフィールド魔法の《ザ・ロック・オブ・ウォークライ》とセットでの出張採用も検討できる。

元々は、TCG版Blazing Vortexで追加された19種の海外新規カードの内の１枚である。

カード名の由来は、ギリシア語で「王」を意味し、君主の称号にも使われる「バシレウス(Basileus)」だろう。
イラストではライオンの刺青も見られることから、ラテン語で「ライオン」を意味する「レオ(Leo)」とも掛けているものと思われる。
英語名では「強打する、叩き壊す」を意味する「Bash」も掛かっていると思われる。

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