《トウテツドラゴン/Taotie Dragon》 †
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/幻竜族/攻2500
【リンクマーカー:左下/下/右下】
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
(1):このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●融合:バトルフェイズ中に相手はモンスターの効果を発動できない。
●S:自分メインフェイズ中に相手は魔法・罠カードの効果を発動できない。
●X:自分のメインフェイズ及びバトルフェイズ中に相手は墓地のカードの効果を発動できない。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した闇属性・幻竜族のリンクモンスター。
リンク素材にしたモンスターのカードの種類に応じて得られる3つの永続効果を持つ。
属性以外のステータス・リンク素材の縛り・リンクマーカーの向きは《セフィラ・メタトロン》と一致する。
ただ、このカードの場合は効果に融合・シンクロ・エクシーズを使う事が求められているため、実質的にそれらを素材に含む必要がある。
流石に3種全てのモンスターを素材に使うのは難しいが、リンク2+いずれか1種ならば妥協範囲で狙いやすい。
特に融合モンスターはサーチしやすい《簡易融合》を使えば少ない消費で用意できる。
得られる効果は特定のフェイズで相手の特定の行動を封殺するもの。
融合モンスターを使った場合は、お互いのバトルフェイズでのモンスター効果の封殺。
手札誘発によるコンバットトリック、《超電磁タートル》の様な戦闘を妨害する効果、戦闘破壊された場合の誘発効果の封殺が主な標的か。
またフリーチェーン除去と組み合わせることで《召命の神弓−アポロウーサ》のような誘発即時効果持ちをその効果を発動させることなく除去することもできる。
シンクロモンスターを使った場合は、自分メインフェイズでの相手の魔法・罠カードの封殺。
基本的には自分の行動に対する速攻魔法や罠カードによるカウンターを封殺するものと捉えておけばよい。
ただし、この封殺効果が有用な場面では、そもそもこのカードのリンク召喚を伏せカードによって妨害されやすいのが難点。
エクシーズモンスターを使った場合は、自分メインフェイズ・バトルフェイズでの墓地の効果の封殺。
墓地の効果は手札やフィールドのそれよりも発動機会は少ないが、拘束期間は3種の中では最も長い。
上記の融合モンスター使用時の仮想敵に加え、自分メインフェイズに効果破壊して墓地へ送られたモンスターの誘発効果も封殺できる。
3つ全てに共通して言える事だが、相手のデッキ次第で有効度が変わりやすい不安定さがある。
例えば、2つ目の効果の場合、相手が罠カードを中心としたデッキならば刺さるが、モンスター効果を中心としたデッキには殆ど影響しない。
また全ての効果を得た場合でも、最も除去や無効化が飛んできやすい相手メインフェイズに無防備なのも欠点。
関連カード †
収録パック等 †
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